JPS6014453B2 - 壁抜きブツシング装置 - Google Patents

壁抜きブツシング装置

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JPS6014453B2
JPS6014453B2 JP14455578A JP14455578A JPS6014453B2 JP S6014453 B2 JPS6014453 B2 JP S6014453B2 JP 14455578 A JP14455578 A JP 14455578A JP 14455578 A JP14455578 A JP 14455578A JP S6014453 B2 JPS6014453 B2 JP S6014453B2
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JP
Japan
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gas
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conservator
oil
wall
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Expired
Application number
JP14455578A
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English (en)
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JPS5571114A (en
Inventor
光彦 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5571114A publication Critical patent/JPS5571114A/ja
Publication of JPS6014453B2 publication Critical patent/JPS6014453B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は壁抜きブッシング装置に係り、特にガス密封機
器と変圧器等の油入機器との相互接続部に適用するに好
適な壁抜きブッシング装置に関する。
第1図は従来の壁抜きブッシング装置の部分断面側面図
で、同図中1は壁抜きブツシング装置本体、2はガス密
封機器用タンク、3は油入機器用タンク、4は前記本体
1中を貫通する中心導体、5は前記中心導体4の絶縁材
、6は前記本体1のガス側がLI管、7は支持金具、8
は前記本体1の油側がし・管、9は接続子、1川まふた
、11はガス側シールガスケット、12は油側シールガ
スケット、13は絶縁油、14は別層コンサベータ、1
5は配管、16は前記ガス密封機器用タンク2内のガス
、17は前記別暦コンサベータ14の油面計である。
第1図からも明らかな如く、壁抜きブッシング装置本体
1は中心導体4に施された絶縁材5をガス側がし・管6
、支持金具7、油側がし、管8、接続子9、ふた10、
ガス側シールガスケツト11及び油側シールガスケット
12に依って包括する形で構成され、これら外かく部品
の内部には絶縁油13を封入して成る。
また、前記絶縁油13の膨張、収縮を吸収する為の別層
コンサベータ14が前記支持金具7から配管15に依り
接続される。かかる構成を有する壁抜きプッシング装贋
の内部圧力は一般に略々大気圧であり、これに対して前
記ガス密封機器用タンク2の内部ガス圧は数気圧ある。
従って、ガス側シールガスケット11が劣化等に依り万
一破損した場合、例えばSF6 等のガス16が壁抜き
ブッシング装置本体1の内部に侵入する事となる。この
場合、前記ガス16は絶縁油13に溶け込み、前記絶縁
油13が前記ガス16の飽和油になった後は前記ガス側
がい管6内部の接続子9近傍の絶縁油13と置換される
。置換された絶縁油13は別層コンサベータ14内に押
し上げられ、前記別層コンサベータ14内の圧力が前記
ガス密封機器タンク2の内部圧力とバランスするまで絶
縁油13の移動、即ちガス16の壁抜きブッシング装置
本体1への侵入が続く。かかる状態に於いては、壁抜き
プッシング装置の生命とも言うべき絶縁体5が侵入した
ガス16にさらされる事となり好ましくない。また、こ
の様な異常状態は別贋コンサベータ14の油面計17の
油面上昇として発見する事も出来るが、一般にこれらの
電気機器は無人変電所に設置される事も多く、発見が遅
れることがあり問題であった。従って、本発明の目的は
上記従釆技術の欠点を無くし、構造簡単にして保守の容
易な壁抜きブッシング装置を提供するにある。以下、図
面に従って本発明を更に詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る壁抜きブッシング装置
の部分断面側面図で、同図中18はガスだめキャップ、
19は警報接点付ダイヤル油面計、20は油圧検出器を
それぞれ示すものである。
かかる構成に於いて、第1図の礎成と異なる点は、別暦
コンサベータ14に、油面の上昇限界並びに低下限界に
それぞれ連動可能な警報穣点付ダイヤル油面計19が取
付けてある事と、支持金具7部分に、壁抜きブッシング
装置本体1の内部油圧により動作する、例えば油圧リレ
ー等の油圧検出器20が接続されている事、並びに前記
本体1のガス密封機器用タンク2側にガスだめキャップ
18を設けた事である。
ところで、前記ガスだめキャップ18の容積は万一壁抜
きブッシング装置本体1内にガス密封機器用タンク2か
らガス16か侵入した場合に、前記ガスだめキャップ1
8内の絶縁油13が全て侵入ガス16と置換された時ト
別贋コンサベータ14の内圧とガス密封機器用タンク2
内の内圧がバランスするに必要な容量を有するものであ
る。以上述べた如き構成を有する壁抜きブッシング装置
に於いて、万一壁抜きブッシング装置本体1内にガス密
封機器用タンク2からガス16が侵入した場合でも、侵
入ガス16がガスだめキャップ18内に充満した時点で
ガス圧力と別層コンサベータ14の内圧がバランスする
為、ガス16の侵入はそれ以上進行せず、従って絶縁体
5がガス16にさらされる事はない。
また、前記支持金具7部に取付けた油圧検出器20はか
かる壁抜きプッシング装置本体1内へのガス16の侵入
をチェックしたり、前記本体1からの絶縁油13の洩れ
を検出する為のものであり、前記油圧検出器20の出力
に基いて適宜保護動作を行なわせる事に依り、ガス洩れ
、油洩れに依る事故を防止する事が出来るものである。
一方、前記別層コンサベータ14に取付けた警報接点付
ダイヤル油面計19は、前記別層コンサベー夕14の油
面上昇上限又は油面下降下限を検出して、警報ないいま
