JPS60145332A - 炉滓処理方法 - Google Patents
炉滓処理方法Info
- Publication number
- JPS60145332A JPS60145332A JP232184A JP232184A JPS60145332A JP S60145332 A JPS60145332 A JP S60145332A JP 232184 A JP232184 A JP 232184A JP 232184 A JP232184 A JP 232184A JP S60145332 A JPS60145332 A JP S60145332A
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- JP
- Japan
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- slag
- iron content
- furnace slag
- iron
- steel
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、製鉄、製鋼過程で生じる各種炉滓の処理方法
に係シ、詳しくは鉄分含有率の高い製鉄、製鋼用精鉱を
効率良く回収することのできる炉滓処理方法に関する。
に係シ、詳しくは鉄分含有率の高い製鉄、製鋼用精鉱を
効率良く回収することのできる炉滓処理方法に関する。
製鉄、４！Ｒ鋼過程で生じる高炉滓、転炉滓、電気炉滓
等の大部分は投棄処理されていたが、近年埋立地の減少
と資源有効利用の観点から、炉滓中の鉄分の回収と鉱滓
の骨材としての利用が行われている。
等の大部分は投棄処理されていたが、近年埋立地の減少
と資源有効利用の観点から、炉滓中の鉄分の回収と鉱滓
の骨材としての利用が行われている。
これは、炉滓を破砕する過程に於いて、磁気によシ鉄分
を製鉄、製鋼用精鉱として回収しようとするものであシ
、更に製鉄、製鋼用精鉱としての鉄分含有率を高める目
的で、ロッドミル。
を製鉄、製鋼用精鉱として回収しようとするものであシ
、更に製鉄、製鋼用精鉱としての鉄分含有率を高める目
的で、ロッドミル。
自生粉砕ミルで磨鉱を行う工夫もなされている。
これらの従来技術の例として、特公昭５１−３３０４７
号、特開昭５１−１４７４１６号、特開昭５１−１５１
６１５号、特開昭５２−３３１６３号等の各公報に記載
のものがある。
号、特開昭５１−１４７４１６号、特開昭５１−１５１
６１５号、特開昭５２−３３１６３号等の各公報に記載
のものがある。
ところで、これら従来技術例の内容をまとめると、
（１）処理する炉滓の最大寸法は通常３００箇。
特別な場合でも５００ｍ以下である。
（２）３００ｗ＋以下の寸法で鉄分含有率が５゜〜６０
％と高い炉滓は通常そのまま精鉱とするか、又はロッド
ミル、自生粉砕ミルで磨鉱し、鉄分含有率を９０チ以上
に高めて精鉱としている。
％と高い炉滓は通常そのまま精鉱とするか、又はロッド
ミル、自生粉砕ミルで磨鉱し、鉄分含有率を９０チ以上
に高めて精鉱としている。
（３）３００ｍｍ以下の寸法で鉄分含有率の低い炉滓は
破砕と磁気選別及び篩分は選別を行い、そのまま精鉱と
するか、やけシロラドミル、自生粉砕ミルで磨鉱し、鉄
分含有率を幾分でも高めて精鉱としている。
破砕と磁気選別及び篩分は選別を行い、そのまま精鉱と
するか、やけシロラドミル、自生粉砕ミルで磨鉱し、鉄
分含有率を幾分でも高めて精鉱としている。
（４）５００ｍｍ以上の寸法の炉滓は、リフティングマ
グネットや目視によシ選別を行い、鉄分含有率の低い炉
滓のみ破砕を行って３００ｍ以下の寸法となし、各処理
を行っている。
グネットや目視によシ選別を行い、鉄分含有率の低い炉
滓のみ破砕を行って３００ｍ以下の寸法となし、各処理
を行っている。
（５）３００ｍ以上の寸法で鉄分含有率の高い炉滓は、
未処理のまま山積みされているものが多く、その処理は
尋問業者に委託され、次の方法によシ行われている。
未処理のまま山積みされているものが多く、その処理は
尋問業者に委託され、次の方法によシ行われている。
０）２〜５トン程度の重錘を落下させる。
０ガス切断する。
０ドリルで穴を穿けてダイナマイト処理する。
に）ドリルで穴を十文字状に多数穿け、鋼製の棒を打込
んでゆく。
んでゆく。
従って、尋問業者による３００冒以上の寸法で鉄分含有
