JPS6014341B2 - シフトされた色素放出化合物を含有する写真記録材料 - Google Patents

シフトされた色素放出化合物を含有する写真記録材料

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JPS6014341B2
JPS6014341B2 JP54129809A JP12980979A JPS6014341B2 JP S6014341 B2 JPS6014341 B2 JP S6014341B2 JP 54129809 A JP54129809 A JP 54129809A JP 12980979 A JP12980979 A JP 12980979A JP S6014341 B2 JPS6014341 B2 JP S6014341B2
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    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/08Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of organic compounds
    • G03C8/10Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of organic compounds of dyes or their precursors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シフトされた色素放出化合物を含有する写
真記録材料に関する。
更に詳細には、この発明は、貯蔵中に分解されにくいが
、処理条件下では急速に開裂しうる基によって、色素の
スペクトル吸収がシフトされている写真記録材料に関す
る。いろいろな写真法に使用が予定されている写真記録
材料中には予め形成された画像色素が含まれている。
このような材料を用い、材料を露光した時に生ずる色素
に変化をもたらすことによって画像を形成することがで
きる。例えば、シルバーダィ ブリー−チ法(Silv
er d舵 bleachprMess)〔ミーズ ア
ンド ジエームス(MeesandJames)のザ・
セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プoセス(
TheTheoryofthePhotographi
cProcess)394,395頁、第3版、196
6王、ザ マツクミラン カンパニー(Then鷺cM
illanCompany)、ニューヨーク〕では、一
様な分布状態にある色素が、ハロゲン化銀の現像の作用
により、映像的に破壊される。また別の例として、各種
のカラー拡散転写法では、ハロゲン化銀の現像の作用と
して、色素の移動性が映像的に変化する。このような方
法では、色素は鱗射線の露光によって直接には作用しな
いが、露光した感光性材料、例えばハロゲン化銀の現像
から生ずる変化に反応する。
画像がカラー形成の減色法により形成されるときは、こ
の画像色素は、一般に、これと反応可能な状態で存在す
るハロゲン化銀が感光するスペクトルの範囲の鯛射線を
吸収する。このため、黄色色素は音感性ハロゲン化銀と
反応可能な状態で存在し、マゼンタ色素は緑感性ハロゲ
ン化銀と反応可能な状態で存在し、シアン色素は赤感性
ハロゲン化銀と反応可能な状態で存在する。もし、この
記録材料において、色素とハロゲン化銀とを同じ層内に
入れると、色素が好ましくないフィルターとして働き、
ハロゲン化銀に達する露光銭射線の一部を吸収し、感度
(写真スピ−ド)の低下をもたらすことになる。この好
ましくないフィルター効果を除く1つの方法は、ハロゲ
ン化銀と色素とを別々の層に入れると共にこれらを反応
可能な関係に維持することである。
色素をハロゲン化銀よりも露光源から遠ざけると、この
色素は、露光鰭射線がハロゲン化銀に達する前にこの露
光額射線をフィルターすることができなくなる。この方
法は、有効且つ実際的な解決法であるが、写真記録材料
の層数が増加し、その厚さと製造コストが増加すること
になるという欠点を有する。画像色素のフィルター効果
を除く別の方法は、この画像色素のスペクトル吸収を短
波長側(hypsochomicany)に、または逆
に長波長側(舷thochromically)にシフ
トさせることである。
露光後の処理中に、色素のスペクトル吸収を再度シフト
させてこの色素を所望の色に戻す。これは処理中に色素
から一様に切断される基をこの色素の分子に結合させる
ことにより達成され、この色素の分光吸収に変化をもた
らした。このような基はブロッキング基と呼ばれている
。フロッキング基が作用する様子を理解するために、色
素に色が生ずる理由を理解することが必要である。
色素の発色は、色素分子中の単結合および二重結合の共
役系(一般に発色系と呼ばれている)による電磁線の吸
収によるものである。この発色系は、電子供与性の基(
例えば水酸基)で終っており「 この基が発色系の共役
に影響を与え、色素の色を強めている。これらの電子供
与基は助色団(a収Mhromes)と呼ばれている。
ブロッキング基(blockinggroup)は、代
表的には電子吸引基、例えばヱステルであり、この共役
系の電子の利用性を変え、これにより色素のスペクトル
吸収特性を変えるために助色団に結合している。この色
