JPS60139269A - パチンコ機のチケツト回収読取機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、店と客との間の取引媒体として磁気チケット
を用いたパチンコ機に関する。

（従来技術） 近時、店と客との取引媒体として、従来パチンコ玉自体
であるのに代えて磁気チケットを用いるようにしたパチ
ンコ機を特願昭５８−１４０６６７号において本出願人
は提供している。

このものは、まず、従来の玉貸機に相当するチケット発
行機から玉数データを磁気記録した磁気チケットをパチ
ンコ玉の代りに発行し、この磁気チケットをパチンコ台
の記録再生装置に挿入して該磁気チケットのデータに基
いて遊戯を行い、遊戯終了時、その時点で持玉が有る場
合には、その玉数データを記録再生装置によって記録し
た磁気チケットを遊戯者に返却し、精算用のチケット回
収読取機に磁気チケットの最新玉数データを読み取らせ
て表示させ、この表示に基いて取引を行うようになって
いるものである。

ところで、遊戯中、持玉の一部を煙草、清涼飲料等の景
品に交換したいような場合を生ずるもので、上記システ
ムにおいても、こうした場合への対処が要求されること
になる。

（発明の目的） 本発明の目的は、上記問題を解消し、快適な遊戯を行い
得るようにすることにある。

（発明の構成） 上記目的達成のため本発明は以下の構成を有している。

すなわち、 玉数データが磁気記録された磁気チケットをチケット発
行機によシ発行し、パチンコ台にて前記磁気チケットの
玉数データに基き遊戯を行い、遊戯終了時には、前記パ
チンコ台からその時点における玉数データを磁気記録し
た磁気チケットを発行するようにしたパチンコ機におい
て、 前記磁気チケットの玉数データを読み取る読取手段と、 取引玉数データを入力するだめの入力手段と、前記読取
手段からの工数データよシ前記入力手段からの玉数デー
タを減算する演算手段と、該演算手段による演算値を前
記磁気チケットに磁気記録して、該磁気チケットを発行
する再発行制御手段と、を有するパチンコ機のチケット
回収読取機である。

（実施例） 以下、本発明を図示実施例につき詳細に説明する。

まず、本発明に係るパチンコ機のシステムにおいては、
第１図（Ａ）に示すような磁気チケット１が店と客との
取引媒体となる磁気カードとして使用される。この磁気
チケット１は、一方の面が磁気記録面１人とされ、他方
の面が後述するサーマルプリンタによって玉数データが
数値印刷されるプリント面１Ｂとされた紙製のものであ
シ、磁気記録面１人に玉数データ、不正防止用の符号デ
ータが記録されて後述するチケット発行機から発行され
るものである。

そして、システムは第２図に示すように、ホストコンピ
ュータ２と符号設定器３とチケット発行機４とパチンコ
台５と本発明のチケット回収読取機６とから大略構成さ
れておシ、以下、順次これらの構成要素について説明し
てゆくこととする。

ホストコンピータ２はシステム全体を総括的に管理する
だめの集中管理機となるもので、チケット発行機４、パ
チンコ台５、チケット回収読取機６の動作状態を確認す
るだめの各種表示部を有している。

符号設定器３は、ホストコンピュータ２、チケット発行
機４、パチンコ台５、及びチケット回収読取機６に不正
防止用の符号データを送出するもので、キーボード等が
設けられていて、符号データを任意に設定可能とされて
いる。符号データとしては、日付、店番号等が使用され
るもので、日あるいは店等によシ変えることによシネ正
の防止を図るようにされているものである。

チケット発行機４は、第１図に示す磁気チケット１を発
殊するもので、第３図にも示すように、アダプタとなる
接続器４Ａを介してホストコンピュータ２に接続されて
いると共に、データを格納するためのデータメモリ７と
システムソフトが格納されているプログラムメモリ８と
指定信号コントローラ９とを有するマイクロプロセッサ
（以下、ＭＰＵという）１０を備えている。１１は、こ
のＭＰＵ１ｏのデータバスであり、後に述べる電気的構
成要素は、このデータバス１１に接続されて制御回路系
を構成しＭＰＵ１０にコントロールされるものとなるが
そのシーケンスは後述することとする。尚、符号設定器
３はアダプタとなる接続器４Ａを介してデータバス１１
に接続されている。そして、この制御回路系について、
第３図中、実線矢印で示すものはデータの流れを示し、
また、破線矢印で示すものはＭＰＵ１ｏからの指令によ
りて、そのときの制御対象となるものを指定するために
出される指定信号を示している。

チケット発行機４には、第４図及び第５図に示すように
、そのフレームの前面に、販売表示灯１２とチケット終
了表示灯１３と硬貨投入枚数表示部１４とが配設されて
おυ、これらの表示灯あるいは表示部１２．１３．ｊ４
は、第３図に示す回路中の表示装置１５に包含されるも
のである。販売表示灯１２は、点灯させることによシチ
ケットの販売が可能であることを表示するためのもので
あシ、逆に、その消灯中はチケットの販売が不能となっ
ている状態を示すためのものとなる。チケット終了灯１
３は、後述する磁気チケット１の材料となるチケット連
続帯が皆無になったか、或いは残シ少なくなったときに
点灯するものである。１６は投入口であシ、硬貨投入枚
数表示部１４は、この投入口１６から投入された硬貨の
枚数を数値表示するものである。

チケット発行機１の前面には、さらに、販売スイッチ１
７と硬貨返却スイッチ１Ｂとが配設されている。これら
のスイッチ１７．１８は第３図の回路中、スイッチ装置
１９に金色されるものである。販売スイッチ１７は、所
定枚数の硬貨の投入終了後に、チケットの発行を受ける
ために操作するためのものとされている。２ｏは硬貨返
却口で、硬貨返却スイッチ１７は、投入した硬貨の返却
をこの硬貨返却口２ｏがら受けるために操作するための
ものとされている。尚、２１はチケット発行口である。

チケット発行機４のフレームの裏側には、コンベヤ等の
コイン収納部２２が設けられ、硬貨で硬貨返却口２０と
硬貨収納部２２とに連結されている。この硬貨選別器２
３は、データバス１１に接続され、かつ、図示しない硬
貨返却ソレノイドと硬貨検出スイッチとを有しておｐ。

販売スイッチ１７または硬貨返却スイッチ１８がオンさ
れたか、或いは、正規のものではない硬貨が投入された
ときには、硬貨返却ソレノイドの電源が断たれ、硬貨が
硬貨返却口２０に向って流されるものとされるとともに
、正規の硬貨が投入されたときには、硬貨検出スイッチ
によりこれが検出されて、その度に、その検出信号が出
力されるものとなっている。この検出信号は、ＭＰＵ１
０によって読み取られ、その都度、データメモリ７に格
納され、販売スイッチ１７がオンされたときに、第３図
に示す、硬貨１枚に対する貸玉数を設定するための玉数
設定器２４からの玉数データとともに、磁気チケット１
に磁気記録するための玉数データの演算（（投入硬貨枚
数）×（硬貨１枚に対する貸玉数））時に用いられるも
のとなる。

