JPS6013367A - ビデオデイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はビデオディスクプレーヤのピックアップ装置
に関し、特にそのピックアップの針の位置の制御に関す
る。

ビデオディスクは、レコード盤と同様の原理で映像と音
声とをテレビジョン受像機等に再生するシステムで、現
在種々の方式がある。

その中の１つに、いわゆる溝なし容量変化型。

すなわち、ディスクを形成する導電体の表面に窪み（ビ
ット）を設け、その上に極薄の絶縁体を塗布して、情報
を静電容量の変化として記録し、それを電極の付いた針
（たとえば、サファイヤ針）で読出す方式であって、針
は溝の中を進むのではなく、平面上を進む、　ＶＨＤ（
Ｖｉｄｅｏ　ＨｉｇｈｄｅｎｓｉｔｙＤｉｓｃ）方式が
ある。

第１図は、上述の方式によるビデオディスクプレーヤの
ディスクの一部とピックアップカートリッジとの一例を
示す概略上面図でアシ、ビックアンプカートリッジはそ
の内部構造が示されている。

また第２図は、第１図に示す概略部分の正面図である。

構成において、ビデオ信号を表裏両面に溝のないトラッ
クとして記録したディスク１け、その中心部分に設けら
れた穴１ａがターンテーブル（図示せず）中央の突起に
嵌合して置かれる。ピックアップカートリッジ２は、ピ
ックアップカートリッジ２を構成するアーム８の先端に
設けられたスタイラスホルダ７によって支持される針６
が、ディスク１上のトラック１ｂと接触する点において
。

アーム８の長手方向とトラック１ｂとの方向とが一致す
るように、ピックアップカートリッジ移動装置１１によ
って支持されて配置される。　ピックアップカートリッ
ジ２は、ピックアップカートリッジ移動装置１１に固定
される基礎枠３の内側にゴム状の柔軟な材料で形成され
るサスペンション（９ａ）、　（９ｂ）とコイル（５ａ
、　５ｂ、　５ｃ、　５ｄ）が設けられ２両サスペンシ
ョン９ａｗ９ｂ間にテーパ形のアーム８が設けられ、さ
らにアーム８の先端に絶縁材で形成されたスタイラスホ
ルダ７が設けることによって形成される。アーム８の内
部には、小（３） 形の永久磁石１０が設けられる。

動作において、ターンテーブル（図示せず）が回転する
と、その上に置かれたディスク１も穴１ａを中心として
回転する。ピックアップカートリッジ２は、トランク１
ｂに導電体の凹凸として記録されているビデオ信号を、
Ａ−Ａ’で示す直線上において外側のトラックから順に
静電容量の変化として針６で電気的に検出し再生する。

前述のようにトラック１ｂには溝が々いため、予めトラ
ック上に特別の位置制御信号記録しておき、針６の位置
をトランク上に沿わせるよう制御している。トラックは
穴（１ａ）を中心として渦巻状になっておシ。

針（６）は１つのトラックを一周するごとに内側のトラ
ックへと移動する。

ところで、一般にディスクｆｉ＋はその大きさ等が正確
に規定され、製造されている。しかし各ディスクごとに
量の違いはあるが、微少な偏心が存在し、その微少に偏
心したディスクｆｉｌの表面に形成されたトラックも偏
心している。それゆえに、ディスク（１）の回転に同期
してトラック（１ｂ）の外側（４） から内側へと順次走行する針（６）は、トラックαｅか
ら外れないように前記偏心に一致する量だけディスクｆ
ｉ１面方向（たとえば水平方向）に適時調整されなけれ
ばならない。この調整のため、針＋１１が取付けられた
アーム８の後端周囲に、トラッキングコイル（５ａ）、
　（５ｂ）、　（５ｃ）、　（５ｄ）　）ラッキングコ
イル（５）に制御用電流が印加される過程をブロック線
図として第３図に示す。ディスク（１）に記録された変
調信号は、針（６）と再生回路ａ２の組合わせによって
再生され２分離回路峙によってトラッキング信号が取出
され、増幅器ａ４で増幅され、トラッキングコイル（５
）に印加される。このため、永久磁石＋ＩＱに時計方向
の回転モーメントが生じてアーム（８）が内側へ傾き針
（６）が適正な位置へ移動する。