素の助色団をブロックすることにより写真画像色素の吸
収特性をシフトとすることについては、米国特許第32
30085号:同第3307947号:同第35793
34号(拡散転写要素と拡散転写法に用いる予定の画像
色素をシフトすることに関するもの)、および米国特許
第3684513号(シルバー・ダイ・ブリーチ要素と
シルバ・・・・ダイ・ブリーチ法に用いる予定の画像色
素をシフトすることに関するもの)にさらに詳細に検討
されている。このような特許に記載されている色素はブ
ロッキング基と助色団との間の結合を、写真処理中また
は処理後に、加水分解、または類似反応によって切断す
る方法でシフトさせている。画像色素のフィルター効果
を除去するその方法に伴なう困難性の1つは、実質的に
相反する2つの要求(すなわち、シフトされたブロック
形の色素の良好な貯蔵安定性と、処理中ブロッキング基
をすみやかに除去すると同時にこの色素を再シフトする
こと)をうまく処理する必要があることである。
今までこの試みは、‘a}色素の貯蔵安定性は良いが、
処理中、不当に遅い速度でしかブロッキング基を除去で
きないか、または‘b}処理中、望ましい速い速度でブ
ロッキング基を除去するが、加水分解が時期的に早く起
るため貯蔵安定性が悪いかのいずれかであった。このた
め、貯蔵中安定であり、そのうえ所望の色に再シフトす
るため処理中すみやかにブロッキング基を除去するよう
なシフトされた写真画像色素が必要である。
この発明は、シフトされた写真色素がブロックされたヒ
ドロキシ芳香族色素である写真色素を提供する。
この色素には加水分解によるブロッキング基の開裂を現
実に助ける隣接基が含まれている。この発明の色素を用
いると、貯蔵安定性をよくすることと、色素からブロッ
キング基をすみやかに除去することとを折衷させる必要
がなくなる。
これらの色素に用いられるブロッキング基は、貯蔵条件
下での早過ぎる加水分解に抵抗すると共に、隣接する基
による現実的な促進が、写真処理中に存在しているよう
な在条件下で色素からのすみやかなブロック基の除去を
行う。この発明の色素は、米国特許第3929760号
:同第3942987号:同第3931144号:同第
3932斑び号;同第4001204号;同第39鼠4
76号および同第4013635号に一般に記載されて
いる。
しかしながら、これらの特許に開示されている色素中の
ブロッキング基や隣接基は、隣接基関与効果により助長
された加水分解をするようには選択されておらず、また
これらはこのような選択がなされたときでも有利な効果
が得られるとは認め難い。この発明に有用なシフトされ
たアゾ色素は次の構造式を有する:式中: Zは、5〜7個の原子の環を少なくとも1個有している
芳香族炭素環または複数環核を完成するための原子を表
わし:Yは、ベンゼン核またはナフタレン核を完成する
ための原子を表わし:は、スルフアモィル基に対しオ ルトの位置にあり; RIは、4〜2の固の炭素原子の第3アルキル基または
式−N(R3)2の第三級アミノ基であり、式中の各R
3は独立した1〜1の固の炭素原子のアルキルまたは6
〜2川固の炭素原子のアリールであり;およびR2は、
1〜2の固の炭素原子の第一級または第二級アルキル基
である(ただし、カルポキシ、アルコキシカルボニル、
アリールオキシカルポニル、スルフアモイルおよびスル
ホンアミドのような置換基を含有する鷹換第一級および
第二級アルキル基を包含する)。
この発明に有用な好しし、色素群は画像転写写真記録材
料にその使用が意図されている色素であるこのような色
素は、アルカリ処理溶液の存在下、ハロゲン化銀の現像
の度合に応じて、色素の移動性を変化させる能力のある
、移動性の基を含んでいる。
このような色素を以下色素供与性化合物と呼ぶことにす
る。この色素供与性化合物は、初めは移動性であるが、
ハロゲン化銀現像(例えば色素現像薬による)の度合に
応じてこの色素供与性化合物を不動性にするか、または
これらの化合物は、初めに不動性であるが、アルカリ処
理溶液の存在下、ハロゲン化銀現像の作用としてこの化
合物を移動性にする。色素供与性化合物の後者のものが
、好ましく色素放出性化合物と呼ばれているものである
。このような化合物において、制御基(monitod
nggroup)がバラスト化されたキヤリヤー部分で
あり、この部分は、アルカリ処理溶液の存在下、ハロゲ
ン化銀現像の度合に応じて、色素から開裂される。上記
の構造式1を有する色素において、この制御基は、この
色素の環のうちの1つに、直接にまたはこの環にある置
換基を介して結合している。上記の式1において、Zで
表わされる芳香族炭素環または複秦環核は、アゾ色素に
用いられる核のうちの任意のものであることができる。
これらには、フエニル、ナフチル、ピリジル、ピラゾリ
ル、アンドリル、ピラゾロトリアゾリル、および同様の
核が包含される。好ましくは、Zはフェニル核を完成す
るのに必要な原子を表わす。なお、このフェニル核は1
個またはそれ以上の非干渉置換基(肌n−intehe
rings倣stituents)、例えばハロゲン(
例えば、クロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード)、低級ア
ルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル)
