JPS60130393A - ヒトウロガストロン遺伝子,対応する組換えプラズミド及び組換え体 - Google Patents

ヒトウロガストロン遺伝子,対応する組換えプラズミド及び組換え体

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JPS60130393A
JPS60130393A JP58240687A JP24068783A JPS60130393A JP S60130393 A JPS60130393 A JP S60130393A JP 58240687 A JP58240687 A JP 58240687A JP 24068783 A JP24068783 A JP 24068783A JP S60130393 A JPS60130393 A JP S60130393A
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Fumitaka Kishimoto
岸本 文貴
Shoji Kaneoka
昌治 金岡
Tomosuke Nakatani
中谷 知右
Seizo Sumida
炭田 精造
Shigeo Ogino
荻野 重男
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 本発明はヒトウロカストロン遺伝子、対応4−る組換え
プラスミド及び組換え体に関する。更に具体的Iこは本
発明は化学的に合成した直接発現型ヒトウロカストロン
i伝子に拠し その直接発現型ヒトウロカストロン遺伝
子を含有する組換えプラスミドに関し、直接発現型ヒト
ウロカストロン遺伝子を含有づる組換えプラスミドを保
持する組換え体に関する。
ウロカストロンハ通常のヒトの十二指腸及び唾液腺で合
成されるポリペプチドホルモンであり(例えはHe1t
zら、Cut 19408〜41 B (1978)ε
照)、下記の配列で示される53個のアミノ酸からなる
事が知られている(例えはG regory及びI’r
eston 。
Int、 J 、 Peptide Protein 
Res 、、 9107〜118(1977)参照ン。
Asn Ser Asp Ser Glu CysPr
o Leu 5erHis Asp Gly Tyr 
Cys Leu HiSAsp GlyVal Cys
 Met Tyr lie Glu Ala Leu 
AspLys ]’yr Ala Cys Asn C
ys Val Val +;lyi’yr lle G
ly Glu ArgCys Gln ′l”yr A
rgAsp Leu Leu Lys Trp ’l’
rp Glu Leu Argウロカストロンは胃酸の
分泌を抑制し、細胞の生長を促進する作用を有するので
(例えはElderら、Gut 16887〜898(
1975)参照) 潰瘍の治療や錫の治療等に利用する事ができる。ウロガ
ストロンはヒト尿中に微鳳排池されるのでそこから単離
する事ができるが医療を目的とする工業的生産の要求を
−ずには効率が悪く実用的ではない。
本発明は組換えDNA技術により、安価にしかも多嵐に
純粋なウロガストロンを生産する事を可能にしたもので
ある。
合成ウロガストロン遺伝子を用いて組換えDNA技術に
よりウロガストロンを製造する方法は後により詳しく記
述するが、基本的には ■、遺伝子の設計 2、遺伝子の化学合成 3 適当な発現用ベクターへの遺伝子の組込み 4、得られた組換えプラズミドに依る適当な宿主の形質
転換 5、形質転換体の培養によるウロガストロンの産生(こ
れを発現と呼ぶ)及び回収という工程より成る。
遺伝子の設計において、ウロガストロンのアミノ酸配列
からそれに対応する遺伝子のヌクレオチド配列(本文で
は以下これを構造遺伝子と呼ぷンを決定するにあたって
は、大部分のアミノ酸に関してはそれに対応する遺伝子
暗号(コドン)が2個以上存在するので58個のアミノ
酸より成る配列に対して極めて多数のヌクレオチド配列
を考える事が可能である。
この多数の可能性の中から望ましい配列を決定するに当
っての判断基準として、例えは、使用すべき宿主細胞に
於いて多頻度に使用されているコドンを使用すべきであ
ること、構造遺伝子を含む配列の両端および内部に適当
な制限酵素認識部位を持たせてブラズミドへの挿入、解
析を行う事を容易にすること、化学合成の過程に於いて
遺伝子断片の集合及び連結が容易にできる様に各構成1
ift片間で不必要な相互作用か最小になる様にコドン
を選択することなどがあげられるが、これらの条件が相
反する場合があり、自明な論理による推論によって望ま
しい配列に到達できるのではなく、試行錯誤を含む池々
の宙齢丙鯰汀+1.弘萌ア太2さて、所望の構造遺伝子
を設計合成したとして、次にこれを宿主細胞内で発現さ
せるためには大別して2つの方法があり、本文ではそれ
らをキメラ発現法及び直接発現法と呼ぶことにする。こ
こでいうキメラ発現法とは、用いる宿主の内在性遺伝子
(その宿主の野性株に本来存在する遺伝子)に所望の遺
伝子を接続させた遺伝子(これをキメラ遺伝子と呼ぶ)
を作製し、このキメラ遺伝子を適当なベクターに組込み
、次に宿主を形質転換して発現させる方法であり、発現
された産物は対応する内在性のポリペプチドと所望の遺
伝子にコードされたボリプチドが融合した形で生産され
る(これをキメラボリブチドと呼ぶ)。
キメラ発現法は、内在性遺伝子の発現機構を用いて発現
させるので、外来遺伝子を比較的容易に発現させること
ができる場合が多いが所望のポリペプチドのみを単離す
る為にはキメラポリペプチド不什蛍的 M素的に処理し
て、所望のポリ、ペプチドを特異的に切り出し精製Jる
ことが必要であり製造工程がより長く複雑になるという
欠点を有している。
一方もう一つの発現法である直接発現法とは、所望の構
造遺伝子を翻訳開始信号(通mATG )の直後に接続
し、得られた配列を発現用ベクターの転写及び翻訳を支
配する領域の適切な位置に挿入した組換えプラスミドを
