JPS603595A - 使用済燃料貯蔵プ−ル - Google Patents
使用済燃料貯蔵プ−ルInfo
- Publication number
- JPS603595A JPS603595A JP11056683A JP11056683A JPS603595A JP S603595 A JPS603595 A JP S603595A JP 11056683 A JP11056683 A JP 11056683A JP 11056683 A JP11056683 A JP 11056683A JP S603595 A JPS603595 A JP S603595A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spent fuel
- fuel storage
- storage pool
- spent
- storage rack
- Prior art date
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- Pending
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- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は使用済燃料を貯蔵する使用済燃料貯蔵プールに
関する。
関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
一般に原子炉で燃料として使用された使用済燃料を再処
理し、この使用済燃料からプルトニウムや残存ウランを
回収して高速炉、新型転換炉、軽水炉等に再使用する核
燃料リサイクルは核燃料の有効利用の点から極めて重要
である。
理し、この使用済燃料からプルトニウムや残存ウランを
回収して高速炉、新型転換炉、軽水炉等に再使用する核
燃料リサイクルは核燃料の有効利用の点から極めて重要
である。
しかしながら、種々の事情によりこの核燃料リサイクル
は予定より大幅に遅れており、使用済燃料は蓄積される
一方である。
は予定より大幅に遅れており、使用済燃料は蓄積される
一方である。
一般に従来の原子炉施設の中にも使用済燃料貯蔵プール
が設置されているが、この原子炉施設内の使用済燃料貯
蔵プールでは貯蔵容量は原子戸当たりたかだか核燃料重
量で200〜300tである。そこで、このような使用
済燃料を必要に応じて貯蔵することのできる使用済燃料
貯蔵施設が要望されている。
が設置されているが、この原子炉施設内の使用済燃料貯
蔵プールでは貯蔵容量は原子戸当たりたかだか核燃料重
量で200〜300tである。そこで、このような使用
済燃料を必要に応じて貯蔵することのできる使用済燃料
貯蔵施設が要望されている。
そして、このような使用済燃料貯蔵施設では、使用済燃
料貯蔵プールの底部および側面の基礎工事を軽減するた
め使用済燃料貯蔵プールの水深を浅くし、できるだけ水
加型を低下することが要望されている。
料貯蔵プールの底部および側面の基礎工事を軽減するた
め使用済燃料貯蔵プールの水深を浅くし、できるだけ水
加型を低下することが要望されている。
すなわち、第1図は従来の使用済燃料貯蔵プールを示す
もので、この使用済燃料貯蔵プール内には使用済核燃料
集合体からなる使用済燃料1を垂直に立てで貯蔵する使
用済燃料貯蔵ラック2が配設されている。
もので、この使用済燃料貯蔵プール内には使用済核燃料
集合体からなる使用済燃料1を垂直に立てで貯蔵する使
用済燃料貯蔵ラック2が配設されている。
そして、従来の使用済燃料貯蔵プールでは、燃料取扱装
置3を用い′C使用済燃燃料蔵ラック2から引ぎ抜いた
使用済燃料1を水平方向に移動する時、貯蔵中の使用済
燃料1と衝突しないように1−るためのクリアランスδ
2が必要であり、このクリアランスδ2は通常30〜5
0印とされている。
置3を用い′C使用済燃燃料蔵ラック2から引ぎ抜いた
使用済燃料1を水平方向に移動する時、貯蔵中の使用済
燃料1と衝突しないように1−るためのクリアランスδ
2が必要であり、このクリアランスδ2は通常30〜5
0印とされている。
また、使用済燃料貯蔵ラック2の下部構造により使用済
燃料1の下端は使用済燃料貯蔵プールの底面より、例え
ば30〜50cmの寸法δ1だけ高くされている。
燃料1の下端は使用済燃料貯蔵プールの底面より、例え
ば30〜50cmの寸法δ1だけ高くされている。
さらに燃料取扱装M3による使用済燃料1の移送時には
使用済燃料1から放出されるγ線を遮蔽するため使用済
燃料1の上端を水面下から通常2゜5m程度の寸法δ3
の位置に維持する必要がある。
使用済燃料1から放出されるγ線を遮蔽するため使用済
燃料1の上端を水面下から通常2゜5m程度の寸法δ3
の位置に維持する必要がある。
すなわち従来の使用済燃料貯蔵プールでは、使用済燃料
1の長さをHoとすると、使用済燃料貯蔵プールの深さ
Lを L=2Ho+δ1」−δ2+δ3 以上の深さにすることが必要である。
1の長さをHoとすると、使用済燃料貯蔵プールの深さ
Lを L=2Ho+δ1」−δ2+δ3 以上の深さにすることが必要である。
なお、第2図および第3図は、従来の使用済燃料貯蔵ラ
ックを示すもので、この使用済燃料貯蔵ラックは、上部
格子部4、中間部格子部5および基台6とから一体に構
成されており、格子内には使用済核燃料集合体からなる
使用済燃料1が収容されている。
ックを示すもので、この使用済燃料貯蔵ラックは、上部
