JPS60136191A

JPS60136191A - 遠赤外線反射被覆シ−ト

Info

Publication number: JPS60136191A
Application number: JP4713284A
Authority: JP
Inventors: 久保　哲治郎; 豊外山; 持木　孝夫
Original assignee: Dantani Plywood Co Ltd; Dantani Sangyo KK; Kyodo Printing Co Ltd
Current assignee: Dantani Plywood Co Ltd; Dantani Sangyo KK; Kyodo Printing Co Ltd
Priority date: 1984-03-14
Filing date: 1984-03-14
Publication date: 1985-07-19
Also published as: JPH0377635B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、遠赤外線を反射させるシー１・に閏するもの
てあって、その遠赤外線反射被覆層に万一漏電事故が発
生した時でもその遠赤外線被１ｊｆｉ削者がその遠赤外
線反射被覆シートに触れても感電事故が生しないもので
ある。

さらに９本発明は、遠赤外線の反射効率を」ニげるへく
、その遠赤外線反射板を肉厚のものと為した。これを肉
厚に為すには、蒸着加工では大変なコスト高となるゆえ
に９本発明においては、フィルムや板状のものを使用し
てそのコスト減を図った。ただし、フィルムや板では、
その不導電性遠赤外線透過層に（＝１着しないゆえに、
接着剤をもって為した。

此の接着剤は遠赤外線を良く通さないと、遠赤外線の入
射と小羽の２回に渡って遠赤外線が弱められるゆえに、
その＋Ａ質がその効果を大きく左右する。従来は、この
４Ａ質に適するものがなかったゆえに、蒸着加工を為し
ていた。

本発明においては此の点を研究し、これに適するものを
見つけてＩｕ２川しその効果を大きく上げたものである
。

赤外線、特に遠赤外線（４μ以上の波長）は人体に有用
なゆえに、その応用器具は多く０１回っている。遠赤外
線は、ぞの副射、深遠力、特性吸収等の特性のために、
ぜんそく、気管支炎、リューマチ、腰痛、ζこきび、し
み、そはかず等の治療効果がある。

しかるに、遠赤外線は部分照射は別として、直進性と言
う欠定による対象物全体の均−照射の困難性が伴う。も
ちろん、金属の反射板をそのまま用いて、遠赤外線の乱
反射を為しこれを解決する事も可能である。しかし、金
属板がむき出しの場合には、堀こたつやサウナ等に使用
の場合、その官職やぎらつきに依る美感等の問題ばかり
Ｃはなく、電気の使用に依る漏電での感電事故の可能性
が生し、その使用は公的に許されていない。そこで、此
の反射板に被覆を為す事が考えられるが。

遠赤外線は通常のカラスさえも透過し憎いと言う程適材
とｌ’ｅる被ｒ１祠が見つからなかった。それゆえに、
従来は遠赤外線使用機器具で、身体に直接触れる部所で
の遠赤外線反射板は使用され得なかった０本発明は９以上の点を考慮し研死の結果、後述する如き
好適な材質を見い出し、これを被覆に用いる事に依って
その問題点を解決し、遠赤外線を有効利用に供する反射
シートを完成させた。

以下９本発明にかかる遠赤外線反射被覆シー１・の構成
を述へる。

先ず、これ息、遠赤外線の被照射者の１体の広い部分２
例えば全身とか足の部分全体等をその遠赤ダト線照剖の
対象と為すものである。此の反射被覆シー１・により遠
赤外線を乱反射させると言う＋７＆成である。なお、ｉ
１Ａ赤外線使川■器具は、遠赤タ］線ランプ使用の有無
はとはない。

此の遠赤外線反射被覆シー１・は、裏面かアルミ等の金
属の肉厚の遠赤外線圧＋１＋１層より成り９表面がポリ
プロピレン等の不導電性遠赤外線透過層より成り、此の
不導電性パ１赤外線透過層と上記の遠赤外線圧！Ｉ’Ｊ
　ｊ’４を接着するｊ屯赤外線透過性接着剤より構成さ
れる。

以下に２本発明にがかる遠赤夕）線圧躬被）πシートの
説明を、その一実施例をもって、その添イ：１図面と共
に詳述する。

図面は２本発明の遠赤外線反射被覆シー１・１０の一実
施例の一部断面図である。

先ず、裏面側に金属の如き遠赤外線反射板１１が設けて
あり９表面側に低圧法のポリエチレンの如き不導電性遠
赤外線透過層１２が設けである。此の反射被覆シー）１
０は、上記の三者の間にブタジェンゴム等の遠赤外線透
過性接着剤１３で接着すると言う構成である。