、低級アルコキシ(例えば、メトキシ、ェトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ)、または酸もしくは酸誘導置換基(
例えば酸、ェステルおよびアミド(例えばスルホ、スル
ホアミド、スルフアモイル、力ルボキシ、力ルボキシア
ミドまたはカルバモィルで置換されていないものまたは
低級アルキルもしくは低級アリール基でもつて置換され
ているもの))で置換されていてもよい。本明細書中で
用いられる低級アルキルおよび低級アルコキシは1なし
、し4個のの炭素原子を含む基をいい、また低級アリー
ルとは例えばフエニル、ベンジル、トリル、メトキシフ
エニル、クロロフェニル等の6なし、し9個の炭素原子
のアリール基をいう。Yによって完成されるベンゼン核
またはナフタレン核は、アゾ色素の核に通常用いられる
置換基を含むことができる。
これらには、Zにより完成されるフヱニル基について上
記のような置換基や他の置換基、例えばニトロ、シアノ
、ベルフルオロァルキル等の置換基が包含される。この
発明の色素放出性化合物において、バラスト化キャリア
一部分はZにより完成される環またはYにより完成され
るフェニル環もしくはナフチル環に、直接に、または上
記の式1に示されたスルホンァミド置換基を介して結合
されうる。
色素放出性化合物の特に好ましい具体例においては、こ
のバラスト化キャリア一部分は、Zにより完成ごれる環
に結合している。上記式1の により表わされる部 分は、ブロックされた助色基を表わす。
この部分はスルフアモィル基に対してオルトになるよう
に環に結合している。ここでは、後者は隣接基関与効果
により加水分解を助け、アゾ基と共役の関係になければ
ならない(すなわち、アゾ基に対してオルトまたはパラ
である)。好ましい態様では、このブロックされた助色
基はアゾ基に対してパラ位にある。RIにより表わされ
る第三級アルキル基には、t−プチル、t−ペンチル、
t−アミル、tードデシル、t−オクタデシル等が含ま
れる。
RIによって表わされる第三級アミノ基にはジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ、ジーtーブチルアミノ、ジベン
チルアミノ、メチルフヱニルアミノ、メチル‐P一ニト
ロフェニルアミノ等が包含される。好ましいRIは4〜
8個の炭素原子のtーアルキル基である。最も好ましく
は、RIはtーブチル基である。RIが第三級アルキル
であるということはこの発明の重要な特徴である。
このような基は貯蔵中外からの加水分解的攻撃から助色
団を保護し、必要なかごを与え、このため、この発明の
ブロックされた色素の貯蔵安定性に役立つ。適当なR2
基の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ベンチル、イソオクチル、ドデシル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、カルボキシメチル、力ルボキシベン
チル、エトキシカルポニルメチル、メチルスルフアミル
ェチル等が含まれる。
好ましいR2は1〜4個の炭素原子の第一級アルキル基
である。R2により表わされる基が第三級の基でないこ
とまたはブロッキング基の除去を隣接基関与効果的に助
けるためにスルファモィル基の性質に干渉する同様なか
さばつた基でないことが、この発明の特徴である。
この発明の色素放出性化合物に入れうるバラスト化され
たキャリア一部分は、これを広く選ぶことができる。用
いられる特定のバラスト化されたキャリア一部分の性質
によりこのキャリア一部分を、各種の基を介して色素の
部分に付加または結合させることが可能である。このキ
ャリア一部分が色素の部分から切り離されるとき、この
切り離いま、キャリア一部分の1部が色素部分に結合し
て残っている位置で行なわれうる。この発明に有用なバ
ラスト化されたキャリア−部分には、各種の基が包含さ
れ、このキャリア一部分から色素がいろいろなメカニズ
ムによって放出されうる。
代表的なバラスト化されたキャリア一部分は、例えば米
国特許第322755び号とカナダ特許第602607
号(発色カップリングによる放出):米国特許第344
393y号および同第3443班び号(分子内環閉環に
よる放出);米国特許第3628952、同第3698
蛾7、同第3725062号、同第3728113号、
同第3844785号、同第4053312号、同第4
05私28号および同第407652y号‘こ記載され
ている。
このバラスト化されたキャリア一部分は、拡散性色素が
ハロゲン化銀乳剤の現像の度合に直接に対応してこのキ
ャリア一部分から放出されるようなものである。
これは、通常、ネガ形成型色素放出化学と呼ばれている
。反対に、拡散性色素がハロゲン化銀乳剤の現像の逆の
作用としてバラスト化されたキャリア一部分から放出さ
れるようなものは、ポジ形成型の色素放出化学と呼ばれ
ている。この発明のネガ作用色素放出性化合物に使用す
る好しし、群のバラスト化されたキャリア一部分はオル
トまたはパラのスルホンアミドフエノールとナフトール
キヤリアーであり、これらは米国特許第4053312
;同第4055428号および同第4076529号に
記載されている。
これらの化合物において、色素部分はスルホンアミドを
介しフェノール性の水酸基に結合しており、キャリア一
部分の酸化後加水分解によって放出される。
ポジ作用の色素放出性化合物に用いられるバラスト化さ
