JPS6012952Y2 - ラジアルピストン形流体機械 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ケ、−１シンハこ固楚した力木リングの内
面に沿って摺動、、、あるいＩ、ｚｉｔｇ動するピスト
ンを、入出力軸と一体に回転するり一夕の 方向に設
けた複数個のシリンダ穴＆７，４さめ、 刃軸方向の
ロータの一側面とケーシングとの間に流体切換板を取付
けたラジアルピストン形流体機械に関するものである。

つぎに、この種の従来９ラジアルピストン形流体機琢の
一例を第、１図により説明する。

入出力軸６１と一体に回転するロータ５３には、複数個
（図で番ネ１個しか表わしていない）のシリンダ穴５５
が放射状に一定間隔をおいて設けられており、各シリ、
ンダ穴５５にはそれぞれピストン５６がおさめられてる
。

各ピストン５６はケーシング５１に固定したカムリング
（図示してない）の内面に沿って摺動、あるいは転動す
る。

ケーシング５１に取付けた弁体５２とロー２５３との間
には流体切換板５・４が取付けられており、この流体切
換板５４は！ぜダ５．３にピン６０によってスラスト方
向に移動可能に支持されている。

流体切換板５．４の端面と弁体５２の端面との間で流体
切換作用が行われる口造になっている。

ロータ、５３に、一端をシリンダ穴５５！こつらね他端
を流体切換板５４がわ辛こ開戸、させて設けに通路５□
７に、は、摺動可能に制御体「（穴を設けたピストン）
５８がおさめられている々と、もに、制御体５８を流体
切換板５４峠対して押圧するばね−５４９カ取付けられ
てチ、）る。

ロータ５ｐの反流体切換板がわの端面部はスラスト軸受
（図示してない）によって支持されている。

□。このラジアルピストン形流体機械では、シ
リンダ穴５５内の高圧流体が制御体５８に作用し、これ
により制御体５８が流体切換板５４に押付けられるとと
もに、流体切換板５４が弁体５２に押付けられるので、
流体切換板５４と弁体５２との間の流体切換面での流体
の漏洩が防止される。

しかし、流体機械を高圧で作動するため□には、前記の
スラスト軸受を大形化さ妊なければならず、流体機械が
軸方向に大形化する。

また、制御体５８と流体切換板５４とを常時密着させる
ためには、通路５７と流体切換板５４との直角度の加工
公差を吸収するため、通路５７の内周と制御体５８の外
周との間の隙間をある程度大きくとらなければならない
ので、その隙間からの流体の漏洩が多くなるとともに、
制御体５′８の片当りが生じる場合があり、この場合に
は、制御体５８によって流体切換板５４を正常に押付け
ることができない。

さらに、ロータ５３内に制御体５８をおさめる通路５７
があるため、この通路５７内の流体（油）の圧縮性が、
高速・高圧時において、流体機械の容積効率低下の要因
となる。

この考案の目的は、流体切換板の適切な圧着作用が得ら
れ、泊め圧縮性による容積効率の低下を防止でき、かつ
、大形番こしないで高負荷に耐え得るラジアルピストン
形流体機械を提供することを目的と′するもめである。

□この考案は上部の目的を達成するためのもので、ケー
シング比固定したカムリングのカム面に沿って摺動ある
モ：）は転動させるピストンを、入出力軸と一体になら
て回転するロータに放射方向に設けた 、１
穴におさめたラジアルピストン で、ケ
ニジングに軸受により人出 移動できない
ように支持させた とケーシ−ングとの
間に吸入−吐出ポニドとそれ辷つらな名圧力ポケットお
よびそれにつ □らない圧力ポケットとを設けた流体切
換板を け、・ケーシングに吸入・吐出通路にらら・
なる゛ の圧力室を設け、各圧力室に流体切換板に接触
せる制御体と制御体を流体切換板がわへ押圧す ばね
とをおさめ、制御体の軸・６部には流体通路 設け〈吸
入・吐出ポートにつら、ならない圧カポ ットは流体切
換板の端面に開口させた連絡穴に量適させ、ロータめシ
リンダ穴をロータに設けた麺体通路を介して流体切換板
の吸入・吐出ポートおよび連絡穴に連通させるように構
成したことを特徴とする。

