JPS6013687A - 容器充填装置の洗浄方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器充填機械の洗浄方法ならびにこの方法を実
施するだめの装置に関する。

洗浄の始めに押上げ機構上に装着された充填容器を通常
の充填作業のときの容器と同様に圧縮空気を負荷された
押上げ機構で押上げられて充填機構に液気密に圧着され
るような方法は既知である＜ｎｇ−０Ｍ７：ａ　３９１
６１）。この場合押上げカムはカムローラの回転軌道か
ら押上げ機構へ完全に旋回され、したがって洗浄容器は
充填機構および押上げ機構の回転のとき、通常の充填作
業では押上げ機構の上昇下降が行われる容器充填機械の
送入送出領域においても充填機構にしっかりと圧着され
た寸まである。したがって洗浄茸または消毒液はかなり
の高圧で導入可能でこれは洗浄効果を向上する。さらに
きわめて単純な洗浄容器が、状況によっては通常の飲料
びん等でさえ使用可能である。しかしながらこの既知の
方法では犬なる力の負荷のために一般には近づき難い巨
大で重量のある構造の押上げカムが可動しなければなら
ずこれは好ましくない。しかしとくに費用をかけた構造
の飲料充填機械においてのみこれはまた別である。

また、洗浄工程における押上げ機構の運動を充填におけ
ると同様な方法で実施し容器充填機械の送入および送出
領域において押上げカムで下降された押上げ機構とは無
関係に特殊な着脱可能固定装置を介して洗浄容器を戻し
空気管ＣＤＥ−Ｏ８２８０８１９０）−またけ充填機構
のケーシングＣＤＥ−Ｐ、Ｓ’２７４７５０１）に固定
することも既知である。この方法では充填機構と洗浄容
器との間に大きな圧着力を負荷できずしたがって洗浄液
または消毒液に高い圧力を負荷できない。さらに充填機
構および洗浄容器に複雑で故障しやすい構造が必要とな
る。

本発明は冒頭に記述の方法において押上げカムの切離し
を簡単に行なうことの課題を基礎としている。さらにこ
の方法の実施のための簡単で費用のかからない構造の装
置を製作することを目的としている。

この課題目的は、本発明により解決される。

本発明による方法の実確においてはしたがって充填にお
ける押上げ機構の通常の運動過程とは基本的に異なり洗
浄の間は押上げ機構は連続的にその最下端位置または少
くとも最下端位置の領域に固定される。このようにして
カムローラと押上げカムとの間の接触は確実に用土され
る。したがって押上げカムは完全に固定されるかないし
は容器充填機械内に強固に組込まれる。

通常の容器充填機械においては機能面および信頼性の面
から押上げ機構の最下端位置は押上げカムの最底端の相
当位置よりやや下になっているので、容器充填機械をそ
れにとくに合致させる必要はない。簡単な構造の洗浄容
器であるにも拘らず、その回転中、充填機構に絶えず高
い圧力を負荷可能である。したがって洗浄工程は簡単で
その効果は十分である。

押上げ機構をその最下端位置の領域に保持するためには
種々の可能性が存在する。適正寸法の洗浄容器は同時に
間隔部材の役をなすことも出来したがってこの場合追加
的な止め部材は必要ではない。

本発明の他の有利な点は洗浄容器はとくに労なく充填機
構と圧力を排除した押上げ機構との間に装着可能である
。次に洗浄容器を装着した押上げ機構はわずか上昇され
ここで充填機構にしっかりと圧着される。次に通常の方
法にしたがって洗浄液が充填機構に供給され、該洗浄液
は洗浄容器に受けられ循還される。洗浄の全工程が終了
すると逆操作が行われ、圧縮空気を遮断して押上げ機構
を最下端位置に下降し次に洗浄容器は容器充填機械から
取外される。

本発明による装置は押上げ機構の下端位置への固定と洗
浄液の循還という洗浄容器の二重機能およびこれによる
洗浄容器の追加的保持部材が不用であることにより押上
げ機構はきわめて簡単で機能的な構造を有している。本
発明による装置は既設の容器充填機械にもあとから設置
可能であり、この場合一般にそれに適合する洗浄容器を
製作すれば十分である。