遠赤外線を反射させるには、アルミニュームの他に金や
銀、銅等の金属があるが、コストの点でアルミニューム
に勝るものはない。しかして、遠赤外線を反射させる金
属の反射板の如きものは従来も存在した。しかし、金属
が裸であると、可視光線も同時に反射されるゆえにギラ
ギラして不要な可視光線が目に悪影響をプえるばかりか
９色彩感ｎ的にも良くない。そしてさら乞こは、４ノウ
づ等の壁の如き人体がその反射板に直接ふれる様なもの
においては、電気器具の使用が有る場合に感電のおそれ
が生し、その使用は決して許されない。

なお、此の金属の反射板が厚ければ丈夫で良いのだが、
余りに厚いと加工には不適となる。それゆえに２本実施
例では加工に向くべくそれをフィルム状等に為すのであ
るが、これだと外傷に弱くなる。本発明において己、１
．感電と召う欠点を解決すべくその遠赤外線反射１ｉ９
１１を被覆する不導電性遠赤外線透過Ｊｉ！！１２を使
用した。

ところで、被覆とぼってもその材質が何でも良い分（Ｊ
でＣＪない。すなわち、そのメ・］象とするｊ卓赤外線
第−に考１Ｇシなりれはならない。赤外線は一般に他の
光線に比ｔノで物費に対する透過性が人である。しかし
、ｊｔ赤夕１線は通′清のカラスに対してさえも透過性
が人さく落ちると暦う具合に、その被覆の材質に向くも
のであると看う事が重大な要件となる。つきに、遠赤外
線は電気用いて九十させられるか、少なくとも他の電気
機器と共に使用される事が多い。一方、堀こたつ等の如
き人の肌がその被覆に直接ふれるｉＪ能件の大の所での
（リコ用も多い。それゆえに、ネジ、電性のものてＪ５
る１も要求される。！１Ｊ１様ζご、此の被覆はｊ＆低
限達赤り口？透過性と不導？′６．ｆｌとの一部１′１
を要する物質−Ｃ）、Ｉ゛いどならない。

本発明においで乞ま此の点を元に研究の結上、その材質
として、１１（用法のポリエチレンの如きものを１史用
した。特に、その使用の形態に依っでζ、ｔ。

耐熱性、耐湿性が要求されるゆえに、その場合には、ポ
リエステイル、ポリスチレン、シリコン樹脂、ポリウレ
タン等が向いている。

すなわち１通常の天然物を原料とした紙や布等の繊維索
は、その波長が４〜Ｇ　１１位ではその透過率が７０〜
９０９６位であるか、７ＩＪ以上では２０％前後と言う
非常に透過性が悪く使用に不向きである。

これに対し、ポリスチレンは平均７０９６前後であり、
低圧法ポリエチレンのハイセックス−３０００Ｓ（圧用
化学）は、７μ近くと１４μ近くの一部を除き、全般的
に９０％以上を示し、中圧法ポリエチレンのスタフレン
（古川化学）も同様の値で、高圧法のポリエチレンのス
ミ力テン（住友化学）も同様な傾向で８０％前後を示す
。

しノ己がって、これらを」上記の不導電性遠赤外線透過
層１１の材料に為せは、遠赤外線はその部分は吸収され
ずに効率良く反射されて来る。

なお、上記の材質は、スタフレンを除き後述する保護層
の材質として用いても良い。但し、その場合は、上記の
イ傳、ワ、電（１，’　ｊ仝赤外ＶＡ透過層１１を布状
等の汚れ易いＩＲ！ｆ〜等ζこした場合に必要性が生し
るもので、全ての場合に必要なものでＬ′、Ｊない事を
念の為に述べる。

しかして、上記の反射Ｆ４１シー１・１０は、」−記の
ままでも使用可ｒ＋Ｌ’であるが、これをさらここ保護
強化するために、以下の如くに補強層１４を設４Ｊると
良い。

