JPS60141810A - 鉄鉱石ペレツトを用いる高炉の操業管理法 - Google Patents
鉄鉱石ペレツトを用いる高炉の操業管理法Info
- Publication number
- JPS60141810A JPS60141810A JP25108183A JP25108183A JPS60141810A JP S60141810 A JPS60141810 A JP S60141810A JP 25108183 A JP25108183 A JP 25108183A JP 25108183 A JP25108183 A JP 25108183A JP S60141810 A JPS60141810 A JP S60141810A
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- pellets
- furnace
- blast furnace
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B5/00—Making pig-iron in the blast furnace
- C21B5/008—Composition or distribution of the charge
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄鉱石ペレットを用いる高炉の操業管理法に関
し、特に高温域におけるベレットの品質として重要なフ
ァクターとなる溶は落ち後の溶融還元率に着目した高炉
操業管理法に関する。
し、特に高温域におけるベレットの品質として重要なフ
ァクターとなる溶は落ち後の溶融還元率に着目した高炉
操業管理法に関する。
微粉鉱石（４４μ以下が９０チ以上）を原料としこれを
造粒、焼成して得られた鉄鉱石ベレットを塊鉱石、焼結
鉱と同様に鉄源として高炉に装入し、還元精錬を行なう
場合、当然ながら高炉での還元効率を高めかつ炉況の安
定化を計シより経済的な高炉操業を維持するため鉄鉱石
ベレットの品質及びその操業方法に関しては従来がら種
々の改善、改良が続けられてきた。
造粒、焼成して得られた鉄鉱石ベレットを塊鉱石、焼結
鉱と同様に鉄源として高炉に装入し、還元精錬を行なう
場合、当然ながら高炉での還元効率を高めかつ炉況の安
定化を計シより経済的な高炉操業を維持するため鉄鉱石
ベレットの品質及びその操業方法に関しては従来がら種
々の改善、改良が続けられてきた。
過去、鉄鉱石ベレットの冷間性状特に機械的強度の増加
並びに高炉内における高温、Ｍでの熱間性状を改善を目
的として石灰石を配合する所謂自溶性ベレットが開発さ
れ、その後相当期間に亘）広く使用されてきた。
並びに高炉内における高温、Ｍでの熱間性状を改善を目
的として石灰石を配合する所謂自溶性ベレットが開発さ
れ、その後相当期間に亘）広く使用されてきた。
ところで、熱間性状にはＪＩＳ法による被還元性、荷重
還元試験法による被還元性、荷重軟化収縮特性、ふくれ
等があシ、近年の大型高炉による操業ではこれらの荷重
軟化、収縮、＠融物性の優れたペレットが要求されるよ
うになシ、前記自溶性ペレットはこれらの高温還元特性
についての品質が十分ではなく、そのため高炉内高温域
でのペレットの軟化収縮現象によシ炉内通気性の低下、
風圧変動の増大をもたらす等、高炉操業上の問題を残し
たままであった。
還元試験法による被還元性、荷重軟化収縮特性、ふくれ
等があシ、近年の大型高炉による操業ではこれらの荷重
軟化、収縮、＠融物性の優れたペレットが要求されるよ
うになシ、前記自溶性ペレットはこれらの高温還元特性
についての品質が十分ではなく、そのため高炉内高温域
でのペレットの軟化収縮現象によシ炉内通気性の低下、
風圧変動の増大をもたらす等、高炉操業上の問題を残し
たままであった。
最近になって、こうした問題を解決すべく、前記石灰石
を配合した原料に更にドロマイト等のＭｇＯ含有物を混
合して得られるＭｇＯ含有自溶性ペレットが提案され、
実施されている。このＭｇＯ含有自溶性ペレットはベレ
ット中のＭｇＯ成分が炉内の高温度雰囲気で加熱される
ことによシマグネシオフエライト［（Ｆ ｅ −Ｍｇ）
０−Ｆｅ２０３］を生成し、同マグネシオフェライト
はＭｇＯ、ＦｅＯと共にベレット中で網状組織を形成し
、高温域での軟化収縮性に優れた抵抗性を有し、かつ還
元初期で発生する低融点ＦｅＯ含有スラブをこの網状組
織内で保持しベレットの還元停滞及び軟化収縮を防止す
る効果があり、従来の自溶性ベレットと比較して優れた
品質を備えていることから、かかるＭｇＯ含有ベレット
の使用によシ高炉操業は大幅に改善されるに至った。
を配合した原料に更にドロマイト等のＭｇＯ含有物を混
合して得られるＭｇＯ含有自溶性ペレットが提案され、
実施されている。このＭｇＯ含有自溶性ペレットはベレ
ット中のＭｇＯ成分が炉内の高温度雰囲気で加熱される
ことによシマグネシオフエライト［（Ｆ ｅ −Ｍｇ）
０−Ｆｅ２０３］を生成し、同マグネシオフェライト
はＭｇＯ、ＦｅＯと共にベレット中で網状組織を形成し