以下に本発明の実施例を図に説明する。

第１図および第２図に示す容器充填機械は固定架台１を
具備し、該架台１の上面に円環ロータ２が垂直軸のまわ
りを回転可能に配設されている。

ロータ２の上面に充填液体および圧縮ガス用容器３が設
置され、該容器３は液体導管４およびガス導管５を介し
てロータ２の周囲に固定された充填機構６と接続されて
いる。充填機構６はその下端に液体の注入口、戻り空気
管７および上下可動心金８を具備する。各充填機構６に
それぞれ押上げ機構９が配設され、該押上げ機構９はロ
ータ２の下側に懸垂して配設されている。押上げ機構９
はその上端のロータ２に固定された垂直ピストン棒１０
を具備し、該ピストン棒１０はピストン１１および下方
を指向する伸長部１２を有し、これらの上に側部に容器
支持台１４と回転可能カムローラ１５とを有する押上げ
シリンダ１３が摺動可能に配設されている。伸長部１２
の下端は自由彦支持リング１６により相互に結合されこ
れにより押上げ機構９は安定する。支持リング１６土に
さらに上方に突出しＵ字断面を有するガイドレール　１
７が固定され、押上げシリンダ１３に固定された摺動部
材が該ガイドレール１７内に非回転となるよう摺動可能
に収容されている。ガイドレール１７上端もまたリング
１８により相互に結合保持されている。押上げシリンダ
１３とガイドレール１７との間に押上げカム１９が介在
し、該カム１９は架台１に固定結合されている。ピスト
ン１１上のシリンダ室はピストン棒ＩＯ内の通路ならび
に回転分配器２１と弁２２とを有する圧力導管２０を介
して圧縮空気源２３に結合されている。

容器３内に供給された充填液体が背圧で図示のない容器
に充填されるという通常充填作業においては弁２２が全
開され、これにより容器支持台１４を付属するすべての
押上げシリンダ１３は圧縮空気の負荷により上方に押し
つけられる。容器充填機械の送入および送出領域におい
て、ロータ２が回転してそこに到達した押上げシリンダ
１３はその付属のカムローラ１５と押上げカム１９と１
の結合により下方に押下げられて暫時下方位置を維持し
、ここで充填済容器が取外されて空容器が容器支持台１
４上に装着され、その後肢支持台１４は押上げカム１９
の端部で圧縮空気の負荷により再び上方に可動され、遂
に心金８との間に挟着された充填すべき容器は付属の充
填機構６の注入口に押付けられる。カムローラ１５の押
上げカム１９の領域における対応移動軌道は、第２図の
Ｉで示している。したがってこれは充填中の通常移動軌
道である。

前述の容器充填機械を洗浄するときは次の手順がとられ
る。すなわち弁２２が閉とされ導管２゜から分岐して大
気に放出する弁２４がずっと閉とされていた状態から開
とされて全押上げ機構９内の空気は排出される。これに
より押上げシリンダ１３は重力で下端位置１で下方に移
動するが、この下端位置はストッパの役をなす支持リン
グ１６で規定されしたがってすべての押上げ機構９は同
じ位置をとる。次に各容器支持台１４上に実質的に管部
材からなる特殊洗浄容器２５が装着される。

各管部材の下端にスタンドプレート２６が同定され、一
方上端は横壁２７により上方にのみ開放の洗浄液のため
の圧力室が分割されている。この圧力室は実質的に洗浄
容器２５の全長より短かくその直径は戻り空気管７のま
わりに間隔をとって包囲可能な寸法を有している。洗浄
容器２５ないしは圧力室の上端に形成される口は形状お
よび直径が充填容器の口に対応し、したがって充填と同
様な液気密を肩して心金８ないしは充填機構６の注入口
に圧着可能である。洗浄容器２５の長さすなわち高さは
洗浄容器を下からやや斜めにして戻り空気管７を被せて
挿入し心金８に到達させ次に戻り空気管７と同心に容器
支持台１４上で垂直に修正して装着が可能なような寸法
を有している。押上げ７リンダ１３は洗浄容器２５の装
着の間最下端［ｆｆ１ｆｉｆを保持し、この場合押上げ
シリンダ１３のカムローラ１５は第２図の■で示す移動
軌道ないしは押上げカム１９との相対位置をとる。ここ
に設定されるカムローラ１５と押上げカム１９との間の
間隙は約３０　ｍａｎであると目的に適合している。