すなわち、」上記の二層のみてはアルミ箔等の遠赤外線
反射層ＩＩが直接書面に表われるのて夕１．　ｆｉｔを
受け易い。したがつＴ、この面に壁紙やイＩＴ、１５１
脂やゴムのフィルＪ１や板″９の補強層１４を設ｃｔ　
Ｔ　＋上記の反則″ａ、覆シー１・１０を補強すると良
い。此の補強Ｎ１４は、力学的補強ｔこ」ａするものな
ら１１１１でも良い。そして、　ＩｔＥ１’ｌを要４′
る場合は、ヘニ−１・板やむく板等にすれば良い。−）
きに、」−１記の不７５電性遠赤外線透過層１２の表面
は、直接外部に表われるｂＪ＋えに汚れや外１■がつさ
に、Ｓい。したがって、美感」ニ良くないはかりか、ノ
、ｆ命の短命化や汚れによっては、遠赤夕）線の透ｊに
１り’ＩＩ率を下げてしまう。それゆえに、此の表面に
樹脂の塗装やフィル１１等の保護層１５を設けると良い
。此の保護層１５の材質は、遠赤外線透過性のもので耐
傷性があり汚れ憎いものがよい。そして、必要に依り耐
〃（性、ｉ１湿性の有るものが良い。本実施例では、こ
れをポリウレタンと為した。また、遠赤外線は透明であ
って、可視光線には不透明な一着色を為し、模ｒ４をつ
りでも良い。

なお、上記の不導電性遠赤外線透過層１２と遠赤外線反
射層１１のイ」着は、接着剤を使用せねはならぬが、此
の場合にもやはり遠赤外綿透ｊ■性ｊＩ着剤使用せねは
、その反射効率は下かつでしまう。すなわぢ、此の部分
は遠赤夕１線の通過する方の層であるためである。

本実施例では、そこでこれにフラジ１ンゴムやブチルゴ
ム等を用いた。その遠赤外線透過率は一部を除き、９０
％前後な示すと言う良好のものである。

オニた。」−記の補強Ｗ４１４の裏面に接着剤１６を設
りると壁等に容易に貼付出来て良い。なお、此の接着剤
は、遠赤夕）線が通過する箇所にないゆえに。

一般の壁紙や壁板りこ使用されているものでよい。

しかして２本実施例では、」―記の遠赤外線反射Ｊｉ！
ＩＩは２０μとし、不導電性遠赤外線透過層１２は６０
μ、遠赤外線透過性接着剤１：（は１０〜２０７）、補
強層１４は紙の場合＋２（ｌ）Ｉ′ＣヘニャＡＩｉ、の
場合５１１ＩｌＩ＋とし。

接着剤１６は１０〜２（＋７＋と為した。

以上の如く９本発明においては、遠赤外線反射層１１と
不導電性バ１赤外線透過１Ｐ！１２の接着を蒸着加工に
依らず、遠赤夕）線透過性の接着剤を用いたゆえに、遠
赤外線反射層を肉厚のものと為せ、その反射効率をコス
ト高じ為す事なしに−しげる小が出来た。

また２表面のパｊＦｌ’ｌｊ外線透過層１２を不で電性
のものに為したゆえζこ、１キ電゛１１−故は発生しな
いものと為ぜノこ。

【図面の簡単な説明】

図面は９本発明にかかる遠赤外線反射被覆シー］・の一
実施例の側面一部所面図である。１０・・・遠赤外線反射被覆シート１１・・・遠赤外線反射層１２・・・不導電性遠赤外線透過層１３・・・遠赤外線透過性接着剤１４・・・補強層１５・・・保護層１Ｇ・・・接着剤特許出願人久１呆商事株式会社段谷産業株式会召共同印刷株式会社代理人弁理士宮木隆司

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　遠赤外線の１ｆｆｌｌ照射者の身体の広い部分
を照射の対象と為すものであって、裏面がアルミ等の金
属の肉厚の遠赤外綿反萌層２表面かポリプロピレン等の
不入１電性述赤外絆透過層、該不導電性の遠赤外線透過
層と上記の遠赤外線圧ＩＩＪ層を接着する遠赤外線透過
性接着剤２．１、り構成される事を特徴とした遠赤外線
反ｒｌＪ彼覆シー１・。
（２）　遠赤外線圧１１・１層が、アルミニューｌ、の
フィルム又は鈑（Ａ；ることを特徴とする特６１請求の
範囲（１）に記載の遠赤外線反射被覆シート。
（３）　遠赤外線透過層か、その裏面に可用性や不撓性
のフィルＪ１や板やクロス等の補強基材より成る補強保
護層を有する事を特徴とした上記特許請求の範囲（１）
に記載の遠赤外線反射被覆シート。
（４）　不導電性遠赤外線透過層が、その表面に遠赤外
線透過性の塗膜やフィル１１等の保護層を有することを
特徴とした上記特許請求の範囲（＋）に記載の遠赤外線
反射？７！！覆シート。
（５）　遠赤外線透過性接着剤が、ブタジェンコムやブ
チルゴムである事を特徴とした上記特許請求の範囲（１
）に記載の遠赤外線反射被覆シート。