２５は、発行機本体であシ、この発行機本体２５内にお
いて磁気チケット１は形成されるもので、第６図におい
て、２６は呑込口でｓｂ、との呑込口２６と発行口２１
との間に、図示しない搬送ローラが配列されて搬送通路
が形成され、この搬送通路を移送されつつ磁気チケット
１は製造されるようになっている。２７はチケット連続
帯であシ、このチケット連続帯２７は磁気チケット１の
材料となるもので、リール部材２８に巻回されている。

呑込口２６の近傍には、呑込モータ２９が設けられてお
シ、この呑込モータ２９は、チケット連続帯２７を搬送
通路内に引き込むためのものであシ、販売スイッチ１７
がオンされるとモータ駆動回路３０によって矢印方向に
回転駆動されるようになっている。呑込ロ２６近傍には
、さらに、第３図に示す切断器３１を構成するカッタ３
２及び駆動ソレノイド３３と、位置検出装置３４に包含
されるカット位置検出センサ６５が配設され、このカッ
ト位置検出センサ３５は、カッタ３２よシも搬送通路内
方に配されている。

このカット位置検出センサ３５によってチケット連続帯
２７が検出されると、呑込モータ２９が停止され、駆動
ソレノイド３３が駆動されてカッタ５２によりチケット
連続帯２７が第１図（Ａ）　Ｋ示すかたちに切断される
ものである。

３６は正逆転可能な搬送モータであり、この搬送モータ
３６も呑込モータ２９と同様、モータ駆動回路３０によ
って回転駆動されるようになっており、第１図（Ａ）に
示すかたちに切断稜の磁気チケット１を搬送するための
ものである。

この搬送モータ６６によって磁気チケット１を搬送する
搬送通路には、記録再生兼用の磁気ヘッド３７が配され
、この磁気ヘッド３７は、信号変換器３８を介してＭＰ
Ｕ１１と信号の受授を行うようになっている。搬送通路
の、この磁気ヘッド３７に移動中の磁気チケット１の先
端部が接する位置には位置検出装置３４に包含される録
再位置検出センサ３９が設けられている。

この録再位置検出センサ３９に移動中の磁気チケット１
が検出されると、まず、磁気ヘッド３７によってＭＰＵ
１１から送られてきている玉数データ及び不正防止用の
符号データが磁気チケット１の磁気記録面１人に記録さ
れ、その終了後、記録したデータの読み出しが行われる
ものとされている。尚、搬送モータ３６と信号変換器３
８との間にはタイミング信号発生器４θが接続されてお
り、このタイミング信号発生器４０からのタイミング信
号によって、磁気チケット１の移動速度と磁気ヘッド４
＆３７の記録再生動作とのタイミングがとられるように
なっている。

取出口２１には取出位置検出センサ４１が設けられてお
シ、移動中の磁気チケット１がこの取出位置検出センサ
４１に検出されると搬送モータ３６が停止されるととも
に、磁気チケット１が該取出口４１から引き抜かれると
、新たな硬貨投入を待機する状態になるものとされてい
る。

次にＭＰＵ１ｏのシーケンスを説明する。

電源が投入されると、まず一旦、硬貨セレクタ２３の硬
貨返却ソレノイドの電源を切シ、販売表示ランプ１２を
消灯する。次に、図示しないチケット終了検出スイッチ
からの信号を読み取ル、チケット連続帯２７が終了して
いれはチケット終了表示ランプ１３を点灯させ、新たに
チケット連続帯２７が収納されるまで、この状態で待機
する。そして、チケット連続帯２７が収納されたか、あ
るいは、チケット連続帯２７が存在しているならば、硬
貨返却ソレノイドの電源を投入して、販売表示ランプ１
２を点灯させて、硬貨投入待ちの状態とする。

ここで、客が硬貨を投入すると、硬貨セレクタ２３の図
示しない硬貨検出スイッチがオンされて、送信されてき
た硬貨投入検出信号をデータバスを通して読み取ると、
データメモリ７の硬貨投入枚数デーコ格納用のアドレス
に記憶させる。客が複数枚の硬貨を投入した場合には、
投入されるごとに順次、データメモリ７の記憶数に加算
して記憶させる。

客が所望の玉数に相当する枚数の硬貨の投入を終了して
、販売スイッチ１７がオンされると、その信号を読み取
シ、硬貨セレクタ２３の硬貨返却ソレノイドの電源を切
って新たな硬貨の投入を禁止する。次に、チケット呑込
用モータ２９を回転駆動し、チケット連続帯２７を、そ
の端部から内部に引き込む。これが、カット位置検出セ
ンサ３５によ）検出されると、その信号を読み取シ、呑
込モータ２９の電源を切って回転を停止させ、チケット
連続帯２７の引き込まれた部分の移動を停止させる。そ
して、カッタ３２のソレノイド３３を駆動してチケット
連続帯２７の引き込まれた部分の所定の位置を該カッタ
６２によシカットし磁気チケット１を形成するとともに
、回転方向切換器４０に信号を送ってチケット搬送モー
タ３６の回転方向を、チケット取出口２１に磁気チケッ
ト１を搬送する方向、すなわち発行側にセットする。

次に、チケット搬送モータ３６に電源を入れて、これを
回転駆動し、磁気チケット１の搬送を開始する。そして
磁気チケット１が記録再生位置検出センサ３９により検
出されると、その信号を読み取シ、即座に玉数設定器２
４によシ設定しである硬貨１枚に対する玉数データと客
が投入した硬貨の枚数データとをメモリ７．８から読み
出して、これらを互いに乗算し、金額相当の玉数を算出
して、プログラムによシ指定されたデータフォーマット
に順次変換しつつデータバス１１を通して信号変換器３
８に送信する。アナログディジタルレベル変換器３８に
まず送られて来たディジタル信号を磁気書き込み可能な
かたちとなるアナログ信号にレベル変換させ、磁気ヘッ
ド３７にその変換信号を送る。

これによシ、磁気ヘッド３７によって、磁気チケット１
の磁気記録面１人に玉数データがまず書き込まれる。次
に符号設定器３によシブリセットされている不正防止符
号データを読み取シ、これをデータバス１１を通して信
号変換器３８に送信して玉数データと同様に磁気ヘッド
３７に磁気記録させる。この磁気書き込みが終了すると
搬送モータ３６を一旦停止させ、回転方向を非発行側に
セットした後に回転駆動して磁気ヘッド３７によるデー
タ読み出しへと処理を移行する。尚、磁気書き込み動作
が終了しても、データ記憶メモリ７に記憶されている投
入硬貨枚数データ、玉数データ等のデータはクリアする
ことなく保持する。

