JPS6013287Y2 - 土中穿孔形噴気式深耕機 - Google Patents

土中穿孔形噴気式深耕機

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JPS6013287Y2
JPS6013287Y2 JP12831980U JP12831980U JPS6013287Y2 JP S6013287 Y2 JPS6013287 Y2 JP S6013287Y2 JP 12831980 U JP12831980 U JP 12831980U JP 12831980 U JP12831980 U JP 12831980U JP S6013287 Y2 JPS6013287 Y2 JP S6013287Y2
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JP
Japan
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fumarole
pipe
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valve
perforation
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JP12831980U
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JPS5749348U (ja
Inventor
倍敏 小谷
Original Assignee
岩谷産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、樹木等の根が張っている土中に噴気管を穿孔
駆動装置で差込み、その噴気管の先端部から圧縮空気を
爆発的に噴射し、根部からの養分や水分の吸収に有用な
孔隙を土中に形成すると共に、根部に空気を供給する土
中穿孔形噴気式深耕機に関する。
従来の深耕機においては、噴気管5′の噴気口14′が
、噴気通路15′の底面24′の上側で管状の周壁5b
’に透設されていたので、噴気通路15′から噴気口1
4′に亘る流路の抵抗が大きく、この圧損で噴気の減衰
が激しく深耕性能の低下を来たしていた。
また、噴気管5′の噴気口14′間の周壁5b’の横断
面積が小さく、その強度を十分なものに出来なかったの
で、噴気管5′の摩耗時にはこの噴気口14′同土間の
周壁5b’の部分が薄くなって破損してしまう。
このため、高価な噴気管5′の寿命が極めて短かくなり
、頻繁に交換する必要があり、深耕機のランニング・コ
ストが高価につく。
また、噴気通路15′の底面2.4′から下り傾斜状に
形成した噴気口14′が、噴気管5′下端部の先細りテ
ーパ状の穿孔ヘッド5a’の周面に透設されていたもの
もあったが、穿孔掘進時に穿孔ヘッド5a’に押分けら
れた土が噴気口14に入り込み、噴気口14′はすぐに
目詰りしていた。
このため、噴気口14′での噴射圧力は弱まり、深耕性
能の低下を来たしていた。
本考案は、これを解決する為に、噴気口を管状の周壁に
透設せずに、噴気通路の底面から噴気管の中央部分外周
面まで下り傾斜状に形成することによって、噴気口同土
間の内壁を十分大きくして、噴気管の強度を飛躍的に高
めるとともに、その耐久性を向上させて、深耕機のラン
ニングコストを大幅に低減するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図ないし第3図に示す動力穿孔形噴気式深耕機は、
左右一対のハンドル1を取付けた蓄圧タンク2の下側に
エアハンマよりなる穿孔駆動装置3を、昇降案内筒4を
介して相対昇降変位可能に連結し、穿孔駆動装置3の下
側に穿孔兼噴気管5を固定しである。
ここで、穿孔駆動装置3は、右ハンドル1の基端に設け
た接続具6を介して圧縮空気供給装置(図外)より供給
される圧縮空気を利用するエアハンマで構成しであるが
、エアモータで構成してもよく、さらに、別に供給され
る駆動エネルギーを利用する。
例えば、電動ハンマ、電動モータ等で構成してもよい。
符号7は穿孔駆動操作レバーであり、これを押下げるこ
とにより、第3図に示す穿孔駆動操作弁8を開弁させ、
圧縮空気供給路9を通って穿孔駆動装置3に圧縮空気が
供給される。
穿孔駆動装置3の排気はケーシング10内に形成した排
気室11より外部に放出される。
接続具6と蓄圧タンク2とを連通連結する噴気入口路1
2は、大口弁(図示略)で断続する。
この入口弁は穿孔駆動操作弁8と同じ構造のもので、穿
