JPS60133912A - 圧延された線材もしくは棒材を急速冷却するための冷却ゾーンに用いる冷却パイプ - Google Patents

圧延された線材もしくは棒材を急速冷却するための冷却ゾーンに用いる冷却パイプ

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JPS60133912A
JPS60133912A JP59246386A JP24638684A JPS60133912A JP S60133912 A JPS60133912 A JP S60133912A JP 59246386 A JP59246386 A JP 59246386A JP 24638684 A JP24638684 A JP 24638684A JP S60133912 A JPS60133912 A JP S60133912A
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cooling pipe
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gripping
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0203Cooling
    • B21B45/0209Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
    • B21B45/0215Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
    • B21B45/0224Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes for wire, rods, rounds, bars

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、管状部材の内部に冷却媒体用の流通孔として
の間隙を形成した挿入部材を間に挾持せしめた少なくと
も2個のスリーブ伏把持部材が配置され、前記挿入部材
と前記管状部材の内壁面の一部左によシ環状の空間が形
成され、該環状の空間は通路を介して冷却媒体用の接続
部に接続された、圧延された線材もしくは棒材(以下圧
延された材料という)を急速に冷却するための冷却シー
7KM“′″i8′’4 yyZfho 、8この種の
冷却パイプは、圧延加工赫(ローリング・トレイン)内
もしくはその下流側において、圧延された材料を冷却す
るために用いられるもの限界値内に抑え、これKxシ許
容限度を超えた脱炭ないし炭化匍析出が生じないように
することである。他方ではこの冷却パイプは、圧延され
fC,材料内に所定の組織を生ぜしめるように、圧延加
工路の仕上げテーブル上における最終的な圧延温度を正
確に調整しなければならない。最後に、圧延された材料
に所定の機械的諸特性を生せしめるように、最終の圧延
スタンドの後流側における冷却操作が調整されるように
なっている。
〔従来の技術〕
ドイツ連邦共和国特許第2726475号明細書には、
相互に間隔を置いて配置された2個の案内スリーブから
成る冷却パイプが記載されており、このものにおいては
両案内スリーブの間に、冷却/(イブの長手方向軸と同
心の円周上に相互間に間隔を置いて配設された複数の棒
状部材が、一方の案内スリーブから他方の案内スリーブ
へと収斂するように配設されている。かくして個々の棒
状部材の間には、冷却媒体のためのスリット状の流通孔
が形成される。前記2個の案内スリーブを覆って嵌合さ
れた管状部材はシール部材によって前記案内部材との間
を密封され、前記棒状部材の周囲には通路を介して冷却
媒体用の接続部に連通ずる環状の空間が形成される。こ
のような構成によれば、冷却媒体は接線方向に導入され
るので、冷却媒体は圧延された材料の周りに旋回運動を
生じ、その際に発生する冷却媒体の乱流により熱鼓導率
が向上する。圧延された材料の亀裂耐性と一様で均質な
組織を確保するためには、周知のように、圧延された材
料内部における温度差が所定の値を超えてはならない。
従ってそれぞれの圧延された材料の直径や鋼材の品質お
よび温度に応じて、冷却媒体の導入量を調節しなければ
ならない。公知の冷却パイプにおいては、冷却媒体の導
入量と、ひいてはその冷却作用の効力とを所望の冷却効
率に合わせるようにすることは、いま直ちには不可能で
あるから、通常は、個々の冷却パイプに通じる供給導管
内に、制御機構を備え友高価な制御システムを組み込ん
