JPS601400Y2 - 静電容量型圧力伝送器 - Google Patents

静電容量型圧力伝送器

Info

Publication number
JPS601400Y2
JPS601400Y2 JP11311679U JP11311679U JPS601400Y2 JP S601400 Y2 JPS601400 Y2 JP S601400Y2 JP 11311679 U JP11311679 U JP 11311679U JP 11311679 U JP11311679 U JP 11311679U JP S601400 Y2 JPS601400 Y2 JP S601400Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
fixed
movable electrode
pressure transmitter
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11311679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5631342U (ja
Inventor
佐一郎 森田
Original Assignee
株式会社北辰電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社北辰電機製作所 filed Critical 株式会社北辰電機製作所
Priority to JP11311679U priority Critical patent/JPS601400Y2/ja
Publication of JPS5631342U publication Critical patent/JPS5631342U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS601400Y2 publication Critical patent/JPS601400Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力を測定ダイヤフラムで受けて、流体の圧
力又は差圧を移動電極及び固定電極間の電気容量の差動
的変化とし取り出す差圧伝送器を含む静電容量型圧力伝
送器に関するものである。
この種静電容量型圧力伝送器の移動電極を、伝送器の本
体から電気的に絶縁された状態で、外部電気回路に接続
するには、従来移動電極の両側にスプリングを設けて、
このスプリングを介して接続するか(実公昭50−33
1.8吋差圧伝送器参照)或は移動電極を支えるリング
に、外部電気回路用外部端子からの導線を直接取り付け
るかしている。
ところが、スプリングを介して接続したのでは、接続が
不安定になる恐れがあり、特に圧力伝送器を振動の多い
場所等で使用したときは、この恐れが一層大きなものと
なる。
又、移動電極を支えるリングに直接導線を取り付けるに
は、リングの加工を必要と腰リングの変形による特性変
化を招いたりする恐れがある。
本考案は、これらの問題を解決するため、移動電極に対
向して固定電極が形成された絶縁性固定電極支持体に移
動電極接続用電極を設け、この接続用電極を介して移動
電極を外部電気回路に接続するようにしたものである。
以下図により本考案実施例を説明する。
第1図は低圧側及び高圧側測定ダイヤフラム及びこれら
を連結する連結棒を有する差圧伝送器に関する本考案実
施例を示す縦断面図、第2図はその固定電極と移動電極
接続用電極とを備えた絶縁性固定電極支持体の正面図、
第3図は第2図の■−■断面図である。
第1図において、1は静電容量型差圧伝送器の本体で、
両側に夫々低圧側測定ダイヤフラム2及び高圧側測定ダ
イヤフラム3が取り付けられ、これらダイヤフラム2,
3の中央部が、本体1の貫通孔4を貫通する連結棒5に
より連結されている。
6は連結棒5の中央部に取り付けられた移動電極で、連
結棒5に嵌め込まれた絶縁性カラー7゜7′及び移動電
極6に嵌め込まれた絶縁性カラー8により、連結棒5と
移動電極6との間が完全に絶縁されている。
9は移動電極6に溶接等で固定された導電性中央板ばね
で、その外周が導電性リング10に溶接等により固定さ
れている。
11.12は第1、第2の絶縁性の固定極支持体で、本
体1内に設けられた室13内に挿入され、夫々の表面に
蒸着、塗装等により形成された第1、第2の固定電極1
4.15が、僅かな間隙をもって移動電極6の両側に夫
々対向するよう配置されている。
16は移動電極接続用電極で、第1、第2の固定電極支
持体11.12の少なくとも一方、例えば第1の固定電
極支持体11に、第2図及び第3図に示すように形成さ
れている。
即ち、第1の固定電極支持体11の表面に形成された第
1の固定電極14の外側に移動電極接続用電極16が半
円弧状に形成されている。
又、この移動電極接続用電極16及び第1の固定電極1
4が、薄い第1の固定電極支持体11を通して外部に接
続され易いよう、第1の固定電極14の一部を切り欠い
て、この部分より移動電極接続用電極16が第1の固定
電極14と同様に第1の固定電極支持体11の中を通し
て、第1図に示すように、本体1に設けられた外部電気
回路への接続用ハーメチック・シールの端子17.18
に夫々接続されている。
又、第2の固定電極15は、同様第2の固定電極支持体
12の中を通して、ハーメチック・シールの端子19に
接続されている。
そして、導電性リング10が第11第2の固定電極支持
体11.12に挾まれて、導電性リング10が移動電極
接続用電極16に接続され、導電性リング10が本体1
から絶縁されるよう、導電性リング10と本体1との間
に間隙が保たれるようになっている。
又、20.21はフランジで、夫々導入口22.23を
有し、フランジ20が低圧側測定ダイヤフラム2側の本
体1に、フランジ21が高圧側測定ダイヤプラム3側の
本体1にボルト・ナツト24により取り付けられ、低圧
側及び高圧側測定ダイヤフラム2,3の間に形成された
室内にシリコン油導非圧縮性の封液25が密封された構
成になっている。
このような構成により、導入口22.23より低圧P、
及び高圧P2が夫々導入されると、圧力の変化により低
圧側及び高圧側測定ダイヤフラム2゜3が変位して、連
