JPS60141163A - リニアステツピングモ−タ - Google Patents
リニアステツピングモ−タInfo
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- JPS60141163A JPS60141163A JP25031983A JP25031983A JPS60141163A JP S60141163 A JPS60141163 A JP S60141163A JP 25031983 A JP25031983 A JP 25031983A JP 25031983 A JP25031983 A JP 25031983A JP S60141163 A JPS60141163 A JP S60141163A
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- stepping motor
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 14
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 9
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばフロッピーディスク装置の磁気ヘッド
キャリア等として使用可能なリニアステッピングモータ
に関するものである。
キャリア等として使用可能なリニアステッピングモータ
に関するものである。
従来のリニアステッピングモータの例として第1図、第
2図に示されているようなものが知られている。第1図
、第2図において、リニアステッピングモータのステー
タコア及び外殻をなす円筒部材1の両端には軸受2.3
が固定され、これらの軸受2.3によって軸4が円筒部
材1と同心になるように固定されている。円筒部材1内
には、可動子としての円柱部材5が設けられている。円
柱部材5は、軸4に沿って移動可能なスラスト軸受6と
、この軸受6の外周に固着された非磁性材でなるパイプ
7と、このパイプ7の外周に固着された複数のコア8と
、これらのコア8を二群に分ける位置に介装された永久
磁石9と、各群のコア8を部分するようにして介装され
たリング10及びこのリング10の外周に巻かれたコイ
ル11とからなる。円筒部材1の内周面には同一ピンチ
の周溝が形成されることにより多数の突極12が軸線方
向に形成され、円柱部材5の一部をなす各コア8の外周
にも同一ピッチの周溝が形成されることにより多数の突
極13が軸線方向に形成されている。円柱部材5の一側
面には腕金具140基部が固着され、腕金具14の先端
部は軸受3を貫通して外側に露出し、円柱部材5の動き
を外部の各種機器等に伝達するようになっている。
2図に示されているようなものが知られている。第1図
、第2図において、リニアステッピングモータのステー
タコア及び外殻をなす円筒部材1の両端には軸受2.3
が固定され、これらの軸受2.3によって軸4が円筒部
材1と同心になるように固定されている。円筒部材1内
には、可動子としての円柱部材5が設けられている。円
柱部材5は、軸4に沿って移動可能なスラスト軸受6と
、この軸受6の外周に固着された非磁性材でなるパイプ
7と、このパイプ7の外周に固着された複数のコア8と
、これらのコア8を二群に分ける位置に介装された永久
磁石9と、各群のコア8を部分するようにして介装され
たリング10及びこのリング10の外周に巻かれたコイ
ル11とからなる。円筒部材1の内周面には同一ピンチ
の周溝が形成されることにより多数の突極12が軸線方
向に形成され、円柱部材5の一部をなす各コア8の外周
にも同一ピッチの周溝が形成されることにより多数の突
極13が軸線方向に形成されている。円柱部材5の一側
面には腕金具140基部が固着され、腕金具14の先端
部は軸受3を貫通して外側に露出し、円柱部材5の動き
を外部の各種機器等に伝達するようになっている。
上記従来のリニアステッピングモータの例において、コ
イル11に所定の順序で所定の方向に電流を流せば、円
筒部材1の突極12のピンチ及び円柱部材8の突極13
のピッチによって決まる所定のピンチずつ歩進すること
は周知の通りである。しかし、上記従来のリニアステッ
ピングモータによれば、円筒部材及び円柱部材の突極は
周方向に一定ピンチで間欠的に形成されるため、突極を
形成するための切削加工は連続で行うことができず、精