れたキャリア一部分の好ましいクラスは、ベルギー特許
第864656号に記載されているニトロベンゼンとキ
ノンキヤリアーである。
これらの化合物では、色素部分は、ニトロ基またはキノ
ンの酸素に対してオルトの親電子的開裂基(例えばカル
バメート基)に結合していり、キャリア−部分の還元の
さし、に放出される。ポジ形成型色素放出性化合物に用
いられるバラスト化されたキャリア一部分のさし、に好
ましいクラスは米国特許第398047叫号に記載され
ているヒドロキノンキヤリア−である。
これらの化合物において、色素の部分はヒドロキノンの
水酸基のうちの1つに対してオルトのカルバメート基に
結合している。ポジ形成型色素放出性化合物に用いられ
るキャリア一のさらに好ましいクラスは英国特許第14
64104号および同第1464105号に記載されて
いるペンズイソオキサゾロン化合物である。
これらの化合物で色素は親電子基を介してキャリア一に
結合しており、親電子基の隣りにある親核塞が酸化しな
いと、放出する。次のものはこの発明に用いられる好ま
しい化合物の例である。
ブロックされたマゼンタ色素を有するスルホンアミドナ
フトール類ブロックされた黄色色素を有するスルホンア
ミドナフトール類フロックされたマゼンタ色素を有する
ニトロベンゼン類フロックされた黄色色素を有するニト
ロベンゼン類ブロックされた黄色色素を有するキノン類
Rは:ブロックされたマゼンク色素を有するキノン類R
は:Rは: この発明の写真画像色素が入っている写真記録材料は写
真画像色素の層を有している支持体からなっている。
好ましい材料はハロゲン化銀乳剤層を含んでおり、特に
好ましくは多層多色ハロゲン化銀材料である。本発明に
よる色素のスペクトル吸収をシフトさせることに伴う利
益を得るために画像色素がハロゲン化銀乳剤に入れられ
るのが好ましい。しかしながら、もし必要ならば、この
画像色素を別の層に入れることもできる。なお、この別
の層で画像色素は、ハロゲン化銀乳剤層内で生じた現像
生成物と反応し得る状態に置かれている。またはこの画
像色素は、現像前または現像中にハロゲン化銀乳剤層に
接触する別個のシート支持体上の層内にあることができ
る。この発明の代表的な多層多色写真記録材料は、支持
体と、この支持体上にシアン色素画像供与怪物質を反応
可能な状態でする赤感性ハロゲン化銀乳剤ユニット、マ
ゼンタ色素画像供与怪物質を反応可能な状態で有する緑
感性ハロゲン化銀乳剤ユニットおよび黄色色素画像供与
性物質を反応可能な状態で有する音感性ハロゲン化銀乳
剤ユニットを有し、このハロゲン化銀乳剤ユニットのう
ちの少なくとも1つがその発明の写真画像色素を反応可
能な状態で有するものからなる。
各ハロゲン化銀乳剤ユニットは、1またはそれ以上の層
から構成されており、各種のユニットと層はいろいろな
位置に配列することができる。この発明の要素は、スべ
−サー層、フィルター層、ハレーション防止層、スカベ
ンジヤー層等の層をさらに有することができる。
支持体は写真材料に用あられる任意の適当な支持体であ
る。
代表的な支持体は重合体フィルム、紙(ポリマーで被覆
された紙を含む)、ガラス等である。感光性ハロゲン化
銀乳剤には、狙い粒子のハロゲン化銀の結晶、普通サイ
ズの粒子のハロゲン化銀の結晶、もしくは細かい粒子の
ハロゲン化銀の結晶またはこれの混合物で良く、これら
の乳剤は塩化銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭化銀、塩沃化
銀、塩臭沃化銀、およびこれらの混合物のようなハロゲ
ン化銀からなることができる。
この乳剤はネガ形成型または直接ポジ形成型乳剤である
ことができる。これらは、ハロゲン化銀乳剤の表面にま
たはハロゲン化銀粒子の内部に主として潜像を形成する
ことができる。これらは、普通の方法に従って、化学的
におよび分光的に増感されうる。この乳剤は、他の親水
性コロイドが普通の方法に従って用いることができると
しても、代表的にはゼラチン乳剤である。この発明の写
真色素はハロゲン化銀乳剤または他のべヒクルに加える
ことができる。
写真色素の添加は、過去において、このような必剤やべ
ヒクルに写真画像色素を添加したと全く同じ方法で行な
われる。写真画像色素の物理的性質や乳剤またはべヒク
ルとの物理的な相客性により、このものは乳剤またはべ
ヒクルに直接に分散することができ、またこれを有機溶
剤と混合し、次いで乳剤かべヒクルに分散することもで
き、またはこの色素をラテツクス中に混ぜ乳剤またはべ
ヒクルに分散することもできる。後者の方法については
、リサーチ・デイスクロ ージヤー(Research
Disclosme)、1977年7月、15930項
に記載されている。なお、リサーチ・デイスクロ−ジヤ
−はインダストリアル・オポチユニテイス・リミテツド
(lndusmal0ppon肌itiesLimit
ed)、ハンプシャー州ハーバント(Havant)、
ホームウェル(Homewell)、PO91EF・U
Kによって出版されたものである。ハロゲン化銀乳剤お
よび要素およびこれに添加される添加剤に関するもっと
詳細な説明は、リサーチ・デイスクロージヤー(Res
earchDisclosme)、1971年12月、
9232鞠こ見られる。
写真画像はいるいるな方法によりこの発明の写真記録材
料を用いてつくることができる。支持体上にブロックさ
れた色素の層を単純に含んでいるこれらの要素はこれを
ベースの映像模様と接触するとブロックされた色素によ