以下、この考案の一実施例番第２図ないし第５図により
説明する。

カムリング７とカムリング７をはへませたケーシング１
，２とはたがいに一体に結合されており、カムリング７
の内周には入出力軸５の軸心とある偏心量を与えた円筒
面のカム面が形成されている。

入出力軸５にスプラ不ンにより結合させたロータ６は、
ケーシング１，２にそれぞれ取付けた軸受３Ａ、３Ｂに
より回転自在に、しかも、入出力軸５の軸方向には移動
できないように、入出力軸５ばケーシング４に取付けた
軸受４により回転自在に支持されている。

ケーシング１には吸入・吐出通路１・８Ａ、■１８１か
設けられている。

ロータ６には放射方向に複数個のシリシダ穴８が設けら
れてわり、各シリシダ穴８にはカムリング７のカム面を
摺動させるシュー１０をそなえたピストン９が往復動で
きるよ・う１′−おきめられている。

□ ・ロータ６の右が
わ端面とケーシング１の内がわ端面との間には流体切換
板１７Ａが取付けられており、ロータ６の左がわ端面と
ケーシング・乏の内がわ端面との間には流体切換板１″
１ｂが取付けられている。

流体切換板１７Ａ、１７Ｂには、その中心に対して対称
に二つの円弧状の吸入・吐出ポー）１９ａｗ’ｌ＠ｂと
、吸入・吐出ポニト１９ａにつらなる圧力ポケット２０
ａｔ２０ｂとミ吸入・吐出ポート１９ｂにつらなる圧力
ポケ、ット１２０ｃｔ２０ａとが設けられている。

′ロータ６には一端をシリシダ穴８にうらね他端を流体
切換板１７Ａ、１７Ｂの端面に開口させた流゛体通路１
５Ａ、１５Ｂが設けられｔいる。

また（・流体切換板１７Ａ、１・・７Ｂの外かわ端面に
は吸入□・吐出ポ二）１９ａ、１９ｂの端部量比位置さ
せた圧力ポケット２０ｅｅ２０ｆ＃’設けられておリミ
圧カポケット２０．２Ｏｆを設ケタ壁部には一端をそれ
ぞれ圧力ポケラド２０ｅｖ２０ｆｉこ連通し、他端を流
体切換板１７Ａ、１７Ｂの他端面に開口した連絡穴２１
．２２が設けられてい゛る二・□ □ ′ケーシ
ング１．゛・２の入出力軸５のまわりにおける壁部には
、複数個の圧力室１１Ａ、１１Ｎ３が設けられており、
その圧力室１１’ＡＪＦ”ＩＢには、それぞれ流体切換
板１７Ａ、１７Ｂの外がわ端面に接触させる円筒状の制
御体１２Ａ、１２Ｂと、それぞれ制御体１２Ａ、１２Ｂ
を流体切換板１７Ａ、１７Ｂがわへ押圧するばね１４Ａ
、１４Ｂがおさめられている。

制御＄１２Ａ、１２Ｂの軸心部にはそれぞれ前記圧力ポ
ケット２０ａ、２０ｂｙ ２０ｃｔ ２０ｄｔ ２０ｅ
ｔ ２０ｔと連通する流体通路１６Ａ、１６Ｂが設けら
れでおり、外周面部にはそれぞれシール材１３Ａ、１３
Ｂが取付けられている。

圧力室１１Ａ、ＩＩＢはそれぞれ第５図に示すように同
−円廟上に６％Ｉ １’ １”ａ〜１１ｆ設けられてい
る。

、圧力室１１ａ、ｌｌｂは吸入・吐出通路１８Ａにつら
なっており、圧力室１１ｃ、ｌｌｄは吸入・吐出通路１
８Ｂにつらなっている。

上述したこの考案のラジアルピストン形流体機械のポン
プ作動について述べる。

入出力軸５を回転させるとロータ６が一体に回転し、シ
ュー１０がカムリング７のカム面を摺動するとともにピ
ストン９がシリンダ六８内を往復運動する。

ピストン９の運動により″シリンダ六８内に発生した高
圧油は流体通路１５Ａ１吸入吐出ポー）１９ａ、流体通
路１６Ａを経て吸入・吐出通路１８Ａに吐出される↓こ
の時、吸入・吐出ポート１９ａおよび連絡穴２１，２２
を介して連通された複数個の圧力ポケット２０ａｔ ２
０ｂおよび２０ｅ、２０ｆ内の高圧油は、流体通路１６
Ａ、１６Ｂを介して圧力室１１Ａ、ＩＩＢに流れこみ、
ばね１４Ａ、１４Ｂの力と制御体１２Ａ。