ところで、先述のトラック（１ｂ）の偏心量は細心の注
意を払っても最大２０（１／Ｊｎｌ程度存在すると予想
される。一方、トラック（１ｂ）間距離は約１．４“１
と非常に小さい、仮に、トラック（１ｂ）上への針（６
）の位置の設定精度を０．７μｍとすると偏心量との比
は０．００３５となる。換言するならば、針の制御精度
を０．３５％よシ高く保つ必要があることになる。

従来の装置では、この高精度化のために、高精度増幅器
を使用したり、トラック（１ｂ）やターンテーブルの偏
心を最小にするため細心の注意を払っていた。しかしな
がら、プレーヤーに加わる外部のＪ辰動やディスク（１
）上の微細なごみ、あるいは。

ディスク（１）と増幅器の組合わせによっては良質の再
生信号が得られないことがあった。これは、上述の如く
０．７μｍといったサブミクロンから２００“１に至る
大振幅まで、ひとつの増幅器では制御が不可能になる場
合があることを示している。

ここに示す発明は以上に述べた欠点を除去するためにな
されたもので、トラック（１ｂ）の偏心を補うための大
振幅の信号とトラック（１ｂ）のゆがみや外部振動を補
うための小振幅の信号とを個別に生成してトラッキング
コイル（５）に印加することによって、トラック（１ｂ
）の偏心が多少大きくても良質の信号が再生できるプレ
ーヤーを提供することを目的としている。

以下、この発明の実施例を図について説明する。

ことに示す発明は、先述の如く針（６）の位１介の制御
に関するが、ピンクアンプカートリッジ周辺は第１図、
第２図に示すものがその！ま使用可能であり、トラッキ
ングコイル（５）に印加する信号の生成過程が従来と異
なり、その実施例を第４図に示す。

同図において、　ｆ５）、　（１３，＋１４＋は従来と
同一のものであり、０９は和算器で、この和算器０９人
力のひとつは２分離回路α謙の出力信号であるトラッキ
ング信号が加えられ、他方の入力は掛算器αＱの出力が
加えられる。そ１７て、ターンテーブルの回転に同期し
て生成された回転パルスは、正弦波発振器０７）のトリ
ガー人力、あるいは位相計ｔＪ１１への入力として使用
され上述のトラッキング信号がこの位相計Ｑｌにも加わ
シ９位相計Ｇ秒の出力は整流器Ｉ　Ｑｌに加わり、この
整流器１０９の出力は保持器１（イ）に加わシ。

保持器１（イ）が正弦波発振器（１７１に接続される。

これにより９回転パルスとトラッキング信号との間の位
相差を保持したまま、正弦波発振器αηからは回転パル
スをトリガ入力とする正弦波が得られる。

このため、トラッキング信号が消滅した場合でも。

（７） 正弦波発１辰器ａ７）からこの信号が出力される。また
。

トラッキング信号は整流器２　ｅ２＋１に加わり、この
整流器２ｅ２Ｄに保持器（ハ）が接続されている。前述
の掛算器Ｏｅの入力の一方はスイッチ（ハ）の（ｂｌ接
点を通じて保持器２（イ）の出力電圧が加わるようにな
っている。

以上のように構成された制御回路では、さらに。

ターンテーブルが始動し映像が表示される直前までスイ
ッチ（ハ）は（ａ）接点、それ以後は（ｂｌ接点に接続
されるように構成されている。スイッチ（ハ）が（ａｊ
側に接続されていると、掛算器ＯＤの一方の入力がゼロ
になるため、掛算器Ｑ７）の演算出力がゼロとなシ。

和算器０！９の出力はトラッキング信号のみとなシこの
信号がトラッキングコイル（５）に供給される。この状
態は、第３図に示した従来の構成による動作と全く同様
になる。ターンテーブルの回転数が増し、一定速度に近
づくと、別途設けたリレー回路の動作によってスイッチ
（ハ）が（ａ）から（ｂｌに切換わるが、その直前に、
トラッキング信号の振幅成分が整流器ＣＩ）によって直
流電圧に変換されて保持器２（８） （２）に保存される。また２回転パルスとトラッキング
信号との間の位相差は位相計ＯＩの動作によって矩形波
の時間幅に変換され、整流器Ｉ　Ｈの動作によってこの
時間幅に比例する直流電圧が取出され。