だ構成が採用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は簡単な構造で、冷却媒体の導入量の調節ができ
、従って要求される冷却効率に応じた冷却効率を備えた
冷却パイプを提供することを目的とする。
〔発明の作用−〕
本発明は、圧延加工路において圧延された材料を、該加
工路内またはその下流側忙設けた冷却ゾーンを通過させ
、この際圧延された材料の温度を所定の限界値内に抑え
、かつ圧延された材料内に所定の組織を生せしめるよう
に温度を調整するための、冷却ゾーンに用いる冷却パイ
プに関する。
本発明によれば、圧延された材料は冷却パイプ挾持され
ている挿入部材の内腔を通過する際に、該挿入部材と管
状部材の内壁面の一部との間に形成されている環状の空
間から前記管状部材に形成したFL[を通って冷却媒体
が圧延された材料の周面に導入され、所定の温度とする
ように冷却する。
前記挿入部材はコイルスプリングの形状に形成され、前
記冷却媒体の流通孔としての間隙は螺旋状に形成されて
いるから、コイルスプリング形状の各巻き条の間隔、即
ちピッチを任意に選択することによって、冷却媒体を環
状の空間から圧延された材料の表面に導入すべき流通孔
としての間隙の有効断面積を所定の大きさに設定するこ
とができる。
特に前記挿入部材を弾性体材料で形成し、かつ前記把持
部材間の挿入部材の張設長さを変更し得るように、前記
把持部材の少なくとも一方を管状部材に対し挿入部材の
軸方向に移動可能に固着するときは、冷却パイプの使用
中においても、把持部材の管状部材に対する位置を変更
して挿入部材を圧縮または伸張させることKよシ、前記
流通孔としての螺旋形間隙の有効断面積を変更すること
ができ、さらKJ−jゼロ間隙として冷却媒体の導入を
中断することもできる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、特に簡単な形状および構造を特徴とする冷却
パイプに係るものである。即ち本発明によれば管状部材
の内部に少なくとも1対のスリーブ状把持部材が固定さ
れ、前記2個の把持部材間にはコイルスプリングの形状
に形成された挿入部材が挾持されておシ、前記把持部材
は同時に圧延された材料の案内手段でもアシ、また前記
挿入部材のコイルスプリングの形状の各巻き条は相互に
間隔を隔てていて螺旋形の間隙を形成し、冷却用流体が
流通する流通孔として役立つものである。
各把持部材にその両端が適切に把持される場合には、前
記挿入部材は引張シばねとしてのコイルスプリングを使
用することができるが、有利には圧縮ばねとしてのコイ
ルスプリングを用いるのがよい。前記コイルスプリング
の形状の挿入部材を構成する線材の断面は円形とすると
有利である。前記挿入部材のコイルスプリング形状の内
径寸法は一方では圧延された材料との接触を回避するた
め、また他方では冷却用流体を内部に流入させるために
圧延された材料の周囲に充分な中間スペースを設けるた
めに、申し分なく大きく設計される。
上記2個の把持部材は管状部材内に固定され、該管状部
材の内壁面の一部と前記−コイルスプリングの形状の挿
入部材との間ICは、該挿入部材を囲繞する環状の空間
が形成され、該環状の空間内には冷却用流体を供給する
ための通路が開口している。従って本発明による冷却パ
イプは、冷却媒体用接続部を有する管状部材と、圧延さ
れた材料を材とから成るもので、補助的に管状部材と把
持部材との間を密封しあるいは固定する手段を必要とす
るのみのものである。そして前記2個の把持部材を同一
形状、同一構造に形成すれば、本発明によ墨冷却バイグ
は驚異的ともいえる簡単な構造を呈するものである。し
かも上記簡単な構造jc4拘らず、コイルスプリングの
形状に形成された挿入部材の螺旋状間隙の幅を変更する
ことにょシ、冷却媒体の導入量を変更し、所望の冷却効
率に適合させることができる。
上記のゝ原理によれば、単忙冷却パイプの組み付は時忙
おいて挿入部材を取シ換えて装着するか、弾性のある材
料により構成された挿入部材を軸方向の圧縮[または伸
長度を変えて2個の把持部材間に装着することによシ、
冷却媒体の導入量を個別に調整することを可能とするの
みならず、弾性体材料の挿入部材を用いれば、冷却ゾー
ン内に既に組み込まれている冷却パイプの冷却媒体導入
量も、個々のケースに応じて修正し、所望の冷却効率が
得られるような整合操作を行うことも可能である。この
目的を達成するためには、各把持部材間における挿入部
材の張設長さの寸法を可変とする構造の冷却パイプを提
供すればよい。この手段として好適なのは、麻糸による
継手結合方式であって、この場合には、少なくとも一方
の把持部材を麻糸により管状部材に螺装し、あるいは前
記把持部材を管状部材に螺装した調節リングに当接する