孔駆動操作弁8の前側に配置される。
符号13は入口弁開弁レバーである。
蓄圧タンク2の底部と穿孔兼噴気管5の下端部の噴気口
14とを連通連結する噴気通路15に介在させた噴射弁
16は人為開閉操作式のもので、穿孔駆動装置3の側部
に配設され、そのケーシング10は穿孔駆動装置3のケ
ーシング10に一体に形成される。
即ち、弁室17の下部寄りに耐触性・耐摩耗性の金属製
の環状の弁座18が内嵌され、この弁座の弁面に上流側
から球形の弁体19が接当し、弁室上部17a内に内装
されたコイルバネ20で弁体19を弁座18に押当てて
閉弁付勢する。
また、人為開弁装置21の弁押棒21aの上部が弁体1
9の中心を通るように上下に挿通して弁体19に螺合さ
れると共に、ピン21bで弁体19と弁押棒21aとが
固定される。
弁押棒21aはケーシングを摺動自在に挿通してケーシ
ング外部下側に突出し、伝動部の弁押レバー21cの一
端にピン結合される。
弁押レバー21cの他端はケーシングから斜下側方に突
設された一対のブラケットの先端にピン結合され、この
弁押レバー21cの中間部には連結具21aを介してレ
リーズワイヤ21eの一端が連結され、このレリーズワ
イヤー21eの他端は操作具21fに連結される。
操作具21fはハンドル上面の突設ブラケットに揺動自
在に枢支されている手動操作レバー21gで構成され、
この操作レバー21gを手動で押し上げると、レリーズ
ワイヤー21eを介して弁押レバー21cが支点ピン2
1hを中心に上方へ揺動腰弁押棒21aで弁体19をコ
イルバネ20に抗して押し上げて開弁する。
噴気通路15は蓄圧タンク2下部に固着され、ケーシン
グに摺動する噴気路案内筒15a内から、弁室17に導
設され、弁室下部17bから斜下方に導設されて、軸筒
3a周囲の環状の噴気通路15bに至り、そこから軸筒
3a筒壁の孔を通って穿孔兼噴気管5内の噴気通路15
に至る。
噴射弁16部分での噴気通路15の通気抵抗を極力小さ
くして圧縮空気圧力のの低下を防ぐ為に、弁室17及び
その上流側及び下流側の噴気通路15を十分大きく形成
すると同時に、弁体19の形状は弁面の上下流側で通気
抵抗の小さい突曲面を有する球形となる。
弁体19の材質としては、耐摩耗性・耐触性に優れた材
料として、ポリアセタール樹脂(商品名ジュラコン)を
用いるが、その他の合成樹脂又は′ステンレス等の金属
材料を用いることが出来る。
この噴気式深耕機で果樹や街路樹等の根部の土中を噴気
深耕する場合、 先ず、穿孔駆動操作レバー7を操作して圧縮空気供給路
9からクッション室9a及び穿孔駆動装置3に圧縮空気
を供給し、エアハンマの弁子3bで穿孔兼噴気管5の頂
部に衝撃力を付加していくと、クッション室9a内の圧
縮空気圧をピストンロッド22の上端面及びピストン2
2aに受圧してピストンロッド22が案内筒4内を下方
に進出しながらエアハンマからの衝撃を吸収しつつ、深
耕機全体の下降につれて穿孔兼噴気管5が土中へ穿孔掘
進していく。
こうして、覆土板23の位置まで穿孔掘進した後、入口
弁開弁レバー13を操作して、蓄圧タンク2内に圧縮空
気を蓄圧してから、操作レバー21gを開弁操作すると
、噴射弁16が急速に開弁し、蓄圧タンク2内の圧縮空
気は噴気通路15を通って、穿孔兼噴気管5の先端の噴
気口14から噴気管5の周囲の土中に噴出して、その噴
射力で土中を破砕して深耕する。
尚、操作操作レバー21gを自由にすると、コイルバネ
20が弁体19を弾圧して閉弁し、操作レバー21gは
レリーズワイヤ21eを介して原位置に復帰する。
次に、第4図〜第7図に基づき、噴気管5の構造につい
て説明する。
噴気管5の下端部には、噴気管5の穿孔抵抗を小さくす
る為、先細りテーパ状、例えば逆回角錐状の穿孔ヘッド
5aが形成される。
また、噴気管5の下部寄部分以外の部分は管状に形成さ
れ、管孔である噴気通路15の底面24は漏斗状とし、
この底面24から3個の噴気口14が、三脚状に噴気管
5の下部外周面まで透設される。
即ち、3個の噴気口14は平面視で相互に120°ずつ
開く放射状に、かつ正面視で下り傾斜状に形成される。
そして、噴気口14の軸直交断面形状は長円形とし、噴
気管5の高さ方向に細長く形成される。
このように、噴気口14を噴気管5の管状周壁に透設せ
ずに、噴気通路15の底面24より下方の中実部分に下
り傾斜状に透設することにより、噴気口14間の内壁を
大きくし得るとともに、噴気管5内を高速で流入してき
た噴気が底面に衝突してその運動エネルギーを失なうこ
となく、噴気口14から強力に噴出することになる。
