JPS6013291A - 原子炉用燃料貯蔵設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は原子力発電所で用いられる核燃料黒合体を貯蔵
する原子炉用燃料貯蔵ランクに関する。

〔発明の背景〕

原子力発電所においては、原子炉炉心から取出された使
用済燃料は、再処理するために再処理工場へ搬入される
までの間、一時的に原子炉建屋内に投ｉｒＺされている
使用済燃料プール内水中に保′庁される。使用済燃料再
処理の遅れから近年使用済燃料プール（以下プールと称
ず）内のスペースを有効に利用するため、貯蔵ノ撚料間
のｉ口］隔を短くする改良がなされて：’；？　Ｆ）　
、この思想に基づいた原子炉用燃料貯蔵ランク（以下ラ
ックと称する）を高密液ラックと称している。

さらにスペースを有効に利用する方法としてラックを２
段、情にすることが考えられているが、この場合高さが
高くなることから、地震時などの横ゆれに対し不安定と
なる。これを解消する方法として、１段目のラックの上
にベースを設定し、これに２段目のラックを固定するこ
とが考えられる。

しかしながらベースの設置の作業に手間がかかる上、未
使用時のベースの収納スペースが必要な問題がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、ラックを２段積にすることにより高密
度貯蔵可ＯＬなラックを提供することにあり、前記１段
目ラックと２段目ラックとの間にプ−ル側壁に回転機構
を有するベースを設置することによブラックを２段積に
する作業を容易かつすみやかに行えるようにしたことを
特徴とする。

〔発明の概要〕

本発明は、１段目ラックと２段目ラックとの間にプール
側壁に回転機構を有するベースを設置するようにしたも
のである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１〜３図によって詳細に説
明する。第１図、第２図は本発明によるベース１の仮設
置状態を示す側面図及び正面図である。ベース１は遠隔
操作が可能なスイング式（・良構をもつ金物４．金物５
によりプール側壁に仮設置される。

第３図に操作手順を示す。第１図、第２図のごとくベー
ス１をプール側壁３に仮設置した後、第３図のＩの如く
ラック６を設置する。次に■の如く金物４０ベースに対
する支持を解除し、ベースを金具５を中心にして回転降
下させ、ラック６の上に載せる。更に■の如くこのベー
スのガイド２にそってラック７を載せる。以上の操作完
了後、２段目のラックは燃料貯蔵可能な構造となる。１
段目のラックの燃料搬出の際には上記の逆の手順によシ
ベースを再度、プール側壁に仮設置する。

これ釦より、使用済燃料の貯蔵効率向上を目的とした２
段積ラックの設置作業性の向上とベース未使用時のベー
スの効率的な収納スペースの確保に効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、プール内スペースの有効活用が出来、
安価な原子炉用燃料貯蔵設備の提供を可能にするもので
あって段積ラックの遺み降しの作業を容易かつすみやか
に行えるようにするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明によるベースの仮設置状態を示
すプール側壁の側面図及び断面図である。 第３図はベース及び２段目ラックの設置手順図である。 １・・・ベース、２・・・ガイド、３・・・使用済燃料
プール側壁、４・・・金物、５・・・金物、６・・・使
用済燃料ラッ＼− 第　、 ■　〆 ３　図 ５７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数本の燃＃＋集合体を所定間隔全おいて直立状態
   で整列保持する原子炉用燃料貯蔵ラックと前記原子炉用
   燃料貯蔵ラックを水中に設置するだめの使用済燃料プー
   ルから構成される原子炉用燃料貯蔵設備において、前記
   原子炉用燃料貯蔵ラックを２段積にし、１段目の原子炉
   用燃料貯蔵ラックと２段目の原子炉用燃料貯蔵ラックと
   の間に、使用済燃料プール側壁に回転機構を有するベー
   スを設置することを特徴とする原子炉用燃料貯蔵設備。