JPS60134589A - 線順次化色信号の同時化方式 - Google Patents

線順次化色信号の同時化方式

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JPS60134589A
JPS60134589A JP58241063A JP24106383A JPS60134589A JP S60134589 A JPS60134589 A JP S60134589A JP 58241063 A JP58241063 A JP 58241063A JP 24106383 A JP24106383 A JP 24106383A JP S60134589 A JPS60134589 A JP S60134589A
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signal
color difference
period
carrier
difference signal
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JP58241063A
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English (en)
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Michio Kuribayashi
道夫 栗林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/06Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined
    • H04N11/20Conversion of the manner in which the individual colour picture signal components are combined, e.g. conversion of colour television standards
    • H04N11/22Conversion of the manner in which the individual colour picture signal components are combined, e.g. conversion of colour television standards in which simultaneous signals are converted into sequential signals or vice versa

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は線順次化色信号の同時化方式に関し、線順次化
された搬送色信号をI’M復調した後、更にAM変調及
び同時化してN、T S C方式の標準信号を得るよう
にしたもので、特に磁気記録媒体に記録された搬送映像
信号を再生する場合に用いて有用なものである。
〈従来技術〉 フランス等ではSECAM方式と呼称されるテレビジョ
ン方式が標準化されている。このSEC’AM方式では
2つの色差信号R−Y 、B−Yを1水平走査期間(以
下1H期間と略称する)毎に線順次化スイッチによシ交
互に切換えて選択し、このようにして形成された線順次
化色差信号を副搬送波で周波数変調し輝度信号に重畳し
て搬送映像信号を形成している。
搬送映像信号の再生側においては復調後1H期間遅延さ
せた信号とそうでない信号とを並列に取シ出すことによ
、jlllH期間毎に間引かれた色差信号、を補充して
2種類の連続した色差信号R−Y 、13−Yを得てい
る。このように線順次化された色差信号から2種類の色
差信号を並列に取シ出すことを同時化と称し、1H期間
遅延回路及びこの1H期間遅延回路によシ遅延された信
号とそうでない信号とを交互に取り出すためのスイッチ
である同時化スイッチがその主要な構成要素となる。
かかるSECAM方式はFM変調方式が用いられている
ので、特に磁気記録・再生方式のように時間軸変動があ
る場合にも適応性は高い。この場合記録側において線順
次化される線順次化色差信号はFM変調されるので、再
生側においてNTSC方式の標準信号を得るには線順次
化搬送色差信号を一旦復調した後、同時化するとともに
同時化された色差信号を再度平衡変調しなければならな
い。
第1図はSECAM方式を適用した磁気記録・再生方式
における再生側でNTSC方式の標準信号を得るように
した同時化方式を実現する従来技術に係る装置のブ日ツ
ク図を示す。同図に示すように、FM復調器で復調され
入力端子lを介して供給された線順次化色差信号LSS
は、直接、若しくは1H期間遅延回路2を介して同時化
スイッチ3に供給される。同時化スイッチ3は、一方の
色差信号R−Yを出力するスイッチ4と他方の色差信号
l3−Yを出力するスイッチ5とを有している。スイッ
チ4は接点4a、4bを、またスイッチ5は接点5a 
、5bを夫々有しておシ、接点4aと接点5bとが、ま
た接点4bと接点5aとが同時に夫々選択されるよう、
入力端子6を介して供給される制御パルスPcによ、9