率の高い塊状炉滓の処理は、人力を要する非能率的な作
業であシ、また炉滓や鉄片等の飛散する危険性の高い作
業であった。
率の高い塊状炉滓の処理は、人力を要する非能率的な作
業であシ、また炉滓や鉄片等の飛散する危険性の高い作
業であった。
この為、上記塊状炉滓を効率良く処理し、製鉄、製鋼用
精鉱として回収する方法の開発が待ち望まれていた。
精鉱として回収する方法の開発が待ち望まれていた。
そこで本発明者等は、上記塊状炉滓を効率良く処理する
方法を見い出すべく、５ｏＯＩＩＩ＋以上の寸法で鉄分
含有率の高い炉滓に圧縮力を加える試験を行ってみた処
、次のような結果を得た。
方法を見い出すべく、５ｏＯＩＩＩ＋以上の寸法で鉄分
含有率の高い炉滓に圧縮力を加える試験を行ってみた処
、次のような結果を得た。
（１） 鉄分が銑の場合、鉄分含有率が１００％近いも
のまで銑自体や巻込まれている鉱滓の部分から粗割され
た。この際、銑に付着したシ、巻込まれている鉱滓分は
粗割された銑の寸法に比べ小さい側に分布した寸法とな
った。
のまで銑自体や巻込まれている鉱滓の部分から粗割され
た。この際、銑に付着したシ、巻込まれている鉱滓分は
粗割された銑の寸法に比べ小さい側に分布した寸法とな
った。
（２）鉄分が鋼の場合、鋼が変形することによシ、鋼に
付着したり、巻込まれている鉱滓が分離し、また鋼自身
の薄い部分や表面の凹凸及び内部の引巣のような欠陥部
分から粗割された。
付着したり、巻込まれている鉱滓が分離し、また鋼自身
の薄い部分や表面の凹凸及び内部の引巣のような欠陥部
分から粗割された。
（３）上記（ｔ） ｌ （２）項で粗割された炉滓の鉄
分含有率は必ず上昇し、高いものは９０チを超えた。
分含有率は必ず上昇し、高いものは９０チを超えた。
一般に炉滓中の地金は、粗割することが不可能と考えら
れているが、その性状は所謂鋼板。
れているが、その性状は所謂鋼板。
鋳鋼、鋳鉄のように均質なものではなく、表面に凹凸や
鋭い割れを多く持ち、中には鋳造欠陥で良く言われる引
は巣やプローホールのようなものを多く含んでいる。従
って、前述の試験のように炉滓中の地金に圧縮力を加え
れば、地金の表面及び内部に存在する欠陥部に応力集中
が生じ、その鉄分固有の圧縮強度に比し、数分の−の圧
縮力で粗割されることになシ、シかも地金に鉱滓が巻込
まれている関係から粗割断面に（５） 占める鉱滓の比率が多けれが多い程よシ小さい力で粗割
されることになるものと認められる。
鋭い割れを多く持ち、中には鋳造欠陥で良く言われる引
は巣やプローホールのようなものを多く含んでいる。従
って、前述の試験のように炉滓中の地金に圧縮力を加え
れば、地金の表面及び内部に存在する欠陥部に応力集中
が生じ、その鉄分固有の圧縮強度に比し、数分の−の圧
縮力で粗割されることになシ、シかも地金に鉱滓が巻込
まれている関係から粗割断面に（５） 占める鉱滓の比率が多けれが多い程よシ小さい力で粗割
されることになるものと認められる。
本発明は、この点の着目してなされたもので、鉄分含有
率の高い製鉄、製鋼用精鉱を効率良く回収することので
きる炉滓処理方法を提供せんとするものである。
率の高い製鉄、製鋼用精鉱を効率良く回収することので
きる炉滓処理方法を提供せんとするものである。
以下本発明の炉滓処理方法を図に基いて説明する。図は
炉滓の処理工程を示すもので、先ず製鉄、製鋼過程で生
じた高炉滓、転炉滓、電気炉滓等の３００〜５００ｍ以
上の寸法の塊状炉滓を原料として、これを磁選機により
磁気選別して鉄分含有率が５０〜６０チ以上の高い塊状
炉滓と鉄分含有率が５０〜６０％以下の低い塊状炉滓と
に分離する。次に鉄分含有率が５０〜６０チの高い塊状
炉滓を粗削機に入れ、圧縮力を加えて粗割又は変形を生
じさせて寸法を３００〜５００■以下に縮小し、且つ鉱
滓の一部を剥離して鉄分含有率を高める。そして前記の
鉄分含有率が５０〜６０饅以下の低い塊状炉滓は従来技
術の一般的な岩石処理と同様の圧縮式破砕（６） 機（揺動式破砕機）で細かく処理する。
炉滓の処理工程を示すもので、先ず製鉄、製鋼過程で生
じた高炉滓、転炉滓、電気炉滓等の３００〜５００ｍ以
上の寸法の塊状炉滓を原料として、これを磁選機により
磁気選別して鉄分含有率が５０〜６０チ以上の高い塊状
炉滓と鉄分含有率が５０〜６０％以下の低い塊状炉滓と
に分離する。次に鉄分含有率が５０〜６０チの高い塊状