作成し、次にその組換えプラスミドを用いて宿主を形質
転換して発現させる方法であり、外来ポリペプチドは単
独の完成した分子として産生されるのでキメラ発現法に
比し製造工程がより単純であり実用的に有利である。
しかしながら、発現されたポリペプチドの鎖長が短い場
合には、宿主細胞に内在する蛋白分解酵素等に依ってす
みゃかに分解され産物として単離することができない場
合があると報告されてカリ(例えばI takuraら
、 5cience 198 1056〜1068(1
9’i’i )参照)ウロガストロンの場合その分子量
からいって蛋白分解酵素等に依る分解に対する安定性に
疑念のさしはさまれるところであった。従って直接発現
法によるウロガストロンの産生には問題が予想させる所
であり、しかも直接発現法の場合、外来遺伝子を効率良
く発現させるためには発現用ベクター内の転写と翻訳を
支配している領域(以下5′端の非翻訳領域と呼ぶ)の
適切な位置に外来遺伝子を挿入する必要があるがこの5
′端の非翻訳領域の望ましい化学構造(即ちヌクレオチ
ド配列)は所与の構造遺伝子によって異なるものである
事が知られて来つつあり、任意の構造遺伝子に対して望
ましい非翻訳領域の構造を予知する事は困難であって、
試行錯誤的に最適構造を探索しなければならないという
困難さを伴っているっ 本発明者らはこの様な状況の中で、ウロガストロンの直
接発現法による生産を目的として、構造遺伝子の設計、
5′端の非翻訳領域等に詳細な工夫を重ね研究を続けた
結果、本発明化合物であるウロガストロン遺伝子を用い
れはウロガストロンを高レベルで直接発現させる事が可
能である事を確認し、本発明を完成するに至った。
合成ウロガストロン遺伝子及びそれを用いたウロガスト
ロンの製造法等に閃しては特開昭67−122096に
公開された文献かある。しかしなから同文献に開示され
ている合成ウロガストロン遺伝子のヌクレオチド配列は
本発明遺伝子のヌクレオチド配列と極めて異なっている
のみならす、同文献はキメラ発現法によるウロガストロ
ンの製造法を島示したものであって直接発現法に関して
は何ら具体的記述が示されていない。
■・ 発明の概要 要 旨 本発明はウロガストロン構造遺伝子及び構造遺伝子にリ
ボゾーム結合部位を含む5′端非翻訳領域の適当な長さ
のヌクレオチド配列を連結した直接発現型ウロガスロ/
遺伝子の化学合成が可能であること、この遺伝子を適当
な発現用ベクターに組込む事が可能であること、その組
換えプラスミドに依る適当な宿主細胞の形質転換が可能
であること、形質転換体の培養によるヒトウロガストロ
ンの産生及び回収が可能であることを確認する事によっ
て完成されたものである。
本発明は下記の又クレオチド配列式+1+、ヌクレオチ
ド配列式(2)またはヌクレオチド配列式(3)で表わ
される事を特徴とする直接発現型ヒトウロガストロン遺
伝子及びそれらの遺伝子を含有する事を特徴とする組換
えプラスミド、及びそれらの組換えプ゛ラズミドを保持
するニジエリシア・コリー (Esherichia (:01 i )である仝ヌ
クレオチド配列式+1.1 ヌクレオチド配列式(2) %式% ヌクレオチド配列式(3) 効 果 天然ヒトウロガストロンの抽出精製の場合に認められる
コスト及び鳳的制限の問題は、本発明による組換えDN
K法に依れはこれを解決できる。
また、キメラ発現法の場合に認められるキメラポリペプ
チドからウロガストロンを効率良く、特異的に切り出す
という困難で煩雑な問題は本発明の直接発現法によれは
これを回避できる。 8 ■ 発明の詳細な説明 ■)遺伝子の取得 本発明の直接発現型ヒトウロガストロ ン遺伝子は通常用いられているヌクレオチド合成法によ
って取得される。宿主細胞によって穐々の条件が考慮さ
れ得るが、通常膜も一般的に用いられている大腸菌(E
、coli) の場合について述べれば下記の通りであ
る。
(1) 遺伝子の設計 1)構造遺伝子 ヒトウロガストロンを構成するアミ ノ酸を指定するいくつかのコドンのう ちから下記の条件を論ずものを選んで DNAを合成する。
(A)G−C塩基対に富む領域に続いてA−T塩基対に
富む領域が続かない 様にする。
(B) 後記する各々の合成フラグメントか分子内ある
いは分子間で望まない 相補性塩基配列を持たない様にする。
また翻訳を開始終結せしめるため構造 遺伝子の5′端に翻訳開始信号を8′端に翻訳終止信号
を付は加える。
11)リボゾーム結合部位を含む5′端非翻訳領域 リボゾーム結合部位(以下SD配列 と称す)を含む5′端非翻訳領域のDNAを下記の条件
を満す様に合成する。
囚 プロモーターから適当な距離をお いてSD配列が配置される様にするつ (Bl 合成SD配列は天然に存在するSD配列と共通
な塩基配列を有する部 分を持ちかつ適当な長さのヌクレオ チド配列である様にする。
(C)SD配列から適当な距離をおいて翻訳開始信号が
配置される様にする。
山)遺伝子全体 SD配列を含む5′端非翻訳領域及び 翻訳開始、翻訳終止信号を含む構造遺 包子からなるウロガストロン遺伝子は (5) ブラズミドへの組込み、プラズミドからの切り
出しを容易にするため 5′、3′両端に制限酵素認識配列をもたせる。
(BJ 形質−転換体の検索を容易にするため遺伝子内
に一つ又は二つ以上の制 限酵素認識配列をもたせる。
(C) 翻訳開始信号から始まる構造遺伝子部分のみの
利用も可能にするため 翻訳開始信号の直前で遺伝子を切断 できる様に制限酵素認識配列をもた せるっ ことが望ましい。
この様にして設計された直接発現型ヒ トウロカストロン遺伝子の一具体例は前記のヌクレオチ
ド配列式f+)て表わされる遺伝子であり、同遺伝子を
適当な発現ベクターに組込む事により翻訳終結信号 (1”AA又は′rGA又i、i ′I″AG)を付加
する事、及び遺伝子の5′及び8′端に制限酵素認識配
列をもたせる事が可能である。
前記のヌクレオチド配列式[+)で表わされる遺伝子に
翻訳終結信号(TAA及び’1’GA)を付加した一列