、高温域での軟化収縮性に優れた抵抗性を有し、かつ還
元初期で発生する低融点ＦｅＯ含有スラブをこの網状組
織内で保持しベレットの還元停滞及び軟化収縮を防止す
る効果があり、従来の自溶性ベレットと比較して優れた
品質を備えていることから、かかるＭｇＯ含有ベレット
の使用によシ高炉操業は大幅に改善されるに至った。
しかしながら、こうしたＭｇＯ含有自溶性ベレットにお
いてもなお問題が残されていた。すなわち、高炉操業を
安定させ、高出銑比及び低燃料比の操業を達成するだめ
には、炉内の通気性の確保が極めて重要な課題となるが
従来のＭｇＯ含有自溶性ベレットの場合でも高炉下部で
の通気性が不十分であり特にベレット多配合の条件下で
操業を行なう際にはとれが顕著となり、前記課題の解決
が容易ならざる状況を呈していた。
いてもなお問題が残されていた。すなわち、高炉操業を
安定させ、高出銑比及び低燃料比の操業を達成するだめ
には、炉内の通気性の確保が極めて重要な課題となるが
従来のＭｇＯ含有自溶性ベレットの場合でも高炉下部で
の通気性が不十分であり特にベレット多配合の条件下で
操業を行なう際にはとれが顕著となり、前記課題の解決
が容易ならざる状況を呈していた。
本発明はかかる従来のＭｇＯ含有自尚性ペレットの具備
する問題を解消することを目的として々されたもので、
具体的には高炉に装入される鉄鉱石ベレットの溶は落ち
後の溶融還元率が６チ以下になる様に操業を管理する点
を特徴とするものである。
する問題を解消することを目的として々されたもので、
具体的には高炉に装入される鉄鉱石ベレットの溶は落ち
後の溶融還元率が６チ以下になる様に操業を管理する点
を特徴とするものである。
本発明者らは種々のベレットを用いた際の高炉操業にお
ける炉内下部の通気抵抗と、その時使用されたベレット
の溶融還元性状を詳細に比較調査研究を行なったととる
、上記通気抵抗とベレットの溶は落ち後の溶融還元率と
の間に極めて深い相関があることを知見するに至った。
ける炉内下部の通気抵抗と、その時使用されたベレット
の溶融還元性状を詳細に比較調査研究を行なったととる
、上記通気抵抗とベレットの溶は落ち後の溶融還元率と
の間に極めて深い相関があることを知見するに至った。
なお、溶は落ち後の溶融還元率とは高温還元雰囲気下で
のベレットの溶融滴下時の還元率を指す。
のベレットの溶融滴下時の還元率を指す。
すなわち、第１図は高炉使用ベレットの溶は落ち後の溶
融還元率（以下、単に溶融還元率という）と高炉の炉内
下部圧損と関係を示すグラフである 。
融還元率（以下、単に溶融還元率という）と高炉の炉内
下部圧損と関係を示すグラフである 。
が、これより明らか々様に溶融還元率の増加に比例して
下部圧損も増大しており、特に同還元率が６チを超える
と同圧損が急激に増加する傾向が判明する。
下部圧損も増大しており、特に同還元率が６チを超える
と同圧損が急激に増加する傾向が判明する。
かかる現象は高炉下部（融着帯及び滴下帯）における装
入物の還元挙動が融液中のＦｅＯの含有量に左右され、
とのＦｅＯは滴下帯におけるコークスによって直接還元
されるが、その還元量が多くなると融液がバブリングを
起こし融着帯のコークススリットの閉塞を誘引すること
及びＦｅＯとコークスのヌ応により、コークス自身の粒
径並びに層厚が減少することなどによってもたらされる
ものと推定される。従って、本発明では高炉炉内におけ
る通気性を安定して確保するため鉄源として装入するベ
レットの溶融還元率を６％以下になる様にして常時操業
管理を行々うものである。
入物の還元挙動が融液中のＦｅＯの含有量に左右され、
とのＦｅＯは滴下帯におけるコークスによって直接還元
されるが、その還元量が多くなると融液がバブリングを
起こし融着帯のコークススリットの閉塞を誘引すること
及びＦｅＯとコークスのヌ応により、コークス自身の粒
径並びに層厚が減少することなどによってもたらされる
ものと推定される。従って、本発明では高炉炉内におけ
る通気性を安定して確保するため鉄源として装入するベ
レットの溶融還元率を６％以下になる様にして常時操業
管理を行々うものである。
さて、操業管理を実施するに当って具体的にベレットの
溶融還元率を６チ以下に維持するためにはその化学組成
を以下の通りにコントロールする必要がある。すなわち
、ベレットの塩基度（ＣａＯＡｉＯ２）を従来のＭｇＯ
含有ベレットよシも高く、１．５以上とし、かつ、ベレ
ット中のＭｇＯを従来の同ペレットよシも低く、２０以
下とすることが肝要となる。一方、ベレットのキルンな
どによる焼成を安定化（リング発生の防止及びバーナー
フレームの安定）させるためには塩基度を２．０以下に
、又、高温での荷重軟化性状（収縮率など）を良好に保
持するためにはＭｇＯを１．０％以上にする必要がある
ため、これらの点を考慮して実際には塩基度をＬ５〜２
．．０の範囲に、ＭｇＯを１．０〜２．０チにコントロ
ールすることが望ましい。
溶融還元率を６チ以下に維持するためにはその化学組成
を以下の通りにコントロールする必要がある。すなわち