る背景にブロックされていない色素の画像が生ずる。ベ
ースの映像分布をつくり出す代表的な技術は米国特許第
3451814号と同3451815号(ハロゲン化銀
の現象の作用としてアルカリの選択的な消費と未消費の
アルカリの受像シートへの転写)およびリサーチ・デイ
スクロージヤー(Research Disclosu
re)、1973王2月、13023項パラグラフV、
48、49頁(コバルトmコンプレックスの露光と処理
によるベースの生成)に記載されている。
さらに、写真画像は、予め形成された画像色素を含有す
る写真記録材料を処理する公知の方法に従って処理する
ことによりつくることができる。
シルバー・ダィ・ブリーチ法を用いることができる。こ
の方法については、例えば、米国特許第3粥4513号
、ミーズとジェームス(Meesand、James)
のザ・セオリー・オブ・ザ・フオトグラフイツク プロ
セス(The Theory ofThePhotog
mphicProcess)、茂り貢、395頁、第3
版、1966年、ザ。マックミラン社(The池cMi
llan Co・)またはフリ‐ドマン(Friedm
an)のヒストリ−・オブ・カラー・フオト グ ラ
フ イ ー ( History of ColorP
hotogねphy)、405‐429頁、1944年
に記載されている。拡散転写法により写真画像をつくる
のに用いられる写真材料は、これに関係する多数の特許
および文献に記載されているようにこれを処理すること
ができる。これらの方法がハロゲン化銀の現像または他
の目的のためアルカリ処理溶液を用いるかぎり、この発
明のブロックされた画像色素は他の処理工程と共同して
所望の色にシフトされるであろう。
上記に示したように、この発明の特に好ましい色素群は
塗布されたときには非拡散性であるが、処理すると拡散
性の色素を放出する色素放出性化合物である。以下に色
素放出性化合物の使用に通した好ましい写真記録材料を
記載する。この化合物は、また色素放出性化合物、非拡
散性色素放出性化合物または非拡散性化合物とも言う。
写真カラー画像はこの発明の非拡散性色素放出化合物を
用い、この色素放出性化合物を含有する材料の映像露光
したものをアルカリ処理溶液で処理し、ハロゲン化銀乳
剤の映像露光の作用として拡散性色素の映像的分布を形
成することにより形成することができる。
画像は、映像的に放出された拡散性色素を用いるか、ま
たは非拡散性化合物の残存する映像分布を用いて形成す
ることができる。放出した拡散性色素を受像シートが受
像層に拡散して転写像を形成することができる。
また、この色素を要素から除去し、さらに用いないこと
もできる。画像を形成するために拡散性色素の映像分布
を用いるぱあし、でも、または用いないぱあし、でも、
残存非拡散性化合物を、最初に塗布した層中に保持され
た画像として用いることができる。
これは当業者には公知の通常の方法、例えば、漂白俗、
次いで定着浴、漂白一定着浴等により残っている銀とハ
ロゲン化銀を除去することを含むもののである。アルカ
リ処理は色素から障害物を取り除き、そのスペクトル吸
収をシフトさせ、それによって保持されている画像が所
定の色になる。また別法としては、初めに形成された拡
散性色素を記録材料から除去し、残存非拡散性の化合物
を処理して適当な受像シートまたは層に転写しうる拡散
性色素の第2の分布を得ることにより転写画像を形成す
るために使用できる。従って、この発明により、カラー
の写真画像をつくる好ましい方法は次の各工程からなる
:‘a’上記の写真記録材料の映像露光したものをハロ
ゲン化銀現像主薬の存在下、アルカリ処理組成物で処理
して、露光したハロゲン化銀乳剤層の各々を現像する、
この現像によって、‘bー ハロゲン化銀乳剤の現像の
作用として拡散性色素が映像的に放出すること;および
{c} 拡散性色素が塗布されている層外へ拡散性色素
の映像的分布の少なくとも1部が拡散すること。
この具体例で用いられるアルカリ処理組成物は、アルカ
リ物質、例えばアルカリ金属水酸化物または炭酸塩(例
えば水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウム)またはア
ミン(例えばジェチルアミン)、の水溶液であることが
できる。
好ましくは、このアルカリ組成物はpHがli以上であ
る。このような組成物に用いられる適当な物質は、リサ
ーチ・デイスクロ ージ ャ ー(ResearchD
isclosme)、79一80頁、1976年11月
に開示されている。現像薬は、好ましくは、アルカリ処
理組成物中に含まれている。
しかし、この主薬は、別の溶液または別の処理シート中
に含むこともでき、または、この主薬を写真記録材料の
層内に入れることもできる。この現像主楽を塩基性処理
組成物と分離するときは、アルカリ組成物は現像主薬を
活性化する働きをし、また現像主秦が現像可能なハロゲ
ン化銀と接触し、これを現像するための媒体となる。各
種のハロゲン化銀現像主薬がこの発明の要素と共に用い
られうる。
適当な現像主楽は、次の化合物からこれを選択すること
ができる:ヒドロキノン、アミノフェノール、(例えば
N−メチルアミノフエノール)、1ーフエニルー3ーピ
ラゾリドン、1−フエニルー4,4ージメチルー3ーピ
ラゾリドン、1−フエニルー4ーメチルー4ーヒドロキ
シメチルー3ーピラゾリドン、N,Nージエチルーpー
