JPS6013847Y2 - 水系塗料の塗装装置 - Google Patents
水系塗料の塗装装置Info
- Publication number
- JPS6013847Y2 JPS6013847Y2 JP1981135452U JP13545281U JPS6013847Y2 JP S6013847 Y2 JPS6013847 Y2 JP S6013847Y2 JP 1981135452 U JP1981135452 U JP 1981135452U JP 13545281 U JP13545281 U JP 13545281U JP S6013847 Y2 JPS6013847 Y2 JP S6013847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- cover
- spray
- burners
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Repair (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、特に道路区画線標示に用いて好適の水系塗
料塗布装置に関するものである。
料塗布装置に関するものである。
水系塗料は、合成樹脂エマルジョン等の状態に作られ、
溶剤系の塗料に比べて取扱上容易である等の利点がある
が、乾燥が遅に不利があり、道路に塗布することは、作
業能率低下や交通渋滞を考慮して殆んど使用されていな
い。
溶剤系の塗料に比べて取扱上容易である等の利点がある
が、乾燥が遅に不利があり、道路に塗布することは、作
業能率低下や交通渋滞を考慮して殆んど使用されていな
い。
この考案は、上記水系塗料を噴霧塗装する場合、この噴
霧流をバーナの火炎により加熱して乾燥を促進するよう
にしたものであって、この考案の実施例を図面について
説明すると、第1図はトーチ型バーナ、第2図はライン
バーナを使用した例を示す。
霧流をバーナの火炎により加熱して乾燥を促進するよう
にしたものであって、この考案の実施例を図面について
説明すると、第1図はトーチ型バーナ、第2図はライン
バーナを使用した例を示す。
すなわち基体に附設された扇形状にスプレーするノズル
1より噴霧する噴霧幕aを囲んで上下端開放する鞘筒状
のカバー2をその下端を所要の塗装面に近接して基体に
吊設するとともに、このカバー2の上縁に、噴霧幕aが
火炎内に包まれるようにしてトーチ型バーナ3あるいは
ラインバーナ3′が配設されている。
1より噴霧する噴霧幕aを囲んで上下端開放する鞘筒状
のカバー2をその下端を所要の塗装面に近接して基体に
吊設するとともに、このカバー2の上縁に、噴霧幕aが
火炎内に包まれるようにしてトーチ型バーナ3あるいは
ラインバーナ3′が配設されている。
このとき、バーナーの噴出口の方向は水平からやや下方
に向けて取付るバーナーの火炎は塗料のスプレーによる
空気流で下向きになる。
に向けて取付るバーナーの火炎は塗料のスプレーによる
空気流で下向きになる。
この場合、噴霧幕の塗装面に対する噴霧幅は従来と同じ
く所定幅であるがノズル1の取付位置は従来のものより
若干高く、すなわちノズルの吐出角を50’以内として
、火炎に対する接触面を広く又、接触時間も長くして構
成してなるものである。
く所定幅であるがノズル1の取付位置は従来のものより
若干高く、すなわちノズルの吐出角を50’以内として
、火炎に対する接触面を広く又、接触時間も長くして構
成してなるものである。
この考案は上記の構造であって、第1,2図のように基
体を移動させて塗布面4を得られるが、ノズル1から塗
装面に向けて三角形状に噴射される噴霧幕を、その前後
面が共に火炎に接して充分に予熱されるようにしたから
、塗料は塗装面に噴射塗着されると、ただちに含有水分
の蒸発とともに、冷却によって塗料自体の固化が始まり
、短時間で乾燥した塗布面を形成することができる。
体を移動させて塗布面4を得られるが、ノズル1から塗
装面に向けて三角形状に噴射される噴霧幕を、その前後
面が共に火炎に接して充分に予熱されるようにしたから
、塗料は塗装面に噴射塗着されると、ただちに含有水分
の蒸発とともに、冷却によって塗料自体の固化が始まり
、短時間で乾燥した塗布面を形成することができる。
ところで、塗料を、その付着力を低下させることなく、
水分の蒸発のみを促進させるには、塗料全体を煮沸させ
ることなく、噴霧幕の状態で水分を強制的に全域にわた
って火熱に当接させることが必要である。
水分の蒸発のみを促進させるには、塗料全体を煮沸させ
ることなく、噴霧幕の状態で水分を強制的に全域にわた
って火熱に当接させることが必要である。
従来用いられている噴霧塗装装置では、第3図に明らか
なように、塗装面からノズルまでの高さを噴霧幕が風で
分散されるのを防止するため塗装幅より大きくならぬよ
うにしであるのが普通であるが、この大きさの噴霧幕a
′では、塗装面に落下するまでの間に、その全域を火熱
に当接させることは困難である。
なように、塗装面からノズルまでの高さを噴霧幕が風で
分散されるのを防止するため塗装幅より大きくならぬよ
うにしであるのが普通であるが、この大きさの噴霧幕a
′では、塗装面に落下するまでの間に、その全域を火熱
に当接させることは困難である。
この考案は上記の点を考慮し、塗装幅は予め一定に定め
られていることから、ノズル位置を高<シ、すなわちノ