度も出し難いという問題点がある。特に円筒部材の内周
を切削加工して突極を間欠的に形成することは困難であ
る。また、円筒部材の固定位置が決まれば円柱部材の位
置も決まるから、一度リニアステッピングモータを取付
けてしまうと、同モータの円柱部材と外部機器との相対
位置関係の調整が困難であった。
イル11に所定の順序で所定の方向に電流を流せば、円
筒部材1の突極12のピンチ及び円柱部材8の突極13
のピッチによって決まる所定のピンチずつ歩進すること
は周知の通りである。しかし、上記従来のリニアステッ
ピングモータによれば、円筒部材及び円柱部材の突極は
周方向に一定ピンチで間欠的に形成されるため、突極を
形成するための切削加工は連続で行うことができず、精
度も出し難いという問題点がある。特に円筒部材の内周
を切削加工して突極を間欠的に形成することは困難であ
る。また、円筒部材の固定位置が決まれば円柱部材の位
置も決まるから、一度リニアステッピングモータを取付
けてしまうと、同モータの円柱部材と外部機器との相対
位置関係の調整が困難であった。
本発明の目的は、円筒部材及び円柱部材の突極を連続的
に形成加工することが可能であると共にその精度を高め
ることが容易であり、また、円筒部材と円柱部材の相対
的な位置出しが可能で外部機器との位置関係の調整が容
易なりニアステ、ピングモータを提供することにある。
に形成加工することが可能であると共にその精度を高め
ることが容易であり、また、円筒部材と円柱部材の相対
的な位置出しが可能で外部機器との位置関係の調整が容
易なりニアステ、ピングモータを提供することにある。
本発明のりニアステッピングモータは、円筒部材と円柱
部材の相対向する突極をそれぞれスパイラル状に形成し
たことを特徴とする。
部材の相対向する突極をそれぞれスパイラル状に形成し
たことを特徴とする。
以下、第3図乃至第9図を参照しながら本発明を説明す
る。
る。
第3図において、リニアステッピングモータのステータ
コアとしての円筒部材21の内周には一定のピッチPs
によってスパイラル状の溝が形成されることにより突極
22がスパイラル状にかつピンチPsで軸線方向に並ん
だ形で形成されている。円筒部材21内には、非磁性材
でなるパイプ26を介して可動子としての円柱部材25
が図示されない軸に沿って円筒部材21の軸線と共通の
軸線方向に移動可能に設けられている。円柱部材25の
外周には一定のピッチPrによってスパイラル状の溝が
形成されることにより突極23がスパイラル状にかつピ
ッチPrで軸線方向に並んだ形で形成されている。円柱
部材25の外周にはまた、円柱部材25を軸線方向に部
分する位置で周溝16が形成されると共に、部分された
円柱部材25の各部をさらに部分する位置で周s17.
18が形成されている。これらの周溝は、突極23を形
成したあとで切削加工することにより形成される。上記
周溝16にはリング状の永久磁石28が介装されている
。ただし、永久磁石28の代わりにこれと同効の電磁石
が介装されてもよい。また上記周溝17.18にはコイ
ル31.31が巻かれている。第4図の例は、非磁性材
でなるパイプ26の外周に磁性材32を固着したあと、
磁性材32を切削加工して突極及び各周溝を形成する方
法であり、第5図の例は、非磁性材でなるパイプ26の
外周に円板状の磁性材33.34.35.36を所定の
間隔をおいて嵌合し、位置決めして固定し、そのあと各
磁性材の外周にスパイラル状の溝を切削形成することに
より突極を形成する方法である。何れにせよ、スパイラ
ル状の突極は途中で切れた形になるが、仮想的なスパイ
ラル状の共通な線に沿って仮想的には連続したものとし
て形成される。
コアとしての円筒部材21の内周には一定のピッチPs
によってスパイラル状の溝が形成されることにより突極
22がスパイラル状にかつピンチPsで軸線方向に並ん
だ形で形成されている。円筒部材21内には、非磁性材
でなるパイプ26を介して可動子としての円柱部材25
が図示されない軸に沿って円筒部材21の軸線と共通の
軸線方向に移動可能に設けられている。円柱部材25の
外周には一定のピッチPrによってスパイラル状の溝が
形成されることにより突極23がスパイラル状にかつピ
ッチPrで軸線方向に並んだ形で形成されている。円柱
部材25の外周にはまた、円柱部材25を軸線方向に部
分する位置で周溝16が形成されると共に、部分された
円柱部材25の各部をさらに部分する位置で周s17.