1H期間毎に切換えられる。制御パルスPcは水平駆動
信号(HDパルス)によシ容易に形成し得る。平衡変調
器7,8は、同時化された2種類の色差信号R−Y 、
B−Yで90位相が異なる副搬送波sc、 、 sc、
を夫々平衡変調する。
即ち、色差信号R−Yは、入力端子9を介して供給され
た副搬送波SC2を移相器10で90進めた副搬送波S
C1を、また色差信号13−Yは副搬送波SC4を直接
夫々平衡変調する。混合器11は、平衡変調器7,8で
得られた2種類の同時化された搬送色差信号R−Y 、
B−Yを混合してNTSC方式の標準信号の色信号成分
である搬送色差信号CHROMAを出力端子12を介し
て送出するようになっている。13.14は同時化スイ
ッチ3の前段に設けられたクランプ回路を、15.16
は同時化スイッチ3の後段(平衡変調器7,8の前段)
に設けられたクランプ回路を夫々示す。
ここで、平衡変調器7,8の前段に設けられたクランプ
回路15.16に加えて更に同時化スイッチ3の前段に
クランプ回路13.14を設けることの必要性について
説明する。
上記の如き同時化方式においては、平衡変調器7及び8
には夫々スルーの信号と1H期間遅延回路2を通った信
号がIH期間毎に交互に繰返して入力される。しかしな
がら遅延回路2は伝送時間のみならず信号を少なからず
減衰させるため及びアナログスイッチ3のオフセット電
圧が接点a、bで異なるため平衡変調器7及び8には1
H期間毎に直流レベルの異なる信号が入力することにな
る。従って同時化スイッチ3の前段のクランプ回路13
.14を設けないとすれば、クランプ回路15.16の
時定数を充分に大きくし、信号の平均レベルをクラン7
゛することとなる。従って入力される線順次化色差信号
LSSの絵柄に変化を生じた場合にその平均レベルも変
動して平衡変調器7,8の変調が良好に行なえなくなっ
てしまう。
かかる欠点を除去するためには第1図に示すようにクラ
ンプ回路15.16の時定数を色差信号のブランキング
レベルをクランプしうるように小さくすると共に、同時
化スイッチ3の前段にもクランプ回路13.14を設け
る必要があり回路構成が複雑になる。
更にもう一つの大きな欠点としては同時化スイッチ3は
線順次化色差信号LSSをスイッチングするためのアナ
ログスイッチである必要があることから、実際の回路構
成は第2図に示す如く極めて複雑なものとならざるを得
ない。
〈発明の目的〉 本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、クランプ回路及
び搬送波切換え用のスイッチ等の回路の簡素化によシ全
体的な回路構成を簡潔にし得る線順次化色信号の同時化
方式を提供するととを目的とする。
〈発明の構成〉 上記目的を達成する本発明の構成は、2種類の色信号を
1H期間毎に交互に選択して形成した線順次化色信号を
1H期間遅延せしめた信号とそうでない信号とを夫々個
別に2個の平衡変調器に供給し、これら平衡変調器には
位相が異なる2種類の搬送波を1水平走査期間毎に交互
に切換えて夫々供給することにょ漫1H期間毎に位相が
異なる2種類の搬送色信号を形成し、その後側搬送色信
号を混合して同時化することを特徴とする。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明ではスルーの線順次化色信号とこ
れを1H期間遅延せしめだ色信号とを夫々別個に平衡変
調した後、両者を混合するとともに、平衡変調器に供給
する搬送波の位相を1)I期間毎に交互に変えているの
で、線順次化色信号R−Y、13−Yはそれぞれ位相の
異なる副搬送酸7゛亥調されて同時化され、またそれぞ
れの搬送色信号の副搬送波は連続してNTSC方式の標
準信号を得ることができる。またこの際に用いられるク
ランプ回路は平衡変調器の前段にそれぞれ1個配すれば
よく、またスイッチング回路は副搬送波を切換えるのみ
であるからディジタルスイッチング回路で構成すること
ができるので回路構成を極めて簡易化することができる
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第3図は本発明の実施例方式を実現する装置を磁気記録
・再生方式の再生機とともに示すブロック図である。同
図に示すように、再生ヘッド21は磁気記録媒体に記録
された搬送映像信号を再生するものである。この搬送映
像信号は、2種類の色差信号を1 H期間毎に交互に選
択して線順次化色差信号でFM変調して得る線順次化搬
送色差信号と、輝度信号でFM変調した搬送輝度信号と
を周波数多重化して磁気記録媒体に記録されている。再
生ヘッド21で再生された搬送映像信号はヘッドアンプ
22を介してバイパスフィルタ23及びローパスフィル
タ24に供給される。バイパスフィルタ23では搬送映
像信号よシ搬送輝度信号が抽出されてFM復鯛器25に
供給される。このFM復調器25の出力信号として輝度
信号Yを得る。一方、ローパスフィルタ24では搬送映
像信号よシ線順次化搬送色差信号が抽出されてFM復調
器26に供給される。この結果FM復調器26の出力信
号として線順次化色差信号LSSを得る。この線順次化
色差信号LSSの一方はそのまま、他方は1H期間遅延
回路27によ、91H期間遅延されて平衡変調器28.
