JPS60135021A - 保温槽 - Google Patents

保温槽

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Publication number
JPS60135021A
JPS60135021A JP25114083A JP25114083A JPS60135021A JP S60135021 A JPS60135021 A JP S60135021A JP 25114083 A JP25114083 A JP 25114083A JP 25114083 A JP25114083 A JP 25114083A JP S60135021 A JPS60135021 A JP S60135021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
wall
retaining tank
ray shielding
shielding film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25114083A
Other languages
English (en)
Inventor
難波 吉生
二郎 坂田
康訓 多賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP25114083A priority Critical patent/JPS60135021A/ja
Publication of JPS60135021A publication Critical patent/JPS60135021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外部から内容液4面が観察でき、同時に内容液
の温度を長時間にわたり保持することができる保温槽に
関する。
一般に容器と呼ばれているものは、外部から内容液量が
直視でき、しかも内容液の温度を保持できれば便利であ
ることはいうまでもない。
内容液の保温という面からみれば、従来内壁と外壁との
間に空間を形成させ、該空間で断熱効果をもたせた容器
がみられる。空間に配した空気はいかなる固体断熱材よ
りも熱伝導率は小さいもので、それなシの断熱効果を期
待することができるが、それでも対流を起こすと意外に
熱を運ぶものであり、また輻射によってもがな9の熱が
移動するものである。
そこで、内壁と外壁との空間を真空にするとともに外壁
内側と内壁外側に輻射熱を反射させることにより、熱遮
断をする金属鏡(銀メッキ)を設け、より完全な断熱効
果を狽った魔法ビンがあり。
用途に応じて現在多数使用されている。
しかしながら、上記魔法ビンは外壁内側及び内壁外側が
不透明な金属鏡であるために、内容液の保温効果はある
が、内容液の液量を外部から観察することができず、液
量を見るためには、その都度蓋を開けるか又は特別な液
面レベル針等を付加して内容液の液量を検知するしか手
段がなかった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので。
その目的は外部から内容液の液面が容易にa察でき、同
時に内容液の液I7!を長時間にわたり保持することが
できる実用価値の高い便利な保温槽を提供するものであ
る。
すなわち1本発明の保温槽は透明な外壁と内壁とを一体
的に連結し、該外壁と内壁との間の空間を真空室とする
とともに前記外壁及び内壁の少なくとも一面上を透明な
熱線a両膜で被覆してなることを特徴とする。
しかして9本発明の保温槽は容器自体を透明な拐料にて
形成しであるので、内容液の液面を外部より容易に観察
することができる。しかも内容液の保温は外壁と内壁と
を一体的に連結し、その間の空間を真空室としたことか
ら、熱伝導及び対流による熱の放散を防止することがで
きる。さらに該真便¥の内側面上には透明な熱線避両膜
が被覆しであるので、内容液からの熱線は保温槽の内側
に反射され、容器外には熱放紋ちれないので、内容液の
温度を長時間維持することができる。
本発明において、保温槽に用いた外壁及び内壁は内容液
が外部から見ることが出来るものであり。
耐熱性耐衝撃性のあるガラス、ポリヵーホネート誘導体
等の合成樹脂で形成する。
また、前記真空室の内側面上に被覆する熱線遮蔽膜は、
内容液から放出する熱線を反射する物質を用いる。かか
る物質としては9例えば次のものを挙げることができる
すなわち1本実施例に使用したインジウム、7−ズ酸化
物(Inditim Tin0xide )膜〔以下1
TO膜という〕はその1つの例でるる。このITO膜の
各波長に対する透過率(T)、吸収率(A)反射率(l
()の関係を第1妹に示す。
第1図より、 Pl′(J膜は波長の短かい可視光領域
では透過率は大である。しかし、内容液から放射される
波長の長い熱線(約5um以上)については透過率は小
さく、逆に反射率が非常に高いことを示す。
上記1’l’O膜と同じ熱線に対する遮蔽効果の大きい
ものとしては酸化シリコン(8102)/酸化チタン(
1iU2)を交互に積層した薄膜がある。
上記酸化物は単層薄膜では大きな効果は期待できないが
、各薄膜の厚みを、熱線が干渉反射できる条件を満たす
寸法に形成して、複数積層させることにより、断熱効果
の大きい膜とすることができ、内容液の保温効果を大な
るものとすることができる6 さらに、」上記以外には酸化チタン(TiO2) /銀
(AM/酸化チタン(TiO2)の積層の薄膜がある。
上記熱線遮蔽膜は非常に厚みのうすい薄膜であり、しか
も該薄膜が容易に剥離しない程度に強固な固着力を有す
ることが必要である。このように固着性の良い薄膜の形
成法としてはスパッターリング、真空蒸着、イオンプレ
ーテング等の物理的手法及び有機金属を酸化、還元、加
水分解することにより酸化物又は金属を析出させる化学
的手段がある。
上記熱線遮蔽膜は、外壁及び内壁の外側面(外気側及び
内容液側)、あるいは外壁と内壁の内側面(真空室側)
の少なくとも一つの而に設ける。
なお、高温物体(例えば湯)を保温する場合には、少な
くとも上記外壁の外面又は内面上に形成し、また低温物
体(例えば氷水)を保温する場合には少なくとも上記内
壁の真空室側又は谷面側の壁土に形成することが好まし
い。更にょシ効果を確実にするためには、外壁と内壁の
内側面(真空室側)双方に設けることが望ましい。