が前記のヌクレオチド配列式(2)で表わされる遺伝子
であり同遺伝子は翻訳終結信号を自らの内に含んでいる
ため使用し得る発現ベクターの制限がより少なくなる。
また適当な発現ベクターに組込む事により遺伝子の5′
及び8′端に制限酵素認識配列をもたせる事も可能であ
る。前記のヌクレオチド配列式(2)で表わされる遺伝
子に制限酵素認識配列を付加した好ましい一列が前記の
ヌクレオチド配列式(3)で表わされる遺伝子であり同
遺伝子は自らの内に翻訳終結信号及び5’、8’両端に
制限酵素認識配列を含んでいるため使用し得る発現ベク
ターの制限はさらに少なくなっている。
(2(遺伝子の合成 上に、のように設計した遺伝子を合成するには、士、−
両鎖のそれぞわについて、これをいくつかのフラグメン
トに分けて、それらを化学的に合成し、各々のフラグメ
ントを連結する方法によれは良い。2鎖は21〜25塩
基からなり、各々が7〜18塩基づつ重なる様に16個
程度のフラグメントに分けるのが好ましい。
1)フラグメントの合成 各フラグメントの合成法としてはジエステル法(例えは
5cience、208,614.(1979)参照)
、トリエステル(例えはNuclejc Ac1ds 
Res、。
8.549H1980参照)及びフォスファイト法(例
えは”l’etrahedron Letters 2
1 、719 (1980)参照)があり、それぞれに
ついて固相法(例えはNature、 281.18(
1979)参照)液相法あるいは酵素を用いる方法(例
えはNucleic Ac1ds Res、↓、 16
65(1974)参照9がある。合成時間、収率、精製
及び操作の簡便さなどの点がら固相法を採用し、縮合方
法としては著遍的なトリエステル法を採用した。合成の
具体的小項に関しては上記文献及び後記実施例を参照さ
れたい。
11)精製 オリゴヌクレオチドを化学合成した場合、一般式に鎮長
か長くなるにしたかって最終合成品の分離精製がしたい
に困難となってくる。特に固相法に於いて適当に保護さ
れたオリゴヌクレオチドフロックを段階的に縮合させて
いくため、従来技術、例えはゲル濾過、イオン交換クロ
マトグラフィー、ゲル電気泳動、順相カラムによる高速
液体クロマトグラフィーなきては精製は容易で −ない
。ところで逆相分配カラムではオリ−i 5t、 ))
 レオチドに新油性の保護基が一つついているか否かで
その保持時間は大きく変化する。
そこで他の保護基をはずす条件下で安 定な別の保護基を持つオリゴヌクレオチドフロックを最
終縮合段階に用い、適当な脱保護操作を行えは目的の最
終産物にのみその保護基のついたオリゴヌクレオチドの
混合物が得られるのでその保護基の親油性を利用して逆
相カラムで目的とする最終産物を他の未反応混合物から
分離する事が可能である。ついでその保護基をはずせは
目的とするオリゴヌクレオチドをf’J、る事ができる
。この方法により、合成し 2)たオリゴヌクレオチド
を未反応混合物の (1)中から効率よく分離精製する
ことが可能である。
111)リン酸化及びフラグメントの連結こうして得た
合成フラグメントをDN A IJガーゼを用いていっきよに連結してウロガスト
ロン遺伝子を合成するわけであるが合成フラグメントを
この酵素の基質とするためにはフラグメントの5′−水
酸基をリン酸化しておく必要があり、この目的のために
はポリヌクレオチドキナ−セが用いられる。
また合成フラグメントを連結してウロ ガストロン遺伝子を合成する方法としては、フラグメン
トをいくつかのブロックに分けて連結した後それらのブ
ロックを連結する方法をとる事ももちろん可能である。
組換えプラズミドの調製 ウロガストロン遺伝子のプラズミド ベクター−への導入 前記の様にして合成したウロガスト ロン遺伝子を宿主内で増殖可能なプラ ズミドベクター又は宿主内で増殖、発 現が可能な様に構成されたプラズミド ベクターの適当な挿入部位に組込む。
組込み操作そのものは分子生物学の 分野で公知の常法に従って行うことが できる。具体的な方法については後記 の実施例を参照されたい。
本発明によるウロガストロン遺伝子 の増殖はpBR822,pAT15B(例えはTwig
gら、 Nature 、罎38,216〜218(1
980)参照)等の公知の種々のブラズミドヘクターを
用いて行う事 ができる。また、プラズミドDNAの 単離精製も分子生物学の分野で公知の 常法に従って行う事ができる。
本発明遺伝子によるウロガストロン の直接発現は、宿主細胞によって適宜 の方法をとり得るか、大腸菌に於いて は、lacプロモーター(例えばFuller。
Gene 、 19.48〜64(1982)参照)1
、trp プロモーター(例えばW 1ndassら、
Nucleic Ac1ds Res、、 l 0 、
6689〜6667(1982)参照)、tacプロモ
ーター(例えばBoerら、Proc、Natl 、 
Acad 。
Sci 、USA 、80.21〜25(198B)参
照)、PRプロモーター(例えはdeHase山ら、N
ucleic Ac1ds Ices、、 11 、7
78〜787、(1988)参照)、Prプロモーター
(例えばLIeromら、Gene 、 17 。
45〜64 、(1982)参照及びLppプロモータ
ー(例えはNakamuraら、EMBOJ l 77
1〜775(1982)参照等を有する公知の種々の発
現ベクタ ー(例えは中村、化学と生物20.47〜58(198
2)及びManiatisらMo leculcerC
1oning40B 〜488(1982)参照)を用
いて杓うことができる。
これらの発現ベクターのうち好まし い具体例は、本発明の目的にかなうよ うに特別に工夫された98M9001である。
98M9001はplN−IAt(例えはNakamu
raらEMBOJ、上77■〜775(1982)参照
)及びpMcR785から造成すル事カテき、p M 
CR785(DXhol及びHind m部位間の小断
片をpIN−1−AIのHaeIll最長断片(約1.
