JPS6014195B2 - 油冷式スクリユ−圧縮機 - Google Patents
油冷式スクリユ−圧縮機Info
- Publication number
- JPS6014195B2 JPS6014195B2 JP58017326A JP1732683A JPS6014195B2 JP S6014195 B2 JPS6014195 B2 JP S6014195B2 JP 58017326 A JP58017326 A JP 58017326A JP 1732683 A JP1732683 A JP 1732683A JP S6014195 B2 JPS6014195 B2 JP S6014195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- rotors
- rotor
- casing
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0007—Injection of a fluid in the working chamber for sealing, cooling and lubricating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary-Type Compressors (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は油冷式スクリュー圧縮機の改良に関するもので
ある。
ある。
従来のこの種圧縮機は第１図および第２図に示すように
、王、副ケーシング１．２に形成された交差する２つ円
柱形孔内に、おすロータ３とめすロータ４を互いにかみ
合いながら回転するように収納し、かつ両ロータ３．４
のかみ合い部に油を噴出するように主ケーシング１に給
油礎５を設けた構造からなり、その給油路５から噴出す
る油により両〇ータ３，４の冷却、そのギャップのシー
ルおよび圧縮空気の冷却を行っていることは周知のとお
りである。
、王、副ケーシング１．２に形成された交差する２つ円
柱形孔内に、おすロータ３とめすロータ４を互いにかみ
合いながら回転するように収納し、かつ両ロータ３．４
のかみ合い部に油を噴出するように主ケーシング１に給
油礎５を設けた構造からなり、その給油路５から噴出す
る油により両〇ータ３，４の冷却、そのギャップのシー
ルおよび圧縮空気の冷却を行っていることは周知のとお
りである。
上記のような構造では、両ロータ３，４の直径が大きい
場合、ロータ３，４と主ケーシング１の間のギャップが
かなり大きくても、ロータ３，４の周速が早いので、前
記ギャップから漏洩する空気量は少量である。
場合、ロータ３，４と主ケーシング１の間のギャップが
かなり大きくても、ロータ３，４の周速が早いので、前
記ギャップから漏洩する空気量は少量である。
したがって両ロータのかみ合い部から圧縮空気が漏洩す
るのを防ぐために、前述したようにかみ合い部へ給油を
行っている。ところが両ロータ３，４の直径が４・さし
、場合にはロータの周速が遅くなるため、ロータ３，４
と主ケーシング１の間のギャップから漏洩する圧縮空気
量は非常に多量となり、性能が低下する。また直径の小
さいロータのかみ合い部への給油は圧縮室の閉じ込み方
向に供給される、換言すればづ、容量の圧縮室へ供Ｖ給
されるため液圧縮を生ずる恐れがある。〔発明の目的〕 本発明の目的はガス漏洩を防止して体積効率を向上させ
ると同時に動力を回収して断熱効率の向上をはかること
にある。
るのを防ぐために、前述したようにかみ合い部へ給油を
行っている。ところが両ロータ３，４の直径が４・さし
、場合にはロータの周速が遅くなるため、ロータ３，４
と主ケーシング１の間のギャップから漏洩する圧縮空気
量は非常に多量となり、性能が低下する。また直径の小
さいロータのかみ合い部への給油は圧縮室の閉じ込み方
向に供給される、換言すればづ、容量の圧縮室へ供Ｖ給
されるため液圧縮を生ずる恐れがある。〔発明の目的〕 本発明の目的はガス漏洩を防止して体積効率を向上させ
ると同時に動力を回収して断熱効率の向上をはかること
にある。
本発明の特徴は、給油路の圧縮室への関口部が、おすロ
ータおよびめすロータの外周面に位置し、かつ延長方向
は、円柱形孔の内壁面における前記関口部から引いた接
線と実質的に一致させたことにある。
ータおよびめすロータの外周面に位置し、かつ延長方向
は、円柱形孔の内壁面における前記関口部から引いた接
線と実質的に一致させたことにある。
このようにすると、給油路から噴出された油がおすロー
タおよびめすロータの外周面に、しかもロータの各陸部
にほぼ直角に当るので、油の噴出力によって最大の回転
力を両ロータに与えることができ、これにより有効に動
力回収がなされる。
タおよびめすロータの外周面に、しかもロータの各陸部
にほぼ直角に当るので、油の噴出力によって最大の回転