18が形成されている。これらの周溝は、突極23を形
成したあとで切削加工することにより形成される。上記
周溝16にはリング状の永久磁石28が介装されている
。ただし、永久磁石28の代わりにこれと同効の電磁石
が介装されてもよい。また上記周溝17.18にはコイ
ル31.31が巻かれている。第4図の例は、非磁性材
でなるパイプ26の外周に磁性材32を固着したあと、
磁性材32を切削加工して突極及び各周溝を形成する方
法であり、第5図の例は、非磁性材でなるパイプ26の
外周に円板状の磁性材33.34.35.36を所定の
間隔をおいて嵌合し、位置決めして固定し、そのあと各
磁性材の外周にスパイラル状の溝を切削形成することに
より突極を形成する方法である。何れにせよ、スパイラ
ル状の突極は途中で切れた形になるが、仮想的なスパイ
ラル状の共通な線に沿って仮想的には連続したものとし
て形成される。
一定の空隙をおいて相対向する円筒部材21の突極22
と円柱部材25の突極23は次のような相対位置関係に
なっていなければならない。即ち、第3図において、溝
16とa18との間の中央部Bにおける突極22と突極
23は互いに1/2ピツチずれ、溝16と溝17との間
の中央部Cにおける突極22と突極23は互いに1/4
ピツチずれ、溝17とその側方の円柱部材25の端面と
の間の中央部りにおける突極22と突極23は上記0部
におけるずれとは逆の向きに1/4ピツチずれていなけ
ればならない。そのためには、次式を満たすような構成
になっていればよい。
と円柱部材25の突極23は次のような相対位置関係に
なっていなければならない。即ち、第3図において、溝
16とa18との間の中央部Bにおける突極22と突極
23は互いに1/2ピツチずれ、溝16と溝17との間
の中央部Cにおける突極22と突極23は互いに1/4
ピツチずれ、溝17とその側方の円柱部材25の端面と
の間の中央部りにおける突極22と突極23は上記0部
におけるずれとは逆の向きに1/4ピツチずれていなけ
ればならない。そのためには、次式を満たすような構成
になっていればよい。
L1=PrX N =PsX (N±0.5)・−・■
L2=PrXM=PsX (M±0.25) −・’■
ここで、Llは0部とD部の間隔、又は溝18とその側
方の円柱部材25の端面との間の中央部AとB部との間
隔を示しており、L2はB部と0部の間隔を示している
。Nは間隔Ll内の突極23の数、Mは間隔L2内の突
極23の数である。そして、■式において十をとるとき
は0式でも十をとり、■式で−をとるときは0式でも−
をとる。従って、■式と0式では、 N=0.5Ps / (Pr−Ps) M =0.25Ps/ (Pr−Ps)、’、 N =
2 M となり、LL=2XL2となる。第3図の例ではM=4
、N=8になっている。
L2=PrXM=PsX (M±0.25) −・’■
ここで、Llは0部とD部の間隔、又は溝18とその側
方の円柱部材25の端面との間の中央部AとB部との間
隔を示しており、L2はB部と0部の間隔を示している
。Nは間隔Ll内の突極23の数、Mは間隔L2内の突
極23の数である。そして、■式において十をとるとき
は0式でも十をとり、■式で−をとるときは0式でも−
をとる。従って、■式と0式では、 N=0.5Ps / (Pr−Ps) M =0.25Ps/ (Pr−Ps)、’、 N =
2 M となり、LL=2XL2となる。第3図の例ではM=4
、N=8になっている。
上記実施例によれば、ステータとしての円筒部材21の
突極22及び可動子としての円柱部材25の突極23は
共にスパイラル状になっており、それぞれピッチが異な
るため、A部において突極22と突極23の中心位置が
相対向していても、A部の両隣の極A1、A2では互い
に逆向きにそれぞれPs −Prだけずれており、これ
らの極A1、A2とこれと対向する円筒部材21側の突
極22との間に生じる吸引力又は反発力は互いに打ち消
し合う向きになり、結局、A部において受ける力のみを
考えればよいことになる。かかる考えはB、C,Dの各
部においても同様である。即ち、例えば0部について考
えると0部の突極において生ずる力をXとするとその右
隣の突極で生じる力はX a、左隣の突極で生じる力は
x+bとなる。ここで、右隣の突極と左隣の突極のずれ
量は同一であるから、aは略すと同一となり、結局、0
部の突極及びその両隣の突極に生じる力はX+X−a+
X+b=3Xとなる。
突極22及び可動子としての円柱部材25の突極23は
共にスパイラル状になっており、それぞれピッチが異な
るため、A部において突極22と突極23の中心位置が
相対向していても、A部の両隣の極A1、A2では互い
に逆向きにそれぞれPs −Prだけずれており、これ
らの極A1、A2とこれと対向する円筒部材21側の突
極22との間に生じる吸引力又は反発力は互いに打ち消
し合う向きになり、結局、A部において受ける力のみを
考えればよいことになる。かかる考えはB、C,Dの各
部においても同様である。即ち、例えば0部について考
えると0部の突極において生ずる力をXとするとその右
隣の突極で生じる力はX a、左隣の突極で生じる力は
x+bとなる。ここで、右隣の突極と左隣の突極のずれ
量は同一であるから、aは略すと同一となり、結局、0
部の突極及びその両隣の突極に生じる力はX+X−a+