そして、リードヘッド１９により読み取られ信号変換器
３８を通してディジタル信号に変換された磁気チケット
１の磁気記録面１Ａからのデータを読み取り、順次デー
タメモリ７に一時格納する。そして、磁気チケット１の
磁気記録面１人に記録されている全てのデータの読み取
）を終了すると、この読み出したデータと書き込みを行
ったときのデータとをデータ記憶メモリ７から読み出し
て、両者の比較を行いその結果によシ以下の処理を行う
。

すなわち、読み出したデータと書き込みを行ったときの
データとが一致していれば、移動中の磁気チケット１を
そのまま取出口２１まで送シ出し、客に引き抜かれるま
で待機する。一方、読み出したデータと書き込みを行っ
たときのデータが一致しないときには、チケット搬送モ
ータ３６の電源を切シ、磁気チケット１の移動を中止し
たのち、回転方向切換器３８によってチケット搬送モー
タ３６の回転方向を、磁気チケット１がチケット取出口
２１から遠ざかる方向、すなわち非発行側にセットし、
チケット搬送モータ３６に電源を投入して回転駆動する
。そして磁気チケット１を通路奥方に移動させ、不良チ
ケットとして図示しない不良チケット収納ボックス等に
収納する。このとき、図示しない不良チケット検出セン
サによって廃棄処理された磁気チケット１が検出される
と、その信号を読み取り、この信号によって通路内に不
良チケットが存在しなくなったことを確認したのちに、
・チケット搬送モータ３６の回転を止めて、チケット呑
込モータ２９を回転駆動し、新たにチケット連続帯２７
から磁気チケット１を作シ出す作業に移る。尚、ここで
は、データネ一致の際、磁気チケット１を即、不良チケ
ットとして廃棄処理するようにしているが、再度データ
を記録し直すようにしてもよい。

ところで、チケット取出口２１にある磁気チケット１を
客が引き抜き、取出位置検出センサによシこれが検出さ
れるとチケット搬送モータ３６を停止させ、データメモ
リ７に格納されている投入硬貨枚数データを図示しない
送信用ドライブ回路等からパルス信号にして売上集計機
等に送信し、これが終了すると、現在発行した磁気チケ
ット１に関するデータをデータメモリ７から全て消去し
て、新たな硬貨投入待ちの状態となるものである。

以上、チケット発行機４について説明したが、本実施例
においては、一つのヘッドで書込・読取の両動作を行わ
せるようにしたが、書込及び読取用のそれぞれの専用ヘ
ッドを用意しても良いものとされている。

パチンコ台５は、第７図に示すように、アダプタとなる
接続器５Ａを介してホストコンピュータ２に接続され、
かつ、第７図に示すようにデータメモリ４２とプログラ
ムメモリ４３と指定信号コントローラ４４とを有するマ
イクロプロセッサ（以下、ＭＰＵという）４５を備えて
おシ、４６はそのデータバスである。後に述べてゆく電
気的構成要素は、このデータノ（ス４６に接続されて、
ＭＰＵ４５にコントロールされるものとなるが、そのシ
ーケンスについては後述することとする。尚、符号設定
器３は、アダプタとなる接続器５Ｂを介してデータノ（
ス４６に接続されている。この第７図に示す制御回路系
において、実線矢印で示すものはデータの流れを示し、
また、破線矢印で示すものは、ＭＰＵ４５からの指令に
よって、そのときの制御対象となるものを指定するため
に出される指定信号を示している。

そして、第８図、第９図において、４７はフレーム、４
８は遊戯盤であり、遊戯盤４Ｂには複数のセーフ孔４９
とアウト孔５０とが開設されている。また、この遊戯盤
４８には、後述する打球槌により発射された〕くチンコ
玉を遊戯盤４８内に誘導する誘導レール５１が設けられ
ている。

遊戯盤４８の裏面側には、第９図に示すようにセーフ玉
ケース５２とアウト玉ケース５３とが形成されておシ、
全てのセーフ孔４９の出口はセーフ玉ケース５２内に臨
み、アウト孔５０の出口はアウト玉ケース５６内に臨ん
でいる。

５４はセーフ玉ケース５２から導出されたセーフ玉通路
、５５はアウト玉ケース５３から導出されたアウト玉通
路であり、セーフ玉及びアウト玉は必ず各々の通路５４
及び５５を別々に通過するようになっている。

第１０図及び第１１図において、５６は発射レールであ
り、この発射レール５６の上端部と誘導レール５１の下
端部とによりファウル玉逃し部５７が形成されており、
このファウル玉逃しｓ５７に落下したファウル玉のため
のファウル玉通路５８がファウル玉逃し部５７に連結さ
れている。５９は待機玉用樋、６０は打玉循環通路であ
り、セーフ玉通路５４、アウト玉通路５５及びファウル
玉通路５８の出口は全て打玉循環通路６０に連結され、
打玉循環通路６０の出口となる下端部は待機土用ｆｌＩ
５９の入口となる上端部に連結されている。これにより
−セーフ玉、アウト玉、ファウル玉の全てのパチンコ玉
が待機玉用樋５９に集中するように構成され、一定量の
パチンコ玉を舎内において循環させて使用するようにな
っている。

待機玉用樋５９の出口となる下端部は、発射レール５６
の下端近傍部処臨み、かつ、この下端部には軸６１を中
心に回動駆動される玉送シレバー６２の圧送シ部６２Ａ
が臨んでいる。この玉送シレバー６２は待機玉用樋５９
内のパチンコ玉を一つずつ発射レール５６に順次送シ込
むもので、その動きは後述する打球槌の動きに同期する
。６３は打球槌であシ、この打球槌６３の先端部は発射
レール５６の下端発射部内に臨んでいる。この構成によ
シ、待機玉用樋５９から順次送られてくるパチンコ玉は
、打球槌６３によシたたかれて発射レール５６、誘導レ
ール５１を通って遊戯盤４８内に飛入されるようになっ
ている。６４は待機玉用樋５９から発射レール５６への
入口である。

６５は玉抜装置であり、６６．６７はその圧抜操作レバ
ーである。これら圧抜操作レバー６６゜６７は、待機玉
用樋５９内のパチンコ玉を外部に抜き取るためのもので
、含臭側に設けられて外部からの操作は不能と不正に玉
が抜き出されることが防止されている。これら２つの圧
抜操作レバー６６．６７のうち圧抜操作レバー６６は１
回操作ごとにパチンコ玉１つずつ取りだすためのものと
され、他方の圧抜操作レバー６７は１回の操作により連
続して複数のパチンコ玉を取シ出すものとされている。