炉滓を粗削機に入れ、圧縮力を加えて粗割又は変形を生
じさせて寸法を３００〜５００■以下に縮小し、且つ鉱
滓の一部を剥離して鉄分含有率を高める。そして前記の
鉄分含有率が５０〜６０饅以下の低い塊状炉滓は従来技
術の一般的な岩石処理と同様の圧縮式破砕（６） 機（揺動式破砕機）で細かく処理する。
前記の粗割又は変形によシ寸法が縮小され、且つ鉄分含
有率の高められた炉滓は、その後磁選機によシ磁気選別
して鉄分含有率が５０〜６０チ以上の高い炉滓と鉄分含
有率が５０〜６０優以下の低い炉滓とに分離し、鉄分含
有率が５０〜６０チの低い炉滓は前記の如〈従来技術で
処理し、鉄分含有率が５０〜６０チ以上の高い炉滓の中
でも鉄分含有率が９０チ以上の高い炉滓は製鉄、製鋼用
精鉱として回収し、９０チ以下の炉滓は摩鉱処理を行い
、その磨鉱産物を篩目４０簡の振動篩にて篩分は選別し
て篩上の鉄分含有率９０チ以上の磨鉱を製鉄、製鋼用精
鉱として回収する。
有率の高められた炉滓は、その後磁選機によシ磁気選別
して鉄分含有率が５０〜６０チ以上の高い炉滓と鉄分含
有率が５０〜６０優以下の低い炉滓とに分離し、鉄分含
有率が５０〜６０チの低い炉滓は前記の如〈従来技術で
処理し、鉄分含有率が５０〜６０チ以上の高い炉滓の中
でも鉄分含有率が９０チ以上の高い炉滓は製鉄、製鋼用
精鉱として回収し、９０チ以下の炉滓は摩鉱処理を行い
、その磨鉱産物を篩目４０簡の振動篩にて篩分は選別し
て篩上の鉄分含有率９０チ以上の磨鉱を製鉄、製鋼用精
鉱として回収する。
篩下に落下した鉱滓は鉄分含有率が極めて少ないので廃
棄する。
棄する。
かくして３００〜５００簡以上の寸法で鉄分含有率５０
〜６０チの塊状炉滓は、連続的に効率良く３００〜５０
０以下の寸法となシ、且つ鉄分含有率が９０チ以上に高
められ、これが製鉄、製鋼用精鉱として回収されること
になる。
〜６０チの塊状炉滓は、連続的に効率良く３００〜５０
０以下の寸法となシ、且つ鉄分含有率が９０チ以上に高
められ、これが製鉄、製鋼用精鉱として回収されること
になる。
実際に本発明の炉滓処理方法によｐ４００ｗａ以上の寸
法で鉄分含有率５０〜６０チの高炉から出た塊状炉滓１
００トンを処理した処、２５０箇以下の寸法で鉄分含有
率９０％以上の製鉄。
法で鉄分含有率５０〜６０チの高炉から出た塊状炉滓１
００トンを処理した処、２５０箇以下の寸法で鉄分含有
率９０％以上の製鉄。
製鋼用精鉱を効率良く回収でき、またこれに要した時間
は４時間で極めて能率良く処理できて作業性が良かった
。
は４時間で極めて能率良く処理できて作業性が良かった
。
然るに従来の重錘の落下による炉滓処理方法によシ、同
じ（４００ｍ以上の寸法で鉄分含有率５０〜６０％の高
炉から出た塊状炉滓１００トンを処理した処、これに要
した時間は５０時間で、甚だ作業能率が悪く、その上炉
滓や鉄片等の飛散があって危険性の高いものであった。
じ（４００ｍ以上の寸法で鉄分含有率５０〜６０％の高
炉から出た塊状炉滓１００トンを処理した処、これに要
した時間は５０時間で、甚だ作業能率が悪く、その上炉
滓や鉄片等の飛散があって危険性の高いものであった。
以上の説明で判るように本発明の炉滓処理方法によ、れ
ば、３００〜５００ｍ以上の寸法で鉄分含有率５０〜６
０％の塊状炉滓から、鉄分含有率９０％以上の高品位の
製鉄。製鋼用精鉱を連続的に極めて効率良く回収できる
。また前記塊状炉滓の処理が短時間に極めて能率良く行
われ、しかも炉滓や鉄片を飛散することがないので、作
業が安全となる等の効果を奏する。
ば、３００〜５００ｍ以上の寸法で鉄分含有率５０〜６
０％の塊状炉滓から、鉄分含有率９０％以上の高品位の
製鉄。製鋼用精鉱を連続的に極めて効率良く回収できる
。また前記塊状炉滓の処理が短時間に極めて能率良く行
われ、しかも炉滓や鉄片を飛散することがないので、作
業が安全となる等の効果を奏する。
図は本発明の炉滓処理方法の７０−シートである。
出願人 川崎重工業株式会社
出願人 石井商事株式会社
（９）
Claims (1)
- 製鉄、製鋼過程で生じる各種炉滓の処理方法に於いて、
塊状炉滓を磁気選別して鉄分含有率の高い炉滓と鉄分含
有率の低い炉滓とに分離し、次に鉄分含有率の高い炉滓
に対し圧縮力を加えて粗割又は変形を生じさせて寸法を
縮小し且つ鉱滓を剥脱して鉄分含有率を高め、次いで鉄
分含有率を高めた炉滓を磁気選別して鉄分含有率の高い
炉滓と鉄分含有率の低い炉滓とに分離し、然る後鉄分含