X+b=3Xとなる。
このことから、0部の突極だけを考えて両隣の突極のず
れによる力の変化は無視してよいことになる。こうして
、結局、A、B、C,D部の各究極において生じる力が
円筒部材21と円柱部材25との間に生じる駆動力と考
えればよいことになる。
れによる力の変化は無視してよいことになる。こうして
、結局、A、B、C,D部の各究極において生じる力が
円筒部材21と円柱部材25との間に生じる駆動力と考
えればよいことになる。
上記実施例によれば、円筒部材21の内周面に形成され
た突極22と円柱部材25の外周面に形成された突極2
3は共にスパイラル状になっているから、連続的な切削
加工によりスパイラル状の突極を形成することが可能で
あり、−回のねじ切り加工で円柱部材の4個所の極を形
成することができるから精度よく加工することができる
。また、円筒部材21と円柱部材25の突極は共にスパ
イラル状に形成されているから、例えば円筒部材21を
ステータとするなら、同円筒部材21を軸線の周りの回
動位置を変えることによりスパイラル状の突極22の位
置が軸方向に移動して磁力のバランス位置が移動し、円
柱部材25の位置も移動する。従って上記実施例によれ
ば、外部機器等に対する相対位置関係を微調整すること
が可能である。さらに、円柱部材の永久磁石28の代わ
りにコイルを巻いてこれを励磁するようにした場合は、
上記コイルに流す電流に変化をつけることにより、特性
に変化を持たせることもできる。
た突極22と円柱部材25の外周面に形成された突極2
3は共にスパイラル状になっているから、連続的な切削
加工によりスパイラル状の突極を形成することが可能で
あり、−回のねじ切り加工で円柱部材の4個所の極を形
成することができるから精度よく加工することができる
。また、円筒部材21と円柱部材25の突極は共にスパ
イラル状に形成されているから、例えば円筒部材21を
ステータとするなら、同円筒部材21を軸線の周りの回
動位置を変えることによりスパイラル状の突極22の位
置が軸方向に移動して磁力のバランス位置が移動し、円
柱部材25の位置も移動する。従って上記実施例によれ
ば、外部機器等に対する相対位置関係を微調整すること
が可能である。さらに、円柱部材の永久磁石28の代わ
りにコイルを巻いてこれを励磁するようにした場合は、
上記コイルに流す電流に変化をつけることにより、特性
に変化を持たせることもできる。
第6図、第7図は本発明のリニアステンピングモータの
一端部の構成例を示すものであって、外部機器等に固定
可能な軸受42には、ステークとしての円筒部材41が
円周方向に回動可能に嵌められると共に軸44の一端部
がその軸線と円筒部材41の仮想中心軸線が一致するよ
うに嵌められており、円筒部材41内において軸44に
沿って移動可能に円柱部材45が配置されている。円柱
部材45の一端には腕金具46の基部が固着され、腕金
具46の先端部は軸受42の窓孔を緩く貫いて外部に露
出し、外部機器の可動部等と連結することができるよう
になっている。
一端部の構成例を示すものであって、外部機器等に固定
可能な軸受42には、ステークとしての円筒部材41が
円周方向に回動可能に嵌められると共に軸44の一端部
がその軸線と円筒部材41の仮想中心軸線が一致するよ
うに嵌められており、円筒部材41内において軸44に
沿って移動可能に円柱部材45が配置されている。円柱
部材45の一端には腕金具46の基部が固着され、腕金
具46の先端部は軸受42の窓孔を緩く貫いて外部に露
出し、外部機器の可動部等と連結することができるよう
になっている。
上記の例によれば、軸受42に対して円筒部材41を回
動させることにより円筒部材41の内周に形成されたス
パイラル状の突極の位置が軸方向に移動して磁力のバラ
ンス位置も軸方向に移動し、円柱部材45及びこれと一
体の腕金具46の位置も軸方向に移動する。よって、外
部機器等に対する腕金具46の相対位置を微調整するこ
とができる。
動させることにより円筒部材41の内周に形成されたス
パイラル状の突極の位置が軸方向に移動して磁力のバラ
ンス位置も軸方向に移動し、円柱部材45及びこれと一
体の腕金具46の位置も軸方向に移動する。よって、外
部機器等に対する腕金具46の相対位置を微調整するこ
とができる。
円筒部材の突極のピンチと円柱部材の突極のピッチは、
必ずしも互いに異ならせる必要はない。
必ずしも互いに異ならせる必要はない。
第8図に示されているように、円筒部材21の突極22
のピッチPsと円柱部材25の突極23のピッチPrを
同一にしてもよい。もちろん、この場合も双方の突極2
2.23はスパイラル状に形成される。但し、コイル3
10両側方の円柱部材25の外周に形成されている突極
23は必ずしも一つの共通のスパイラル状の線に沿って
形成される必要はなく、コイル31の一側方にある突極
とコイル31の他方の側方にある突極がそれぞれスパイ
ラル状の線に沿って形成されていれば足りる。
のピッチPsと円柱部材25の突極23のピッチPrを
同一にしてもよい。もちろん、この場合も双方の突極2
2.23はスパイラル状に形成される。但し、コイル3
10両側方の円柱部材25の外周に形成されている突極
23は必ずしも一つの共通のスパイラル状の線に沿って
形成される必要はなく、コイル31の一側方にある突極