圧抜操作レバー６６は、待機玉用樋５９内のパチンコ玉
とパチンコ玉との境に向ってその近傍にまでのび、その
先端部はテーパ形状とされている。また、この圧抜操作
レバー６６の長手方向中間部分には、当接操作部６６Ａ
が突設されている。圧抜操作レバー６７は、圧抜操作レ
バー６６の当接操作部６６Ａよりも若干下方にまで延び
、その先端部は後述するクランク部材６８のレバ一部６
８Ａに当接している。６８はクランク部材、６９はスラ
イドバーであり、クランク部材６８は、略くの字状を呈
して２本のレバ一部６８Ａ、６８１３を有しておシ、軸
６８Ｃを中心に回動駆動されるものである。クランク部
材６８のレノく一部１１Ｂと機枠との間には、ひつげシ
コイルノ（ネ７０が掛は渡され、これにより、クランク
部材６８は時計方向に回動付勢されていて、そのレノ（
一部６８Ａが圧抜操作レバー６６．６７を押し上げてい
る状態となっている。スライドパー６９は機枠に対して
横方向にスライド可能に設けられ、後述する取出用小孔
を開閉するもので、そのスライド操作はクランク部材６
８のレバ一部６８Ｂによシなされるように構成されてい
る。この構成において、含臭側から圧抜操作し／＜　−
６６を押し込み操作すれば、その当接操作部６６Ａによ
シフランク部材６８のレバ一部６８Ａが押されて該クラ
ンク部材６８がひりばシコイルノ（ネ７０の不勢力に抗
して反時計方向に回動され、そのレノ（一部６８Ａによ
シスライドパー６９が図中右方にスライド操作されて取
出用小孔が開成されノ（チンコ玉が取シ出される８この
とき、圧抜操作レノクー６６の先端部が先頭の玉と２番
目の玉との境に侵入し、２番目の玉取後の玉の流出が阻
止されるようになっている。また、圧抜操作レバー６７
を押し込み操作すれば、その先端部によりクランク部材
６８のレバ一部６８Ａが押されて該クランク部材６８が
回動され、スライドパー６９がレバ一部６８によシスラ
イド操作されてパチンコ玉が連続して流出するものとさ
れている。

セーフ玉通路５４、ファウル玉通路５８には、各通路５
４．５８内を通過するパチンコ玉を検出するセーフ玉検
出センサ７１、ファウル玉検出センサ７２が配設され、
待機玉用樋５９の下端部にも、発射されるべき発射玉を
検出するだめの発射玉検出センサ７３が設けられている
。これらの検出センサ７１，７２．７３は、第７図回路
中のパチンコ玉検出装置７４に包含され、その検出信号
はＭＰＵ４５によシカラントされるもので、これについ
ては後に詳述する。

第８図、第９図に戻って、７４は打止ランプ、７５は出
玉状況表示装置となる出玉状況未示ランプ、７６は遊戯
中断表示ランプであり、これら打止ランプ７４、出玉状
況表示ランプ７５及び遊戯中断表示ランプ７６は共にフ
レーム４７の上方に設けられ、かつ、第７図の回路中の
表示装置７７に含まれているものである。打止ランプ７
４は、パチンコ台５の出玉数が打止玉数に達すると点灯
し、打止であることを表示するものである。出玉状況表
示ラング７５は、パチンコ台５の出玉状況を出玉数に応
じて段階的に表示するもので、ランプ７５Ａ、　７５Ｂ
、　７５Ｃの３つのライブから成シ、ここでは３段階表
示を行うよう構成されている。例えば、パチンコ台５の
打止玉数が４０００発であるとする。この場合、出玉数
が１０００．２０００．３０００発となるにしたがいラ
ンプ７５Ａ、７５Ｂ、７５Ｃを順次点灯させるようにす
るものである。この出玉状況表示２ンプ７５によれば、
パチンコ玉が台表に出る一般のパチンコ機同様、各台が
どのくらいの出玉状態にあるかを容易に把握できるもの
である。

また、出玉状況表示装置としては、上記の出玉状況表示
ランプ７５のような光学的表示器に限定されない。例え
ばブザー等により出玉数に応じて音を出すことも有効で
ある。そして、光学的表示器においても単に点灯させる
だけではなく点滅させるようにしても良く、さらにこの
点滅に同期させてブザー等を鳴らせば遊戯者に対しても
遊戯意欲をかきたてる効果が得られる。

遊戯中断表示ランプ７６は、パチンコ台５が遊戯の中断
中であることを表示するもので、この表示がなされてい
る最中は、後に詳述するが、遊戯開始から遊戯終了まで
の操作が無効となるようにされている。７８は短時間中
断スイッチで、この短時間中断スイッチ７８は、手洗、
持玉の一部景品交換等の小用時に操作するためのもので
、遊戯者が自由に操作することができるよう外部から操
作可能となるように図示の如くフレーム４７の前面に設
けられており、持玉がある状態のときのみ、その操作が
有効と々るようにされている。

７９は入営表示ランプで、この入賞表示ランプ７９は、
パチンコ玉がセーフ孔４９に飛入して入賞するごとに点
灯して、この入賞を表示するものである。８０はスピー
カであり、このスピーカ８０は、パチンコ玉の入賞時に
擬音を発生させるためのものである。８１は玉数表示器
であり、この玉数表示器８１は、現時点の持ち玉数を数
値表示するもので、遊戯盤４８の下方に設けられ、これ
らの入賞表示ランプ７９、スピーカ８０、玉数表示器８
１も第７図の回路中の表示装置７７に包含されているも
のである。

玉数表示器８１の右方には、窓８２が設けられ、この窓
８２から待機玉用樋５９に整列しているパチンコ玉が目
視可能とされている。また、窓８２の右方には前述の圧
抜装置６５の一部を構成する取出用小孔８３が設けられ
ている。この取出用小孔８３は、前述した如く待機玉用
樋５９内のパチンコを取シ出すときの取出口となるもの
である。

さらに、パチンコ台５には、そのフレーム４７の下部に
灰皿８４、電動ハンドル８５が設けられ、また背面側に
打止用ソレノイド８６と主に第７図に示す回路が組み込
まれた回路装置８７とが設けられている。打止用ソレノ
イド８６社、第７図の回路中の玉送シ禁止器８８に包含
されるものである。回路装置８７の上面には、長時間中
断スイッチ８９が設けられておシ、この長時間中断スイ
ッチ８９は、食事等の比較的長い時間パチンコ台５から
離れなければならないときに操作するだめのものである
。この長時間中断スイッチ８９がオンされると短時間中
断スイッチ７８がオンされたときと同様、中断光示ラン
プ７６が点灯されるものとされているが、含臭側に設け
られているため外部からの操作は不可能とされている。

