JPS6013920B2 - 貯油装置 - Google Patents

貯油装置

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Publication number
JPS6013920B2
JPS6013920B2 JP12933879A JP12933879A JPS6013920B2 JP S6013920 B2 JPS6013920 B2 JP S6013920B2 JP 12933879 A JP12933879 A JP 12933879A JP 12933879 A JP12933879 A JP 12933879A JP S6013920 B2 JPS6013920 B2 JP S6013920B2
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JP
Japan
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flow path
oil
oil storage
water
pipe
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Expired
Application number
JP12933879A
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English (en)
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JPS5657700A (en
Inventor
正次 橋本
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Tominaga Manufacturing Co
Original Assignee
Tominaga Manufacturing Co
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Publication date
Application filed by Tominaga Manufacturing Co filed Critical Tominaga Manufacturing Co
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、給油所等に設置される貯油装置に関するも
のである。
この種の貯油装置、特に地下に埋設される貯油タンクの
内底部には多くの水が溜るが、これは油を給油ポンプで
汲み出すときに外気が貯油槽内へ流入し外気に含まれて
いる水分が結覆したり、油に混入していた水分が比重差
で分離して溜まるためである。
この水は通常鉄製の貯油槽の底部を徐々に腐食して底部
に穿孔を生じ、油を地中へ流出させるのみならず、その
漏れ油が地上に浸出して引火爆発の危険や公害問題を惹
起する。
このために、タンク内の水は通常貯油槽清掃業者により
排除されるが、この作業は水抜用ポンプを配置し排水用
パイプを貯油槽の注油口や計量口から挿入して行なわれ
ている。
しかし、清掃業者への作業依頼は多くの費用を要し経済
上問題であるし、洪水等で貯油槽内に水が侵入したため
に早急にこの水を汲み出さなければならない場合などに
は、外部の業者に依頼するのは時間もかかる。この発明
はこのような従来の問題を解決した貯油装置を提供しよ
うとするものである。すなわち、この発明の貯油装置は
、貯油槽から給油ポンプまでの油の流路を利用し必要時
に容易に貯油槽内に溜まった水を抜き取ることができる
ようにしたものである。
以下図示実施例を説明する。
図において、1は地下に埋設された貯油槽、2はこの糟
内への注油管、3は注油口、4は通気管、5は通気口で
ある。
6は給油装置で、給油ポンプ8、このポンプ8を駆動す
るモータ7、給油量を計量する流量計19、給油量を計
数表示する表示器20等を内蔵しており、油はホース2
1を通り給油ノズル22により自動車(図示省略)等に
供給される。
18は給油ポンプ8の二次側(吐出側)流路に介設され
た切換弁で、後述のように給油ポンプ8によって貯油槽
底部の水を吸い上げるときは、弁18を切換えてこの水
を排水路23より油水分雛器24へ導く。
25は戻り管で油水分離器24によって水から分離され
た油を再び注油口3に導びく。
26は油水分藤器24の水抜口である。
このの発明は給油ポンプ8の一次側の油流路に工夫を加
加えたものであり、9は給油ポンプ8の一次側に接続さ
れた管(第3流路)で、この管9の他端は弁箱10に接
続されている。11は上端が弁箱101こ接続され貯油
槽1内に垂下された管(第1流路)で、貯油槽1内の底
面近くに開○責1′を有している。17はこの管11と
貯油槽1の壁との間のシール部分である。
第2図に示すとおり、管(第1流勝)11のには水を汲
み上げるための普く第2流路)12力支持腕12″によ
って固定保持されており、こ管12の上端は弁箱10内
に配置され、また下の関口12′は管(第1流路)11
の下端の開口11′よりも下方で貯油槽1内の底面直近
に配置されている。
13は除水皿、蔓3′はこの除水皿13に穿設された水
抜孔である。
管(第1流路)11と管(第2流路)12はそれぞれの
上端部が弁箱10内の弁14によって管(第3流路)9
に択一的に蓮適するように構成されている。
すなわち、管(第2流路)12の上端部は弁箱10内に
配置されこの管12の上端には帽子状の弁体14が軸方