とコイル31の他方の側方にある突極がそれぞれスパイ
ラル状の線に沿って形成されていれば足りる。
第9図は円柱部材の別の例を示す。第9図において、非
磁性材でなるパイプ56には、コイルを嵌めるべき円周
溝57.58をそれぞれ有する円柱部材61.62が嵌
合固着されると共に、これらの円柱部材の間に永久磁石
59が嵌合固着されている。この場合、各円柱部材61
.62の外周に形成されている突極のピッチPrと図示
されない円筒部材の突極のピンチPsとの関係は、 Pr/Ps= (N±0.5 > /N(Nは正の整数
) を満たす式になればよい。また、各円柱部材61.62
における周溝57.58の両側に位置する突極群の軸線
方向の中心間の間隔Llと、永久磁石59の両側に位置
する突極群の中心間の間隔L2との関係を必ずしもL1
= 2 XL2とする必要はない。即ち、各円柱部材6
1.62の突極が各円柱部材61.62を通じて連続し
たスパイラルになりでいる必要はなく、円柱部材61の
突極はその限りにおいて連続したスパイラルに、また、
円柱部材62の究極はその限りにおいて連続したスパイ
ラルに形成し、双方の円柱部材61.62を適宜の間隔
で位置決めするようにしてもよい。この場合、図示され
ない円筒部材の突極のみが連続したスパイラル状になる
。
磁性材でなるパイプ56には、コイルを嵌めるべき円周
溝57.58をそれぞれ有する円柱部材61.62が嵌
合固着されると共に、これらの円柱部材の間に永久磁石
59が嵌合固着されている。この場合、各円柱部材61
.62の外周に形成されている突極のピッチPrと図示
されない円筒部材の突極のピンチPsとの関係は、 Pr/Ps= (N±0.5 > /N(Nは正の整数
) を満たす式になればよい。また、各円柱部材61.62
における周溝57.58の両側に位置する突極群の軸線
方向の中心間の間隔Llと、永久磁石59の両側に位置
する突極群の中心間の間隔L2との関係を必ずしもL1
= 2 XL2とする必要はない。即ち、各円柱部材6
1.62の突極が各円柱部材61.62を通じて連続し
たスパイラルになりでいる必要はなく、円柱部材61の
突極はその限りにおいて連続したスパイラルに、また、
円柱部材62の究極はその限りにおいて連続したスパイ
ラルに形成し、双方の円柱部材61.62を適宜の間隔
で位置決めするようにしてもよい。この場合、図示され
ない円筒部材の突極のみが連続したスパイラル状になる
。
本発明のリニアステッピングモータにおいては円筒部材
側を可動子とし、円柱部材側を固定としてもよい。
側を可動子とし、円柱部材側を固定としてもよい。
本発明によれば、円筒部材の内周の突極と円柱部材の外
周の突極とを連続したスパイラル状に形成したから、連
続した切削加工により突極を形成することができ、従来
のように複数の突極を一つ一つ切削しつつ加工するのに
比べて、切削加工時間が短くなると共に精度のよい突極
を形成することができる。また、円筒部材と円柱部材の
突極がスパイラル状になっているから、上記両部材のう
ち固定側となる方の部材を軸の周りに回動させることに
より磁力のバランス位置を移動させて可動子となる部材
側の位置を微調整することも可能である。従って、本発
明のリニアステッピングモータを、例えばフロッピーデ
ィスク装置のヘッドキャリアとして利用するとするなら
、固定となる側の部材を軸の周りに回動させることによ
り、へ・ノド位置の微調整を行うことができる
周の突極とを連続したスパイラル状に形成したから、連
続した切削加工により突極を形成することができ、従来
のように複数の突極を一つ一つ切削しつつ加工するのに
比べて、切削加工時間が短くなると共に精度のよい突極
を形成することができる。また、円筒部材と円柱部材の
突極がスパイラル状になっているから、上記両部材のう
ち固定側となる方の部材を軸の周りに回動させることに
より磁力のバランス位置を移動させて可動子となる部材
側の位置を微調整することも可能である。従って、本発
明のリニアステッピングモータを、例えばフロッピーデ
ィスク装置のヘッドキャリアとして利用するとするなら
、固定となる側の部材を軸の周りに回動させることによ
り、へ・ノド位置の微調整を行うことができる
第1図は従来のリニアステッピングモータの例を示す断
面図、第2図は同上リニアステ・ノビングモータの突極
の部分の拡大断面図、第3図は本発明の一実施例を示す
断面図、第4図は本発明に用いることができる円柱部材
の製作方法の一例を示す断面図、第5図は同じく円柱部
材の製作方法の別の例を示す断面図、第6図は本発明に
適用可能なリニアステッピングモータの端部の構成例を
示す側面図、第7図は同上断面図、第8図は本発明の別
の実施例を示す要部の断面図、第9図は本発明に適用可
能な円柱部材の別の例を示す断面図である。 21・・円筒部材 22・・円筒部材の突極23・・円
柱部材の突極 25・・円柱部材 26・・非磁性材で
なるパイプ 31・・コイル 41・・円筒部材 42
・・軸受 45・・円柱部材 46・・腕金具 61.
62・・円柱部材
面図、第2図は同上リニアステ・ノビングモータの突極
の部分の拡大断面図、第3図は本発明の一実施例を示す
断面図、第4図は本発明に用いることができる円柱部材
の製作方法の一例を示す断面図、第5図は同じく円柱部