力を両ロータに与えることができ、これにより有効に動
力回収がなされる。
また、油は、両ロータの外周面すなわち「両ロータの外
周面とケーシングの円柱形孔の内壁面との間のギャップ
に向って噴出されるので、ケーシングと両ロータの隙間
からのガス漏洩を少なくすることができる。〔発明の実
施例〕 以下本発明の一実施例を第３図〜第５図により説明する
。
周面とケーシングの円柱形孔の内壁面との間のギャップ
に向って噴出されるので、ケーシングと両ロータの隙間
からのガス漏洩を少なくすることができる。〔発明の実
施例〕 以下本発明の一実施例を第３図〜第５図により説明する
。
ケーシング１は、交差する２つの円柱形孔および吸込口
（図示せず）、吐出口（図示せず）を有する。おすロー
タ３およびめすロータ４は、互いに噛み合うように形成
された陸部と溝部を有し、ケーシングーの円柱形孔内に
回転自在に納められている。
（図示せず）、吐出口（図示せず）を有する。おすロー
タ３およびめすロータ４は、互いに噛み合うように形成
された陸部と溝部を有し、ケーシングーの円柱形孔内に
回転自在に納められている。
複数個の給油路６は、ケーシング１の円柱形孔の内壁面
すなわちロータ３，４の外周面に関口し、前記内壁面に
おける前記開□部から引いた接線と同一（若干ずれても
差支えない）方向に延長している。その他は、従釆と同
じなので説明を省略する。次に動作を説明する。
すなわちロータ３，４の外周面に関口し、前記内壁面に
おける前記開□部から引いた接線と同一（若干ずれても
差支えない）方向に延長している。その他は、従釆と同
じなので説明を省略する。次に動作を説明する。
油冷式スクリュー圧縮機の大部分は、吸入圧力が大気圧
（ＯＸ９ｆ′の夕）、吐世圧力７ｋ９ｆ／の夕なので、
この場合につき述べる。
（ＯＸ９ｆ′の夕）、吐世圧力７ｋ９ｆ／の夕なので、
この場合につき述べる。
油（スクリュー圧縮機の吐出側で圧縮ガスから分離され
る）は、給油路６に送られ、給油路６から、両ロータ３
，４の外周に向って、５．５〜６．０ｋｇｆ／の夕の圧
力、２５〜３０肌／Ｓｅｃの速度で噴出される。
る）は、給油路６に送られ、給油路６から、両ロータ３
，４の外周に向って、５．５〜６．０ｋｇｆ／の夕の圧
力、２５〜３０肌／Ｓｅｃの速度で噴出される。
一方このとき油が噴出される圧縮室（ケーシングーと両
ロータ３，４で形成される）の圧力は、０．５〜１．０
ｋ９ｆ／の夕であり、また一般に使用されているスクリ
ュー圧縮機におけるおすロータ３、めすロータ４の周速
度は、２０〜２５凧／ｓｅｃなので、油の噴出速度はロ
ータ３，４の周速度よりも遠く、差圧５ｋ９Ｖの程度で
噴出される。従って、給油路６から噴出された油は、両
ロー夕３，４の各陸部の最外周部に勢いよく衝突し、両
ロータ３，４の回転を助勢する。
ロータ３，４で形成される）の圧力は、０．５〜１．０
ｋ９ｆ／の夕であり、また一般に使用されているスクリ
ュー圧縮機におけるおすロータ３、めすロータ４の周速
度は、２０〜２５凧／ｓｅｃなので、油の噴出速度はロ
ータ３，４の周速度よりも遠く、差圧５ｋ９Ｖの程度で
噴出される。従って、給油路６から噴出された油は、両
ロー夕３，４の各陸部の最外周部に勢いよく衝突し、両
ロータ３，４の回転を助勢する。
これにより、油の噴出力の一部が回転動力として回収さ
れる。第４図は、回収トルクと駆動トルクとロータ回転
角との関係を示すもので、斜線で示したＡ、およびＢの
部分が回収量である。Ｃは、おすロータ３の駆動トルク
、Ｄは、めすロータ４の駆動トルクを示している。尚、
この結果は、油の噴出速度、圧力、油が噴出される圧縮
室の圧力は前述と同じロータ直径９１．８柵、ロータ長
さ／直径が１．０５、回転数が３００仇ｐｍ（ロータ愚
速度１４．３ｍ′ｓｅｃ）、吸込圧力が大気圧（ｏｋ９
ｆ′仇夕）、吐出圧力が７ｋ９ｆ／の夕、駆動力が７．
郎Ｗのものから得られたものである。
れる。第４図は、回収トルクと駆動トルクとロータ回転
角との関係を示すもので、斜線で示したＡ、およびＢの
部分が回収量である。Ｃは、おすロータ３の駆動トルク
、Ｄは、めすロータ４の駆動トルクを示している。尚、
この結果は、油の噴出速度、圧力、油が噴出される圧縮
室の圧力は前述と同じロータ直径９１．８柵、ロータ長
さ／直径が１．０５、回転数が３００仇ｐｍ（ロータ愚
速度１４．３ｍ′ｓｅｃ）、吸込圧力が大気圧（ｏｋ９
ｆ′仇夕）、吐出圧力が７ｋ９ｆ／の夕、駆動力が７．
郎Ｗのものから得られたものである。
上記のように、各給油路から噴出される油は、おす、め
す両ロータの外周に向って、しかも円柱形孔の内壁面か
ら引いた接線とほぼ一致しているので、おすロータおよ
びめすロータの各陸部に衝突したときに、最大限の回転
力を両ロータに与えることができ、油の噴出力の一部を
トルクとして回収できる。
す両ロータの外周に向って、しかも円柱形孔の内壁面か
ら引いた接線とほぼ一致しているので、おすロータおよ