29に供給される。平衡変調器28はスルーの線順次化
色差信号LSSで、また平衡変調器29は1H期間遅延
せしめられた線順次化色差信号LSSで90°位相が異
なる副搬送波sc、 、 sc、の何れか一方を夫々平
衡変調する。即ち、平衡変調器28.29には、入力端
子30を介して供給されたスルーの副搬送波SC2とこ
の副搬送波SC,を移相器31で90”進めた副搬送波
SC,とがスイッチ32.33によ、91H期間毎に交
互に選択されて供給される。
このときスイッチ32は接点32a 、32bを、また
スイッチ33は接点33a 、33bを夫々有しており
、接点32aと接点33bとが、また接点32bと接点
33aとが同時に選択されるよう、入力端子34を介し
て供給される制御パルスPcによシ1H期間毎に切換え
られる。したがってスルーの線順次化色差信号LSS及
び1H期間遅延せしめられた線順次化色差信号LSSを
構成する色差信号R−Y 、B−Yのうち一方の色差信
号R−Yは平衡変調器28若しくは平衡変調器29にお
いて必ず副搬送波SC4を、また他方の色差信号R−Y
は平衡変調器29若しくは平衡変調器28にお(・て必
ず副搬送波SC2を夫々平衡変調する。混合器35は、
平衡変調器28で得る一方の搬送色差信号と、平衡変調
器29で得る他方の搬送色差信号とを混合するが、他方
の搬送色差信号は一方の搬送色差信号をIH期間遅延せ
しめたものであるため両搬送色差信号によシ色差信号R
−Y’、B−Y’が同時化されNTSC方式の標準信号
の色信号成分である搬送色差信号CHROMAを得る。
混合器36はFM復調器25の出力信号である輝度信号
Yと混合器35の出力信号である搬送色差信号CHRO
MAとを混合する。かくて出力端子37よ、? NTS
C方式の標準信号を得る。38.39は平衡変調器28
.29の前段に設げられたクランプ回路である。
斜上の説明からも明らかな通υ本実施例の同時化方式は
1H期間遅延回路27.2個の平衡変調器28.29、
入力端子30.34、移相器31、スイッチ32.33
及び混合器35で実現し得る。この部分を第3図におい
て二点鎖線で囲みIの符号を付す。
副搬送波sc、 、 sc、を切シ換えるためのスイッ
チ32.33の具体例を第4図に示す。第4図から明ら
かな如くこのスイッチ32.33はゲート回路で形成す
ることができ、第2図に示したスイッチ4に比して著し
く回路構成が簡単となる。
かかる同時化方式によシ形成される搬送色差信号CHR
OMAをモニタ再生機で再生するときに同期検波して2
種の同時化された色差信号R−y;B−Y’にするため
には同種の搬送色差信号同志の副搬送波は連続していな
ければならない。一方、この種の磁気記録・再生方式に
おける副搬送波sc、 、 sc、の周波数f。と水平
走査周波数fHとの関係は副搬送波sc、 、 sc、
が周波数インク(一般的にはf。=(11+’)fH:
n=自然数)に設定しである。
本実施例においては、上述のf。=(n +2 ) f
aなる条件・を満足せしめても副搬送波sc、 、 s
c2は夫々連続し良好な同時化が達成されることを第5
図(a) 、 (b)に基づき説明しておく。第5図(
a)はスルーの線順次化色差信号LSSとこれに対する
副搬送波sc、 、 sc、の関係を、第5図(b)は
1H期間遅延された線順次化色差信号LSSとこれに対
する副搬送波sc、 、 sc、の関係を夫々示し、両
図中側搬送波SC8は実線で、副搬送波Setは点線で
夫々示している。また、Yに付したサフィックスはその
色差信号が属する水平走査線の番号を示し、1つのブロ
ックが1H期間を示す。
両図においてスルーの線順次化色差信号LSS及び1H
期間遅延された線順次化色差信号LSSを1H期間毎に
交互に選択すれば、4P1の色差信号R−χには+2の
色差信号R−Y、が、ナ1の色差信号B −Y、には+
2の色差信号B −Y2が夫々連続し、これに対応して
副搬送波sc、 、 sc2も夫々連続し、以下同様の