この直流電圧成分が保持器１翰に保存される。この状態
でスイッチ（ハ）が（ａ）から（ｂｌに切換わると、掛
算器（Ｉｎの入力には一定の直流成分と交流成分とが加
わるため、掛算器ａｅの出力成分はスイッチ（ハ）が切
換わる直前のトラッキング信号にほぼ一致することにな
る。この信号が和算器０！９に入力されるため、一旦は
トランキングコイル（５）に過大な信号が制御信号とし
て入力されることになるが、やがては針（６）２分離回
路０：Ｉ、和算器Ｑｉ、増幅器ａ４．トラッキングコイ
ル（５）の制御ループが機能し、掛算器αＱから一定の
振幅が出力されているため分離回路０３の出力が小さく
なる。基本的には、トラック（１ｂ）の偏心を補正する
成分が掛算器顛から出力されているため、和算器αｅの
他方の入力がゼロでも良いことになるが、偏心を補正す
る成分の生成誤差やトランク（１ｂ）の水平方向の曲シ
、するいは外部（ｓ）ｓ　、１り の活動による針（６）の変動を補う関係上、有限の値を
持つ。なお、上記の構成では、また、ディスク（］）を
取換えるなどのためにディスク（１）の回転が停止ヒす
ると、保持器１（至）と保持器２勾の保持電圧が開放さ
れリセットされるようになっておシ、新たなトラック（
１ｂ）の偏心量の補正が行なえるようになっている。

上記した第４図の構成では、スイッチ（ハ）が（ｂ）に
接続された後も針（６）の制御ループのゲインが変化し
ないが２分離回路ａ３内部のゲインを上昇させたり、あ
るいは、スイッチ（２）と同期して分離回路０３と和算
器αつの間に増幅器を挿入したりして制御ループのゲイ
ンを増加させても良い。このゲインが増加することによ
って、針（６）の位置制御の性能が大幅に増加しディス
ク（１）から再生される画像信号が大幅に向上すること
になる。

なお９以上にはトラッキング方向についての説明を挙げ
たが、アーム（８）の長袖方向、すなわちいわゆるジッ
タ方向についての制御を行なう場合にもこの発明が適用
できることはいうまでもない。

（１０） 以上のように、この発明によればトラック（１ｂ）。

またはターンテーブルの偏心を補正するトラッキング信
号を、従来の針の位置制御を行なう回路とは別に生成し
ておき１画像信号再生時に加えるようにしたので良質の
画像信号が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のビデオディスクプレーヤの機構部の一例
を示す概略上面図、第２図は第１図に示す概略部分の正
面図、第３図は従来の針の位置制御のだめのブロック回
路図、第４図はこの発明による針の位置制御のためのブ
ロック回路図である。 図において、（１）はディスク、　（１ｂ）はトラック
。 （５）はトラッキングコイル、（６）は針、Ｏａは再生
回路。 ＋１１は分離回路、　（１４は増幅器、αｅは掛算器、
０ηは正弦波発生器、　０８は位相計、　Ｑｌ、　Ｏｌ
ｌは整流器、（イ）。 （至）は保持器、＠はスイッチを示す。 図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 代理人大岩増雄 （１１） 第１図 ／／７２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　ピックアップカートリッジを用いてビデオディ
   スクのトラックに記録されているビデオ信号を検出再生
   する方式のビデオディスクプレーヤにおいて、ビデオ信
   号を取出す直前にトラックの偏心を補正するトラッキン
   グ信号を測定、保存しておき、スイッチの切換後のビデ
   オ信号取出し時Ｋ。 一定振幅でかつ９回転パルスに対し一定の位相を有する
   信号をトラッキングコイルに加え、針の位置の制御を別
   途実施することを特徴とするビデオディスクプレーヤ。 （２）トラックの偏心に相当するトラッキング信号をト
   ラッキングコイルに加えるときには、針の位置の制御の
   ループのゲインを増加させたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のビデオディスクプレーヤ。