JPS60132194A - コンクリ−ト製卵形管 - Google Patents
コンクリ−ト製卵形管Info
- Publication number
- JPS60132194A JPS60132194A JP24074883A JP24074883A JPS60132194A JP S60132194 A JPS60132194 A JP S60132194A JP 24074883 A JP24074883 A JP 24074883A JP 24074883 A JP24074883 A JP 24074883A JP S60132194 A JPS60132194 A JP S60132194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- water
- egg
- head
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンクリート製卵形管に関する。
さらに詳しくは、周壁の一部が透水性を有するコンクI
J 7ト製卵形管に関する。
J 7ト製卵形管に関する。
例えば土地の水はけ性を改善するために、いわゆる透水
管を地中に埋設し、該透水管の外壁から地中の水を管内
部に浸透せしめて集水し、この水を排水することが行わ
れている。この透水管は、その壁体内に多数の空隙を有
し、該空隙によって管外壁から地中の水を浸透せしめる
ものである。
管を地中に埋設し、該透水管の外壁から地中の水を管内
部に浸透せしめて集水し、この水を排水することが行わ
れている。この透水管は、その壁体内に多数の空隙を有
し、該空隙によって管外壁から地中の水を浸透せしめる
ものである。
一方、コンクリート管内部を流通する流体の掃流性を向
上させるために、卵形管が用いられている。この卵形管
は、中空部の縦断面形状が下に凸の卵形をしておシ、そ
の形状によって、掃流性が向上し、内部の底面にゴミ、
土砂などが沈積し難い利点を有する。
上させるために、卵形管が用いられている。この卵形管
は、中空部の縦断面形状が下に凸の卵形をしておシ、そ
の形状によって、掃流性が向上し、内部の底面にゴミ、
土砂などが沈積し難い利点を有する。
本発明者は、透水性と掃流性を兼ね備えたコンクリート
管を得るべく、種々検討した結果、本発明に到達した。
管を得るべく、種々検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、コンクリート製卵形管にお
いて、断面略半円形の頭部と断回路り字形の底部を通常
のコンクリートで形成し、該頭部と底部の対向辺の間に
15〜35%の空隙率を有する硬練りコンクリートで形
成した透水層を設けたことを特徴とするコンクリート製
卵形管にある。
いて、断面略半円形の頭部と断回路り字形の底部を通常
のコンクリートで形成し、該頭部と底部の対向辺の間に
15〜35%の空隙率を有する硬練りコンクリートで形
成した透水層を設けたことを特徴とするコンクリート製
卵形管にある。
上記15〜35%の空隙率を有する硬練りコンクIJ
−卜は、該空隙率を有するものであればよく、特に限定
されないが、例えば、粉体量250〜350kV/m3
、骨材1350〜1800 kg/m3、水55〜85
kg/m3、減水剤2〜8kV′m3ノ配合比のもの
を使用することができる。空隙率を15チ以下にすると
上記透水層の透水性が低下し、35%以上にすると管体
耐力が低下するので好ましくない。
−卜は、該空隙率を有するものであればよく、特に限定
されないが、例えば、粉体量250〜350kV/m3
、骨材1350〜1800 kg/m3、水55〜85
kg/m3、減水剤2〜8kV′m3ノ配合比のもの
を使用することができる。空隙率を15チ以下にすると
上記透水層の透水性が低下し、35%以上にすると管体
耐力が低下するので好ましくない。
また、上記頭部および底部のみに、鉄筋カゴおよび/ま
たは繊維状補強材を配設し、管体耐力を補強することが
できる。さらにまた、上記透水層を含めて管断面全体に
わたって防錆処理を施した鉄筋カゴおよび/または耐腐
食性の繊維状補強材を配設して管体耐力を補強すること
もできる。
たは繊維状補強材を配設し、管体耐力を補強することが
できる。さらにまた、上記透水層を含めて管断面全体に
わたって防錆処理を施した鉄筋カゴおよび/または耐腐
食性の繊維状補強材を配設して管体耐力を補強すること
もできる。
上記防錆処理および耐腐食性の繊維状補強材を用いるの
は、透水によって鉄筋カゴ等が錆び、そのため、管体に
悪影響を及ぼすのを防止するためであり、防錆処理は、
例えばアスファルト、タールピッチ、合成樹脂を鉄筋カ
ゴに適当な方法を用いて塗布して行うことができる。ま
た、耐腐食性の繊維状補強材としては、合成樹脂繊維、
ガラス繊維、カーボン繊維などを用いることができる。
は、透水によって鉄筋カゴ等が錆び、そのため、管体に
悪影響を及ぼすのを防止するためであり、防錆処理は、
例えばアスファルト、タールピッチ、合成樹脂を鉄筋カ
ゴに適当な方法を用いて塗布して行うことができる。ま
た、耐腐食性の繊維状補強材としては、合成樹脂繊維、