状態が繰シ返される。
したがって混合器35の出力信号である搬送色差信号C
HROMAでは副搬送波sc、 、 sc2成分は連続
する。
〈応用例〉 磁気ディスクなどの回転記録媒体に映像信号を記録する
際、1フレームを構成する奇数まだは偶数フィールドの
いずれか一方のみを1本のトラックに記録するいわゆる
[フィールド記録」が行なわれることがある。このよう
にフィールド記録されたフィールド搬送映像信号を再生
して映像モニタ装置に表示するには、フィールド搬送映
像信号を例えばNTSC方式の標準信号に合致したフレ
ーム映像信号に変換しなければならない。
これをフィールド/フレーム変換方式と称しているが、
この場合に前記映像信号の色信号成分を線順次化して記
録している場合には、再生側において同時化する必要が
ある。本発明の同時化方式はこのような場合にも適用で
きる。
−J、同時化とともにフィールド/フレーム変換を行な
い、例えばNTSC方式の標準信号を得るだめには解決
しなければならない固有の新たな問題0点も存在する。
第6図にブロック図を示す応用例はこの問題点をも併せ
て解決したものであるが、その説明に先立ちこの場合の
問題点を列挙し説明しておく。
同じフィールドの映像信号がディスクトラックから反覆
して読み出される再生装置では、時系列的に継続してフ
ィールド映像信号が出力される。一方、NTSC方式で
は飛越し走査を行なっているので、飛越し走査された1
つのフレームを1ヨす2つのフィールドを同一フィール
ドの映像信号から形成するためには、偶数フィールドの
映像信号は、奇数フィールドのそれに対して1H期間の
半分に等しい期間だけ遅延させた映像信号を使用する必
要がある。
よシ詳細には、第7図を参照すると奇数フィールドの水
平走査線が実線で示され、偶数フィールドのそれが点線
で示されている。これかられかるように、たとえば1フ
レームが525本の水平走査線で構成されている場合、
奇数フィールドは第263番目の走査線+263Hの中
央、すなわち262.5Hで終了し、それ以降は偶数フ
ィールドになる。したがってす264Hの初頭から偶数
フィールドとして正しい映像を形成するためには、ナ2
64Hの映像信号の内容が+1Hの映像信号の内容に正
しく対応してい1よければならない。磁気ディスクから
供給されるフィールド映像信号は、265.5 Hかも
直ちにOH,すなわち+1Hの初頭に復帰するので、こ
のように正しく対応させるためには、偶数フィールドの
映像信号は奇数フィールドのそれに対して1H期間の半
分に実質的に等しい期間だけ遅延させなげればならない
磁気ディスクから再生されるフィールド搬送映像信号は
通常、搬送輝度信号と線順次化搬送色差信号LSSとに
分離されてFM復調される。
したがって、0.5H期間の遅延とそのフィールド毎の
切換えは輝度信号Yと線順次化色差信号LSSΩ双方に
ついて行なう必要がある。
これは遅延回路及び切換え回路が2系統必要になるので
、回路構成が複雑になるのみならず、0.5H期0間の
遅延回路を通した信号と、そうでないスルーの信号との
回路の利得及びバラツキによシ垂直走査周波数fvの1
/2の周波数で再生映像に生じるフリッカの除去のだめ
の調整が著しく困難なものとなる。
このような7リツカの発生を除去するだめの調整の困難
さを回避するために、NTSC方式の標準信号として合
成された出力側にこのような遅延回路および切換え回路
を配設すればよい。
つまシ、線順次化色差信号LSSから同時化された色差
信号R,−Y 、 B−Yを形成して副搬送波sc、 
、 sc2を平衡変調し、これを輝度信号Yと合成した
のちに、0.5Hの遅延回路、および奇数フィールドと
偶数フィールドとの切換え回路を挿入すればよい。
しかし、このような構成では、搬送色差信号CHROM
Aの位相は、奇数フィールドをスルーの信号とした場合
、偶数フィールドの信号が90’進んだものとなるため
、映像再生モニタの自動位相制御回路では各フレームの