格子部4、中間部格子部5および基台6とから一体に構
成されており、格子内には使用済核燃料集合体からなる
使用済燃料1が収容されている。
「発明の目的1
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもので、
使用済燃料からの放射線の漏洩を十分防ぐことができ、
しかも従来より大幅に水深を浅くすることのできる使用
済燃料貯蔵プールを提供しようとするものである。
使用済燃料からの放射線の漏洩を十分防ぐことができ、
しかも従来より大幅に水深を浅くすることのできる使用
済燃料貯蔵プールを提供しようとするものである。
[発明の概要]
すなわち本発明は、複数の使用済燃料を垂直に立てて貯
蔵する使用済燃料貯蔵ラックを有する使用済燃料貯蔵プ
ールにおいて、前記使用済燃わ1貯蔵プール床而近傍か
ら立てられた前記使用済燃料の上端は燃料取扱装置に吊
り下げられて移動中の前記使用済燃料下端より高くされ
ていることを特5.J、□□□。ニア−7,1あ。ol
[発明の実施例] 3− 以下本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明す
る。
蔵する使用済燃料貯蔵ラックを有する使用済燃料貯蔵プ
ールにおいて、前記使用済燃わ1貯蔵プール床而近傍か
ら立てられた前記使用済燃料の上端は燃料取扱装置に吊
り下げられて移動中の前記使用済燃料下端より高くされ
ていることを特5.J、□□□。ニア−7,1あ。ol
[発明の実施例] 3− 以下本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明す
る。
第4図は本発明の一実施例の使用済燃料貯蔵プールを示
すもので、この実施例では使用済燃料貯蔵プールの底面
近傍から立てられた使用済燃料1の上端が燃料取扱装置
3により吊り下げられて移動中の使用済燃料1の下端よ
りδ4の寸法高くされている。
すもので、この実施例では使用済燃料貯蔵プールの底面
近傍から立てられた使用済燃料1の上端が燃料取扱装置
3により吊り下げられて移動中の使用済燃料1の下端よ
りδ4の寸法高くされている。
第5図ないし第7図は第4図に示す使用済燃料貯蔵プー
ルに使用される使用済燃料貯蔵ラック7を示すもので、
この実施例では第3図に示した使用済燃料貯蔵ラック2
を上下方向に短くした形状の使用済燃料貯蔵ラック本体
8上に、第6図に示すような格子枠9が載置固定されて
いる。この格子枠9は各列毎に独立体とされており、必
要に応じて中性子吸収物質が含有されて0る。なお格子
枠9の高さは使用済燃料1の長さ1−1oの1/2〜1
/3とするのが望ましい。すなわち、この使用済燃料貯
蔵ラック7では、使用済燃料貯蔵ラック本体8の高さに
、格子枠9の高さδ4を加えた寸4− 法が使用済燃料1の高さ)ioに基台6の高さδ1を加
えた寸法とされている。
ルに使用される使用済燃料貯蔵ラック7を示すもので、
この実施例では第3図に示した使用済燃料貯蔵ラック2
を上下方向に短くした形状の使用済燃料貯蔵ラック本体
8上に、第6図に示すような格子枠9が載置固定されて
いる。この格子枠9は各列毎に独立体とされており、必
要に応じて中性子吸収物質が含有されて0る。なお格子
枠9の高さは使用済燃料1の長さ1−1oの1/2〜1
/3とするのが望ましい。すなわち、この使用済燃料貯
蔵ラック7では、使用済燃料貯蔵ラック本体8の高さに
、格子枠9の高さδ4を加えた寸4− 法が使用済燃料1の高さ)ioに基台6の高さδ1を加
えた寸法とされている。
以上のように構成された使用済燃料貯蔵ラック7では、
使用済燃料1が使用済燃料貯蔵ラック7の格子に1列配
列された後、使用済燃料貯蔵ラック7から突出している
使用済燃料1の部分に格子枠9が被嵌される。
使用済燃料1が使用済燃料貯蔵ラック7の格子に1列配
列された後、使用済燃料貯蔵ラック7から突出している
使用済燃料1の部分に格子枠9が被嵌される。
すなわち、1列毎に格子枠9を被嵌しない場合には、使
用済燃料1が臨界事故を起こすおそれがあり、望ましく
ない。
用済燃料1が臨界事故を起こすおそれがあり、望ましく
ない。
第8図は本発明の他の実施例を示すもので、図において
実線で示される格子枠10の部分が使用済燃料1にほぼ
等しい長さを有しており、破線で示される格子枠11の
部分は使用済燃料1の例えば2/3程度の高さとされて
いる。
実線で示される格子枠10の部分が使用済燃料1にほぼ
等しい長さを有しており、破線で示される格子枠11の
部分は使用済燃料1の例えば2/3程度の高さとされて
いる。
以上のように構成された使用済燃料貯蔵ラックでは、使
用済燃料貯蔵ラックの図の上下方向から使用済燃料1を
収容した後、使用済燃料1の突出している部分に図示し
ない格子枠が被嵌される。
用済燃料貯蔵ラックの図の上下方向から使用済燃料1を
収容した後、使用済燃料1の突出している部分に図示し
ない格子枠が被嵌される。
なおこの場合常に使用済燃料1は実線で示される中性子
吸収剤を含む格子枠10により6体毎に区画されている
ため、臨界事故のおそれはない。
吸収剤を含む格子枠10により6体毎に区画されている
ため、臨界事故のおそれはない。
第9図は使用済燃料貯蔵ラックの伯の実施例を示すもの
で、この実施例では第8図に示す使用淡燃別貯蔵ラック
よりさらに細かく実線で示す格子枠12により区画され
ている。従って、この場合には使用済撚1’311をす
べての格子に装荷した後に外側を凹む1つの格子枠13
を装着することとなる。なお格子枠13は使用済撚わ1