間接的な結合方式でもよい。
コイルスプリングの形状に形成された挿入部材の各巻き
条の間隙は必ずしも一定していなくてもよく、一端から
他端に向って間隙の幅を漸増したもの、即ちm個から他
端に向って各巻き条ごとにピッチを異らせて巻いた挿入
部材を使用することもできる。同様の効果は、異なるバ
ネ定数を有するコイルスプリングを少なくとも2本を1
本のコイルスプリングの代わりに用い、その軸方向に相
前後するように直列的に配置することによっても得られ
る。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例について詳細に説明する。
第一1図は本発明の冷却パイプの一実施例を示すもので
あって、図示の冷却パイプは複数個連結されて急速冷却
のための冷却ゾーンを構成するものである。
冷却パイプ1は、1個の管状部材2の内部に2個の、は
ぼ同一構造の把持部材3を備え、各把持部材6の相対向
する端面4.5の間にはコイルスプリング6が挾持され
ている。前記把持部材3はそれぞれ螺子7によシ管伏部
材2内に固定される。
各把持部材3の図示左端の端面4にはそれぞれ環状の切
欠き8が形成されておシ、また図示右端の端面5にはそ
れぞれ環状の肩部9.10が形成されている。コイルス
プリング6は、その左端部が左側に位置する把持部材3
の内側忙位置する肩部10上に支承され、その右端部が
右側に位置する把持部材3の環状の切欠き8内に支承さ
れている。
各把持部材3にはそれぞれ2個の環状溝11がその局面
に形成され、各把持部材3の環状溝11のうちコイルス
プリング乙に近い側の環状溝11には、それぞれシール
部材12が配設されている。
両把持部材3は圧延された材料のための案内スリーブと
して構成されておシ、そのため圧延された材料が導入さ
れる入口側端部には漏斗状部13が形成されている。コ
イルスプリング乙の内径寸法は把持部材乙の内径より充
分大きく設計されているので、圧延された材料がコイル
スプリング乙に接触することはない。他方、コイルスプ
リング乙のほぼ全周面にわたって均等に、冷却媒体がコ
イルスプリングの内部に向って半径方向に流入すること
を保証するために、コイルスプリング6と管状部材2の
内壁面との間に充分に大きな環状の空間15が残存して
いなければならない。該環状の空間15は1本の通路1
6を介して冷却媒体用の接続部に連通されている。図示
の実施例においては、通路16は管状部材2に穿設され
た円形の開口部17と該開口部17を囲んで管状部材2
に固着した接続管18とにより形成される。第1図の断
面図においては、冷却用流体は矢印24で示すように、
前記通路16を経て下から上に向って環状の空間15内
に流入し、該空間15からコイルスプリング6により形
成される螺旋状の間隙19を通って該コイルスプリング
乙の内部に達する。
圧延された材料は、矢印25で示すように、左側から右
側に向って冷却パイプ1内を通過する。
スリーブ状を呈する把持部材3の内径14は、圧延され
た材料の直径の約1.5〜3倍とされている。
圧延された材料とコイルスプリング乙の内周との間の間
隔は、コイルスプリング6の外周と管状部材2の内壁面
との間@にほぼ等しい。
第1図に示す冷却パイプ1は製作が極めて容易である。
管状部材2としては、規格品で市販されているパイプの
一部を使用することができる。管状の部材に開口部17
を穿設した後に接続管18を溶着して管状部材2を形成
する。次いで予めシ−ル部材12を装着しておいた把持
部材3の一方が管状部材2内に挿入され、位置決めされ
て螺子7によシ固定される。次にコイルスプリング6が
管状部材2内に挿入され、最後に他方の把持部材3が管
状部材2内に挿入され、位置決めされて螺子7によシ同
定される。
図示の実施例においては、コイルスプリング6と前記2
個の管状部材の寸法は、左側に位置する把持部材3の左
側の端面4と、右側に位置する把持部材3の環状の肩部
9とが、管状部材2の左右両端の端面と同列に整合され
るように定められている。コイルスプリング6によ多形
成される螺旋状の間隙19を冷却媒体が貫流する流路断
面積は前記通路16の通路断面積よシ小とされ、運転操
作時には常に環状の空間15に冷却媒体が充満している
ことを保証している。スリーブ状の把持部材5とコイル
スプリング6とは管状部材2の内部に同軸的に配置され
、コイルスプリング6は概ねどの箇所においても管状部
材2の内壁面から等しい距離を保っている。然しなから
、冷却媒体の流動技術上の理由から、把持部材3および
コイルスプリング6の中心軸線を管状部材2の中心軸線
に関してほぼ平行に僅かの寸法だけずらし、前記環状の
空間15を横断面においてその周方向に異なった径方向