フヱニレンジアミン、3ーメチルーN,N−ジエチルー
pーフヱニレンジアミン、3ーメトキシーN.Nージエ
チルーpーフエニレンジアミン、N,N,N′,N′−
テトラメチル一pーフェニレンジアミン等。このリスト
中の非発色性現像主薬が好ましい。何故ならば、これら
は色素画像受像層を汚す性質が少ないからである。この
発明に従って処理することができ、一対の並列に取り付
られた圧力適用部材一例えばカメラ内処理用に設計され
たカメラに見られるもの一の間に記録材料を通して処理
するに適した写真記録材料は次のものからなる:(a}
感光性質(上記に記載されたもの);(bー 色素画
像受容層;‘c} アルカリ処理組成物;および {d} 記録材料内にアルカリ処理組成物を放出する手
段;この材料は、またハロゲン化銀現像主薬を含んでい
る。
前に示したように、現像主薬はアルカリ処理組成物中に
入れるのが好ましい。しかしこの主薬は別の層に含むこ
ともできる。好ましくは、このアルカli処理組成物は
、破裂しうる容器からの他の成分と反応可能な状態で導
入される。
なお、破裂しうる容器は、処理中に、圧力適用部材によ
り容器にかかる圧縮力により容器が破裂され、記録材料
内にその内容物が放出されるように配置されている。し
かしながら、アルカリ処理組成物を導入する他の方法、
例えば、カメラかカメラのカートリッジのどちらかに取
り付けられた注射器に似た連絡部材を用いて処理溶液を
注入する方法を用いることもできる。この発明の受像層
(画像受容層)として任意の材料を用いることができる
なお、この材料は受像層に拡散する色素を煤梁し、また
は園定するものでなければならない。さらに別の層をこ
の発明の写真記録材料に加えることができる。
これらの層には、pH降下層(酸性層または中和層とも
いう)、時間調節またはスベーシング層、不透明な光反
射層、不透明な光吸収層、スカベンジャー層等が含まれ
る。この発明のフィルムユニットのある種の具体例に用
いられるアルカリ溶液を浸透する、実質的に不透明な、
光反射層については、リサーチ・ディスクロージヤー(
ResearchDisclos批e)、1976年1
1月、82頁に記載されている。
拡散転写フィルムユニットに関する種々な層構成につい
ては、当該分野では公知である。
これらの層緩成はそれをこの発明にも用いることができ
るこの明細書中で用いられる「非拡散性」という用語は
写真用語に普通に用いられる意味に解釈され、アルカリ
媒体中、好ましくはpHが11またはこれより大きい母
の媒体中で処理したときに、この発明の写真要素内のゼ
ラチンのような有機コロイド層内を移動しない物質を指
す。
「不動性」という用語もこれと同じ意味を有している。
この発明の物質に用いられる「拡散性」という用語は、
上記の意味とは反対の意味であり、アルカリ媒体中で写
真要素のコロイド層を効果的に拡散する性質をもった物
質を指す。「移動性」というのは、これと同じ意味を有
している。この明細書中に用いられている「反応可能な
状態で存在する」という言葉は物質が相互に接触できる
ことを前提として、同じ層または異なった層のいずれか
にあることがでできるという意味である。
次に実施例を示し、この発明をさらに説明する。
実施例 1 ブロック化された色素化合物No.2の製造60.0夕
(0.109モル)のスルホン酸ナトリウム塩A、75
0私の乾燥ァセトン、および300のZの乾燥ピリジン
の混合物に、99夕(0.82モル)のピバロィル ク
ロラィドを、0一10つ○の温度で、縄拝しながら滴下
して上記混合物を処理し、次いで4時間蝿拝した。
得られたピバレート‐ブロックスルホン酸Bを集め、6
00の上の乾燥エチルアセテートと300の‘の乾燥ジ
メチルホルムアミド中で擬伴し、さらに75の{のチオ
ニルクロライドを0−5℃で滴下して処理した。この混
合物を0−1000で3時間蝿拝した。固体を集め、5
0の上のエチルアセテートで洗い、次いで400の‘の
水中で1■ご間婿拝した。この固体を再び集め、水で洗
い、50の‘のエチルアセテートで2回洗い(1回の量
が50地)、次いで室温で真空乾燥し36.4夕のオレ
ンジ色のスルホニルクロライドC、融点21が0(de
c.)を得た。4.6夕(7.3ミリモル)のスルホニ
ル クロライドC、5.4夕のアミン ヒドロクロライ
ドDおよび200の‘の乾燥テトラヒドロフラン(TH
F)の混合物を、ゆっくりした窒素流下、0℃で5分間
婿拝し、10の【のピリジンでもつて処理し、ゆっくり
した窒素流下、0℃で4時間磯梓し、ついで50の‘の
濃縮塩化水素酸と500Mの水の氷冷溶液中に注いだ。
100机の容量のエチルアセテートで2度抽出し、一緒
にした抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾かし、真空下
35qo以下の温度で溶剤を除去し、オレンジ色のガム
状残獲物を得た。
直径5弧、長さ41弧のシリカゲル(60一200メッ
シュ)のカラムを用い、15:1のベンゼン‐アセトニ
トリルを溶酸溶剤として用い、この粗生成物をクロマト
グラフイ−にかけ、さらに明るいオレンジの生成物帯を
含ませるために薄層クロマトグラフィー(TLC)(シ
リカゲルのプレート、4:1のべンゼン‐アセトニトリ
ルを溶雛溶剤として用いる)によって示されるこれらの
フラクションを一緒にし、さらに、真空下390以下の
温度で濃縮し、3.2夕のオレンジ色のガラス状物質を
得た。この物質を50の‘のベンゼンに溶かし、ざらに