貯蔵ラツクの周辺に配置されないため、通常は中性子吸
収物質を含ませる必要はない。
で、この実施例では第8図に示す使用淡燃別貯蔵ラック
よりさらに細かく実線で示す格子枠12により区画され
ている。従って、この場合には使用済撚1’311をす
べての格子に装荷した後に外側を凹む1つの格子枠13
を装着することとなる。なお格子枠13は使用済撚わ1
貯蔵ラツクの周辺に配置されないため、通常は中性子吸
収物質を含ませる必要はない。
すなわち本発明の使用済燃料貯蔵プールでは、以上述べ
たJ:うな実施例の使用済燃料貯蔵ラックを使用するた
め、第4図に示すように従来より大幅に使用済燃料貯蔵
プールの水深を浅くすることができる。
たJ:うな実施例の使用済燃料貯蔵ラックを使用するた
め、第4図に示すように従来より大幅に使用済燃料貯蔵
プールの水深を浅くすることができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明の使用済燃料貯蔵プールによれ
ば、使用済燃料貯蔵プールの水深を従来より大幅に浅く
することができるため、使用済燃料貯蔵プールの底面お
よび側面に作用する水加型を低減することができ、使用
済燃料貯蔵プールの底面および側面の基礎工事を簡易化
することかできる。
ば、使用済燃料貯蔵プールの水深を従来より大幅に浅く
することができるため、使用済燃料貯蔵プールの底面お
よび側面に作用する水加型を低減することができ、使用
済燃料貯蔵プールの底面および側面の基礎工事を簡易化
することかできる。
第1図は従来の使用済燃料貯蔵プールを示す縦断面図、
第2図は第1図に示す使用済燃料貯蔵プールに収容され
る使用済燃料貯蔵ラックの一実施例を示す上面図、第3
図は第2図の側面図、第4図は本発明の一実施例の使用
済燃料貯蔵プールを示す縦断面図、第5図は第4図に示
す使用済燃料貯蔵プールの使用済燃料貯蔵ラックの一実
施例を示す側面図、第6図は第5図の上面図、第7図は
第5図のvn −vn線に沿う横断面図、第8図および
第9図はそれぞれ本発明の使用済燃料貯蔵プールに使用
される使用済燃料貯蔵ラックの実施例を示す上面図であ
る。 1・・・・・・・・・・・・使用済燃料2.7・・・・
・・使用済燃料貯蔵ラック )3・・・・・・・・・・
・・燃料取扱装置7− 9.10.11.12.13・・・格子枠代理人弁理士
須 111 佐 − =8− 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
第2図は第1図に示す使用済燃料貯蔵プールに収容され
る使用済燃料貯蔵ラックの一実施例を示す上面図、第3
図は第2図の側面図、第4図は本発明の一実施例の使用
済燃料貯蔵プールを示す縦断面図、第5図は第4図に示
す使用済燃料貯蔵プールの使用済燃料貯蔵ラックの一実
施例を示す側面図、第6図は第5図の上面図、第7図は
第5図のvn −vn線に沿う横断面図、第8図および
第9図はそれぞれ本発明の使用済燃料貯蔵プールに使用
される使用済燃料貯蔵ラックの実施例を示す上面図であ
る。 1・・・・・・・・・・・・使用済燃料2.7・・・・
・・使用済燃料貯蔵ラック )3・・・・・・・・・・
・・燃料取扱装置7− 9.10.11.12.13・・・格子枠代理人弁理士
須 111 佐 − =8− 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 〈1)複数の使用済燃料を垂直に立てて貯蔵する使用済
燃料貯蔵ラックを有する使用済燃料貯蔵プールにおいて
、前記使用済燃料貯蔵プール床面近傍から立てられた前
記使用済燃料の上端は燃料取扱装置に吊り下げられて移
動中の前記使用済燃料下端より高くされていることを特
徴とする使用済燃料貯蔵プール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11056683A JPS603595A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 使用済燃料貯蔵プ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11056683A JPS603595A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 使用済燃料貯蔵プ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS603595A true JPS603595A (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=14539075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11056683A Pending JPS603595A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 使用済燃料貯蔵プ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603595A (ja) |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP11056683A patent/JPS603595A/ja active Pending
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