JPS60130346A - キトサンの処理方法 - Google Patents
キトサンの処理方法Info
- Publication number
- JPS60130346A JPS60130346A JP58240598A JP24059883A JPS60130346A JP S60130346 A JPS60130346 A JP S60130346A JP 58240598 A JP58240598 A JP 58240598A JP 24059883 A JP24059883 A JP 24059883A JP S60130346 A JPS60130346 A JP S60130346A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chitosan
- acid
- inorganic
- salt
- organic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の利用分野:
本発明は、キトサンの処理方法に係り、さらに詳しくは
、繊維質物質であるキトサンを好効率で微粉砕するに際
し行うキトサンの前処理方法に関ら分離させるキチンを
アルカリ処理し脱アセチル化して得られる繊維質物質が
からみ合ったフロック状物質であり水処理用の凝集剤と
して市販(小品名フローナックN・協和油脂工業(株)
等)され工いる。本出願人はキトサンを、反すう動物用
の飼料添加剤の組成成分とすることにより、該飼料添加
剤が反すう動物の第1胃で分解されず、第4胃において
崩壊されることを見出し、メチオニン等氷 の儂く反すう動物の第1胃で分解され不活性化され易い
生物学的活性物質を、キトサンを含有する保護物質で包
囲した反すう動物用飼料添加剤を提案した。(特願昭5
7−54978号参照)キサトンもタイラーメッシュ・
65 mesh下のものを使用する。しかしながらキト
サンは前述した如く繊維物質がからみ合ったフロック状
物質であり、通常に篩別しても65 mesh下のもの
は数%しか得られない。キトサンを微粉砕することも考
えられるが繊維質物質であるためその微粉砕は極め℃困
難である。
、繊維質物質であるキトサンを好効率で微粉砕するに際
し行うキトサンの前処理方法に関ら分離させるキチンを
アルカリ処理し脱アセチル化して得られる繊維質物質が
からみ合ったフロック状物質であり水処理用の凝集剤と
して市販(小品名フローナックN・協和油脂工業(株)
等)され工いる。本出願人はキトサンを、反すう動物用
の飼料添加剤の組成成分とすることにより、該飼料添加
剤が反すう動物の第1胃で分解されず、第4胃において
崩壊されることを見出し、メチオニン等氷 の儂く反すう動物の第1胃で分解され不活性化され易い
生物学的活性物質を、キトサンを含有する保護物質で包
囲した反すう動物用飼料添加剤を提案した。(特願昭5
7−54978号参照)キサトンもタイラーメッシュ・
65 mesh下のものを使用する。しかしながらキト
サンは前述した如く繊維物質がからみ合ったフロック状
物質であり、通常に篩別しても65 mesh下のもの
は数%しか得られない。キトサンを微粉砕することも考
えられるが繊維質物質であるためその微粉砕は極め℃困
難である。
従来技術:
難粉砕性物質を粉砕する方法とじ工、高圧気流粉砕機(
商品名・ウルマツクス・日曹エンジニアリング■製等)
を用いる方法、ボールミルを用いる方法があるがいずれ
も粉砕効率が悪く、粉砕に長時間を要し、かつ発熱等の
ためにキトサンが変質する等の欠点がある。一方、対象
物質を凍結処理し軟物質を硬化させて粉砕する凍結粉砕
法があるが、凍結のために消費されるエネルギーが大き
く、また設備も高価であるため工業的に採用するには問
題がある。
商品名・ウルマツクス・日曹エンジニアリング■製等)
を用いる方法、ボールミルを用いる方法があるがいずれ
も粉砕効率が悪く、粉砕に長時間を要し、かつ発熱等の
ためにキトサンが変質する等の欠点がある。一方、対象
物質を凍結処理し軟物質を硬化させて粉砕する凍結粉砕
法があるが、凍結のために消費されるエネルギーが大き
く、また設備も高価であるため工業的に採用するには問
題がある。
発明が解決しようとする問題点:
本発明はキトサンを好効率で微粉砕する方法、特に微粉
砕に先立って行うキトサンの処理方法を′提供すること
をその目的とする。
砕に先立って行うキトサンの処理方法を′提供すること
をその目的とする。
問題点を解決する手段:
本発明は、無機酸、無機酸のアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属塩および有機酸のアルカ1ノ金属またはアル
カリ土類金属塩の群力・ら選(f、れる1種または2種
以上を含有する溶液をキトサンに含浸し、乾燥すること
を特徴とするキトサンの処理方法である。
リ土類金属塩および有機酸のアルカ1ノ金属またはアル
カリ土類金属塩の群力・ら選(f、れる1種または2種
以上を含有する溶液をキトサンに含浸し、乾燥すること
を特徴とするキトサンの処理方法である。
本発明において、無機酸とし又塩酸、ホウ酸、リン酸等
を無機酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属塩として塩
化ナトリウム、塩化カ1ノウム、塩化カルシウム、ホウ
砂、リン酸カリウム1ノン酸カル/ウム等を、また有機
酸塩としてギ酸、酢酸、ステアリン酸等のナトリウム、
カルシウムまたヲ丁マグネシウム塩等が使用できる。こ
れらの無機酸類、無機塩類および有機塩類の1種またシ
ま2種以上の水溶液または有機溶剤溶液な含浸液として
用いキトサンに含浸させる。
を無機酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属塩として塩
