JPS6013605Y2 - 工作機の切屑除去装置 - Google Patents

工作機の切屑除去装置

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JPS6013605Y2
JPS6013605Y2 JP8385382U JP8385382U JPS6013605Y2 JP S6013605 Y2 JPS6013605 Y2 JP S6013605Y2 JP 8385382 U JP8385382 U JP 8385382U JP 8385382 U JP8385382 U JP 8385382U JP S6013605 Y2 JPS6013605 Y2 JP S6013605Y2
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JP
Japan
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head
casing
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flow path
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JP8385382U
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功 庄田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転刃物により木材等を切削加工する工作機
の切屑除去装置に関するものである。
従来の工作機では、モータ回転軸の下端に刃物を取付け
ると共に、該モータの下部に刃物の外側方を囲繞する環
状のブラシを装着し、このブラシによって形威される空
間から機外の集塵機へ連らなるダクトを設け、集塵機に
よって生ずる吸引力によって切削加工で生じた切屑を集
塵機へと吸引除去していた。
一方前記のモータを冷却するために、モータ回転軸の上
端にファンを設け、このファンによって導入された外気
を、モータとこれを囲むケーシングとの間に流して、モ
ータの冷却を図っていた。
このため前記の集塵機を運転する動力と、外気導入用の
ファンを回転させる動力の2種類が必要となって、動力
的にロスする欠点があった。
また外気導入用ファンは、モータ回転軸に取付けられて
いる関係上高速回転するため、騒音発生の原因となる欠
点もあった。
本考案は、上記実情に鑑みなされたものであり、各ヘッ
ドのケーシング周壁に空気流路を形威し、この空気流路
の一端をブラシによって形威された刃物側空間部に、他
端を共通する吸気ダクト側に連通させ、上記空気流路内
に切屑を流通させることにより、切削を除去すると同時
に、ヘッドのモータの冷却をも行なうようにした工作機
の切屑除去装置を得ることを目的とする。
以下本考案の構成を図面に基づいて詳細に説明する。
図において、第1図は本考案による切屑除去装置の要部
を示す一部断面正面図、第2図は同一部断面側面図、第
3図はケーシングの断面平面図である。
本体側のコラム1にヘッド上下シレー2を上下方向に摺
動可能に装着し、該ヘッド上下シレー2にヘッド左右シ
レー3を第1図において左右方向に摺動可能に装着腰該
ヘッド左右シレー3にツールチェンジシレー4を介して
ヘッド5を上下方向に摺動可能に装着する。
上記ヘッド上下シレー2は、コラム上部に取付けた2軸
モータ6の駆動によりスクリュー7を介して上下動する
また、ヘッド上下シレー2の正面側には水平方向に延び
るレール2aを一体的に形威し、該レール2aに4個の
ヘッド左右シレー3を並列係止する。
また、上記各ヘッド左右シレー3の正面側には上下方向
に延びるレール3aを形成し、これらレール3aにそれ
ぞれツールチェンジシレー4を介して4個のヘッド5を
係止する。
8はエアシリンダであり、各ヘッド5に対応させてヘッ
ド左右シレー3の上部に取付け、各ツールチェンジシレ
ー4を介して各ヘッドを単独に上下動させる。
上記ヘッド5は、刃物9駆動用のモータ10と該モータ
10を囲繞支持するケーシング11とからなる。
即ち、ツールチェンジシレー4の正面側に、中心部に上
下方向の円形孔12を形成した筒状のケーシング11を
固着し、上記12内にモータ10を上下方向に嵌挿固定
し、該モータ10の回転軸下部をケーシング11下端か
ら下方に突出させ、該回転軸に刃物9を固定してなる。
次に、本考案の要部をなす切屑除去装置20について説
明する。
該切屑除去装置20は、ケーシング11の下部外周にブ
ラシ21を環状に垂設して刃物9の外側方を囲繞し、ケ
ーシング11の周壁コーナ部に該周壁をたて方向に貫通
する空気流路22を4個形成するとともに、この上部を
中心部に集合して屈曲しない連結パイプ23の下端に接
続し、一方ヘッド上下シレー2の上部正面側に水平方向
に延びる細長い吸気ダクト24を固定し、該吸気ダクト
24に各ヘッド5の空気流路22に接続した連結パイプ
23の上端を上下動可能に並列接続し、これら連結パイ
プ23の上端を単独に開閉する弁機構25を上記吸気ダ
クト24内にそれぞれ設けてなる。
上記弁機構25は、連結パイプ23の上端開口23aに
対面する可動弁25aを、弁座25bとの開に介装した
コイルばね25cの弾発力により常時下方に弾圧付勢腰
上認可動弁25aの上下動を案内するガイドバー25d
に該可’A弁25 aの過下動を阻止するストッパ25
eを設けてなる。
なお、弁座25bは可動弁25aの上方位置にてガイド
バー25dの上端に固定され、ガイドバー25dは吸気
ダクト24の下壁に立設固定されている。
第1図中25fはゴム製の弁シートである。
また、吸気ダクト24の一端、つまり第1図中右端は可
続性のホースを介してブロウ(図示省略)の吸引側に接
続する。
本考案は上記構成であるから、各ヘッド5のうち、たと
えば第1図の右から2番目のヘッド5aを、ツールチェ
ンジエアシリンダ8を介して下降するとともに、該ヘッ
ド5aのモータ1oを起動して被加物の加工態勢にした
場合、第1図に示すように、ヘッド5aの降下に伴なっ
て連結パイプ23が降下することになる。
この場合、吸気ダクト24はヘッド上下シレー2に固定
されており、降下しないので、可動弁25aは若干下動
した後それ以上の下動はストッパ25eにより阻止され
、連結パイプ23の上端開口23aは開放される。
これにより、吸気ダクト24と連結パイプ23とは連通
状態となり、ブラシ21内の空気は、ケーシング11周
壁の空気流路22、連結パイプ23を介して吸気ダクト