の寸法を有する断面とすることが好ましいことが判明し
ている。さらに、コイルスプリング6によ多形成される
螺旋状の間隙190幅を図示した一定の寸法とせず、例
えば左から右に向って漸減する寸法とすることが好まし
い。このようにするためには、コイルスプリング6をそ
のピッチが異なるように巻くことにより形成するのみで
よい。その他にも、コイルスプリング6を一端部から他
端部に向けてテーパ伏に収斂する形状に構成することに
よっても可能である。
第2図に示す断面図から明らかなように、本実施例にお
いては、通路16が環状の空間15の中心部に開口して
いる。換言すれば、接続管18の中心軸線は把持部材3
およびコイルスプリング6の中心軸線と同一線上にある
管状部材2の中心軸線と交叉している。
すもので、通路16が環状の空間15内に偏心的に開口
している。このようにするために、接続管18aの中心
軸線は第2図に示す実施例における接続管18の中心軸
線と比較するとヰ行に偏倚した位置にあシ、換言すると
接続管18aの中心軸線は管状部材2aの中心軸線と交
叉しない位置にある。このようにすると、環状の空間1
5の内部には接線方向の流れが生じ、との流れはコイル
スプリング6の冬着き条間の間隙1′9を通過して圧延
された材料誉中心としてその周シを回転する冷却媒体の
回転運動をひき起こす。従って冷却の機能は、第2図に
示す実施例におけ尿よi強力遍乱流によって行なわれる
第4図に示す本発明め他の実施例は、2個のスリーブ状
把持部材30間にコイルスプリング6を1イー挾持せし
めた構成を1つの五ニットとし、当該ユニットの2個を
1個の管状部材2b内にその□ 前後せしめて配置し、
各ユニツ)F111本の剛性のあるスリーブ管20で連
結した冷却ノくイブである。各コイルスプリング6には
、それぞれ環状の空間15と該空間15に冷却媒体を供
給するための通路16とが対応して設けられる。剛性の
あるスリーブ管20はコイルスプリング6と同じ一式で
、即ち一方の把持部材3における内側の環状の肩部10
と、これに隣接する他方のユニットの把持部材3におけ
慝環状の切欠き8との間に挾持されている。前記剛性の
あるスリーブ管20は、該管20の長さによって定まる
長さの平衡補前記剛性のあるスリーブ管20に代えて、
冷却媒体を流通させる他の部材を用いることも可能であ
ル、この場合、該他の部材を囲繞する環状?空間内に開
目す予通路を設i1該轡路を介し前シ通路16よシ供給
されに冷却媒体を少なくとも部分1図は本発明の他の実
施、例であって、コイルスプリング6の各巻き条間の螺
旋状の間隙を通過にる冷門媒体の流通竺面積を調節し、
かつ所望の条件に適合させる操作を、冷却パイプの製造
時のみならず、その使用中においても簡易に可能とした
冷却パイプを示す。このために、2個の把持部材3の間
如おいて設定されるコイルスプリングの張設長さ21を
変更し得るようにされている。第5図に示す実施例は、
第1図に示す実施例と内容的にはほぼ対応するものであ
る。前記コイルスプリングの張設長さ21を可変的とす
るために、右側の把持部材3は長手方向(軸方向)に摺
動可能に支承されており、コイルスプリング6とは反対
側に位置するその端面部、即ち環状の肩部9は、管状部
材2cに麻糸23を介して螺装された調節リング22に
対向して当接される。そしてこのために%調節リング2
2には雄麻糸が刻設され、管状部材2cにおける右側端
部の内周面に刻設された雌麻糸に螺合されている。この
調節リング22を回動することによシ、コイルスプリン
グ6を強くも弱くも圧縮させることができ、間隙19の
幅を、広い範囲にわたシ、最終的にはゼロ値にまで減少
させることができる。従ってこの調節リング22は、冷
却パイプ内で圧延された材料に供給される冷却媒体の量
を極めて簡単に調節し、且つ供給の遮断をも行うことの
できる、簡単な手段であるということができる。
第5図の左側に位置する把持部材6と管状部材2Cとの
間に麻糸による連結手段を設けてもよい。
この場合に、コイルスプリング6の張設長さ21を変更
するにあたって、左側の把持部材を回動させることにな
る。
冷却媒体としては単に冷却液、この場合は特に水が好適
であるのみではなく、例えばガス状の冷却媒体を用いる
ことも可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、管状部材の内部如、冷却媒体用の流通孔とし
ての間隙を形成した挿入部材を間に挾持した少なくとも
2個のスリーブ伏把持部材が配設され、前記挿入部材と
前記管状部材の内壁面の一部とによシ環状の空間が形成
され、該環状の空間は通路を介して冷却媒体用の接続部