 d kbp)と置換える事によって造成する事かで きる。具体的には実施例及び図面2を 参照されたい。
pMCR785は、pKN410 C例えばOh I 
in ら、Gene 691−106 (1979)参
照)をEco RI て処理して得られる約7.5kb
pのブラズミドのHha I部位に、pBR825(例
えばBolivar 。
Gene 4121 (1978)参照)クロラムフェ
ニコール耐性遺伝子を含む約1.8kbpのHha I
断片を挿入して得られた約6.8kbpのプラズミドの
Ava II部位に、さらにpMI、21(例えはHe
1sf 1eldら、 J 、Hacteriol 1
26447(1976)参照うのカナマイシン耐性遺伝
子を含 む約1.1 kbpのAva 11断片を挿入して造成
することができる(三木、遺伝子 組換え実用化技術用4% 107〜116(198B)
参照)。
(2)方向性の判定 プラズミドに組込まれたクロ。カスト ロン遺伝子の方向性の判定は遺伝子内 に含まれる特定の塩基配列を認識する 制限酵素(例えはC1a I 、 Hinf I 等で
あり図面lを参照されたい)でその 部位を切断し、遺伝子外の特定部位を 別の制限酵素を用いて切断して得られ た断片のサイズをアガロースゲル電気 泳動等の通常用いられている方法で分 析する事により行う事ができる。
3) 形質転換 (N 宿主菌 ウロガストロン遺伝子を組込んだ組 換えプラスミドを用いて病質転換させ る宿主細胞の大腸菌での一興体函は。
E、coli HB l 01 (例えはBoyerら
、J、Mo1.Biol 41459〜472 (19
69)参照)及びE、coli 294 (例えはBa
ckman 、 Proc、Natl、Acad、 S
ci、 USA78’4174〜4178(1976)
参照)である。
ウロガストロン遺伝子を組込んだ組 換えプラズミドによる形質転換は上記 の宿主に限定されるものではなく、公 知の種々のE、 coliK−12株誘導体(例えばB
achmann 、 Bacteriol、 Rev。
■ 525〜557(1972)参照)を使用すること
かできる。
これらのE、 coli K−12株誘導体の多くのも
のは公認の微生物機関、例え ばAmerican Type Cu1ture Co
11ection(ATCC) 、に寄託されておりそ
こから分譲が可能である(例えばA T CCカタログ
参照)。
また分子生物学の分野で公知の如く 適当なベクターを選べばより広範囲の 細菌種より適当な宿主を選択する事も 可能である。
(2) 形質転換 形質転換操作そのものは分子生物学 の分野で公知の常法に従って行う事が (1972)及びManiatisらMolecula
rCloning 、249〜25B(1982)参照
)。
(3)形質転換体 形質転換体の一興体例は、E、coliHBIOIを9
5M9002で又E、 coli 294を95M90
0Bで形質転換させて得た形質転換体であって、本発明
ではそれらをE、coli HBlol(95M900
2)及びE、coli。
294 (95M900B )と命名した。
4)ウロガストロンの生産 この様にして得た形質転換体を、分子 生物学及び醗酵学の分野で公知の常法に従って培養すれ
ば、ウロガストロンが生産される。ウロガストロンは公
知のラジオイムノアッセイ(例えばHirataら、J
Cl1n、Endocrinol 、 Metab、 
48678〜679(1979)参照)、ラジオリセプ
ターアッセイ(例えば0−Keefeら、Arch 。
Biochem 、 Biophys、 16エ518
−526(1974)参照)等を用いて検出、定量する
ことができる。
また生産したウロガストロンは、庄化学及び腕酵学の分
野で公知の常法を適宜組合せて回収精製することかでき
る。具体的方法については後記の実施例を参照されたい
5)実施例 ウロガストロン遺伝子の設計 下記の表1に示した塩基配列の遺伝子 を設計した。設#1の手順は下記の通りである。
(1) コドンの選定 ウロカストロン構造遺伝子のコドン を表1に示した通りに選ぶ。
(2)構造遺伝子の5′端に翻訳開始コドンATGを付
加し8′端に2個の翻訳終止コドン(”l’AA及び1
’ G A )を相加する。
f31ATGの上流にrn RN Aのリポゾーム結合
部位に対応する配列を含み、同時 に翻訳開始コドンATGの直前にC1al認識配列が配
置される様な配列GTAGTT(、AAGGAGT]T
AATcG を付加する。
f4) BamHI認識配列の粘着末端に相当する配列