化ナトリウム、塩化カ1ノウム、塩化カルシウム、ホウ
砂、リン酸カリウム1ノン酸カル/ウム等を、また有機
酸塩としてギ酸、酢酸、ステアリン酸等のナトリウム、
カルシウムまたヲ丁マグネシウム塩等が使用できる。こ
れらの無機酸類、無機塩類および有機塩類の1種またシ
ま2種以上の水溶液または有機溶剤溶液な含浸液として
用いキトサンに含浸させる。
作用:
前記方法によりキトサンを処理することにより、脆い塊
状物を生成し、この塊状物は通常の粉砕方法により容易
に微粉砕できる。前記した無機酸、無機塩、有機塩等の
含浸量は、特に限定されるものではないが、使用する粉
砕装置の能力、粉砕効率等からキトサン100重量部に
対し少なくとも0,1重量部、好ましくは2〜10重量
部である。キトサンと前記した化合物等とを単に混合処
理するだけでもある程度の粉砕効率の向上が認められる
が、キトサンを前記した化合物類の溶液に浸漬し、十分
含浸させることにより粉砕はきわめて容易となる。処理
物の粉砕は、通常の粉砕機たとえばハンマーミル、ノビ
ン永ル、ターボミル、エツジランナー、ローラーミル、
ロールミル等を用い容易に行うことができ、また微粉砕
機であるジェットミル、コロイドミル等を用いることも
できる。
状物を生成し、この塊状物は通常の粉砕方法により容易
に微粉砕できる。前記した無機酸、無機塩、有機塩等の
含浸量は、特に限定されるものではないが、使用する粉
砕装置の能力、粉砕効率等からキトサン100重量部に
対し少なくとも0,1重量部、好ましくは2〜10重量
部である。キトサンと前記した化合物等とを単に混合処
理するだけでもある程度の粉砕効率の向上が認められる
が、キトサンを前記した化合物類の溶液に浸漬し、十分
含浸させることにより粉砕はきわめて容易となる。処理
物の粉砕は、通常の粉砕機たとえばハンマーミル、ノビ
ン永ル、ターボミル、エツジランナー、ローラーミル、
ロールミル等を用い容易に行うことができ、また微粉砕
機であるジェットミル、コロイドミル等を用いることも
できる。
して用いる場合には、そのまま用(・ることカ1できる
が、必要があれば水または溶剤を用(・工十分に洗浄す
ることにより、微粉末キトサンを得ることができる。
が、必要があれば水または溶剤を用(・工十分に洗浄す
ることにより、微粉末キトサンを得ることができる。
実施例および比較例
以下に、実施例および比較例により本発明をさらに詳細
に説明する。ただし本発明の範囲&!、下記実施例によ
り何等限定されるものでfまな(・。
に説明する。ただし本発明の範囲&!、下記実施例によ
り何等限定されるものでfまな(・。
(1)キトサン処理
市販のキトサン(商品名・フローナックN・協和油脂工
業@0)を、5 wt%硼砂水溶液、lQwt%酢酸ン
−ダ水溶液のそれぞれに浸漬し、10分間攪后( 拌して、含浸処理を行(・、つ(・で傘風乾燥炉で乾燥
した。
業@0)を、5 wt%硼砂水溶液、lQwt%酢酸ン
−ダ水溶液のそれぞれに浸漬し、10分間攪后( 拌して、含浸処理を行(・、つ(・で傘風乾燥炉で乾燥
した。
得られた処理キトサン中の硼砂および酢酸ソーダの含浸
割合を第1表中に示す。
割合を第1表中に示す。
(2)粉砕試験
上記で得られた処理キトサンをジェットミルおよびター
ボミルを用いて粉砕した。また比較としイルト廿ンに5
wt%の硼砂を単に混合した混合物、および未処理キ
トサンの粉砕を行った。
ボミルを用いて粉砕した。また比較としイルト廿ンに5
wt%の硼砂を単に混合した混合物、および未処理キ
トサンの粉砕を行った。
粉砕試験の結果を第1表中に示す。
発明の効果:
本発明において、キトサンに無機酸、無機塩および/ま
たは有機酸塩を含浸させることにより前記集流例および
比較例に示す如く、極めて容易に粉砕が可能となる。本
発明の方法はキトサンのみならず、キトサンと同様の難
粉砕性の繊維質物質の粉砕に再して前処理とし℃採用す
ることが可能である。
たは有機酸塩を含浸させることにより前記集流例および
比較例に示す如く、極めて容易に粉砕が可能となる。本
発明の方法はキトサンのみならず、キトサンと同様の難
粉砕性の繊維質物質の粉砕に再して前処理とし℃採用す
ることが可能である。
本発明は、難粉砕性のキトサンを好効率で粉砕可能とす
るキトサンの処理方法を提供するものであり、その産業
的意義は極めて太きい。
るキトサンの処理方法を提供するものであり、その産業
的意義は極めて太きい。
特許出願人 (430)日本曹達株式会社代理人 (6
286)伊藤晴之 (7125) 横 山 吉 美
286)伊藤晴之 (7125) 横 山 吉 美
Claims (1)
- 1.無機酸、無機酸のアルカリ金属またはアルカリ土類
金属塩および有機酸のアルカリ金属またはアルカリ土類
金属塩の群から選ばれる1種または2種以上を含有する
溶液をキトサンに含浸し、乾燥することを特徴とするキ
トサンの処理方法。 2、無機酸が塩酸、ホウ酸またはリン酸である特許請求
の範囲第1項記載の方法。 3、無機塩が塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カル
シウム、ホウ砂、リン酸カリウムまたはリン酸カルシウ
ムである特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、有機酸塩が、ギ酸、酢酸またはステアリン酸のナト
リウム、カルシウムまたはマグネシウム塩である特許請
求の範囲第1項記載の方法。 5、無機酸、無機塩および/または有機酸塩のキトサン
への今一!ル 当I+−&ルA轟め壷勾襠 書6I中一 有機溶剤溶液にキトサン浸漬して行う特許請求の範囲第
