JPS60137280A - 細胞生産物濃縮装置 - Google Patents

細胞生産物濃縮装置

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Publication number
JPS60137280A
JPS60137280A JP24706683A JP24706683A JPS60137280A JP S60137280 A JPS60137280 A JP S60137280A JP 24706683 A JP24706683 A JP 24706683A JP 24706683 A JP24706683 A JP 24706683A JP S60137280 A JPS60137280 A JP S60137280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
tank
filter
concentration
product
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Pending
Application number
JP24706683A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Yonezawa
米澤 保雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Zenyaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Zenyaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zenyaku Kogyo Co Ltd filed Critical Nippon Zenyaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP24706683A priority Critical patent/JPS60137280A/ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔ノケ業」:の利用分野〕 本発明は細胞培養液より直接的に目的とする細胞生産物
を渡縮するための細胞生産物m線装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
大量の細胞培養液から目的生産物を回収する工47は、
その生産物を得るための全工程及び総経費において極め
て大きな割合を占める。
例えば、動物細胞培養終了後の培養液は、次の様な特徴
を有する。
(1)多hYの水分を含有する。
(2)固型分として、細胞、蛋白質(細胞生産物)を含
む。
(3) JR地酸成分用いられた無機塩類、血清を含む
(4) 目的物以外の微量の副産物や着色性不純物か含
まれている。
(5)液体の性状は、目的とする細胞生産物を分解する
様な雑菌の汚染を受け易い。
(6)培養fl!(培養した細胞の秤類)によっては、
濃縮時に激しく発泡したり、粘性物質を産出する場合が
ある。
以上の(工な培養液は、通常、目的物の抽出精製工程に
於いて、主要な工程の他に、これを補足するべき工程と
して、a)細胞分離(セル セパレーション: Cel
 l 5eparation) 、 b)ff縮(コン
セントレージョン゛Concentration)、 
c)脱色(デカロリセーション: Dccoloriz
ation)、d)晶才斤(クリスタリゼーション・C
rystalli−zation)等が組み込まれる。
工業的な大容量培養の場合、細胞の分離〔回転式連続濾
過器、葉状加圧濾過器等が用いられる)及びその後のI
M縮(吸着法、沈殿法、塩析法)の2項目が、大きな問
題となる。即ち、大川の培養液から細胞を除去するには
、細胞の目詰まり4m償できる大型の除去装置が必要と
なり、又、濃縮には大型の反応槽が必要である。
〔発明の目的〕
本発明は細#培養液から細胞及び細胞破片を除去し、該
炉液力)ら直ちに目的とする細胞生産物を濃縮し得る細
胞生産物濃縮装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
この為、本発明者は細胞生産物の濃縮・抽出の補助工程
としての培養中及び培養後の培養液の部分濃縮を、細胞
の除去と細胞生産物の濃縮という点について鋭意研究し
、本発明に達した。
1111ち本発明は、細胞残渣を除去するためのフィル
ターを備えた細胞残渣除去槽と、目的とする細胞生産物
を通過させず低分子等の他の培養液成分を通過させるフ
ィルターを備えた細胞生産物の濃縮槽とを連結し、加圧
、減圧、vaJljiを行なわせる事により、効率の良