24内に向かって流通して行くことになる。
この状態で、数値制御(図示省略)等により指令を発し
て、Z軸モータ6、X、Y軸モータ(図示省略)を駆動
する、いわゆる加工態勢にすると、刃物9によって被加
工物が切削され、該刃物の周囲に切屑が発生する。
しかしながら、この切屑はブラシ21により周囲への飛
散を阻止され、この阻止された切屑は、ブラシ21部か
ら吸気ダクト24に向かって流動している空気によって
空気流路22、連結パイプ23、吸気ダクト24を介し
て機外へ移送される。
また、モータ10は、空気流路22を流通する空気によ
ってケーシング11を介して冷却される。
ここで、上記加工工程時に2軸モータ6が起動すると、
ヘッド上下シレー2を介してヘッド5が上下動するが、
この場合吸気ダクト24も同時に上下動するので、連結
パイプ23と可動弁25aとの相対移動はなく、連結パ
イプ23が可動弁25aによって閉塞されることはない
次に加工が終了、あるいは別のヘッド5に切換えるため
、上記ヘッド5aをツールチェンジエアシリンダ8の短
縮作動により上動すれば、これに伴なって連結パイプ2
3が上動して可動弁25aと衝突し、コイルバネ25c
の弾発力に抗して可動弁25aを上動することになる。
これにより、連結パイプ23の上端開口23aは可動弁
25aで弾圧閉塞され、吸気ダクト24との連通が遮断
される。
また、連結パイプ23は、ケーシング11の上端と吸気
ダクト24とを連結しているので、その長さは短かくて
すみ、かつケーシング11の外周を包囲することがなく
なる。
本考案は以上説明したように、各ヘッドのケーシング周
壁にモータの回転軸と略平行に空気流路を貫通形威し、
各ケーシングの一端部外周に刃物を囲繞する環状のブラ
シを装着し、他端部側空気流路を共通する吸気ダクトに
接続するとともに、該吸気ダクトと各空気流路との間に
、ヘッドの被加工物に対する接離時に開閉作動する弁を
それぞれ設ける構成にしたから、切屑除去装置の切屑を
流通させるダクトがヘッドの外側方に位置しなくなり、
ヘッド部の目視点検および保守点検が容易になるととも
に、切屑の流路が短かくかつ直線的に形成し易くなって
、管路抵抗を少なくする効果がある。
さらに、ヘッドのモータを支持するケーシングの周壁に
空気流路を形成したから、この部を流通する空気によっ
て上記モータを冷却することができ、モータの回転軸上
端にファンを直結しなくてもすむことになる。
従って該モータの動力ロスを低減するとともに、高速回
転するモータにファンを直結する必要がないので騒音を
低減することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による切屑除去装置の要部を示す一部断
面正面図、第2図は同一部断面側面図、第3図はケーシ
ングの断面平面図である。 1・・・・・・コラム、2・・・・・・ヘッド上下シレ
ー、3・・・・・・ヘッド左右シレー、4・・・・・・
ツールチェンジシレー、5・・・・・・ヘッド、6・・
・・・・Z軸モータ、7・・・・・・スクリュー 8・
・・・・・エアシリンダ、9・・・・・・刃物、10・
・・・・・モータ、11・・・・・・ケーシング、20
・・・・・・切屑除去装置、21・・・・・・ブラシ、
22・・・・・・空気流路、23・・・・・・連結パイ
プ、23a・・・・・・上端開口、24・・・・・・吸
気ダクト、25・・・・・・弁機構、25a・・・・・
・可動弁、25b・・・・・・弁座、25c・・・・・
・コイルばね、25d・・・・・・ガイドバー 25e
・・・・・・ストッパ、25f・・・・・・弁シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に刃物が装着されるモータと、該モータをその外
    周にて囲繞支持する筒状のケーシングとからなるヘッド
    を、コラムに上下動可能に支持することにより、被加工
    物に対し上下方向から接離可能に設けてなる工作機にお
    いて、ヘッドのケーシング周壁にモータの回転軸と略平
    行に空気流路を貫通形威し、ケーシングの刃物側端部外
    周に該刃物の外側方を囲繞するカバーを装着し、ケーシ
    ングの空気流路を吸気ダクトに接続するとともに、該吸
    気ダクトと空気流路との間に空気流路を開閉する弁を設
    け、弁はこれと対応するヘッドの下動時に開作動し、上
    動時に閉作動してなる工作機の切屑除去装置。
JP8385382U 1982-06-04 1982-06-04 工作機の切屑除去装置 Expired JPS6013605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8385382U JPS6013605Y2 (ja) 1982-06-04 1982-06-04 工作機の切屑除去装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8385382U JPS6013605Y2 (ja) 1982-06-04 1982-06-04 工作機の切屑除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58185401U JPS58185401U (ja) 1983-12-09
JPS6013605Y2 true JPS6013605Y2 (ja) 1985-05-01

Family

ID=30092835

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8385382U Expired JPS6013605Y2 (ja) 1982-06-04 1982-06-04 工作機の切屑除去装置

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JP (1) JPS6013605Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE454967T1 (de) * 2006-11-21 2010-01-15 Brandt Kantentechnik Gmbh Kantenbearbeitungsaggregat

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Publication number Publication date
JPS58185401U (ja) 1983-12-09

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