向に摺敷可能に鉄合されている。弁体14にはボート1
4′が穿穀されるとともにフランジないし「つば」14
″が形成されている。弁体14は操作榛15によって弁
箱10の外部から上下に摺動変位させることができる。
弁体14が第2図の上方位置にあるときは、フランジー
4″が弁座10′に着座して管(第1流路)11と管(
第3流路)9の蓮通を断ち、管(第2流路)12をポ−
ト14′を介して管(第3流路)9に蓮通させる。した
がってこの状態で給油ポンプ8を駆動させれば、貯油槽
1内の底部に溜った水を管12,9を介して抜き取るこ
とができる。この場合、切換弁18は給油ポンプ8の二
次側を排水管23に接続するようにしておく。従って抜
き取られた水は油水分離器24へ送られそこで混入して
いる油が分離され「分離された油は戻り管25によって
注油管2を介してタンク1内へ戻され、一方水は水抜口
26から排出される。給油を行なう場合は、操作棒15
を押し下げて弁体14を第3図の下方位置へ変位させる
と、フランジ14″が弁座10′から離れ、管(第1流
路)11が管(第3流勝)9に蓮適するとともに、ボー
ト14/が管12の上端部周壁で塞がれるので、管(第
2流路)12が管(第3流勝)9との蓮通を断たれる。
このとき功換弁18は切換えられポンプ8の二次側を給
油ホース21への孫略に接続する。この状態でポンプ8
を作動させノズル22を操作して給油を行なうことがで
きる。油は管(第1流隊)11の下端関口11′から吸
い込まれるが、除水皿13は油が側方のみから関口11
′内へ流入して下方(タンクの底)の水が吸い上げられ
ないようにするのに役立つ。除水皿13の上面に水が溜
るようなことがあっても、孔13′から下方へ沈下させ
る。なお、16は操作穣15と弁箱10の壁の間のシー
ルである。この発明は以上の実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形例を挙げることができる。たとえば
、第1流路(管1 1)と第2流路(管12)の設置方
法については図示例のように2重管構造ではなく個別に
並設することもできる。弁機構についても図示例のよう
にスライド方式でなく例えば回転方式の方向切換弁を採
用することもでき手動方式でなく動力駆動方式でもよい
スラッジなどを吸い込む可能性があるから、給油ポンプ
の一次側流路にストレーナを介設し給油ポンプの破損を
防止することもできる。貯油槽も地下埋設型のみに限定
さ・れない。この発明は以上のように、貯油槽底部に溜
まった水を容易に排除できタンク腐食および給油への水
の混入を防止することができる。
特に給油ポンプを排水用に使用する構成であるから、別
途にポンプを設置するものに比べて構成が簡単で操作も
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による貯油装置を含む給油系全体の構
成を示す概略図、第2図は本発明の実施例の要部の拡大
縦断面図、第3図は第2図の上部の異なる動作状態を示
す図である。 1・・・・・・貯油槽、7・・・・・・モータ、8…・
・・給油ポンプ、9…・・・管(第3流路)、10…・
・・弁箱、10′…・・・弁座、11・・・・・・管(
第1流路)、12・・・・・・管(第2流路入 12″
・・・・・・支持腕、14・・・・・・弁体、14′…
…ボート、14″……フランジ(つば)、15……操作
棒、18……功換弁、19・・・・・・流量計、22…
・・・給油ノズル、24・・・・・・油水分磁器。 多′図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端が弁機構に接続され他端が貯油槽内で開口する
    第1流路と、一端が前記弁機構に接続され他端が前記貯
    油槽内底部近傍において前記第1流路の開口端よりも下
    方で開口する第2流路と、一端が前記弁機構に接続され
    他端が給油ポンプの一次側に接続される第3流路とを備
    え、前記弁機構の切換えにより前記第1流路または第2
    流路を択一的に前記第3流路に連通させるように構成し
    たことを特徴とする貯油装置。
JP12933879A 1979-10-06 1979-10-06 貯油装置 Expired JPS6013920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12933879A JPS6013920B2 (ja) 1979-10-06 1979-10-06 貯油装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12933879A JPS6013920B2 (ja) 1979-10-06 1979-10-06 貯油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5657700A JPS5657700A (en) 1981-05-20
JPS6013920B2 true JPS6013920B2 (ja) 1985-04-10

Family

ID=15007130

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JP12933879A Expired JPS6013920B2 (ja) 1979-10-06 1979-10-06 貯油装置

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