い予備濃縮を行なう細胞生産物濃縮装置にかかるもので
ある。
ここで、m飽残渣を除去するためのフィルターとしては
、培養する細胞の大きさ或は死滅細胞の大きさに適した
フィルターを選択する。例えば、メンブランフィルタ−
(0,45μm等)、ガラスフィルター(G4、G5、
細菌用)、フィルターチューブ(分子量依存透析チュー
ブ(スペクトラムシリーズ、スペクトラム社製))等が
使用できる。
目的とする!1llI胞生産物を通過させず他の培養液
成分を通過させるフィルターとしては、目的とする細胞
生産物の分子量の物質を通さないフィルター例えばメン
ブランフィルタ−、フィルターチューブを使用し、目的
とする細胞生産物がウィルスの場合は0.22μM、又
抗体等ではその分子量に沿ったフィルター又は透析膜を
使用する。
細胞残渣除去槽と濃縮槽とは、重層して連結してもよく
、細胞残渣除去槽のフィルター下側と濃縮槽の上部とを
チューブ等により連結してもよい。
f線種はフィルターの下flitに炉液トラップ槽を設
け、フィルターを通過した低分子物質含有の炉液を貯留
し得るようにする。
更に、却1胞残渣除去槽と濃縮槽の濃縮部は加圧し得る
ようにして濾過速度を速めてもよく、この場合細胞残渣
除去槽の圧力は濃fM部の圧力よりも高めに設定する。
又、濃縮槽のifl縮部とF?&l)ラップ槽は減圧し
得不ようにして?p過速度を速めてもよく、この場合濃
縮部の減圧度よりも?P液・トラップ槽の減圧度を高め
に設定する。
更に、加圧と減圧を適宜組み合わせることにより、細胞
培養液及び目的とする細胞生産物の性状、量に応じて濾
過速度を調整する。
更に、細胞残渣除去槽と濃縮槽とをか液が循環し得やよ
う接続する。例えば、濃縮槽の濃縮部から細胞残渣i大
検へ濃縮液を戻すためのチューブを接続して濃縮液を循
環させ、濃縮液中に残存する細胞残渣を完全に除去する
ようにし、又、濃縮槽の炉液トラップ槽からi!lI縮
部へか掖を戻すためのチューブを接続してか液を循環さ
せ、炉液中に残存する目的の細胞生産物を完全に回収す
るようにする。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、底部にグラスフィル
ター1又はメンブランフィルタ−を設けた細11ω残渣
除去槽2を濃縮槽3に重層して連結しである。該濃縮槽
3はその底部にメンブランフィルタ−4をメンプラン保
持用の多孔板等により支持せしめて配置してあり、該メ
ンブランフィルタ−4の下方にネジロ父はクリンプ等に
より炉液トラップM45を着脱可能に取り付けである。
図中6はキャップ、7.8は液循環用チューブ又は加圧
、減圧ラインを接続するための接続1]、9は啜引口を
示す。
以」二のように構成したので、キャップ6を取り外して
、棺養液を細胞残渣除去4@2内に注入すると、細II
ω及び細胞残渣がグラスフィルター1により枦夫され、
液体部分が濃縮槽3の濃縮i++1oに移行し、更にメ
ンブランフィルタ−4により目的とする細胞生産物の分
子量よりも小さな分子量の物質が濾過され、ろ液トラッ
プ槽5に貯!71される。こうして、濾過を続けるとa
線種3の濃縮部10内に目的とする細胞生産物が高温度
に濃縮され、大量の細胞培養液からの目的とする細胞生
産物の予備的濃縮を効率よく行なうことが可能となる。
第2図は本発明の第2実施例であり、ml記第1実施例
と略同様の構成において、グラスフィルター1又はメン
ブランフィルタ−の代わりに目的とするa胎生産物を通
す分子濾過膜チューブ11を装着した例である。
本実施例の場合にも、n1■記実施例と同様に効率よく
目的とする細胞生産物を濃縮することができ、特に除去
すべき細胞残渣が多量の場合にa1適である。
第3図は本発明の第3実施例であり、前記第1実施例と
略同様の構成において、S線種3のメンブランフィルタ
−4の代オ)りに目的とするm胎生産物を通さない分子
濾過膜チューブ12を8A着した例である。
本実施例の場合にも、前記実施例と同様に効率よ<目的
とする細胞生産物をil縮することができ、特にか過面
積が大きくなるので濾過速度を高めることができ、更に
効率の良いか過淵縮が5丁能となる。
第4図は本発明の第4実施例であり、+n+記第1実施
例と略同様の構成において、接続ロアに培養液槽13を
チューブ14により接続し、他の接続口8に加圧ライン
15又は爆気(バブリング)ラインを接続し、吸引孔9
に吸気ライン16を接続した例である。
本実施例の場合には、細胞残渣除去槽2に培養後の培養
液を培養液槽13からチューブ14を経由して加圧下で
流入させ、且つ細胞の目詰まりを低減する為に濃縮槽3
の濃縮部10に定期的な加7IE又は爆気を行ないつつ
、炉液トラップ槽5を減圧吸引する事により、連続的に
精製の為の予備濃縮を行なうことができる。特に細胞培