即ち、流路抵抗が減り、噴気の圧損が小さくなる。
ここで、符号25は噴気口14の上縁部に形成した排土
傾斜面であり、噴気管5に打込時に噴気口14内へ土が
入り込むのを防ぐ為のものである。
そして、噴気口14の軸断面形状は長円形に限らず、円
形又は楕円形又は方形など自由に設定してよい。
また、噴気口14は噴気通路15の底面24から下り傾
斜状に形成されればよく、図の如き直線状の噴気口14
の他に、曲線状に即ちエルボ状に形成してもよい。
尚、符号26は噴気管5の上端部に坑底め等で外嵌させ
た装着用金具であり、噴気管5を穿孔駆動装置3に装着
する為のものである。
本考案は、上記のように構成されるので、次の効果を奏
する。
1 噴気管の噴気口が、噴気通路の底面から噴気管の中
実部分外周面へ下り傾斜状に形成されるので、流路抵抗
が格段に小さくなって、噴気の圧損が小さくなることか
ら、深耕機の深耕性能が大幅に向上する。
2 噴気口を噴気管の管状の周壁に透設せずに、噴気通
路の底面より下方の中実部分に透設するので、噴気口を
大きくしてその総開口面積を増し、噴気の圧損を小さく
し、深耕性能を更に高めることができる。
これと同時に、噴気口同土間肉壁の横断面積を大幅に増
加させることが出来るから、噴気管の強度も十分なもの
となり、噴気管の摩耗時にも噴気口部分が座屈・圧壊す
ることがなくなり、噴気管の寿命が大幅に延びることか
ら、高価な噴気管の消費量が減って、深耕機のランニン
グコストが低減する。
3 噴気口は簡単な構造で、その加工も容易なので簡単
・安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示腰第1図は正面図、第2図は平
面図、第3図は要部縦断正面図、第4図は噴気管の一部
縦断正面図、第5図は第4図の■−V線断面図、第6図
は第4図VI−Vl線断面図、第7図は第4図の■−■
線断面図、第8図は従来の噴気管の部分縦断正面図、第
9図は第8図のIX−IX線断面図である。 2・・・・・・蓄圧タンク、3・・・・・・穿孔駆動装
置、5・・・・・・穿孔兼噴気管、5a・・・・・・穿
孔ヘッド、14・・・・・・噴気口、15・・・・・・
噴気通路、16・・・・・・噴射弁、24・・・・・・
底面、25・・・・・・排土傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穿孔兼噴気管5の下端部に先細りテーパ状の穿孔ヘッド
    5aを設け、この噴気管5を穿孔駆動装置3で地中に穿
    孔ヘッド5aから差込み駆動可能に構威し、噴気管5の
    管内を噴気通路15とし、噴気通路15の底部と穿孔ヘ
    ッド5aとの間を中実部分と腰噴気通路15の底部に連
    通ずる噴気口14を前記中実部分の外周面に複数個開口
    し、噴気通路15の上寄部を圧縮空気の蓄圧タンク2に
    連通し、蓄圧タンク2の出口から噴気通路15を経て噴
    気管口14に至る間に噴射弁16を介在させ、噴気管5
    を穿孔駆動装置3で地中に穿孔ヘッド5aから差込み駆
    動し、蓄圧タンク2内に圧縮空気を注入して蓄圧した状
    態から、噴射弁16を開弁作動することにより、蓄圧タ
    ンク2内に蓄圧した圧縮空気を噴気通路15を通じて噴
    気口14からその周囲の土中に噴射して、その噴射力で
    土を破砕して深耕するように構威し、複数個の噴気口1
    4を噴気管5の噴気通路15の底面24から噴気管5の
    中実部分外周面にまで下り傾斜状に形成した事を特徴と
    する土中穿孔形噴気式深耕機。
JP12831980U 1980-09-08 1980-09-08 土中穿孔形噴気式深耕機 Expired JPS6013287Y2 (ja)

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JPS5749348U JPS5749348U (ja) 1982-03-19
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JPS59122004U (ja) * 1983-02-04 1984-08-17 井関農機株式会社 耕盤膨軟装置における土質改良剤供給装置

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JPS5749348U (ja) 1982-03-19

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