有率の高い炉滓に対し磨鉱を行い、その磨鉱産物を篩分
は選別して篩上の磨鉱を製鉄、製鋼用精鉱として回収す
ることを特徴とする炉滓処理方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP232184A JPS60145332A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 炉滓処理方法 |
| US06/688,888 US4666591A (en) | 1984-01-10 | 1985-01-04 | Slag disposal method |
| CA000471612A CA1236810A (en) | 1984-01-10 | 1985-01-07 | Slag disposal method |
| EP19850300139 EP0148779B1 (en) | 1984-01-10 | 1985-01-09 | Slag disposal method |
| DE8585300139T DE3566271D1 (de) | 1984-01-10 | 1985-01-09 | Slag disposal method |
| MX20399485A MX168155B (es) | 1984-01-10 | 1985-01-09 | Recuperacion de hierro a partir de escoria ferrosa, en forma de concentrado mediante una clasificacion magnetica |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP232184A JPS60145332A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 炉滓処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60145332A true JPS60145332A (ja) | 1985-07-31 |
| JPH0128818B2 JPH0128818B2 (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=11526054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP232184A Granted JPS60145332A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 炉滓処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60145332A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012072424A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Jfe Steel Corp | 高炉用原料の製造方法 |
| CN102605169A (zh) * | 2012-03-27 | 2012-07-25 | 丹阳市嘉山水泥有限公司 | 一种分离高速钢电炉渣的生产方法 |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP232184A patent/JPS60145332A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012072424A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Jfe Steel Corp | 高炉用原料の製造方法 |
| CN102605169A (zh) * | 2012-03-27 | 2012-07-25 | 丹阳市嘉山水泥有限公司 | 一种分离高速钢电炉渣的生产方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0128818B2 (ja) | 1989-06-06 |
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