に接続されている冷却パイプにおいて、前記挿入部材は
コイルスプリングの形状に形成され、前記把持部材は前
記管状部材に固着されていることを特徴とし、前記冷却
媒体用の接続部から前記通路を介して環状の空間に供給
された冷却媒体は、コイルスプリングの形状に形成され
た挿入部材の螺旋状の間隙を経て、前記把持部材内を案
内されてきた圧延された線材もしくは棒材上に供給され
、これを冷却するようにした、圧延された線材もしくは
棒材を急速に冷却するための冷却ゾーンに用いる冷却パ
イプに係るものである。
上述したように本発明による冷却パイプは極めて簡単な
構成であるにも拘らず、管状部材の内部において、把持
部材間に挾持されるコイルスプリングの形状に形成され
た挿入部材の螺旋状の間隙の幅を異なったものとするこ
とによ)、冷却パイプに要求される冷却効率に適合する
ように、前記挿入部材の内部を通過せしめられる圧延さ
れた材料上へ供給する冷却媒体の導入量を定めることが
できるから、管状部材に同一寸法の張設長さの間隔を隔
てて把持部材を固定するようにした同一規格の冷却パイ
プに対して、螺旋状の間隙の幅の異なる多くの種類の挿
入部材を用意することによって、任意の要求冷却効率に
適合する冷却パイプを提供することができる。また挿入
部材を弾性を有する材料で作成した場合には、同一ピッ
チで形成したコイルスプリング形状の挿入部材を用いる
場合においても、該挿入部材の軸方向長さと2個の把持
部材による挿入部材の張設長さとの組合せによって、挿
入部材をその軸方向の圧縮度または伸張度を任意に定め
、要求された冷却効率に適合する冷却パイプを提供する
ことができる。
またコイルスプリング形状の挿入部材における各巻き条
間の間隙の幅は、挿入部材の軸方向にゎたシ一定せしめ
る必要はなく、例えば挿入部材内への圧延された材料の
入口側における前記間隙の幅を、その出口側における間
隙の幅よシ犬きくしておくことができる。このような措
置は、例えばコイルスプリングの形状を異なるピッチで
巻いて形成すること妃よって達成され、あるいはピッチ
の異なる複数個の挿入部材を軸方向に整列させて配設す
ることによっても達成できる。
また本発明においては、コイルスプリングの形状に形成
された挿入部材の螺旋状の間隙を貫通する冷却媒体の流
通のための断面積は、該挿入部材の外周面と管状部材の
内壁面との間に形成される環状の空間へ連通している冷
却媒体用の通路の断面積よシ小さくすることによシ、前
−環状の空間を常時冷却媒体によシ満たして、圧延□さ
れた材、料の全周面を均等に冷却することを保証する。
さらに冷却媒体用の通路を前記環状の空間へ偏tcp’
、的に開口させることによシ、圧延された材料を中心1
.とじて冷却媒体を回転運動させることができるので、
高い冷却作用が得られる。
さらに本発明において、前記把持部材の少なくとも一方
を、管状部材に対して相対移動可能に、例えば緯糸によ
る螺装手段を用いて連結し、その管状部材に対する固定
位置を変更することができるように構成されることKよ
シ、2個の把持部材間における挿入部材の張設長さを長
くも、短かくも変更できるから、挿入部材を弾性ある材
料、例えばバネ鋼で製造した場合には、冷却パイプの製
造時のみならず、冷却パイプの使用中においても挿入部
材の張設長さを任意に変更し、コイルスプリングの形状
の挿入部材を圧縮しまたは伸張させることによって螺旋
形間隙の幅を変更することによシ、冷却媒体の圧延され
た材料の表面上への導入量を、要求されている冷却効率
に適合させるように変更することができ、さらKは前記
挿入部材のコイルスプリング形状の各巻き条がそれぞれ
隣接するものに当接するまで圧縮した場合においては、
螺旋状間隙を通る冷却媒体の圧延された材料上への導入
を中断せしめることも可能である。
そのほか、2個の把持部材間に1個の挿入部材を挾持し
たものを1個のユニットとし、その複数のユニットを1
個の管状部材内に相前後して配置せしめた場合には、圧
延された材料の上に導入される冷却媒体の流れを前記ユ
ニット間に配設した剛性のあるスリーブ管によって円滑
に案内され、冷却パイプ内部における冷却特性を大幅に
向上せしめることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
■−■線に沿う断面図、第3図は前記実施例の変形例に
おける第2図に相当する断面図、第4図は本発明の他の
実施例であって挿入部材の2ユニツトを有する冷却パイ
プの縦断面図、第5図は本発明の他の実施例の縦断面図