偶数フィールドの初頭において色信号の同期引込み(カ
ラーロック)が外れることになる。したがって、再生映
像の偶数フィールドにおいて上部の部分は色相がずれて
偽色となってしまうことになる。偽色はプリント等のハ
ードコピーでは更に明瞭に現われ、実際上好ましいもの
ではない。また、白黒用映像モニタは一般に輝度信号Y
から搬送色差信号CHROMAを除去しないが、このよ
うに搬送色差信号CHROMAの位相のずれた映像信号
を白黒用映像モニタで再生すると、搬送色差信号CHR
OMAによる輝度変化がフレームごとに相殺されないの
で、搬送色差信号CHROMAの波形に対応した輝度の
斑点が再生映像に現れることになる。
本応用例はフィールド/フレーム変換方式における上述
の問題点も一挙に解決し得るようにしたもので、以下図
面に基づき詳細に説明する。
第6図は本発明の実施例に係る同時化方式を適用したフ
ィールド/フレーム変換方式を実現する装置のブロック
図である。同図中、第3図と同一部分、には同一番号を
付し重複する説明は省略する。
第6図に示すように、スイッチ38は交互に選択される
接点38aと接点38bとを有している。接点38aに
は入力端子30を介して副搬送波S02が直接供給され
、接点38bには入力端子30を介して供給された副搬
送波SC2を移相器39で90遅延せしめた副搬送波S
C8が供給される。このときスイッチ38は、入力端子
40を介して供給される垂直同期信号の周波数f、の1
/2に等しい周波数の制御パルスPc’で切替えるよう
になっている。即ち、1垂直走査線期間(以下1v期間
と略称する)毎に副搬送波SC2若しくは副搬送波SC
3を選択し、しかも奇数フィールドでは副搬送波S02
を偶数フィールドでは副搬送波SC5を夫々選択するよ
うになって(・る。この結果、スイッチ32の接点32
a−及びスイッチ33の接点33aには副搬送波SC2
゜SCsが1v期間毎に交互に、またスイッチ32の接
点32b及びスイッチ33の接点33MCは副搬送波S
C2,SCsを移相器31で90°進めた副搬送波sc
、 、 sc、が1v期間毎に交互に夫々供給される。
したがって、本例における副搬送波はSC2、このSC
2を90°進めたsc、及びSC2を90遅延せしめた
SCsの3種となシ、奇数フィールドにおいては副搬送
波SC2が線順次化色差信号LSSの色差信号R−Yで
、副搬送波SC2が線順次化色差信号LSSの色差信号
B−Yで夫夫平衡変調されるとともに、偶数フィールド
においては副搬送波SC2が線順次化色差信号LSSの
色差信号R−Yで、副搬送波SC5が線順次化色差信号
LSSの色差信号B−Yで夫々平衡変調される。即ち、
フィールド毎に交互に位相が90異なる副搬送波(SC
+ 、 SC2) 、(SC2、5C3)を直角二相変
調している。混合器35は平衡変調器28.29の出力
信号である線順次化搬送色差信号同志を合成することに
よシ同時化してフィールド毎に、即ち奇数フィールドと
偶数フィールドで直角二相変調の副搬送波(SC,、5
C2) 。
(SC,、SC,)の位相が異なる2種類の搬送色差信
号(J(ROMAo 、 CHROMAeを交互に混合
器36に送出する。このとき、各フィールドにおける同
種の搬送色差信号同志の副搬送波は連続していなげれば
ならないが、この条件を満足していることは第5図に基
づく前述の説明より明らかである。
混合器36では搬送色差信号CHROMAo 。
CHROMAeと1M復調器25の出力信号である輝度
信号Yとを合成する。この合成信号は、一方では本装置
の出力端子37にスイッチ4iの一方の接点41aを介
して供給され、他方では0、5 H期間遅延回路42及
びスイッチ41の他方の接点411〕を介して供給され
る。スイッチ41はスイッチ38と同様に制御パルスP
c によシ切替えられ1■期間毎に接点41a、41b
を交互に選択する。即ち、奇数フィールドにおいてはス
ルーの合成信号が、まだ偶数フィールドにおいては0.