1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58240598A JPS60130346A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | キトサンの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58240598A JPS60130346A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | キトサンの処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60130346A true JPS60130346A (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=17061874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58240598A Pending JPS60130346A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | キトサンの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60130346A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2639514A1 (fr) * | 1988-11-30 | 1990-06-01 | Rhone Poulenc Sante | Compositions pour l'enrobage d'additifs alimentaires destines aux ruminants |
WO1999004646A1 (en) * | 1997-07-28 | 1999-02-04 | Verdugt B.V. | Chemical composition |
US6419922B1 (en) * | 1998-06-05 | 2002-07-16 | Biotechnology Research And Development Corporation | Candida saitoana compositions for biocontrol of plant postharvest decay |
US6423310B1 (en) * | 1998-06-05 | 2002-07-23 | Biotechnology Research And Development Corporation | Biological coating with a protective and curative effect for the control of postharvest decay |
KR100348804B1 (ko) * | 1998-12-07 | 2002-11-18 | 주식회사 태평양 | 키토산글루코노델타락톤염및이염을이용하여올리고키토산을제조하는방법 |
JP2007002123A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | キトサン微粒子 |
JP2007002095A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 微粒子キチン類の製造方法 |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP58240598A patent/JPS60130346A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2639514A1 (fr) * | 1988-11-30 | 1990-06-01 | Rhone Poulenc Sante | Compositions pour l'enrobage d'additifs alimentaires destines aux ruminants |
WO1999004646A1 (en) * | 1997-07-28 | 1999-02-04 | Verdugt B.V. | Chemical composition |
US6419922B1 (en) * | 1998-06-05 | 2002-07-16 | Biotechnology Research And Development Corporation | Candida saitoana compositions for biocontrol of plant postharvest decay |
US6423310B1 (en) * | 1998-06-05 | 2002-07-23 | Biotechnology Research And Development Corporation | Biological coating with a protective and curative effect for the control of postharvest decay |
KR100348804B1 (ko) * | 1998-12-07 | 2002-11-18 | 주식회사 태평양 | 키토산글루코노델타락톤염및이염을이용하여올리고키토산을제조하는방법 |
JP2007002095A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 微粒子キチン類の製造方法 |
JP2007002123A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | キトサン微粒子 |
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