これによｐ、遊戯者むやみに操作されないようになされ
ている。

９０は記録再生装置となるチケット処理装置であって、
チケット処理装置９０は、第１２図に示すように磁気チ
ケット１に記録されているデータの読取、及び磁気記録
面１人へのデータの書込を行う磁気ヘッド９１、この磁
気ヘッド９１が書き込む玉数データと同一データをプリ
ント面１Ｂに数値印刷する印刷手段としての、第７図中
印刷装置１１２に含まれるサーマルプリンタ９２を有し
ている。これら磁気ヘッド９１、サーマルプリンタ９２
は、チケット処理装置９０の内部に形成されたチケット
搬送通路９０Ａに沿って順次配設されているものである
。そして、チケット搬送通路に治って上部送りローラ９
３Ａ〜９５Ｑ及び下部送ジロー２９４Ａ〜９４Ｇが互い
に上下対をなすように配設されている。９５は正逆転可
能なチケット搬送モータ、９６はその′出力ローラであ
シ、この出力ローラ９６と下部送りローラ９４Ａ〜９４
Ｇとには搬送ベルト９７が掛は渡されている。そして、
下部送りローラ９４Ａと下部送シローラ９４Ｂとには、
搬送ベルト９８が掛は渡されている。９９はテープ出入
口であって、この構成により、このテープ出入口？？か
ら挿入された磁気チケット１は上下送りローラ９３Ａ〜
９３Ｇ及び９４Ａ〜９４Ｇによって挟持されるかたちで
チケット搬送通路を搬送されるようになっている。尚、
第７図中、１１０はモータ駆動回路、１１１はタイミン
グ信号発生器である。

サーマルプリンタ９２はチケット搬送通路に存在する磁
気チケット１に対して進退可能に設けられておル、その
下方にはソレノイド１００が設けられ、１０１はそのプ
ランジャであって、このプランジャ１０１とサーマルプ
リンタ９２とはコイルバネ１０２によ）連結されている
。また、サーマルプリンタ９２とソレノイド１００トの
間には、搬送補助ロー２１０５が設けられている。

この構成において、磁気チケット１がそのプリント面１
Ｂに印刷されるときは、ソレノイド１００が作動してプ
ランジャ１０１が引き込まれ、サーマルプリンタ９２が
磁気チケット１のプリント面１Ｂに接触されて印刷が行
なわれるようになっているものである。

また、チケット処理装置９０には、チケット出入検出セ
ンサ１０２と記録再生位置検出センサ１０３とチケット
停止位置検出センサｊ０４とが設けられている。チケッ
ト出入検出センサ１０２は、チケット出入口９９の近傍
に設けられ、とのチケット出入口９９における磁気チケ
ット１の挿入・取出を検出するものである。記録再生位
置検出センサ１０３は磁気へ、ド９１による磁気チケッ
ト１への記録再生位置検出用のもので、記録再生位置検
出センナ１０６によって検出された位置で磁気チケット
１はその磁気記録面１人に記録されているデータが磁気
ヘッド９１によって読み取られるとともにデータが書き
込まれるようになっている。尚、１０９は信号変換器３
８と同様の機能を有する信号変換器である。チケット停
止位置検出センサ１０４は、チケット搬送通路の最奥方
に設けられていて、磁気チケット１は、このチケット停
止位置検出センサ１０４によって検出されると停止され
、後述する精算ボタンがオンされるまでその位置で待機
されるようになっている。

チケット処理装置９０にはさらに、そのチケット搬送通
路９０Ａと最奥方において連続するチケット退避通路９
０Ｂが設けられてお９、このチケット退避通路９０３３
にＧりて上部送りローラ１０５’Ａ　、　１０５’Ｂと
送りローラ１０６Ａ、１０６Ｂとが配設されている。下
部送りローラ１０６Ｂの下方には搬送モータ１０５の回
転軸１０７が設けられておシ、この回転軸１０７と下部
送りローラ１０６Ａ。

１０６Ｂには搬送ベルト１０８が巻架されている。

退避通路９０Ｂの最奥部近傍には退避位置検出センサ１
０８′が設けられておシ、この退避位置検出センサ１０
８′は、退避通路９０１３内における磁気チケット１の
有無を検出するものとされている。

チケット処理装置９０の前面には精算ボタン１０９が設
けられており、この精算ボタン１０９は、客が遊戯を終
了するときに操作するためのものでアって、この精算ボ
タン１０９がオンされたとき、待機していた磁気チケッ
ト１が搬送され、データが磁気記録されかつプリントさ
れてチケット出入口９９に送シ出されるようになってい
る。尚、上記した構成要素中、種々の位置検出センサ１
０２　、１０３　、１０４　、１０８は第７図の回路中
の位置検出装置１１３に包含されるもので、フォトセン
サ、有接点スイッチ等が使用される。

次に、ＭＰＵ４５のシーケンスについて説明する。

チケット処理装置９０のチケット出入口９９から磁気チ
ケット１が挿入されると、チケット出入検出センサ１０
２によ１磁気チケツト１が検出される。そして、その検
出信号を読み取ると、ナ→→８−゛り駐勧回緊ＩＨ１に
よシ搬送モータ９５の回転方向を、磁気チケット１がチ
ケット出入口９９から遠ざかる方向に移動する方向、す
なわち読取側にセットする。そして、搬送モータ９５の
電源を入れて、磁気チケット１の搬送を開始する。

磁気チケット１が記録再生位置検出センサ１０３によシ
検出されると、その検出信号を読み取シ、磁気チケット
１の磁気記録面１ＡＫ記録されているデータを待つ。磁
気ヘッド９１により読み出されたデータ信号は信号変換
器１０９によって信号変換されるとともに、搬送モータ
９１、タイミング信号発生器１１１からの信号を基にタ
イミング信号が作られる。このタイミング信号を読み取
ると、データが正規の信号であるとして読み込み、読み
込んだデータ信号をデータメモリ４２に順次格納し、′
全てのデータ記憶を終了すると、その一時記憶したデー
タを玉数データ、不正防止符号データ等に分類し、各デ
ータを格納すべきアドレスにそれぞれ格納する。そして
、移動している磁気チケット１が停止位置検出センサ１
０４により検出されると、その検出信号を読み取シ、駆
動モータ９５を停止させて磁気チケット１の移動を停止
させる。

次に符号設定器３から読み取った不正防止符号とデータ
メモリ４２に記憶しである磁気チケット１からの不正防
止符号とを比較する。その結果一致していれば、不正で
はないものとし、次にデータメモリ４２に記憶されてい
る磁気チケット１からの玉数データによる持玉数が、客
の持ち得る最大玉数と零との間の値にあるか否かという
ことを比較判定する。その結果、ＯＫであれば、データ
メモリ４２内の玉数データを玉数表示器８１に送り、該
玉数表示器８１に客の持玉数を表示させる。これにより
客は、自分の持玉数を知ることができる。

次Ｋ、圧送シ禁止器８８に信号を送シ打止ソレノイド８
６をオンさせて、発射レール５６内への玉送シを可能な
状態となシ、パチンコ台５は遊戯可能な状態となる。

尚、磁気チケット１の玉数データによる客の持玉数が最
大玉数以上、または零であるとき、および不正防止符号
があらかじめプリセットされている不正防止符号と一致
しない場合には、モータ駆動回路１１０によって搬送モ
ータ９５の回転方向を、磁気チケット１がチケット出入
口９９に近ずく方向、すなわち送シ出す方向にセットし
たのち搬送モータ９５の電源を投入して、磁気チケット
１をチケット出入口９９まで戻す。