材の製作方法の別の例を示す断面図、第6図は本発明に
適用可能なリニアステッピングモータの端部の構成例を
示す側面図、第7図は同上断面図、第8図は本発明の別
の実施例を示す要部の断面図、第9図は本発明に適用可
能な円柱部材の別の例を示す断面図である。 21・・円筒部材 22・・円筒部材の突極23・・円
柱部材の突極 25・・円柱部材 26・・非磁性材で
なるパイプ 31・・コイル 41・・円筒部材 42
・・軸受 45・・円柱部材 46・・腕金具 61.
62・・円柱部材
Claims (1)
- 軸線方向に並んだ多数の突極を内周面に有する円筒部材
内に、軸線方向に並んだ多数の突極を外周面に有する円
柱部材を設け、これら円筒部材と円柱部材のうちの一方
を可動とし、他方を固定としたリニアステッピングモー
タにおいて、上記円筒部材と円柱部材の相対向する突極
をそれぞれスパイラル状に形成したことを特徴とするリ
ニアステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25031983A JPS60141163A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | リニアステツピングモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25031983A JPS60141163A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | リニアステツピングモ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141163A true JPS60141163A (ja) | 1985-07-26 |
Family
ID=17206134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25031983A Pending JPS60141163A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | リニアステツピングモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60141163A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6315663A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-22 | Shinko Electric Co Ltd | リニアパルスモ−タ用スケ−ルの極薄極歯加工方法 |
KR100316761B1 (ko) * | 1999-02-27 | 2001-12-12 | 전경호 | 직류여자 하이브리드 릴럭턴스 절환 전동기 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4961606A (ja) * | 1972-10-18 | 1974-06-14 | ||
JPS52145715A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-05 | Toshiba Corp | Linear driving device |
JPS5527542A (en) * | 1978-08-18 | 1980-02-27 | Agency Of Ind Science & Technol | Stabilizing mechanism for cylinder-piston |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP25031983A patent/JPS60141163A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4961606A (ja) * | 1972-10-18 | 1974-06-14 | ||
JPS52145715A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-05 | Toshiba Corp | Linear driving device |
JPS5527542A (en) * | 1978-08-18 | 1980-02-27 | Agency Of Ind Science & Technol | Stabilizing mechanism for cylinder-piston |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6315663A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-22 | Shinko Electric Co Ltd | リニアパルスモ−タ用スケ−ルの極薄極歯加工方法 |
KR100316761B1 (ko) * | 1999-02-27 | 2001-12-12 | 전경호 | 직류여자 하이브리드 릴럭턴스 절환 전동기 |
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