JPS60139262A - 洗浄兼用消火薬剤 - Google Patents

洗浄兼用消火薬剤

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Publication number
JPS60139262A
JPS60139262A JP25102683A JP25102683A JPS60139262A JP S60139262 A JPS60139262 A JP S60139262A JP 25102683 A JP25102683 A JP 25102683A JP 25102683 A JP25102683 A JP 25102683A JP S60139262 A JPS60139262 A JP S60139262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surfactant
weight
cleaning
fire extinguishing
potassium carbonate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25102683A
Other languages
English (en)
Inventor
利秀 辻
博 斉藤
大橋 義彦
藤木 直志
安達 弥三郎
荒井 芳雄
山崎 俊治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP25102683A priority Critical patent/JPS60139262A/ja
Publication of JPS60139262A publication Critical patent/JPS60139262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Detergent Compositions (AREA)
  • Fire-Extinguishing Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、厨房のレンジフード等に設けた油煙を除去す
るグリースフィルタの洗浄と火災消火の両方に使用され
る良好な洗浄兼用消火薬剤に関する。
本願発明者等は、厨房等におけるレンジ火災の消火装置
として、調理によるレンジからの煙や蒸気を集めて外部
に排出するレンジフードに消火ノズルを設置し、火災時
に消火薬剤を噴出させると共に、通常はレンジフード内
に設けた油煙を除去するグリースフィルタに付着した油
分やススを同じノズルからの洗浄液の噴出で洗浄できる
ようにした装置を提案している(実願昭58−1690
97号、同5B−’169098号、同58−1690
99号)。
このようなレンジ用消火装置に使用する消火薬剤として
は、油火災の消火機能に加えて油分を洗浄除去すること
のできる高い洗浄性が要求される。
そこで本願発明者は、油火災に対する消火性能と油分を
洗浄除去できる高い洗浄性能の両方を兼ね備えた洗浄兼
用消火薬剤を得るため、洗浄剤として界面活性剤を選択
し、一方、消火薬剤としては炭酸カリウムを選択し、洗
浄性能と消火性能が両立でき、且つ厨房で使用されるこ
とから毒性が低く、且つ経済性の高い混合割合を各種の
消火実験及び洗浄試験から見い出し、本願発明を完成す
るに至ったものである。
即ち本願発明の要旨は、界面活性剤と炭酸カリウムを混
合した水溶液でなり、界面活性剤の混合割合を0.05
重量%以上10.0重量%以下とし、炭酸カリウムの混
合割合を0.211%以上30.0重量%以下とし界面
活性剤は親水溶性のノニオン系、アニオン系もしくは両
性系のいずれかから選ばれた1種または2種以上の混合
物で且つその水溶液が油脂に対して高い洗浄性を有する
と共に毒性の低いものを選択するようにしたものである
更に詳細に説明すると、まず洗浄機能を得るために混合
する界面活性剤としては、親水溶性のアニオン系、アニ
オン系、両性系のいずれかから選ばれた1種の界面活性
剤または21以上の混合物でなる界面活性剤を使用し、
また界面活性剤の水溶液が油脂に対し高い洗浄性をもっ
と共に厨房で使用することから毒性の低い食品の洗浄に
危険の黙いものを選択する。更に、ノズルから噴射して
使用することから発泡性の低いものを選択することが望
ましい。
このような条件を満足する界面活性剤としては次のよう
なものがある。
ノニオン系; 但し、RはC8〜C12のアルキル基 nは10〜25 ポリオキシエチレンアルキルエーテル RO(CH20H20) n H 但し、RはCIO”CI+!のアルキル基nは10〜2
5 ポリオキシエチレンソルビダン脂肪酸エステルRCOO
06; l−(、、0,0(HC,H,0) n H但
し、RはCt ”Czoのアルキル基又はアリール基 nは5〜30 蔗糖脂肪酸エステル C,2l−(2,O,o−COR 但し、RはC2,〜”21)のアルキル基又はアリル基 アニオン系; アルキルサルフェート 0803M 徊し、RはC4゜〜G 2oのアルキル基Mはアルカリ
金属、低級の第4ア ミン又はアンモニウム ポリオキシエチレンアルキルサルフェートRO(C1−
1z CH20) n 0803 M但し、RはCt6
 ” C26のアルキル基Mはアルカリ金属、低級の第
4ア ミン又はアンモニウム nは1〜20 両性系; アルキルベタイン 但し、06〜C2,のアルキル基 これらの界面活性剤の内の1種または2種以上の混合物
を選択し、0.2重M%以上30.0用量%以下の炭酸
カリウムに0.05重邑%以上10゜0重量%以下の選
択した界面活性剤を混合した水溶液を洗浄兼用消火薬剤
として得る。
このような界面活性剤と炭酸カリウムの混合割合をもっ
て得られた本発明の洗浄兼用消火薬剤の作用は次のよう
になる。
まず、消火薬剤としては、てんぷら火災を例にとると、
本薬剤を噴霧することにより、カリ成分が油をケン化し
、発泡現象を促すと同時にCOLを発生し、油面をCO
12ガスとH,Oガスとによる泡で被覆し、同時に水分
の蒸発による冷却効果と相乗し、有効に消火すると共に
再着火を防止する。 一方、通常火災に対しては、界面
活性剤の浸透性及び多少の発泡作用と、炭酸カリウムか
ら発生するCO2ガスとの相乗効果により、これまた非
常に良好な消火性能が発揮される。
更に、通常の油火災に使用される粉末消火薬剤に比べ、
火災消火後の復旧作業が洗い流すだけでむので極めて容