客がこの磁気チケット１を引き抜き、これがチケット出
入検出センサ１０２によシ検出されると、その検出信号
を読み取シ、搬送モータ９５を停止させて、その回転方
向を読取側にセットし直して新たに磁気チケット１が挿
入されるのを待つ状態となる。

客が電動ハンドル８５を操作して、玉を発射し、遊戯を
開始する。遊戯中、流れるパチンコ玉は、セーフ玉検出
センサ７１、ファウル玉検出センサ７２、発射玉検出セ
ンサ７３にょシ検出され、それぞれの検出信号が出力さ
れる。

そして、発射玉検出センサからの検出信号を受けるごと
にデータメモリ内の玉数データから１カウントずつ減算
して記憶するとともに、減算するごとに玉数表示器８１
に信号を送り持玉数を表示させる。また、ファウル玉検
出センサ７２からの検出信号を受けるごとに１カウント
ずつ加算するとともにセンサ７１の場合と同様の動作を
行う。セーフ玉検出センサ７５からの検出信号を受ける
と玉数設定あるいは各種選択スイッチを含む手段１１４
によりプリセットしである当ｐ玉１個に対する賞品玉数
（例えば、１１個、１３個、１５個）を玉数データに加
算して、順次データメモｌ７４２［記憶する。このとき
、変化している玉数データを常時、玉数表示器８１に送
り、表示させているので、客は現時点での持玉数をいつ
でも知る事ができる。さらに、図示しない発射玉バルサ
及びセーフ玉バルサから常にホストコンピュータ２にパ
ルスが発生すれていて、このホストコンピュータによシ
パチンコ台５の出玉状況は監視されている。

ホストコンピュータ２によりパチンコ台５の打止が検出
されない限り、客の持玉数が１個以上最大玉数未満にあ
る間は、上記動作が継続される。

ここで、この遊戯中、遊戯者に、小用が生じて台前面の
短時間中断スイッチ７８がオンされ、その遊戯中断信号
が送られてくると、プログラムメモリ４３内のソフト或
いは図示しないタイマＲＯＭ等によシ予め設定されてい
る時間だけ表示器８８に向って、制御対象として遊戯中
断表示ランプ７６を指定する信号とランプを点灯させる
だめの信号とを送信し、遊戯中断表示ランプ７６を点灯
させる。と同時に、同じ時間だけ圧送シ禁止器８８に無
効制御信号のひとつとなる玉送り禁止信号を送って打止
ソレノイド８６の電源を切ることにより打球操作を無効
とする。

さらに、短時間中断スイッチ７８がオンされると同時に
、磁気チケット１の発行処理を行う。

この発行処理については後に詳述する。そして、所定時
間経過後は、自動的に台を遊戯可能な状態とする。尚、
小用といっても、まず少なくとも２通り考えられ、持玉
の一部景品交換（例えば、煙草、清涼飲料等）の様に磁
気チクット１を必要とする場合と、手洗等の様に特に磁
気チケット１を持ち歩く必要の々い場合とがある。

前者の場合には、前述の方法で良いのであるが、後者の
場合には、必ずしも良好な方法とは言い難い。なぜなら
ば、磁気チケットの紛失を避けたいのが一般的であるか
らである、そこで、短時間の遊戯中断方式として２通り
の選択を可能としてもよい。すなわち、中断用スイッチ
として、チケット発行中断スイッキとチケット非発行中
断スイッチとを設け、チケット発行中断スイッチがオン
されたときには前述の処理を行うものとし、チケット非
発行中断スイッチがオンされたときには、前述の処理中
磁気チケット発行処理は行わず、かつ、加えて精算スイ
ッチ１０９の操作を無効としておけば良い。

また、遊戯中、遊戯者に食事等の比較的長時間台を離れ
なければならない用事を生じて、ホールの係員により、
長時間中断スイッチ８９がオンされ、その遊戯中断信号
が送られてくると、プログラムメモリ４３内のソフト或
いは図示しないタイマＲＯＭ等によシブリセットされて
いる時間だけ表示器８８に向って、制御対象として遊戯
中断表示ランプ７６を指定する信号とランプを点灯させ
るだめの信号とを送信し、遊戯中断表示ランプ７６を点
灯させる。と同時に、同じ時間だけ圧送シ禁止器８８に
無効制御信号のひとつとガる玉送シ禁止信号を送って打
止ソレノイド８６の電源を切ることによシ打球操作を無
効とし、スイッチ手段１１４にスイッチ操作を無効とす
る信号を送って、Ｎ算スイッチ１０９の操作を無効とす
る。そして、所定時間経過後、遊戯中断表示ランプ７６
を消灯させるとともに、遊戯可能な状態にする。

ところで、遊戯中は常時、持玉数がプログラムメモリ４
３０ソフト或いは設定手段１１４に設定されている追加
可能数とも比較されており、持玉数が、この追加可能数
以下になると、新たなチケットの挿入が可能となって、
現在の持玉に玉を追加することが可能となる。

ここで、新たな磁気チケット１（以下、新チケットとい
う）が挿入されると、この新チケットがチケット出入検
出センサ１０２によって検出され、その検出信号が出力
されると、これを読み取り、搬送モータ９５を呑込方向
（図中矢印Ａ方向）に回転駆動し、さらに搬送モータ１
０５も図中矢印Ｂ方向にローラ９４Ａ〜９４Ｆとロー２
１０６Ａ、１０６Ｂとが同一回転速度となるように同期
させて回転駆動する。こうして、新チケットを呑込方向
に搬送し、旧チケットを退避通路９０Ｂ内に移送する。

旧チケットが退避位置検出センサ１０８に検出されて、
その検出信号が出力されると搬送モータ１０５を停止さ
せて、旧チケットはその場に待機させる。

一方、新チケットは、遊戯開始前の旧チケットと同様の
処理が施される。その結果、新チケットが正規のもので
あったならば、新チケットに記録されている玉数が持玉
数に加算され、搬送モータ１０５をチケット廃棄方向（
図中矢印Ｂ方向）に回転駆動し、廃棄処理を行う。そし
て、旧チケットが図示しない廃棄チケット検出センサに
検出されたところで、搬送モータ１０５を停止させる。

尚、この追加処理中、遊戯は通常通り行うことが可能な
状態となっておシ、処理終了後、引き続いて遊戯が続行
される。また、新チケットが正規のものでなかつた場合
、このものは、チケット出入口９９に戻され、旧チケッ
トがえの停止位置に戻されて、持玉が有る限シ遊戯の続
行を可能とする。