5H期間遅延せしめられた合成信号が夫々現われる。
この結果、前述したフィールド映像信号からフレーム映
像信号への変換における奇数フィールドと偶数フィール
ドとの間の0.5Hの遅延切換えが行なわれる。したが
って、のちに詳述するように、混合器26で輝度信号Y
および搬送色差信号CHROMAo 、 CHROMA
eが合成されて形成された合成信号は、この切換えと0
.5 Hの時間遅延とによって標準カラーテレビジョン
方式、即ちNTSCフォーマットの正しいフレーム映像
信号として、たとえば映像モニタなどの映像表示装置へ
出力端子37よシ出力される。
よシ詳細には、第7図に示すように、奇数フィールドの
最後の走査線すなわち+263Hはその中央の位置で終
了し、その後半は偶数フィールドの最初の走査線の中央
から開始する。偶数フィールドの映像信号は、スイッチ
41が遅延回路42で遅延せしめられた信号を選択する
接点41bに切シ換わシ遅延回路42の出力から得られ
、奇数フィールドよ、り 0.5 H遅延しているので
、走査線+263Hの後半はその前半と同一の情報内容
を担っている。もつとも通常、これは帰線消去さ・れて
いる。磁気ディスク(図示せず)などの外部から供給さ
れるフィールド映像信号がフィールドの最初の走査線の
始点に戻った時点は、出力端子37の映像出力信号では
偶数フィールドの+264Hの初頭に対応する。したが
って、偶数フィールドのΦ264Hは奇数クイールドの
す1Hと同一の情報内容を含み、それ以降の走査線も2
つのフィールドで同一の情報内容を含む。これによって
飛越し走査された1つのフレームを構成することになる
。再び偶数フィールドから奇数フィールドに戻るときは
、垂直帰線期間において偶数フィールドの最終走査線+
525Hの走査を終了すると同時にスイッチ41が混合
器36のスルーの信号を選択する接点41aに切り換わ
シ、0.5Hの遅延を受けていな(・合成信号が出力端
子37に出力される。
ところで前述のように、スイッチ38には移相器39で
フィールドごとに90移相調整された副搬送波SC8若
しくはスルーの副搬送波S02が交互に供給される。こ
れは次のことを意味する。
周知のようにNTSC方式では、副搬送波周波数’so
 +水平走査周波数fHおよび垂直走査周数fVO間に
は次の関係がある。
2f80/455=fH 2fH1525=rv これらの関係から、入力端子30に入力される副搬送波
S02は第8図に示すようにIH期間に対応させると1
H期間ごとに位相が180反転することがわかる。これ
が奇数フィールドにおいて使用される副搬送波sc、 
、 SC4の元圧なる信号である。移相器39から出力
される副搬送波SC3は、移相器39で−90’の位相
シフトを受けているので、第9図に示すような波形とな
る。これが偶数フィールドにおいて使用される副搬送波
sc2. sc、の元になる信号である。
これがフレームごとに繰シ返され、しかも17L/’−
ムは奇数(525)本の走査線を含み1Hごとに副搬送
波の位相が180反転するので、第10図に示すように
、平衡変調器28.29で使用iれる副搬送波(SC+
 、SCz ) 、(Set 。
SC,)の位相状態は2フレームごとに巡回することに
なる。なお、同図において一点鎖線で示すのは、仮りに
スイッチ38が切換え動作せず、何れのフィールドでも
入力端子30の副搬送波SC7を平衡変調器28.29
および移相器31に供給するとした場合の波形である。
このとき一方の色差信号、例えばB−Yについて考える
と、奇数フレームにおいて+1Hの走査線に含まれる搬
送色差信号は、第11図の左上部に示す位相状態の副搬
送波によって形成される。第11図は合成信号における
搬送色差信号CHROMAOの元になる色差信号B−Y
の副搬送波SC1の走査線の初頭の位相状態を示してい
る。そこで奇数フィールドから偶数フィールドに移行す
ると、スイッチ38が移相器の出力信号を選択する接点
38bに切シ換わるので、平衡変調器28.29に供給
される副搬送波SC3は位相が90遅れ、1H期間に対
応させると第9図に示す波形SC2をとることになる。
これと同時に、スイッチ41も遅延回路42の側に切シ