ズル1の吐出角を小さくして(第3図参照)噴霧幕aの
面積を増大させ、その代りにこの噴霧幕aを覆って局部
状のカバー2を設け、風による噴霧流の逸散を防止する
と同時に火炎を包んで保温効果による熱効率を向上し、
さらに安全性を確保したものであって、極めて効率的な
塗装を行うことができる。
られていることから、ノズル位置を高<シ、すなわちノ
ズル1の吐出角を小さくして(第3図参照)噴霧幕aの
面積を増大させ、その代りにこの噴霧幕aを覆って局部
状のカバー2を設け、風による噴霧流の逸散を防止する
と同時に火炎を包んで保温効果による熱効率を向上し、
さらに安全性を確保したものであって、極めて効率的な
塗装を行うことができる。
第1図は斜面図、第2図は第1図の他の一例を示す側断
面図、第3図はこの考案におけるノズルの吐出角を従来
の装置の吐出角と比較した説明正面図である。 図中符号、1はノズル、2はカバー、3,3′はバーナ
、4は塗布面、aは噴霧幕を示す。
面図、第3図はこの考案におけるノズルの吐出角を従来
の装置の吐出角と比較した説明正面図である。 図中符号、1はノズル、2はカバー、3,3′はバーナ
、4は塗布面、aは噴霧幕を示す。
Claims (1)
- 基体に設けたノズルから塗料を噴射して左右に拡がる三
角形状の噴霧幕を形威し、所定の塗装幅で塗装を行う装
置において、ノズル1を上記噴霧幕aを形成するノズル
吐出角が50°以内となる高さに配置するとともに、こ
のノズル1の直下から所要の塗装面の上方にわたる部分
を覆って、上下端開口する鞘筒状のカバー2を吊設し、
かつカバー2の上縁にトーチ型バーナ、ラインバーナ等
のバーナ3,3′をその噴射火炎がカバー2内で噴霧幕
aを包むように設置してなる水系塗料の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981135452U JPS6013847Y2 (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 水系塗料の塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981135452U JPS6013847Y2 (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 水系塗料の塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842207U JPS5842207U (ja) | 1983-03-19 |
JPS6013847Y2 true JPS6013847Y2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=29928818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981135452U Expired JPS6013847Y2 (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 水系塗料の塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013847Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002188117A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Nippon Liner Kk | 路面標示工 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6062362U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-01 | アイシン精機株式会社 | 自動車用バキユ−ムブ−スタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5675923A (en) * | 1979-11-23 | 1981-06-23 | Toyota Motor Corp | Fuel injection device in rotary engine |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP1981135452U patent/JPS6013847Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5675923A (en) * | 1979-11-23 | 1981-06-23 | Toyota Motor Corp | Fuel injection device in rotary engine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002188117A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Nippon Liner Kk | 路面標示工 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5842207U (ja) | 1983-03-19 |
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