ところで、客の持玉数、すなわちデータメモリ４２内の
玉数データが最大玉数あるいは零と一致した場合は、玉
送り禁止器８８に信号を送って打止用ソレノイド８６の
電源を切り、発射レール５６への玉送りが不能な状態に
する。また、客の持玉数が最大玉数と一致したときに限
り、図示しない打止パルサに信号を送り、該打止バルサ
に打止になったことを知らせるためのパルス信号をホス
トコンピュータ２に出力させ、かつ、打止表示ランプ７
４を点灯させる。そして、最終打球された玉が入賞する
可能性もあるため、所定時間待機した後に、後述する精
算スイッチ１０９がオンされたときと同様のチケット発
行処理を自動的に行う。

一方、ホストコンピュータ２等により、パチンコ台５の
出玉数が打止玉数に達したことが検出されて、その検出
信号が図示しない打止検出器等を介して送られてくると
、データバス４６を通してこれを読み取シ、上記同様の
打止処理を行う。

次に客が精算スイッチ１０９をオン操作すると、モータ
駆動回路１１０により搬送モータ９５の回転方向を、磁
気チケット１を送り出す方向にセットして、この搬送モ
ータ９５の電源を投入する。すると、磁気チケット１は
チケット出入口９９に向って移動し始める。その途中、
記録再生位置検出センサ１０３によシ検出されると、そ
の検出信号を読み取シ、そしてデータメモリ４２内の玉
数データ及び不正防止用の符号データ等をプログラムに
より指定されている書き込みフォーマットに直しつつ、
信号変換器１０９を通して磁気ヘッド９１にデータを送
９、磁気チケット１の磁気記録面１人に順次磁気記録さ
せる。

次に、その記録されたデータが磁気ヘッド９１によシ読
み取られ信号変換器１０９を通してディジタル信号に変
換されたデータを読み取って、データメモリ４２に格納
する。

全てのデータの読み出しが終了すると、搬送モータ９５
を一時停止させ、書き込みを行ったときのデータと今読
み出したデータとを比較する。その結果一致しないとき
は、搬送モータ９５の回転方向を切り換えて駆動Ｌ、停
止位置検出センサ１０４に検出される位置まで磁気チケ
ット１を戻し、再び書き込みから開始する。一方、一致
したときには、搬送モータ９５を回転させて磁気チケッ
ト１をチケット出入口９９に向って移動させる。その途
中、所定のタイミングで印字機１１２により第１図（Ｂ
）に示すようなかたちに印字を行ない、チケット出入口
９９に送シ出す。

尚、遊戯の途中で中止するときは、精算スイッチ１０９
をオン操作する。この場合には、打止の場合と異な９、
精算スイッチ１０９をオン操作すると、まず打止ソレノ
イド８６の電源が切られてから上記の動作に移る。

客がチケット出入口９９に出て来た磁気チケット１を引
き抜くと、チケット出入検出センサ１０２により検出さ
れる。すると、搬送モータ９５を停止させ、その回転方
向を読取側に直してデータメモリ４２のデータをクリア
して、次のチケット待ちとなる。但し、ホストコンピュ
ータ２からの検出信号による打止の場合は、このホスト
コンピュータ２がらの信号が切れるまで打止表示ランプ
７４を点灯させつづけ、この間パチンコ台５を遊戯不能
な状態とする。

尚、客の持玉数が零になった場合には、上記打止の場合
と同様の動作を行うか、或いは、モータ駆動回路１１０
にょシ搬送モータ９５の回転方向を読取側にセットして
電源を投入し、磁気チケット１をさらに奥方へと移動さ
せ、図示しない不用チケット収態ボックス等に廃棄処理
する。これが図示しない廃棄チケット検出センサ等によ
り検出されると、その検出信号を読み取シ、搬送モータ
９５を停止させるとともに、１回の遊戯終了として、こ
の遊戯で使用り、ｆｃテ−タフモリ４２内のデータをク
リアして次のチケット待ちとなる。

また、同一の磁気チケット１を使用して、客が台を替え
て遊戯を行りた場合、新たな台は、前回遊戯を行った台
にょシ書き込まれたデータに基づき動作することになる
。そして、例えば客が台を２回替った場合にはその都度
、玉数データが磁気チケット１の磁気記録面１人に記録
されるとともに、プリント面１Ｂにも第１図（Ｃ）に示
すように印字されるものである。

次に、本発明のチケット回収読取機６について説明する
。

チケット回収読取機６は第１３図に示すように、接続器
６Ａを介してホストコンピュータ２に接続されていると
共に、データメモリ１１５とプログラムメモリ１１６と
指定信号コントローラ１１７とを有するマイクロプロセ
ッサ（ＭＰＵ）１１ａを備えておシ、１１９はそのデー
タバスである。

そして第１４図に示すように、フロンドブＬ／　−ト１
２０には、表示器１２１に包含される確当表示器１２２
、チケット交換表示灯１２３、チケット交換終了灯１２
４、不正検出灯１２５、エラ表示灯１２６、とキースイ
ッチ１２７と破棄スイッチ１２８と再発行スイッチ１２
９とが図示の如く配設されている。

また、チケット回収読取機６の内部構成は、パチンコ台
５のチケット処理装置９０と類似しているので、ここで
は簡単に説明すると、１３０はチケット出入口、１３１
はチケット廃棄口であり、このチケット出入口１３０か
らチケット廃棄口１３１にかけて搬送通路１３２が形成
されている。

搬送通路１３２には、上部送シローラ１３３Ａ〜１３３
Ｅと下部送シローラ１３４Ａ〜１３４Ｅとが配設されて
いる。１３５は搬送モータ、１５６はその出力ローラで
、この出力ローラ１３６と送りローラ１３５Ａ〜１３３
Ｅ及び１３４Ａ〜１３４Ｅとにはベルト１３７が巻架さ
れている。下部送シローラ１３４Ｅの奥方には中介ロー
ラ１３８が配設され、さらに、廃棄口１３１近傍に、送
シローラ１３９が配設されている。これらの中介ロー２
１３８と送シローラ１３９とにはベルト１４０が巻架さ
れていて、図示の如く、モータ１３５によシ駆動するも
のとなっている。

搬送通路１３２の中介ローラ１５８と送りローラ１３９
との間には、印字機１４１となるサーマルプリンタ１４
２とソレノイド１４３と圧接ローラ１４４とが配され、
さらに、破棄装置１４５となるカッタ１４６とソレノイ
ド１４７とが配されており、チケット出入口１３０の近
傍には、磁気ヘッド１４８が設けられている。また、１
４９　、１５０　、１５１　。

１５２　、１５３　、１５４はそれぞれ、チケットの出
入位置、記録再生位置、印字位置、停止位置、破棄処理
位置、及び廃棄位置を検出するための位置検出センサで
、第１３図の回路中、位置検出装置１５５に包含される
ものである。

尚、第１３図の回路中、１５５はモータ駆動回路、１５
６は信号変換器、１５７はタイミング信号発生器であり
、いずれも、チケット発行機４及びパチンコ台５のもの
と同様のものである。また、１５８はバーコードリーダ
等の光学読取機であり、この光学読取機１５８は必ずし
も必要なものではないが、設けるとすると、第１５図に
示すように、搬送通路１３２をはさんで磁気ヘッド１４
８と対向させるようにする。