ガラス繊維、カーボン繊維などを用いることができる。
以下、本発明に係るコンクリート製卵形管の一実施例を
示し、本発明を説明する。
示し、本発明を説明する。
本発明の実施例に係るコンクリート製卵形管は、第1図
および第2図に示すように、断面形状が略半円形の頭部
1と断面略口字形をなす底部2を有し、該頭部1と底部
2はその対向辺Ia、Ib、2a、2bの間に設けた透
水層3および4を介して結合されている。該頭部1およ
び底部2は通常の組成のコンクリートで形成され、その
内部に補強用の鉄筋カゴ5および6、さらに繊維状補強
材7を配設しである。透水層3および4は、空隙率15
〜35%の硬練りコンクリートで形成さi′しる。また
、コンクリート製卵形管の中空断面において、縦方向の
各部の寸法は、第2図に示すように、頭部1の内径りと
ほぼ等しい。
および第2図に示すように、断面形状が略半円形の頭部
1と断面略口字形をなす底部2を有し、該頭部1と底部
2はその対向辺Ia、Ib、2a、2bの間に設けた透
水層3および4を介して結合されている。該頭部1およ
び底部2は通常の組成のコンクリートで形成され、その
内部に補強用の鉄筋カゴ5および6、さらに繊維状補強
材7を配設しである。透水層3および4は、空隙率15
〜35%の硬練りコンクリートで形成さi′しる。また
、コンクリート製卵形管の中空断面において、縦方向の
各部の寸法は、第2図に示すように、頭部1の内径りと
ほぼ等しい。
上記コンクリート製卵形管の製造は、振動詰め成形によ
って行われ、まず上記コンクリート製卵形管を成形する
ようにした型枠の上記頭部1および底部2に相当する位
置に鉄筋カゴ5および6、さらに繊維状補強材7を配設
したのち、通常のコンクリートを投入し頭部1および底
部2を振動詰め成形する。次に、空隙率15〜35チの
硬練シコンクリートを投入し振動詰め成形して透水層3
および4を形成する。しかるのち、常法にしたがって、
養生その他の処理を行ない、第1図および第2図に示す
コンクリート製卵形管を得る。
って行われ、まず上記コンクリート製卵形管を成形する
ようにした型枠の上記頭部1および底部2に相当する位
置に鉄筋カゴ5および6、さらに繊維状補強材7を配設
したのち、通常のコンクリートを投入し頭部1および底
部2を振動詰め成形する。次に、空隙率15〜35チの
硬練シコンクリートを投入し振動詰め成形して透水層3
および4を形成する。しかるのち、常法にしたがって、
養生その他の処理を行ない、第1図および第2図に示す
コンクリート製卵形管を得る。
以上のようにして得られたコンクIJ −上製卵形管の
透水層のコンクリート組織は、第3図のように、骨材8
がセメントペースト9によって結合されているが、セメ
ントペースト9は骨材80間に形成される空隙1oを満
たすにいたらず、多くの空隙10を有する構造となる。
透水層のコンクリート組織は、第3図のように、骨材8
がセメントペースト9によって結合されているが、セメ
ントペースト9は骨材80間に形成される空隙1oを満
たすにいたらず、多くの空隙10を有する構造となる。
この空隙1゜がコンクリート組織中に多数存在するため
に、コンクリート製卵形管の透水層3,4は、コンクリ
ート管外部から水が管内部に浸透するのを容易にするこ
とができる。したがって、このコンクリート製卵形管を
地中に埋設して地中より、透水層を通って管内部に浸透
する水を、通常のコンクリートによって形成された底部
2の内部に集め、この水を排水することができる。この
とき、下に凸の断面形状を有する底部2の内周面は、掃
流性が良く、速やかに、浸透水を排水するために有効で
ある。
に、コンクリート製卵形管の透水層3,4は、コンクリ
ート管外部から水が管内部に浸透するのを容易にするこ
とができる。したがって、このコンクリート製卵形管を
地中に埋設して地中より、透水層を通って管内部に浸透
する水を、通常のコンクリートによって形成された底部
2の内部に集め、この水を排水することができる。この
とき、下に凸の断面形状を有する底部2の内周面は、掃
流性が良く、速やかに、浸透水を排水するために有効で
ある。
したがって、このコンクリート製卵形管を地中に埋設し
、その外壁より透水層を通って、地中の水を浸透せしめ
、内部に集まる水を排水することによって、土地の水は
け性を改善することができる。また、逆に、管内に水を
流通せしめ、その水を透水層を経て管外部に浸透させる
ことによって、地中に注水することもできる。
、その外壁より透水層を通って、地中の水を浸透せしめ
、内部に集まる水を排水することによって、土地の水は
け性を改善することができる。また、逆に、管内に水を
流通せしめ、その水を透水層を経て管外部に浸透させる
ことによって、地中に注水することもできる。
本発明のコンクリート製卵形管は、良好な掃流性と透水
性を兼ね備えた透水管として好適に用いることができる
。
性を兼ね備えた透水管として好適に用いることができる
。
第1図は本発明に係るコンクリート製卵形管の一実施例
を示す斜視図、第2図はその縦断面図、第3図は本発明
のコンクIJ −計装卵形管の透水層のコンクリート組