本発明において、外壁と内壁とを一体的に連結し、形成
させる空間を真空室としたのは、熱遮断をより効果的に
するためである、 熱の放散には熱線によるものと熱伝導によるものがある
。前記した熱線遮蔽膜は熱線を反射させることによシ熱
放散を防止すべくしたものであるが、該熱線遮蔽膜のみ
では熱伝導による熱放散を防止することができない。上
記真空室は内容器より伝導する熱伝導をaMするととも
に対流による熱放散をも防止する役目をはだすもので、
内容液の保温力をより確実なものとすることができるも
のである。
以下9図面を参照しながら9本発明の実施例を詳細に説
明する。
本実施例の保温槽1は第2図に示す如く内容液りが外部
から観察できる透明な耐熱性ガラス材で形成した有底円
筒体で、内部に容器を保持できる容器である。
該容器は、外壁2と内壁6とを一体的に連結したいわゆ
る二重壁により構成し、該二重壁で囲こまれた間の空間
は10〜10朋HQの真空室4とする。
また、該真空室4の外壁2の内側面2a及び内壁6の内
側面3αの壁面上にはその全体に1,511m保温槽1
の上部開口部11には断熱性がよく加工性のよいコルク
材で形成した円盤状の蓋体5を嵌着し、密閉できるよう
にする。
しかして9本実施例の保温槽1に湯を入れ蓋体5で密閉
した状態で放置すると、保温槽1の外壁2及び内壁3で
形成した二重壁が透明なガラス材で形成してあり、しか
も真空室4の内側面上2b。
6bは透明なITO膜であるため、蓋体5をはずすこと
なく保温槽の外部側面よシ該槽内の湯の液面が容易に観
察することができる。
まだ、槽内の湯は熱線(約8〜10 +im )を放射
するが、ITO膜6bの反射効果により該熱線はほとん
ど槽内側に反射され、外部に放出されることがない。
一方、槽内の湯の熱伝導によりあたためられたガラス内
壁3a及びITO膜6bからは熱放散が行なわれるが、
外壁2と内壁6で形成した空間が真空室4としであるの
で、該室により熱伝導及び対流による熱放散は遮断でき
る。
さらに、あたためられたガラス内壁5α及びITO膜6
bから発生する熱線は、外壁2の内側面24上に形成し
たiT0膜2bの熱線反射効果により遮断される。
しかして、槽内の湯は糟を形成する壁の二重。
三重の熱遮断効果により、槽外への熱放散が妨げられ、
長時間にわたり湯温を維持することができる。
ここで、市販の魔法ビンと本実施例保温槽の保温効果の
比較f、第6図に示す。
第6図において、実線Xは実施例保温槽を点線Yは市販
の魔法ビンの各保温状態を示す。
この線図は、各容器に95°Cの湯をいれた時より24
時間経過における湯の温度変化を示したものである。同
図より9本実施例の保温槽は、従来のものとほぼ同じ効
果を有することが分る。
市販魔法ビンについてはJI8規格(8−2006)に
おいて、製品とした状態で、栓装青、満!鼠、20°C
室温放置という条件で、95°Cの湯温が24時間後に
おいて、64°C以上であることが規定されている。
本実施例の保温tfJは市販の魔法ビンに比較しても遜
色はなく十分な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はITO膜の光学特性を示す線区、第2図は本発
明の実施例の保温槽を示す断面図、第5図はその保温槽
と市販魔法ビンとの保温効果を示す線図である。 1・・・保温槽、2・・・外壁、3・・・内壁。 4・・・真空室、5・・・蓋体、21)、3A・・・I
TO膜 第7図 夜長(μ) 第3図 0 6 72 7B 24 30 任渦時間hr)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明な外壁と内壁とを一体的に連結し、該外壁と
    内壁との間の空間を典孕室とするとともに。 前記外壁及び内壁の少なくとも一面上を透明な熱線遮蔽
    膜で被覆してなることを特徴とする保温槽。
  2. (2)前記外壁と内壁は、透明なガラス又は合成樹脂で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    保温槽。
  3. (3)前記熱線遮蔽膜は、インジウム・スズ酸化物膜で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    保温槽。
  4. (4)前記熱線遮蔽膜は、酸化チタン/銀/酸化チタン
    、又は酸化シリコン/酸化チタンの積層膜であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の保温槽。
  5. (5)前記熱線遮蔽膜は、真空室を形成する前記壁の内
    側面の一方又は双方に形成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の保温槽。
  6. (6)前記熱線a両膜は、前記外壁の外側面(外気側)
    に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の保温槽。
  7. (7)前記熱線遮蔽膜は前記内壁の外側面(内容液側)
    に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の保温槽。
JP25114083A 1983-12-23 1983-12-23 保温槽 Pending JPS60135021A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7005167B2 (en) 2002-06-13 2006-02-28 Thermos K.K. Heat insulating container and manufacture method therefor
JP2007074770A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Mitsubishi Electric Corp 絶縁スペーサ
JP2008011601A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁装置
CN105583583A (zh) * 2016-01-23 2016-05-18 伯恩光学(惠州)有限公司 保温器皿的加工方法

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