を5′端にBclIXl?識配列の粘着末端に相当する
配列を8′端に4−J加するっ以上の様にして設計され
た遺伝子は、 構造遺伝子内部にHinfI 、 TagI 、 Al
uI。
Hphl、 Naul、及び”I゛haI 認識配列を
含むものである。
\ フラグメントの化学合成 nd記の様にして設計したウロガストロン遺伝子は下記
の表2に示した様に16個のフラグメントに分けて合成
するっ これらのオリゴヌクレオチドフラグメ ントは公知の合成法によって合成する (例えは、Edgeら+−Nature 292 76
6〜762(1981)及びpatelら、 Nucl
eicAcids Res、、 10 6605〜56
20 (1982)参照)。
3′−〇−サクミナミド結合を介して所望の5’ −0
−ジメトキシトリチル−21−チオキシヌクレオミドで
置換したポリジメチルアクリルアミド樹脂(100−v
、@換基数〜26μモル)をジメチルホルムアミド中で
彰潤させ、フェニルイソシアネートで処理した後、保護
基をつけたジヌクレオチド(又はモノヌクレオチド)単
位を次の様なサイクルの繰返しに付則させる。
上記の樹脂を次の順序で洗浄する;ピ リジン(5回)、クロロボルム/メタノール(7:8,
6回)、クロロホルム/メタノール(7:8)に溶解し
た5%ペンセンスルホンM(2〜5回)、ジメチルホル
ムアミド(4回)、ピリジン(8回)各洗浄には約6m
eの溶媒を用いる。
樹脂を加水ビIJジン1mfと共に蒸発乾燥した後、4
 meの無水ピリジンに溶解したジヌクレオチド(又は
モノヌクレオチド)(100〜、約8当星をピリジンと
の共蒸発で乾燥さゼたもの)、及Q・カップリンク剤と
し7てのメシチレン−8−ニトロ−1,2,4−トリア
ゾール(60〜、約8当ML )又は2,4.6−ドリ
インプロビルペンセンスルホニルテトラソール(70〜
、約8当聞)と混合し1〜1.5時間反応を行う。
所定のソヌクレオチド(又はモノヌク レオチド)を用いて上記操作を所望の長さのオリゴ又ク
レオチドが得られるまで繰返す。
最終縮合反応後、樹脂を5倍量のジメ チルホルムアミド、2塩化メチレジ、ニー 7 /lz
の順で洗浄し、ついてジオキサン/水(1:1.2vり
に溶解した0、 8 M+、1,4.4−テトラメチル
グアニジニウム−4−二トロペンズアルドキシメートト
uffilテロ 0時間反応させてオリゴヌクレオチド
を遊離させる。オリゴヌクレオチドをアンモニア水て5
0 ’C5時間、80%(v/’v )酢酸で室温80
分間処理して脱保護する。
精 製 脱保護したオリコヌクにオチトをピリ ジン(005町f)とエタノール/水(8:ち2〜4−
)に溶かしパルティシル1゜−8AX(ワットマン社製
)を用いた高速液体クロマトグラフィーにか+j、l 
rr+Mから0.4 Mの濃度勾配をもたせたリン酸カ
リウム、pH6,8の5%エタノール液又はpH5,5
の同上の緩衝液の30%エタノール液で溶出する。保持
時間の最も長いピークを集め蒸発乾固した後5 meの
水ニ再溶解し、マイクロポンタパック(718(ウォー
ターズ社製)逆相カラムにがけ0.1M酢酸アンモニウ
ムで洗fil Lだ後、10〜25%の0.1M酢酸ア
ンモニウム/アセトニトリル(1:l)の濃度勾酸て溶
出する。
オリゴヌクレオチドを含む両分に過剰 のトリエチルアミンを加えた後、凍結乾燥し、ついて水
に溶解して保存する。
リン酸化 上記の化学合成した16個のフラグメ ントについて、それぞれを下記の条件テリン酸化する。
オリコヌクレオチド(約40pmo+)を1−0単位の
T 4−ポリヌクレオチドキナーゼ、40pmol C
7−PI]ATP(8,5Ci 7m mo l )、
O,l m Mスペルミジニ・、20m Mシナオスレ
イトール、■()mへl MgC12,50rnMTr
is、 HCe(p)] 9.0 )及び0.1 m 
ME L) i Aを含む25μIの反応液中137°
C180分間加温した後40 pmolのA ′l’ 
Pを加えさらに87°Cl2O分間加温してリン酸化し
、オリゴヌクレオチドをエタノールで沈澱させて回1[
V、 ′?l乙。
フラグメントの連結反応 16(iのリン酸化したオリコヌクレオチド(各々約4
pmol)を50μeの水に溶解混合し、100”C,
5分間加熱した後室ゐ[まで除冷する。
次にこれを減圧乾固した後、30単位 のi’ 4 D N Aリカーゼ+ 74 mム(′Y
ris。
HCI pH7,6、6,6mMMg(4/z 、 l
 OmMシチチオスレイトール、8tnMATP、1.