織を示す概念図である。 1・・・・・・頭部、 2・・・・・・底部、3′、4
・・・・・・透水層、5,6・・・・・・鉄筋カゴ、7
・・・・・・繊維状補強材、8・1.・、・骨栃、9・
・・・・・セメントペースト、10・・・・・・空隙。
を示す斜視図、第2図はその縦断面図、第3図は本発明
のコンクIJ −計装卵形管の透水層のコンクリート組
織を示す概念図である。 1・・・・・・頭部、 2・・・・・・底部、3′、4
・・・・・・透水層、5,6・・・・・・鉄筋カゴ、7
・・・・・・繊維状補強材、8・1.・、・骨栃、9・
・・・・・セメントペースト、10・・・・・・空隙。
Claims (4)
- (1) コンクリート製卵形管において、断面略半円形
の頭部と断面略半円形の底部を通常のコンクIJ )で
形成し、該頭部と底部の対向辺の間に15〜35%の空
隙率を有する硬練りコンクリートで形成した透水層を設
けたことを特徴とするコンクリート製卵形管。 - (2)上記頭部および底部に鉄筋カゴまたは繊維状補強
側を配設してなる特許請求の範囲第1項に記載のコンク
リート製卵形管。 - (3)上記15〜35係の空隙率を有する硬練りコンク
リートが、粉体量250〜350ky/m3、骨材13
50〜1800kV/m3、水55〜85 kg/m”
、減水剤2〜8に1/−7m3の配合比を有するコンク
リートである特許請求の範囲第1項に記載のコンクリー
ト製卵形管。 および/ - (4)上記頭部、底部および透水層に鉄筋カゴまたは耐
腐食性の繊維状補強材を配設してなる特許請求の範囲第
1項に記載のコンクリート製卵形管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24074883A JPS60132194A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | コンクリ−ト製卵形管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24074883A JPS60132194A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | コンクリ−ト製卵形管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60132194A true JPS60132194A (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=17064117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24074883A Pending JPS60132194A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | コンクリ−ト製卵形管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60132194A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62241882A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-22 | 西村 義和 | 透水性生コンクリ−ト組成物及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618186A (en) * | 1979-07-20 | 1981-02-20 | Riyouji Honma | Hume concrete pipe with sliding material layer |
JPS5814288A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | デイジタイザ |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP24074883A patent/JPS60132194A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618186A (en) * | 1979-07-20 | 1981-02-20 | Riyouji Honma | Hume concrete pipe with sliding material layer |
JPS5814288A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | デイジタイザ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62241882A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-22 | 西村 義和 | 透水性生コンクリ−ト組成物及びその製造方法 |
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