換わるので、出力端子37から出力されるNTSC方式
の標準信号における偶数フィールドの最初の走査線は奇
数フィールドの最終走査線す263Hの前半と同一のも
のとなる。したがって、偶数フィールドのす263Hの
終了時における合成信号の搬送色信号の波形は、第8図
に奇数番走査線の中央点100即ち第11図の点200
で示す位相で終了する。これは、出力端子37から出力
される信号では実際には帰線消去されている。
しかし、偶数フィールドのす264Hの初頭からは、移
相器39の出力する一90移相された副搬送波SC8で
平衡変調された信号が遅延回路42よシ出力される。そ
こで、第10図及び第11図において奇数フレームの右
半分のフィールド、すなわち偶数フィールドの開始点1
02に示すような位相の副搬送色信号SCsを含む合成
信号が遅延回路42からスイッチ41を通って出力端子
37に出力される。この+264Hの搬送色差信号CH
ROMAeは、第11図から明らかなように、そのフレ
ーム、すなわちこの場合は奇数フレームの4−1Hと逆
相である。
同様にして、奇数フレームの偶数フィールドからこれに
続く偶数フレームの奇数フィールドに移行する際は、そ
の垂直帰線期間に:f6いてスイツチ38が接点38a
に接続される。したがって、平衡変調器28.29及び
移相器31に供給される副搬送波SC,は位相が90進
み、1H期間に対応させると第8図に示す波形となる。
これと同時に、スイッチ41も接点41aに接続される
ので、出力端子37から出力される信号における奇数フ
ィールドの最初の走査線は、遅延されていないす1Hの
信号となる。
ところで、その直前の偶数フィールドの+525Hの終
了時における副搬送波SCsは、第9図に奇数番走査線
の0.5H遅れることによって最終点として働く中間点
104で示す位相で終了するので、これに続く偶数フレ
ームの奇数フィールドのす1Hからは、そのまま連続し
た搬送色差信号CHI(OMAo、つまシ第10図及び
第11図の下半分の左側に示す位相の搬送色信号となる
これが輝度信号YK重畳され直接、出力端子37に送出
される。
この偶数フレームにおいて次の偶数フィールドの≠26
4Hの初頭からは、移相器39の出力する一90′移相
された副搬送波SC8を 平衡変調した信号が混合器3
6に入力され、これは遅延回路42を経て出力端子37
よシ出力される。
したがって同様にして、第10図及び第11図の偶数フ
レームナ264Hに示す搬送色差信号CHROI’vf
Aeが出力されることに1よる。
こうして出力端子37から出力される信号は、第12図
に各フィールドの始めの走査線における搬送色差信号C
HROMAo 、 CHROMAeの元になる信号、た
とえば副搬送波S02の位相を示すように、互いに周波
数インターリーブの関係となシ、NTSC信号が形成さ
れる。したがって、複合映像信号に含まれる搬送色差信
号に応じた輝度の変動がフレーム相互間で相殺されるこ
とになり、再、主映像に輝度の斑点が発生することはな
い。また、出力端子37に接続される映像モニタも搬送
色差信号の位相シフトによる同期引込み不良を生ずるこ
とはない。
このような効果を説明するために、仮シに位相器39お
よびスイッチ38が設けられてなく、入力端子3Oの副
搬送波S02が直接、平衡変調器28.29および位相
器31に供給されるように構成されているとすると、各
フィールド相互間において搬送色差信号CHROMAの
900位相シフトがないので、その搬送色信号CHRO
MAの位相は、第10図及び11図に一点鎖線で示すよ
うになるであろう。したがって、出力端子37から出力
される信号は、偶数フィールドにおいて搬送色信号CH
ROMAeの位相が本装置の場合より90ずれてしまう
ので、モニタ装置ではそれらのフィールドの初頭におい
て色同期がとれなくなってしまう。しかし本装置では、
前述のようにカラー副搬送波の位相を制御しているので
、このような欠点はない。
本例はこのように、フィールド映像信号をフレーム映像
信号に変換するに際して、0.5Hの遅延回路を2系統
必要とせず、回路構成が簡略である。また、これに伴っ
てフィールドごとの切換えスイッチも単一でよいので、