溶離溶剤として15:1のベンゼン‐アセトニトリルを
用いシリカゲルによるクロマトグラフにかけた。溶剤を
生成物含有フラクションから分離し、前前回と同じよう
に、オレンジ‐ブラウンのガラス状物質として2.5夕
のEを得た。融点は68〜110つ0であった。C7,
H雌N60,ぶ3としての 計算値 C、65.6;日、8.36;N、6.46;
S、7.39Q定値 C、65.9;日、8.1:N、
6.7:S、7.7実施例 2ブロックされた色素化合
物M.20の製造1.71夕(2.32ミリモル)のァ
ミン塩化水素塩、1.46夕(2.32ミリモル)のス
ルホニル クロライドC、および50の‘の乾燥テトラ
ヒドロフランの混合物を5分間蝿拝し、0.46夕(4
.6ミリリットル)のトリェチルアミンで処理し、次い
で、室温で2時間櫨拝した。
この混合物を300の‘の氷水と3泌の氷酢酸の溶液中
に注いだ。250の‘のエチルアセテ−トで抽出し、無
水硫酸マグネシウムで抽出物を乾かし、減圧下35℃以
下の温度で濃縮し、残澄物をへキサンと共に研和(tr
itmation)して固体を生成し、これを集めてへ
キサンで洗った。
これを100凧‘の10:1ベンゼン‐アセトニトリル
に溶かし、直径2.54伽、長さ51肌のシリカゲル(
60一200メッシュ)のカラムを用いてクロマトグラ
フにかけた。なお、溶離剤として10:1のベンゼン‐
アセトニトリルを用いた。オレンジ色の生成物だけを含
ませるため、TLC(シリカゲルのプレート、4:1の
ベンゼン アセトニトリルを溶麹溶剤として用いた)に
よって示されたフラクションを一緒にし、これを35o
o以下の温度で真空下濃縮した。150の‘のへキサン
でこの残澄物をこねてから集め、これを乾かして1.4
5夕(48.3%の収率)のGをオレンジ色の粉末とし
て得た。
なお、融点は難〜130℃であった。分析 GM8ぶ7
0,5Sとしての 計算値:C、54.7;日、6.92;N、7.56:
S、12も測定値:C、54.2;日、7.2;N、
7.5:S、12.9実施例 3 ブロックされた色素化合物M.9の製造 20.0夕(0.03鼠モル)のナトリウム塩A、10
0泌のピリジンおよび250の‘の乾燥アセトンの縁合
物を15.8夕(0.07紙モル)のカルバモイル ク
ロライド日で処理し、室温で一瞬燈拝し、次いで2リッ
トルのへキサンに注いだ。
この分離されたオレンジ‐レッドのガム状物質を1リッ
トルのへキサン中でスラリーにし、次いで700泌のエ
チルアセテート、最後に50泌の濃縮塩化水素酸と40
0w‘の水の溶液でスラリーにした。このようにして得
られた固体を集めて、100の【のエチルアセテートで
洗い、30℃で乾かし、26.8夕の赤色の化学物1(
融点120‐125℃)を得た。200泌の乾燥エチル
アセテート、50叫のDMF、および26.0夕(0.
03斑モル)のスルホン酸1の混合物を0一1ぴ0で燈
拝し、25の‘のチオニル クロラィドを滴下して処理
した。
添加が終ったら、これを0−loo0で3時間燈拝し、
次いでこれを1〆の氷水、50の‘の濃塩酸、および2
00舷のエチルアセテートの混合物に注いだ。固体を集
め、100の‘のエチルアセテートで洗い、これを乾か
し20.2夕のJ(収率76%)を得た。なお融点は2
紙〜2420(dec.)であった。ゆっくりと窒素を
流した状態で0℃の乾燥THF300の【に、14.0
夕(0.0193モル)のスルホニル クロライドJを
、さらに10.8夕(0.0200モル)のアミンKを
蝿拝しながら加えた。
この混合物を5分間渡洋し、35のZのピリジンで処理
し、窒素下0−1oo0で4時間燈拝し、次いで、1リ
ットルの氷水、100机の濃縮塩化水素酸、および25
0の‘のエチルアセテートの混合物に注いだ。水層を2
50の‘のエチルアセテートでもつて抽出した。一緒に
したエチルアセテートの溶液を無水硫酸マグネシウムで
乾かし、真空下35午0以下の温度で50泌にまでで濃
縮し、次いで、1リットルのへキサンに手で魔拝しなが
らゆっくりと注いだ。固体を集め、、ヘキサンで洗い、
室温で乾かし、21.1夕のオレンジ‐レッドの粗生成
物を得た。この固体を350私の10:1ベンゼン‐ア
セトニトリルに溶かし、中が15弧、深さが20弧のシ
リカゲル(60〜200メッシュ)のパド(Pad)で
、10:1のベンゼン‐アセトニトリルを熔雛溶剤とし
て用い、クロマトグラフ分析をおこなった。明るいオレ
ンジ色の生成物を含ませるためにTLC(6:1のベン
ゼン‐アセトニトリルに溶かしたシリカゲルのプレート
)によって示されるフラクションを一緒にし、100の
とに濃縮し、次いで手で擬伴しながら1リットルのへキ
サンにゆっくりと注いだ。固体を集め、乾燥して14.
8夕の赤色の粗生成物を得た。この生成物を200の‘
の10:1ベンゼン‐アセトニトリルに溶かし、直経7
.&ネ、長さ61肌のシリカゲル(60一200メッシ
ュ)のカラムよりクロマトグラフにかけた。なお溶離溶
剤としては10:1のベンゼン‐アセトニトリルを用い
た。オレンジ色の生成物だけを含ませるために、TLC
によって示されたフラクションを一緒にし、75の‘に
濃縮し、これを1リットルのへキサンに手で鷹拝しなが
らゆっくりと注いだ。この固体を集め、乾かして10.
6夕のLを得た。なお、融点は95〜160qoであっ
た。分析 C62日82N80,2S3としての計算値
:C、60.7:日、6.73:N9.13:S、7.