、ベレットの塩基度（ＣａＯＡｉＯ２）を従来のＭｇＯ
含有ベレットよシも高く、１．５以上とし、かつ、ベレ
ット中のＭｇＯを従来の同ペレットよシも低く、２０以
下とすることが肝要となる。一方、ベレットのキルンな
どによる焼成を安定化（リング発生の防止及びバーナー
フレームの安定）させるためには塩基度を２．０以下に
、又、高温での荷重軟化性状（収縮率など）を良好に保
持するためにはＭｇＯを１．０％以上にする必要がある
ため、これらの点を考慮して実際には塩基度をＬ５〜２
．．０の範囲に、ＭｇＯを１．０〜２．０チにコントロ
ールすることが望ましい。
以上述べた通り、本発明によると高炉下部における通気
性が著しく改善され、高出銑比、低燃料比の操業が安定
して継続、維持し得るといった優れた効果が得られるも
のであってその工業的価値が極めて高い発明といえる。
性が著しく改善され、高出銑比、低燃料比の操業が安定
して継続、維持し得るといった優れた効果が得られるも
のであってその工業的価値が極めて高い発明といえる。
【図面の簡単な説明】
第１図は高炉使用ベレットの溶は落ち後の溶融還元率と
高炉の炉内下部圧損の関係を示したグラフである。 特許出願人株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士梶 良之
高炉の炉内下部圧損の関係を示したグラフである。 特許出願人株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士梶 良之
Claims (1)
- 高炉の鉄原料として鉄鉱石ベレットを用いる操業におい
て、高炉に装入される該ベレットの痔は落ち後の溶融還
元率が６−以下になる様に操業管理することを特徴とす
る高炉の操業管理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25108183A JPS60141810A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 鉄鉱石ペレツトを用いる高炉の操業管理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25108183A JPS60141810A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 鉄鉱石ペレツトを用いる高炉の操業管理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141810A true JPS60141810A (ja) | 1985-07-26 |
Family
ID=17217350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25108183A Pending JPS60141810A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 鉄鉱石ペレツトを用いる高炉の操業管理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141810A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011099150A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-19 | Kobe Steel Ltd | 高炉操業方法 |
| JP2011127197A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Kobe Steel Ltd | 高炉操業方法 |
| JP2014005482A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Kobe Steel Ltd | 高炉の操業方法 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP25108183A patent/JPS60141810A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011099150A (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-19 | Kobe Steel Ltd | 高炉操業方法 |
| JP2011127197A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Kobe Steel Ltd | 高炉操業方法 |
| JP2014005482A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Kobe Steel Ltd | 高炉の操業方法 |
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