易である。
次に本薬剤の洗浄剤としての作用は、界面活性剤による
通常の洗浄作用に加えて、水溶液が炭酸カリウムにより
アルカリ性であるため、洗浄力は界面活性剤のみの場合
より自好となる。またアルカリ性であるためにある程度
の殺菌性を持ち、更にアルカリ性であることによって鉄
系の金属に対する腐蝕性が低く、レンジフード、レンジ
レンジ台等を錆させることがない。
次に実用に際しては、消火性能及び洗浄性能の向上に加
えて薬剤のコストを可能な限り低減する経済性が要求さ
れることから、界面活性剤の混合割合を0.11’1l
fi%以上5.0重量%以下で、炭酸カリウムの混合割
合を0.5車量%以上15重間%以下とすることが更に
望ましい。
また、本薬剤主成分である界面活性剤と炭酸カリウムの
他に、安定剤、防錆剤等を適宜に加えるようにしてもよ
い。
例えば安定剤としては、耐寒性を得るためにエチレング
リコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル等の高沸点溶剤
を適当に加える。
更に、香料、着色染料等を適当量加えることで、厨房で
の使用に適した薬剤としての商品性をもたせてもよい。
次に実施例及び比較例を示して本発明の薬剤を詳細に説
明する。
まず実施例1〜5と比較例1〜4の各々を表1゜2に示
す。
尚、界面活性剤はポリオキシエチレンノニルフェノール
エーテルを3に対してポリオキシエチレンミリスチルサ
ルフェートのNa塩を7の割合で混合して成る混合物を
用いた。
表−1 表−2 この実施例1〜5及び比較例1〜4の薬剤について消火
実験及び洗浄試験を行なった結果は次のとうりである。
まず消火実験は、直径330ミリの九口平底鋼にてんぷ
ら油を4リツトル(20度)入れて加熱着火させてから
火を止め、着火がら3分経過後に各薬剤を1リットル/
min−mだけ加圧噴射した結果を表−3に示す。
表−3 次に洗浄性能を表−4に示す。この洗浄評価は金網式の
グリスフィルタにグリスを一定量塗布し、本薬剤を3.
5Kof/cdで30秒間噴霧し、その洗浄度合を目視
観察により行なった。
この表−3,4に示した消火性能及び洗浄効果から、実
施例2,3.4が本発明の薬剤として経済性を含めて最
も良好な性能が得られ、実開1については、噴射量を多
くすれば充分な性能が得られ、更に実施例5について消
火時のケン化されたてんぷら油とCo、、H,0とから
なる泡の溢れ出しによるコンロ等の汚れ或いは薬剤の経
済性を除けばQ好な性能が得られていることが裏付けら
れる。
これに対し比較例1は、界面活性剤と炭酸カリウムの混
合割合が低すぎて所要の性能が得られず、また比較例2
では消火時に非常に多山の泡が発生し、鍋からほとんど
の油が溢れ出してしまい、消火後の復旧作業が容易でな
い。更に界面活性剤のみの比較例3と炭酸カリウムのみ
の比較例4については消火と洗浄の両方の性能が同時に
得られない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)界面活性剤と炭酸カリウムを混合した水溶液でな
    り、前記界面活性剤の混合割合を0.05重(至)%以
    上10.0重量%以下とし、前記炭酸カリウムの混合割
    合を0.2重量%以上30,0重量%以下とし、前記界
    面活性剤は、親水溶性のノニオン系、アニオン系もしく
    は両性系のいずれかから選ばれた1種または2種以上の
    混合物で且つその水溶液が油脂に対して高い洗浄性を有
    すると共に毒性の低いものを選択したことを特徴とする
    洗浄兼用消火薬剤。
  2. (2)前記界面活性剤の混合割合をo、1a量%以上5
    .01i1%以下とし、且つ前記炭酸カリウムの混合割
    合を0.5重量%以上15重団%以下としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の洗浄兼用消火薬剤。
JP25102683A 1983-12-27 1983-12-27 洗浄兼用消火薬剤 Pending JPS60139262A (ja)

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JP25102683A JPS60139262A (ja) 1983-12-27 1983-12-27 洗浄兼用消火薬剤

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JP25102683A JPS60139262A (ja) 1983-12-27 1983-12-27 洗浄兼用消火薬剤

Publications (1)

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JPS60139262A true JPS60139262A (ja) 1985-07-24

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ID=17216513

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994004639A1 (en) * 1992-08-11 1994-03-03 Unilever Plc Liquid compositions
ES2166286A1 (es) * 1999-10-27 2002-04-01 Chacon E Hijos Troquelados S A Polvo perfeccionado para extintores.
EP3725376A1 (en) * 2019-04-19 2020-10-21 Kidde Technologies, Inc. Fire suppression composition
US11291876B2 (en) 2019-04-19 2022-04-05 Kidde Technologies, Inc. Fire suppression agent composition
US11326998B2 (en) 2019-04-19 2022-05-10 Kidde Technologies, Inc. System and method for monitoring a fire suppression blend

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