84。
測定値:C、60.5;日、6.7;N、9.1; S
、7.8実施例 4 フロックされた色素を有するスルホンアミドナフトール
化合物の評価この発明によるブロックされた画像色素前
駆体を含有するレドックス‐色素‐放出性化合物につい
て、{1}pHの高い条件下、分散相中で色素からブロ
ック基が取除かれる速度:■画像形成のさし、のブロッ
キング基の効果と一体化ネガー受像カラー転写要素を介
して色素が移動する速度および‘3}促進された保存条
件下でのブロック基除去の程度を調べた。
方法 有機カップラー溶剤に溶かし、ゼラチンに分散した化合
物5×10‐5モル/&2(5.4×10‐4モル/〆
)からなる層をポリ(エチレン テレフタレ−ト)フィ
ルム支持体に塗布してカラー転写要素をつくった。
ハロゲン化繊乳剤(0.8一Aがr)を上記の層に10
0の2Ag/ft2(1.1夕/〆)の量でさらに加え
た以外は上記と同じ第2の塗布物をつくった。
‘1)ブロック基除去速度を求めるために、ハロゲン化
銀乳剤を含んでいない要素のサンプルを0.1Nの水酸
化ナトリウム溶液に曝し、ブロック基の除去された色素
の様子を分光光度計で調べた。このデータの動力学的分
析により第1表に記録されている“tl′2”のパラメ
ータ(最終濃度の1′2を生ずるに要する時間)が与え
られる。{21 画像形成の際のブロッキング基の効果
および対応するブロック基の際去された化合物を基準に
した色素の移動速度を調べるために、ハロゲン化銀乳剤
を含有する要素のサンプルを段階濃度ステップ タブレ
ットを通じて露光し、1.0リットルの水中に、20夕
の水酸化ナトリウム、10夕の水酸化カリウム、2舷の
ヒドロキシェチルセルロースおよび0.75夕の4ーヒ
ドロキシーメチル一4−メチル一1−フヱニルー3−ピ
ラゾリドンからなる粘鋼な処理組成物の1部を含んでい
るさや状袋(Pod)を破裂させ、この間、透明な支持
体とこの上に色素嬢梁層と二酸化チタンの反射層が塗布
されているものからなる受像シートを接触させた。色素
の映像的な転写を、適当な光源に対する最高濃度城にお
ける濃度を受像要素の支持体を通じて3栃軸、6現砂お
よび12岬砂ごとに測定した。また、上記のようにして
処理した受像要素のDminとDmaxも測定し、1分
後に対応する感光性要素から分離した。‘3’原料貯蔵
熟成テストを非銀含有要素のサンプルについて行なった
この要素は第1表に記載された条件下で熟成したもので
ある。この要素を冷蔵庫に貯蔵した別のコントロールサ
ンプルと比較した。原料の貯蔵安定性を、コントロール
と比較して、入m則の濃度変化を測定した。第1表に結
果のすべてを記録した。第 1 表 実施例 5 比較のため、(この発明の)化合物1を類似の化合物(
本発明外の化合物)と比較した。
この類似化合物はRIとR2についてだけ異なる。これ
らの化合物は次の通りである:化合物Aをつくった。
しかしながら、精製中にこの化合物はブロッキ基が除去
される反応するヒドロキシ色素を与えるので単離できな
かった。化合物Bを実施例4に記載した方法を用いて評
価した。これらの結果を第1表からの化合物1の結果と
比較しながら、以下の第0表に報告する。この表から次
のことが明らかにされる。化合物Bは非常に遅い速度で
ブロック基が除去される。第1表に報告されたこの発明
の化合物の最も悪いものよりも最大濃度が低かった。第
2 表 実施例 6 ポリ(エチレン テレフタレート)フィルム支持体上に
{1}ネガ作用臭化銀100のoAg/n2(1.08
夕/め)、ゼラチン200の9/h2(2.16夕/〆
)、マゼンタ色素放出性化合物3.5×10‐5モル/
02(38×10‐4モル/で)、還元剤(電子供与体
)7.0×10‐5モル/化(7.6×10‐4モル/
〆)およびジエチル ラウルァミド(ROR化合物の溶
剤)および還元剤を含んでいる感光性および{21ゼラ
チン50雌/ft2(0.54夕/れ)を含んでいる保
護層を有する一連の写真要素をつくった。
マゼンタ色素放出性化合物の代りに黄色色素放出性化合
物を用い、これを5×10‐5モル/ft2(5.4×
10‐4モル/で)の塗布量で被覆し、また還元剤を1
.0×10−4モル/n2(1.08×10‐3モル/
〆)の濃度で被覆して、第2の写真要素をつくった。
この要素のサンプルを段階濃度テスト被写体を通して映
像的に露光し、水IZ当り51夕の水酸化カリウム、2
0夕の臭化カリウム、3.0夕の4‐メチル‐4‐ヒド
ロキシメチル‐1‐フエニル‐3‐ピラゾリドン、2.
0夕の5−メチルベンゾトリアゾールおよび40夕の力
ルボキシメチルセルロ−スからなる粘鋼な処理組成物を
含んでいる袋を破裂させてこの露光された要素と色素媒
梁性受像シートとが接触している間、上記処理組成物で
処理した。
10分後、この感光性要素を受像シートから分離したの
ちに、この受像シートを水で洗ったところ鮮明な転写色
素画像が得られた。
適当な光源に対する最大および最少の反射濃度を測定し
その結果を第3表に示す。第3表 A B C D

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シフトされたジアリールアゾ色素から成るバラスト
    化された非拡散写真用色素画像形成性化合物であって、
    該色素は式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yは置換基を持つことのできるベンゼン核また
    はナフタレン核を完成するための原子を表わし、▲数式
    、化学式、表等があります▼ はスルフアモイル基に対してオル ト位に結合しており、 R_1は炭素数4〜20の第三級アルキル基または式−
    N(R^3)_2(式中、R^3は独立に炭素数1〜1
    0のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基であ
    る)で表わされる第三級アミノ基であり、R^5は置換
    基を持っていても良い炭素数1〜20の第一級または第
    二級アルキル基である〕で表わされるアリールアゾ部分
    から成る、ことを特徴とする化合物。
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