次に、ＭＰＵ１１８のシーケンスを説明する。

磁気チケット１が出入口１３０から挿入され、チケット
出入検出センサ１４９によって検出されると、その検出
信号を読み取器、搬送モータ１３５を、モータ駆動回路
１５５によってその回転方向を指定し、そして電源を入
れて回転駆動して磁気チケット１を搬送する。移動中の
磁気チケット１が、記録再生位置検出センサ１５０によ
って検出されると、その検出信号を読み取器磁気ヘッド
１４８からの信号を待つ状態となる。磁気ヘッド１４８
から信号が送られてくると、−これを読み取り、データ
メモリ１１５に記憶する。

全ての磁気記録データの読み取器が終了すると、符号デ
ータと玉数データとに分けてデータメモリ１１５に記憶
し、まず玉数データを確当表示器１２１に表示する。そ
の後、磁気チケット１から読み取った符号データと符号
設定器５からの符号データとを比較する。その結果、一
致しなかった場合には、不正検出灯１２５を点灯させて
、不正があったことを報知するとともに、挿入されてい
る磁気チケット１をチケット出入口１３０に戻すか、或
いは、廃棄処理する。この廃棄処理については後述する
こととする。一方、符号データが一致した場合には、次
に、磁気記録されていた玉数データと光学読取器１５８
によシブリント面１Ｂから読み取ったデータ或いはキー
スイッチ１２７から打ち込まれたデータとを比較する。

その結果、一致しなかった場合には、エラー表示器１２
６にエラーである旨を表示する。

一致していた場合には景品交換を可能とする。

景品交換おいては、景品の玉数光学読取器（主に、バー
コードリーダ）１５８或いはキースイッチ１２７によシ
入力されると、磁気チケット１から読み取ったデータか
らそのデータを減算し、この減算処理ごとにデータメモ
リ１１５に記憶しなおすとともに、その減算後の工数デ
ータを確当底示器１２１に表示させる。これにより残り
玉を知ることができる。

景品交換が終了して、破棄スイッチ１２８がオンされる
と、搬送モータ１３５を呑込方向に回転駆動し、磁気チ
ケット１を奥方へ移動させる。

移動中の磁気チケット１が破棄処理位置検出センサ１５
３によって検出され、その検出信号を読み取ると、破棄
装置１４６に信号を送りまず、ソレノイド１４７を駆動
してパンチ１４６によシ磁気チケット１に孔をあけて再
使用不可能とする。

そして、磁気チケット１を更に奥方へと移動させてチケ
ット収納ボックス１５９に落して廃棄する。この廃棄さ
れたチケットが廃棄チケット検出センサ１５４によって
検出されると、その検出信号を読み取器、搬送モータ１
３５を停止させて、データメモリ１１５内のデータをク
リアして初期状態にして、次のチケット待ちの状態とす
る。

一方、景品交換が終了しても残シ玉が有る場合、即ち持
玉の一部景品交換を行ったときに、再発行スイッチ１２
９がオンされると、まず、搬送モータ１３５を発行側に
駆動して磁気チケット１を磁気ヘッド１４８に向けて搬
送する。移動中の磁気チケット１が記録再生位置検出セ
ンサ１５０によって検出されると、その検出信号を読み
取９、残り玉の玉数データを磁気チケット１に磁気記録
する。次に、この玉数データを印字用のデータに変換し
てデータメモリ１１５内において格納し直す。移動中の
磁気チケット１が、印字位置検出センサ１５１により検
出されると、この検出信号を読み取り、磁気チケット１
のプリント面１Ｂに玉数データとともにバーコードの印
字を行う。その終了後、磁気チケット１を出入口まで移
動させ、磁気チケット１が取り出されるのを待ち、取り
出されたところで、搬送モータ１３５を停止させ、デー
タメモリ１１５内のデータをクリアして、次のチケット
待ちの状態となる。

尚、取引した玉数のデータは、接続器６Ａかラホストコ
ンピュータにパルスにして送、１１て、−日の出玉数、
売上管理等に用いられるものとなる。

尚、廃棄処理はパンチングには限定されない。

また、光学読取器１５８、キースイッチ１２７の代シに
なる入力手段としては、ＭＰＵ１１０にデータを送れる
ものであれば何でも良い。

（発明の効果） 以上述べて来たことから明らかなように、本発明によれ
け、玉数を持玉から減算して、その演算値データを磁気
記録したのちに、その磁気チケットを再発行することが
できるので、持玉の一部景品交換が可能となるという効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）〜（Ｃ）は本発明パチンコ機システムにお
いて使用される磁気チケットの構造を示す図、第２図は
本発明パチンコ機システム全体の構成を示すブロック図
、第３図は本発明に係るチケット発行機の電気的構成を
示す制御回路系のブロック図、第４図は本発明に係るチ
ケット発行機の機械的構成を示す正面図、第５図はその
内部構成をも示す側面図、第６図は本発明に係るチケッ
ト発行機の本体の概略構成図、第７図は本発明に係るパ
チンコ台の電気的構成を示す制御回路系のブロック図、
第８図は本発明に係るパチンコ台の機械的構成を示す正
面図、第９図はその背面図、第１１０図はその一部拡大
正面図、第１１図はその平面図、第１２図は本発明に係
るパチンコ台のチケット処理装置の内部構成を示す図、
第１３図は本発明に係るチケット回収読取機の電気的構
成を示す制御回路系のブロック図、第１４図は本発明に
係るチケット回収読取機の機械的構成（フロント部）を
示す一部正面図、第１５図はその内部構成を示す図であ
る。 １：磁気チケット ５：パチンコ台 ６：チケット回収読取機 ４５：ＭＰＵ １２９：再発行スイッチ 特許出願人 平和工業株式会社 代理人 弁理士　萼　優　美（ｌ丘か１名） 牙５図　才４図 牙６図 ２久 オフ図 オ・８図 才９図 弓 ５ノ 牙１２図 ９３８９３Ｃ９３Ｄ　９０Ａノ ９３Ａ　１０３　１０２ Δ １６Ｂ　９１　９４Ｅ ６９４Ｇ ９７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）玉数データが磁気記録された磁気チケットをチケ
   ット発行機によシ発行し、パチンコ台にて前記磁気チケ
   ットの玉数データに基き遊戯を行い、遊戯終了時には、
   前記パチンコ台からその時点における玉数データを磁気
   記録した磁気チケットを発行するようにしたパチンコ機
   において、 前記磁気チケットの玉数データを読み取る読取手段と、 取引玉数データを入力するだめの入力手段と、 前記読取手段からの玉数データよシ前記入力手段からの
   玉数データを減算する演算手段と、 該演算手段による演算値を前記磁気チケットに磁気記録
   して、該磁気チケットを発行する再発行制御手段と、を
   有するパチンコ機のチケット回収読取機。