びめすロータの各陸部に衝突したときに、最大限の回転
力を両ロータに与えることができ、油の噴出力の一部を
トルクとして回収できる。
また同時に、両ロータの外周面すなわちケーシングとロ
ータの外周面との間のギャップに直接油が噴出されるこ
とになるので、このギャップからのガス漏洩を防止する
ことができる。〔発明の効果〕以上説明したように本発
明によれば、油の噴出力を回転力として回収しているの
で、その分駆動力が少なくてすみこれにより断熱効率を
向上させることができ、同時に、油は、ケーシングと両
ロータの外周面とのギャップをシールするのでガス漏洩
が少なくなりこれにより体積効率を向上することができ
る。
ータの外周面との間のギャップに直接油が噴出されるこ
とになるので、このギャップからのガス漏洩を防止する
ことができる。〔発明の効果〕以上説明したように本発
明によれば、油の噴出力を回転力として回収しているの
で、その分駆動力が少なくてすみこれにより断熱効率を
向上させることができ、同時に、油は、ケーシングと両
ロータの外周面とのギャップをシールするのでガス漏洩
が少なくなりこれにより体積効率を向上することができ
る。
第１図は、従来の油圧式スクリュー圧縮機の断面図、第
２図は、第１図のローＤ線における拡大断面図、第３図
は、本発明の油冷式スクリュー圧縮機一実施例を示す断
面図、第４図は、回収トルク、駆動トルクとロータ回転
角との関係を示す線図である。 ３，４・・・・・・ロータ、６・・・・・・給油路。 豹１図治Ｚ図 荒３図 第４図
２図は、第１図のローＤ線における拡大断面図、第３図
は、本発明の油冷式スクリュー圧縮機一実施例を示す断
面図、第４図は、回収トルク、駆動トルクとロータ回転
角との関係を示す線図である。 ３，４・・・・・・ロータ、６・・・・・・給油路。 豹１図治Ｚ図 荒３図 第４図
Claims (1)
- １ 吸込口および吐出口を有するケーシングの円柱形孔
内に互いにかみ合つて回転するおすロータおよびめすロ
ータを納め、おすロータ、めすロータおよびケーシング
によつて形成される圧縮室に油を供給する複数の給油路
をケーシングに設けたものにおいて、前記各給油路は、
前記圧縮室への開口部が、前記ロータの外周面に位置し
ており、延長方向が前記ケーシングの円柱形孔の内壁面
における前記開口部から引いた接線と実質的に一致し、
給油路から噴出する油が両ロータの各陸部の外周部に衝
突し、両ロータの回転を助勢することを特徴とする油冷
式スクリユー圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58017326A JPS6014195B2 (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 油冷式スクリユ−圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58017326A JPS6014195B2 (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 油冷式スクリユ−圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58150089A JPS58150089A (ja) | 1983-09-06 |
| JPS6014195B2 true JPS6014195B2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=11940916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58017326A Expired JPS6014195B2 (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 油冷式スクリユ−圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014195B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4933049A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-26 |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP58017326A patent/JPS6014195B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4933049A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58150089A (ja) | 1983-09-06 |
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