6mM2−メルカプトエタノール及O・1.6μg牛血
清アルブミンを含む反応液20μ−中で22°C124
時聞加温して連結させる。
反応の進5は5%ポリアクリルアミド ゲル電気泳動又Vi2%アカロースゲル電気泳動で確認
する。
反応終了後フェノール抽出、ニーデル 抽出を行いDNAをエタノールで沈澱させ回収する。
回収したDNAを5%ポリアクリルア ミドゲル電気泳動で分離し、所望の大きさく 1921
) p ) のバンドを含むゲルを切り出して細片化し
た後緩衝液(10mλ11”r i s 、HC1! 
p H7,5,Jrr1MEDTAK抽出する。
抽出液をDkAEセルロースカラムζこかけ、l M 
NaC1を含有する上記緩衝液で溶出してウロガストロ
ン遺伝子を得る。
クローニング プラズミドpAT15B約7/jgを10mMTris
、HCl(pH7,4) 、 50mM NaC# 、
 l 0mMMgSO4,1mMDTT及び20単位の
BamHIを含む30μlの反応液中で37℃、60分
間インキュベートした後フェノール抽出エタノール沈澱
を行う。次にこのDNAをl M Tris 、HCl
(pH8,0)及びアルカリ性フォスファターゼを含む
80μlの反応液中で60℃、8.0分間インキュベー
トした後フェノール抽出、エタノール沈澱を行う。
このDNAと先に得た192 bpの合成遺伝子を、2
0mM Tris、HC# (pH7,6) 、10m
M MgC6z、10mMDTT、5mMATP及び5
単位のT4DNAリガーゼを含む30μlの反応液中で
15℃、16時間インキユベートシて連結させる。
次に、この反応液を用いて大腸菌E、co目HBIOI
株を形質転換し、アンピシリン1抵抗性(80μg/m
t)、テトラサイクリン感受性(10μg/sz)、の
形質転換体を得る。これらの形質転換体よりプラズミド
DNAを調製し制限酵素囲裂パターンの分析をわって 
p’AT153のBamHI 部位に合成ウロガストロ
ン遺伝子が図面■で示される様に挿入された組換えプラ
ズミド(以下このプラズミドをpUG12と呼ぶ)を含
む形質転換体を選び出す。
組換プラズミドpUG12の挿入Sau 8AIフラグ
メント(192bp) が目的とする合成ウロガストロ
ン遺伝子である事を確認するため、そのヌクレオチド配
列をMaxam −G11bert法(例えばProc
 。
Natl、Acad、5ci、 LISA、 74 、
560.(1977)参照)で解析したつ その結果、pUG12のSau 8 A I l 92
 bpフラグメントは表1に示した計画通りのヌクレオ
チド配列を有している小が確認され発現ベクターの調製 プラズミドpHN−1−ArF−20μlgを10mM
 Tris 、 HCI pH7,4、l OmM M
gSO4゜1 m M D T T及び40単位の制限
酵素Hae■を含む40μlの反応液中で8−7℃。
2時間消化した後、5%ポリアクリルアミドゲル電気泳
動を行って約1.8Kbpの断片を得た。
プラズミドpMCR78520pgを5’0 mM T
ris 、 HD/j pH7,4、l OmM Mg
SO4゜100mM NaC1,80単位の制限酵素H
indlll及び40単位の制限酵素XhoIを含む4
0μl の反応液中で37℃、2時間消化した後1%ア
ガロースゲル電気泳動を行って小断片を除去した。次に
このDNAを6.7mMTris、 HC(j pH8
,8、6,7mMMgcA!z 、 10mM 2−メ
ルカプトエタノール、6.7 μMEDTA 、16.
6 mM (N H4)2SO4,880μMdNTP
(dATP、dGTP。
dCTP及iJ dTTP)及び5単位(7) T 4
DNAポリメラーゼを含む30μl の反応液中で87
℃、1時間反応させた後フェノール抽出、エタノール沈
澱を行った。
さらにこのDNAを1 MTris、H(J’ pH8
,0及び2単位のアルカリ性7オスフアターゼを含む8
0μl反応液中で60℃、1時間反応させた後フェノー
ル抽出、エタノール沈澱を行った。
上記の処理番施したpMcR785及びpIN−(−A
、ζ1’、8Kbp断片を20mMTridHClpH
’7.6 、 l 0mMMgC1z 、 l OmM
DTT5mMATP及び5単位のT4DNAリカーゼを
含む80μlの反応液中で室温20時間インキュベート
して連結させた。
次にこの反応液を用いて大腸菌E、Co11HBIOI
株を形質転換し、クロラムフェニコール抵抗性(26μ
g/d)、カナマイシン感受性(60μg/m )の形
質転換体を得り。コレらの形質転換体よりプラズミドD
NAを調製し、制限酵素開裂パターンの分析を行って図
面2に示される様な発現ベクターpsM9001 を含
む形質転換体を選び出した。
発現用組換え体の作成 プラスミドpsM900120μgを10mMTrrs
、HCl1 pH7,4、50mMN a C1l 、
 10mMMgSO4,1mMDTT及び40単位の制
限酵素BamHIを含む40μlの反応液中で87℃、
2時間インキュベートした後エタノール沈澱を行った。
次にこのDNAをl M Tris、H(J’ p)(
8,0及びアルカリ性フォスファタ4を含む80μlの
反応液中で60℃、1時間インキュベートした後フェノ
ール抽出、エタノール沈澱を行った。プラスミドpUG
12200figをl OmMTris、HC6pH7
,4。
50mMNa(J’、10mMg504,1mMLlT
T及び200単位の制限酵素5au8AIを含む200
μlの反応液中で87℃、2時間インキュベートした後
5%ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行い192bp
のウロガストロン遺伝子を回収した。
上記pSM9’0012μg及びウロガストロン遺伝予
約400ngを20mMTris 。
HClpH7,6、l OmMMgC#z 、 l O
mM DTT 、5mMATP及び5単位のT4DNA