養後の多量に細胞を含む培養液からの目的物の予備濃縮
に好適である。
第5図は本発明の第5実施例であり、前記第1実施例と
略同様の構成において、゛接続ロアに培養槽17をチュ
ーブ14により接続し、他の接続118に新鮮培地補給
槽18を備えた循環ライン19の一部<K+を接続し、
該循環ライン19の他端をj8養槽17に接続し、吸引
孔9に吸気ラインを接続した例である。
本実施例の場合には、細胞の培養中の平均密度が、循茄
式連続JFj養で行なう場合はそれ程高くないので、以
1この様に用いる。口11ち、細胞残7II+除去4曹
2に珀a1〜を培養槽17から加圧下で涼ノ\させ、詰
縮泗10で濃縮した培地液を循環ライン19を経由して
新鮮培地の添加を行ないつつ培養槽17にJアす。これ
により、効率の良い連続培養装置の一部として利用でき
る。
以−にの実施例において、第1図乃至第5図に図示した
符号のうち同一のものは同一のものを示す。
〔発明の効果〕
以」二述べた様に本発明の細胞生産物濃縮装置によれば
、細胞残渣除去槽、細胞生産物の濃縮槽及び細胞生産物
の除去された培養液をトラップするか1ルトラツプ槽を
連結又は重層し、加圧、温圧の操作により、Ul+胞の
目詰まりを抑制しつつ濃縮するようにしたので、培養移
液からの目的細胞生産物の一1M縮はもちろん、1′¥
養途中に組み込み循環式培養装置の一部として利用する
事により効率の良いウィルス、細胞生産物の生産を行な
わせる小が出来る等、種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の説明図、第2図は本発明
の第2実施例の説明図、第3図は本発明の第3実施例の
説明図、第4図は本発明の第4実施例の説明図、第5図
は本発明の第5実施例の説明図である。 1はグラスフィルター、2は細胞残渣除去槽、3は濃縮
槽、4はメンブランフィルタ−15は炉l侵トラップ槽
、10は濃縮部、11.12は分子濾過膜チューブ、1
3は培養液槽、17は培養槽、19は循環ラインを示す
。 特許出i頭人 日本全桑工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)細胞残渣を除去するためのフィルターを備えた細胞
    残渣除去槽と、目的とする#llll産生産物過させず
    他の培養液成分を通過させるフィルターを備えた濃縮槽
    とを連結してなることを特(かとする細胞生産物濃縮装
    置。 2)濃縮槽が、フィルターの下側に濾過した培養液成分
    を貯留する炉液トラップ槽を備えた濃縮槽である特許請
    求の範囲第1項記載の細胞生産物濃縮装置。 3) 1n胞残渣除去槽又は濃縮槽及び該両槽が加Ir
    :、又は減圧を行なうことができる特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の細胞生産物膿縮−?:装置。 4)濃縮槽が、その炉液を細胞残渣除去槽に戻すように
    した濃縮槽である特許請求の範囲第1項又は第3項記載
    の細胞生産物濃縮装置。 5)濃縮槽が炉液トラップ槽のが液を濠縮都に戻すよう
    にした濃縮槽である特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載のm脳生産物濃縮装置。
JP24706683A 1983-12-26 1983-12-26 細胞生産物濃縮装置 Pending JPS60137280A (ja)

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JPS60137280A true JPS60137280A (ja) 1985-07-20

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JP (1) JPS60137280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253479A (ja) * 1988-08-12 1990-02-22 Kawasumi Lab Inc 培養装置
US5000843A (en) * 1988-10-17 1991-03-19 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. Culture fluid concentrator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253479A (ja) * 1988-08-12 1990-02-22 Kawasumi Lab Inc 培養装置
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