保護出力を行うもので、壁抜きブッシング装置本体1に
対するガスの侵入ないいま、絶縁油13の洩れに対して
有効な警報及び保護動作を行う事が出来るものである。
即ち、前記壁抜きブッシング装置本体1内にガスが侵入
した場合、前記本体1内の絶縁油13の圧力は高まり、
同時に別置コンサベータ14の油面が上昇する為、油圧
検出器20並びに警報接点付ダイヤル油面計19は、2
重に保護動作を行う事となり、両者の設定値をわずかに
ずらす事に依り、互いにバックアップする如き保護シス
テムを構成する事が出来る。一方、前記壁抜きブッシン
グ装置本体1内の絶縁油が洩れた場合、前記本体1内の
絶縁油13の圧力は低下し、同時に別置コンサベータ1
4の油面が低下する為、油圧検出器20並びに警報接点
付ダイヤル油面計19は2重に保護動作を行う事となり
、更に両者の設定値をわずかにずらす事に依り、互いに
バックアップする如き保護システムを構成する事が出来
る。
従って、無人変電所等に電気機器を設置する場合も、壁
抜きブッシング装置に対するガス侵入や油洩れ等の異常
を確実且つ速かり発見し、且つ保護する事が出釆る為、
保守上極めて有効である。
更に、電気機器の重要性や経済性並びに保守管理等の観
点から、前記油圧検出器20または警報接点付ダイヤル
油面計19のいずれかに、警報及び保護動作を行なわせ
る如き構成としても良い事は言うまでもない。以上述べ
た如く、本発明に依れば本体内に対するガス封入機器か
らのガス侵入に対して、導体の絶縁を十分に確保し得る
と共に、ガス侵入並びに絶縁油の洩れに対して確実な警
報ないいま保護動作を行う事を可能ならしめた新規の壁
抜きプッシング装置を得る事が出来るもので、その有用
性極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の壁抜きブツシング装置の部分断面側面図
、第2図は本発明の一実施例に係る壁抜きブッシング装
置の部分断面側面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・ガス密封機器用タ
ンク、3・・・・・・油入機器用タンク、4・・・・・
・中心導体、5・・・・・・絶縁体、13・・・・・・
絶縁油、14・・・・・・別暦コンサベータ、16……
ガス、18……ガスだめキヤツブ、19・・・・・・警
報接点付ダイヤル油面計、20・・・・・・油圧検出器
。 繁/図 多2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中心導体の周囲に配した絶縁体とがい管の間の中空
    部に絶縁油を密封して成る本体の一端側がガス密封機器
    内に挿入され、他端側が油入機器内に挿入される壁抜き
    ブツシング装置において、前記中空部に連通して設けら
    れた別置コンサベータと、前記本体の前記中空部の上端
    部にその中空部に連通して設けられ、内部に充満された
    絶縁油が前記本体内に前記ガス密封機器から侵入したガ
    スと置換されたとき前記別置コンサベータの内圧と前記
    密封機器の内圧がバランスするに必要な容量を有するガ
    スだめ空間部とを具備したことを特徴とする壁抜きブツ
    シング装置。 2 中心導体の周囲に配した絶縁体とがい管の間の中空
    部に絶縁油を密封して成る本体の一端側がガス密封機器
    内に挿入され、他端側が油入機器内に挿入される壁抜き
    ブツシング装置において、前記中空部に連通して設けら
    れた別置コンサベータと、前記本体の前記中空部の上端
    部にその中空部に連通して設けられ、内部に充満された
    絶縁油が前記本体内に前記ガス密封機器から侵入したガ
    スと置換されたとき前記別置コンサベータの内圧と前記
    密封機器の内圧がバランスするに必要な容量を有するガ
    スだめ空間部と、前記中空部内の絶縁油の油圧及び前記
    別置コンサベータ内の油面の少なくとも一方を検出して
    保護動作を行う保護装置とを具備したことを特徴とする
    壁抜きブツシング装置。
JP14455578A 1978-11-22 1978-11-22 壁抜きブツシング装置 Expired JPS6014453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14455578A JPS6014453B2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 壁抜きブツシング装置

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JP14455578A JPS6014453B2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 壁抜きブツシング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5571114A JPS5571114A (en) 1980-05-29
JPS6014453B2 true JPS6014453B2 (ja) 1985-04-13

Family

ID=15364993

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14455578A Expired JPS6014453B2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 壁抜きブツシング装置

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JP (1) JPS6014453B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219645A (ja) * 1985-07-18 1987-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暖房器
JPS62171855U (ja) * 1986-04-18 1987-10-31

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219645A (ja) * 1985-07-18 1987-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暖房器
JPS62171855U (ja) * 1986-04-18 1987-10-31

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JPS5571114A (en) 1980-05-29

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