リガーセを含む80μlの反応液中で4°C1■6時間
インキュベートして連結させた。
次にこの反応液を用いて大腸菌E 、 coliHBI
OI株を形質転換し、クロラムフェニコール抵抗性(2
5μg / me )の形質転換体を得た。
これらの形質転換体よりプラスミドD NAを調製し、制限酵素開裂パターンの分析を行って図
面2に示される様な組換えプラスミドpsM9002 
を含む形質転換体を選び出した。この形質転換体を E、coli HBIOI(95M9002) と命名
した。
プラスミドpIN−I−At1を用いて、上記と全く同
様にしてそ0:2 BamHI 部位にウロガストロン
遺伝子を挿入しE、 coli294株を形質転換した
。得られたアンピシリン抵抗性の形質転換体よりプラス
ミドDNAを調製し、制限酵素開裂パターンの解析を行
って、ウロガストロン遺伝子が95M9002 のそれ
と同一方向に挿入された組換えプラスミドを選ひ出した
。この形質転換体をE、coli 294(psM90
0B)と命名した。
ウロガストロンの発現 (pE、coli HBlol(95M9002)を5
mt ノL培地(クロラムフェニコール25μg / 
me金含有に接種し、80℃で一夜培養した。培養液4
−を新たな上記培地 100m’に加え80℃で1〜4時間培養した後37〜
42°Cでさらに1〜10時間培養を継続した。
@E、coli 294(psM9008)を5−のし
培地(アンピシリン80μg/IIIe含有)に接種し
、37℃で一夜培養した。培養後1 meを新たな上記
培地100−に加え、り菌体を遠心分離して100μl
のリゾチーム溶液(6OmMTris、HCn pH8
,0、1OmMEDTA 、 25%5ucrose 
、 3qリゾチーム/−)を加えて0℃、30分間イン
キュベートした。
次に100μlの界面活性剤溶液(50mMTris、
Hcn pH8,0、l OmMEDTA 、 1%T
riton X l 00 、0.4%デオキシコール
酸ナトリウム)、2μlの100mMフェニルメタンス
ルホニルクロリド及び2μlの100mMオルトフェナ
ンスロリンを加え0°C,10分間インキュベートした
後2plのDNaseI溶液(lO1lI/d)及び1
0 pl (7) ’I MMgC62を加え室温で1
〜2分間インキュベートした。遠心分離した上清を後述
のラジオリセプターアッセイに供した。
発現産物のアッセイ 大腸菌で発現されたウロガストロンの 検出、定量は公知のラジオリセプターアッセイ法に従っ
て行った。リセプタ−は下記の方法で調製した。
雄のSprague −Dawley ラット5匹より
肝臓を取り出し、250 meの冷却した上清を12,
000こ孟゛、80分間、4℃の遠心分離を行い約20
0 meの上清を得た。上清に2 MNaCll 、 
4 mM Mg S04を最終濃度が0.1 MNaC
n 、0.2mM MgSO4になる様にJ− 添加し、た後40,000寸、40分間、4℃の遠心分
離を行った。得られた沈澱物をの遠心分離を行い、沈澱
物を再度同じ操作を繰返えした。t@られた沈澱物を2
0mの0.05 M Tr is 、H(J! p H
7,4にケンダクし少斌づつ分注して一80℃で保存し
た。
得られたりセプター蛋白の蛋白尿を牛血清アルブミンを
対照にしてBio −RadProtein As5a
y Kitを用いて測定した新約200〜であった。
1、5.、meのプラスティクチューブに、リセプター
蛋白溶液0. l mj (約100μgの蛋白質)、
1251で標識されたマウス上皮細胞成長促進因子(以
下mEGFと略記する)0.111e(5X10’cp
m)及び既知濃度のmEGF溶液又は測定用サンプル(
0,1%の牛血溝アルブミンを含む50mM ]’ris、HCff pH7,4で適当に希釈したも
の)0、1 dを加え混合した後25℃、1時間インキ
ュベートした。
反応終了後10,000rpm、10分間の遠心分離を
行ってリセプター蛋白を沈澱セシめ、l meの01%
牛血清アルブミンを含む50 mM Tris、)IC
# pH7,4で洗浄した。リセプタ−に結合した12
51 1mEGF量をカニ/マーカウンターを用いて測
定し、既知濃度のm E G Fを用いて作成した検量
線からウロガストロンffi(mGEF換算量)を計算
した。
アッセイ結果の一例をあげれは下記の 通りである。
ン =二 E、coliH13101(pH9002) 87℃ 
2時間 用分子/Ce11E、coli294(psM
9008) 87°C2時間 1 区号b℃e l I
■ 微生物の寄託 ウロガストロン遺伝子を含有する組換えプラズミドps
M9002 及びpsM9008による形負転換体であ
るE、coli ljB l 01 (pH9002)
 及びE、coli 294 (psM9008)は、
機工研に寄託の甲請をしたところ受託を拒否された。
【図面の簡単な説明】
図面[は合成ウロガストロン遺伝子のクローニングを示
したものである。 図面2は発現用ベクターpsR19001及び発現用組
換えプラズミドpsM9002 の作成法を示したもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)下記のヌクレオチド配列で表わされることを特徴と
    する直接発現型ヒトウロガストロン遺伝子 こ または LJ し11AtayLJtyしIjALAGAG1’
    にC”l’GCCAA”l’AACGGACGTAGA
    TGG”l’G TTTGTATG71ATATCGA
    AGC1CTGGACAAACTACCACAAACA
    TACATA]AGCTTCGAGACCTGT1丁A
    TACGAACG 1TGACA(、AACAACCA
    A”lG1’AGCCAC1’C−GCAACGG”1
    CATAGCG(、TGGAC1TTACCACCCT