である。 なお図中符号1は冷却パイプ  2.2a、、2b、2cは管状部材 5は把持部材 6はコイルスプリング形状の挿入 部材 1.5は環状の空間 ′16は通路 18.18艷:は接続管 19ゆ間隙 20はスリーブ管 21は張設長さ 22は調節リング をそれぞれ示す0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)管状部材の内部に、、冷却媒体用の流通孔として
    の間隙を形成した挿入部材を間に挾、持せしめた少なく
    とも2個のスリーブ状把持部材が配置されへ前記挿入部
    材と、#配管状部材の内壁面の一部七によシ環、状の空
    間が形成され、該環状の空間は通路を介して冷却媒体用
    の轡続部に接続され、ている冷却パイプにおいて、前記
    挿入部材はコイルスプリングの形状に形成され、前記、
    把持部材は前記管状部材に固着されていることを、t!
    #徴とす、る圧延された線材もしくは棒材を急速冷却す
    るための冷却ゾーンに用いる冷却パイプ。 、。 (2)前記把持部材は同一に圧延さルた線材もしくは棒
    材の案内手暉、をも構成しているこ、とを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の冷、却パイプ。 (8)前記把持部材は、蚊把持部材間の前記挿入部材を
    挾持すべき間隙を変更し得るように前記管状部材に同定
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項に、記載の冷却パイプ。 (4)前記把持、部材の少なくとも一方は、前記管状部
    材に麻糸により連結されることを特徴とする特許請求の
    、範5囲第3項に記、載の冷却パイプ。 (6)前記把持部材の少なくとも一方は、前記管状部材
    に長手方向に移動可能に支承され、かつ前記挿入部材と
    叫反対側圧位置、する端面は、前記管状部材に麻糸によ
    って連1.結されている調節、リングに対向せしめら、
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第3項、また
    は第4項に記載の冷却パイプ。 (6)前記2個の岬持部材は、互いに同一の形状に形成
    され、ていることを特徴とする特許請求の範囲−第1項
    ないし第5項の何れか1つに記載の、冷却パイプ。 、
     。 (7)前記冷却媒体のための通路は、前記管状部材。 の長手方向軸に関して直角に配設されていることを特徴
    とす、、る、特許請、求・の、範囲第1項ないし第6項
    の何れか1つ(記載り冷却パイプ。 (8)前記冷却媒体のための通路は、前記環状の空間内
    に偏心的に開口していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第6項の何れか1つに記載の冷却パイプ
    。 (9)前記管状部材の内部に、少−なくとも2個のコイ
    ルスプリングの形状の挿入部材が各把持部材の間にそれ
    ぞれ前後して配置され、前記各挿入部材を囲繞する各環
    状の空間内には、それぞれ冷却媒体用の通路が開口され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    8項の何れか1つに記載の冷却パイプ。 αQ前記2個のスリーブ伏把持部材とその間に挾持され
    たコイルスプリングの形状の挿入部材とよシなるユニッ
    トの少なくとも2個のユニットを、前記管状部材の内部
    にその長手軸方向に配設するとともに、各ユニットの相
    対向する把持部材を剛性のあるスリーブ管で連結せしめ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の冷却
    パイプ。 C11)前記挿入部材は各巻き条間の間隙が可変的であ
    るコイルスプリングであることを特徴とする特許請求の
    範囲筒1項ないし第10項の何れか1′)に記載の冷却
    バイブ〇
JP59246386A 1983-11-23 1984-11-22 圧延された線材もしくは棒材を急速冷却するための冷却ゾーンに用いる冷却パイプ Granted JPS60133912A (ja)

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ATE28135T1 (de) 1987-07-15
DE3342322A1 (de) 1985-06-05
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EP0144029B1 (de) 1987-07-08
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