結棒5を介し、て移動電極6が移動するため、移動電極
6と第1、第2の固定電極14.15との間の電気容量
が差動的に変位し、端子17,18.19を外部電気回
路に接続して、低圧P1及び高圧P2の差圧を、その差
圧に応じた電気信号に変換することができる。
この場合、移動電極6が、絶縁性カラー7゜;7′及び
8により連結棒5と完全に絶縁され、導電性リング10
と本体1との間に間隙が保たれているので、移動電極6
が、電気的に絶縁された状態で、移動電極接続用電極1
6を介して端子17に接続される。
そして、移動電極6を固定極支持体11に設けた移動電
極接続用電極16を介して、外部電気回路に接続するた
めの端子17に電気的に接続するようにしたので、従来
のように、移動電極が移動するために接触不良を起こし
たり、断線したりする心配がない。
又、上記実施例においては、移動電極接続用電極16を
半環状にして、接触面積をできるだけ大きくしであるの
で、接触不良が生じる恐れがない。
第4図は、低圧側及び高圧側測定ダイヤプラムを有する
が、これらを連結する連結軸を有せず、中央板ばねが移
動電極を兼ねる3枚膜形の差圧伝送器に関する本考案実
施例を示す縦断面図、第5図は測定ダイヤフラムが1個
しかない圧力伝送器に関する本考案実施例を示す縦断面
図である。
これらの実施例に関しては、第1図に示す実施例の要素
と同一要素には同一符号を付して説明を省略し、異る部
分に付でのみ説明する。
第4図において、9aは中央板ばねで、移動電極を兼ね
ている。
そして、第1図に示す実施例のように、低圧側測定ダイ
ヤフラム2と高圧側測定ダイヤフラム3を連結する連結
棒がなく、第1図に示す実施例と同様、中央板ばね9a
の周囲が、導電性リング10に挾まれて第1、第2の絶
縁性固定電極、支持体11.12間に固定され、少なく
とも導電性リング10の一方の面が、移動電極接続用電
極16に接触し、導電性リング10の外周が本体1と離
れて本体1と電気的に絶縁された構造になっている。
従って、導入口22,23より低圧P、及び高圧P2が
夫々導入されると、圧力の変化により低圧側及び高圧側
測定ダイヤフラム2,3が変位して、中央板ばね(移動
電極)9aが変位するため、第1図に示した実施例と同
様、低圧P1及び高圧P2の差圧を、その差圧に応じた
電気信号に変換することができる。
そして、この場合も、第1図に示した実施例と同様、移
動電極(中央板ばね9a)が移動電極接続用電極16を
介して外部電気回路に接続されるので、同様な効果があ
る。
第5図において、1aは静電容量型圧力伝送器の本体、
3aは測定ダイヤフラムで、測定ダイヤフラムはこの1
枚しかなく連結棒5aにより移動電極6に連結され、連
結棒5aと移動電極6との間にカラー7′、8が挿入さ
れ、第1図に示す実施例と同様、この間が完全に絶縁さ
れた構造になっている。
従って、導入口23より圧力Pが導入されると、圧力の
変化により測定ダイヤフラム3aが変位して、移動電極
6が変位するため、移動電極6と第1、第2の固定電極
14.15との間の電気容量を差動的に取り出して、圧
力Pを電気信号に変換することができる。
そして、この場合も、第1図に示した実施例と同様、移
動電極6が移動電極接続用電極16を介して外部電気回
路に接続されるので、同様な効果がある。
なお、図中26は温度補償用ダイヤフラl、であるが、
本考案に関係がないので説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は低圧側及び高圧側測定ダイヤプラムを連結する
連結棒を有する差圧伝送器に関する本考案実施例を示す
縦断面図、第2図はその固定電極と移動電極接続用電極
とを備えた絶縁性固定支持体の正面図、第3図は第2図
のIII−III断面図、第4図は連結棒のない3枚膜
形の差圧伝送器に関する本考案実施例を示す縦断面図、
第5図は測定ダイヤフラムが1枚の圧力伝送器に関する
本考案実施例を示す縦断面図である。 1・・・静電容量型差圧伝送器の本体、1a・・・静電
容量型圧力伝送器の本体、2・・・低圧側測定ダイヤフ
ラム、3・・・高圧側測定ダイヤフラム、3a・・・測
定ダイヤフラム、5,5a・・・連結棒、6・・・移動
電極、9a・・・中央板ばね(移動電極)、11,12
・・・第11第2の絶縁性固定電極支持体、14,15
・・・第1、第2の固定電極、16・・・移動電極接続
用電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測定ダイヤフラムが変位すると変位する移動電極と、こ
    の移動電極に対向して固定電極が設けられた絶縁性の固
    定電極支持体とを有する静電容量型圧力伝送器において
    、前記固定電極支持体の移動電極側の面に、前記固定電
    極の外側でこの固定電極と分離して移動電極接続用電極
    を設け、この移動電極接続用電極に導電性リングを対接
    させその導電性リングに導電性板ばねの周縁部を固定し
    、その導電性板ばねに前記移動電極を電気的に接続し、
    又は前記移動電極を兼ねる板はねの周縁部を固定し、前
    記移動電極接続用電極を外部電気回路接続用端子に接続
    したことを特徴とする静電容量型圧力伝送器。
JP11311679U 1979-08-17 1979-08-17 静電容量型圧力伝送器 Expired JPS601400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11311679U JPS601400Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 静電容量型圧力伝送器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11311679U JPS601400Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 静電容量型圧力伝送器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5631342U JPS5631342U (ja) 1981-03-26
JPS601400Y2 true JPS601400Y2 (ja) 1985-01-16