再生映像にフリッカを生じることを除去するための調整
が l容易である。
さらに、各フィールドに同期してカラー副搬送波の位相
を制御しているので、複合映像信号に含まれる搬送色信
号に応じた再生映像の輝度の変動がフレーム相互間で十
分に相殺され、再生映像に輝度の斑点が発生することは
ない。また、装置出力に接続される映像モニタも搬送色
信号の位相シフトによる同期引込み不良を生ずることは
ない。
なお、実施例では同時化してNTSC方式の標準信号を
作る場合について説明したが、線順次化色、信号の平衡
変調とともに同時化を行なう場合には全て適用できる。
例えばPAL方式の標準信号を作る場合にも適用できる
上述の例において線順次化色信号LSSのベースバンド
の値を僅かに相異するように記録が行なわれていた場合
には例えば第3図のFMi調器26の後段にこの相違を
補償するパルスを1H期間毎に加える回路を挿入すれば
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来技術に係る同時化方式を実現する
装置を示すブロック図及びその一部を抽出して示す回路
図、第3図、第4図は本発明の実施例方式を実現する装
置を磁気記録・再生方式の再生機とともに示すブロック
図及びその一部を抽出して示す回路図、第5図(a)、
第5図tb)は平衡変調器28.29における副搬送波
と線順次化色差信号との位相関係を概念的に示す説明図
、第6図は前記実施例をフィールド/フレーム変換方式
を実現する装置に適用した応用例を示すブロック線図、
第7図は応用例の原理説明に使用するNTSC方式によ
る画像の飛越し走査を示す説明図、第8図ないし第12
図は、第6図に示す応用例の動作説明に使用するカラー
副搬送波および搬送色差信号を示す波形図である。 図 面 中、 27は1H期間遅延回路、 28.29は平衡変調器、 31は移相器、 32.33はスイッチ 35は混合器、 sc、 、 sc2は副搬送波、 Pcは制御パルスである。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人弁理士 
光石士部(他1名) θ 0 内 +−( θ (,3( め 偽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2種類の色信号を1水平走査期間毎に交互に選択して形
    成した線順次化色信号を1水平走査期間遅延せしめた信
    号とそうでない信号とを夫夫個別に2個の平衡変調器に
    供給し、これら平衡変調器には位相が異なる2種類の搬
    送波を1水平走査期間毎に交互に切換えて夫々供給する
    ことによシ1水平走査期間毎に位相が異なる2種類の搬
    送色信号を形成し、その後間搬送色信号を混合して同時
    化することを特徴とする線順次化色信号の同時化方式。
JP58241063A 1983-12-22 1983-12-22 線順次化色信号の同時化方式 Pending JPS60134589A (ja)

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US06/683,364 US4660071A (en) 1983-12-22 1984-12-19 Conversion of line sequential television color signal to simultaneous signals by alternating carrier phase injection

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Cited By (1)

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JPS639397A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Tokyo Electric Co Ltd テレビフオトプレイヤー装置

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