    TGACCG7r1’AAlGA GCAAT”l’AUr または GATCCG]AG′1TGAAGGAら11丁AA]
    ’CGATGAACTCGCA1CAAC”1TCC′
    1CAAA1”l″AGCTACTTGAGAC71’
    GAGGC1TACGGGCGACAGAGTGC1’
    GCCAATAACGGACGTACTACCACAA
    ACATACATATAGC1TCGAGACCTGT
    lTArACGAACGTl GACACAACAAC
    CAATGTACGG1’GAGCG’r]’GCCA
    GTATCGCGACCT(、’AAA1 GG1’G
    GCCAC1’CGCAACGG′l’CA”l’AG
    CGC1”(、GAC′ロアrACCAC2)下記のヌ
    クレオチド配列で表わされる直接発現型ヒトウロガスト
    ロン遺伝子を含有することを特徴とする組換えプラズミ
    ド。 GTAGTTGAAGGAGiTTAAi’cGAl’
    GAACTCTGAC”I’CCCATCAAC1−T
    CC′l’cAAA”11’AGC1ACTl’GAG
    AC’1GAGGC”l”rACGGGCGACAGA
    G′V(、’CTGCCAATAACGGACGTAC
    TACCACAAACATACATA1’AGCTTC
    GAGACC1G 1TTATACC1’1’G CA
    ACl”Gi (、TTG’l”rGG’rTACA′
    l’CGG TGAにCC’n’GCGAACGTTG
    ACACAACAACCAATG1’AGCCAC1C
    GCAACGCAG′l’A’FCGCGΔCCTGA
    AA′I’GG′1’GGGAAc′I’GcGTG′
    rCA’rAGCGC1”G(、AC1′ITACCA
    CC(,1”l’GAcGCAまたは CA TCAAC1TCCTCAAATI’AGC1’
    AC’l’″l’GAGAcTGAGGG AATC;
     CC(iG C′l’G1’ C1’CA CGAC
    GGTi’ATl”G CC1’G CATGAC1丁
    ACGGGCGACAGAGi’GC1GCCAAl’
    AACGGACGTACTACCACAAACATAC
    A’l’ATA(、’C1′1−CGAGACC′rG
    i−n’A′rAcCT′l’G CAAC′rGTG
    T71 GTTG GTl’ACATCGG i’GA
    G CG′1]’GC(、AACG1’i’GACAC
    AACAA(てAAiG1’AGCCAC1−CGCA
    ACG′I′ または ACTCCGAA”l’GCCCGCTGTCTCAC
    GACGGTTATTGCCTG3)ベクターとしてp
    lN−I−A、を用いた特許請求の範囲第2項記載の組
    換えプラスミド 4)ベクタ〜として95M9001を用いた特許請求の
    範囲第2項記載の組換えプラスミド 5)下記のヌクレオチド配列で表わされることを特徴と
    する直接発現型ヒトウロカストロン遺伝子を含有する組
    換えプラスミドを保持するニジエリシャーコリー(Es
    herichiacoli) CGAA’l”G CC2CG CTG′rC1’CA
    CGACGG′I”] A”1丁G CC”l’G C
    A1”C′FACCACAAACA′l’AC;A′r
    A1’AGC’n’CGAGACC1G”I”F1’A
    AACGG1’CA′l’AGCGC′rGGAC1丁
    1’At、:CACCC1’TGACGCAまたは GTAG1丁+;AAGGAG’r11’AAi”CG
    AT(JAAC1’CTGACTCCATCAACTT
    CC1’CAAA’rl’AにC1’AC1TGAGA
    CTGAGCTACCA CAAACAi’ACAI’
    A′rAG (、’l−1’CGAG ACCl Gi
     ’TI’AATGCn ’C; CAACI GTG
    TrGi”1 GGi TACAi CGGTG AG
     CG1’ACGAACGTl’GACACAACAA
    CCAATG’l’AGCCAC1’CGCTrGCC
    AG”l’A”l’CGCGACC1GAAA′rGG
    TGGGAAC’l GCGTAACGG7FCA1A
    GC(、C1GGACTTTACCACCCT′l’G
    ACGCA1、八ATGA TTACT または ”1GCAiGATGGTG]]丁GTAiGi−八]
    ’Ai’CGAAGC1CTGGAI(らCAACGG
    I(二Ai’AGC(iCTGGACl−1’−1’A
    ccAccc1丁GACCGi’TAAi GCAAl”l’Ac1AG
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4743679A (en) * 1986-02-24 1988-05-10 Creative Biomolecules, Inc. Process for producing human epidermal growth factor and analogs thereof
JPH07509140A (ja) * 1993-04-26 1995-10-12 ダイウォン ファーマシューティカル カンパニー,リミテッド ヒト上皮成長因子をコードする新規な遺伝子およびその製造方法

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JPH07509140A (ja) * 1993-04-26 1995-10-12 ダイウォン ファーマシューティカル カンパニー,リミテッド ヒト上皮成長因子をコードする新規な遺伝子およびその製造方法

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