Family

ID=29345426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11311679U Expired JPS601400Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 静電容量型圧力伝送器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS601400Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920849U (ja) * 1982-07-23 1984-02-08 株式会社永田製作所 噴射竿の操縦装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5631342U (ja) 1981-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4823603A (en) Capacitance manometer having stress relief for fixed electrode
CA1141185A (en) Differential pressure transducer
KR940001481B1 (ko) 정전용량식 압력차 검출기
TWI835954B (zh) 電容式壓力感測器設備的微機械組件
JPS6227636A (ja) 圧力変換器
JPH0533732B2 (ja)
JPS60501177A (ja) 圧力センサ
JP4007128B2 (ja) 圧力センサ及びセンサユニット
US5925824A (en) Capacitive differential pressure detector
JPS601400Y2 (ja) 静電容量型圧力伝送器
US20040237658A1 (en) Capacitive micromechanical pressure sensor
JP2570420B2 (ja) 静電容量式圧力検出器
JPS58731A (ja) 静電容量式圧力センサ
US5880373A (en) Differential pressure measuring arrangement
JPS6017332A (ja) 差圧容量変換装置
JPH076506Y2 (ja) 静電容量形差圧測定装置
JPS5930447Y2 (ja) 圧力計
JPS5813728Y2 (ja) 圧力伝送器
JPH0411141Y2 (ja)
JPH086275Y2 (ja) 静電容量式荷重センサ
JPH0412416Y2 (ja)
JPH02195223A (ja) 圧力センサ素子
JPH03205528A (ja) 静電容量式差圧検出器
JPH05142079A (ja) 静電容量式差圧検出装置
JPH11258094A (ja) 静電容量型圧力センサ