ずべての洗浄容器２５が装着されたあと弁２４を閉とし
て弁２２を開となし、これにより全押上げ機構９に圧縮
空気が負荷される。ここで押上げ／リンダ１３がわずか
上方に移動して洗浄容器２５を充填機構６に圧着する。

それ以上の上方移動は長きないしは高さを合わせた洗浄
容器２５がここでは間隔部材として働くので阻止され、
したがって押上げシリンダ１３はその下端位置の領域を
とりカムローラ１５と押上げカム１９との間には前と同
様に数ｍｍの間隙すをなした位置をとる。

カムローラ１５の対応の移動軌道または高さ位置は第２
図のＩＩで示す。充填液体３よび圧力ガスを事前に排出
後とこで容器３に高圧に保持された洗浄液が供給されロ
ータ２が回転される。このときカムローラ１５は相変ら
ず存在する押上げカム１９の下方にある間隔を有して移
動軌道１１１上を１回転し押上げカム１９と接触するこ
とはない。したがって容器支持台１４はロータ２との共
回転の間その高さを変えることなくまたこれにより充填
機構６と洗浄容器２５との間の圧着圧力を変えることは
ない。充＊機構の回転の間これらは図示されてない制御
ラックから制御され、したがって洗浄容器２５内の液循
環と結合して充填機構６のすべての通路および孔が洗浄
される。

洗浄工程の終了後弁２２および２４の適切な作動により
押上げ機構９の空圧は再び排除されこれにより押上げシ
リンダ１３は最下端位置に下降する。そのあと押上げ機
構６と容器支持台１４との間の洗浄容器２５は取外し可
能となる。洗浄液を排出し押上げ機構９に圧縮空気を負
荷する方向に弁２２．２４を切換えると再び通常の充填
が開始可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は容器充填機械のｗｔ、部分断面図、第２図は第
１図の容器充填機械の押上げカムの側面図でカムローラ
の種々の運動軌道を付加したものである。 ６・・・充填機構 ９・・・押上げ機構 １５・・・カムローラ １９・・・押上げカム ２２．２４・・・弁 ２５・・・洗浄容器 ２６・・・スタンドプレート ２７・・横壁 特許出願人　クロネス・アーゲー・ヘルマン・クロンゼ
デル・マシーネンファプリーク（外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕円軌道上を回転する充填機構およびそれに付属配
   置の押上げ機構を有し、該押上げ機構は圧縮空気負荷に
   より上昇可能でありまた固定押上げカムにより下降可能
   であり、この場合洗滌容器を充填機構に圧着の間押上げ
   カムとカムローラとの間の接触が遮断されるところの容
   器充填機械の洗浄の方法であって、 カムローラが作業位置に維持されている押上げカムの下
   部と間隔をなして回転通過するように押上げ機構がその
   最下端位置の領域で固定保持されることを特徴とする容
   器充填機械の洗浄の方法。 （２）押上げ機構はその下端領域からの押上げが一方を
   充填機構に他方を押上げ機構に支持された洗浄容器によ
   ってのみ阻止されることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の方法。 （３）押上げ機構は圧縮空気供給の遮断と圧力排除とに
   よりその下端位置に移動され、次に洗浄容器が充填機構
   と押上げ機構との間に装着されることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項または第２項記載の方法。 （４）押上げ機構は洗浄容器製着後圧縮空気が負荷され
   これによりわずか押上げられ、ここで洗浄容器は押上げ
   機構と充填機構との間に圧着されることを特徴とする特
   許請求の範囲第２項または第３項記載の方法。 （５）洗浄容器（２５）の高さ寸法は、該洗浄容器（２
   ５）が充填機構（６）とそれに付属の押上げ機構（９）
   との間に装着されたとき洗浄容器（２５）が押上げ機構
   （９）をその最下端位置領域に固定保持することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の方法を実施するため
   の装置。 （６）洗浄容器（２５）は容器充填機械が取扱う容器よ
   り背高であることを特徴とする特許請求の範囲第５項記
   載の装置。 （７）各洗浄容器（２５）は管部材を具備し、該管部材
   の下端にはスタンドプレート（２６）がまた管部材の上
   端には横壁（２７）で区隔された洗浄液用圧力室が形成
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第５項また
   は第６項記載の装置。 （８）洗浄容器（２５）の全体高さは圧力室の高さの数
   倍であることを特徴とする特許請求の範囲第７項記載の
   装置。