１２Ｂに作用する油圧番どよる力とにより流体切換板１
７Ａ、１７Ｂがロータ６の端面に押付けられ、ロータ６
と流体切換板１７Ａ、１７Ｂとの接触面（流体切換面）
２３からの圧油の漏洩が防止される。

この際、ピストン９によるラジアル力は軸受３Ａ、３Ｂ
により支持されている。

第４図および第５図に示すように、圧力室１１ａ、 １
１ｂ＊ １１ｆｔ Ｉ Ｉｃｙ １１ｄｔ １１ｅはそ
れぞれ圧力ポケット２０ａ＝ ２０ｂ＊ ２Ｏｆ−
２０Ｃ９２０ｄｙ ２０ｅに対応する位置にある。

吸入・吐出ポート１９ａに高圧油が発生していると、そ
の圧油は圧力ポケット２０ａ、２０ｂおよび制御体１２
Ａの流体通路１６Ａを経て吸入・吐出通路１８Ａに吐出
される。

ロータ６の流体通路１５Ａ、１５Ｂの位置は６ニタ６の
回転にともなって変化し、その位相が連絡穴２１または
２２に合致すると、シリング六８杓９高圧油は連絡穴２
１またば２２を（経て圧力室：１．ｊｌｅ、またはｌｌ
ｆ内に その圧力室１１：ｅまたはｌｌｆ内の制
、・制 一体 、１２Ｂを押圧”Ｌ／、”接触面２３間に生
じ □ の変化に応′七た押付力が得られる。

したこの考案によれば下記の効果が得 られる。

（１）６に加わるラジアル力を軸受３Ａ、３Ｂ し
、ロータ６の両がわから流体切換板１ □ １７Ｂを
制御す）名ので、流体切換板１７ ７Ｂ：霊±ゴ＝
ＨＴ用が得られる。

（２）１ を最小にすること が ・油の による容積効率の低下
る。

（３）・″ 力 大きさおよび作用点°
６“′；、品＝ズ６°゛゛ 耐え得 られる。

【図面の簡単な説明】

従来のラジアルピストン形流体機械の 一例を示す断面正面図、第２図はこの考案の一実第３図
は第２図の一部を 第、−３図のＩＶ−ＩＶ線から見た シングにおける圧力室の配 置・・・ シング、２・・・・・・ケーシング、３
Ａ。 ３Ｂ・・・ 、・４＋・・・・・軸受、５・・・・
・・入出力軸、６・・・・・・口 ７・・・・・・
カムリング、訃・・・・・シリンダ穴、９１１１＋１１
１１ト１１ピネトン、１１Ａ、１１Ｂ、１１ａ 〜１１
ｆ・・・・１１・、・圧力室、１２Ａ、１２Ｂ・・・・
・・制御体、１４ ・・・・・・ばね、１５Ａ
、１５Ｂ・・・・・・流体通路 、」６Ｂ・・＝
・・・流体通路、１７Ａ。 １７ 、 切換板、１８Ａ、１８Ｂ・・・・・・吸
入・ １９、Ａ、１９Ｂ・・・・・・吸入・吐
出ポー）：００．２．！蔽′°“−ＢＥ”″“ｙ）％２
１９２ □

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ケーシングに固定したカムリングのカム面に沿って摺動
   あるいは転動させるピストンを、入出力軸と一体になっ
   て回転するロータに放射方向に設けた複数個のシリアダ
   穴におさめたラジアルピストン形流体機械に都いて、ケ
   ーシングに軸受により入出力軸の軸方向に移動できない
   ように支持させたロータの左右端面とケーシングとの間
   に吸入・吐出ポートとそれにつらなる圧力ポケットおよ
   びそれにつらならない圧力ポケットとを設けた流体切換
   板を取付け、ケーシングに吸入・吐出通路につらなる複
   数の圧力室を設け、各圧力室に流体切換板に接触さする
   制御体と制御体を流体切換板がわへ押圧するＣスねとを
   おさめ１、制御体の軸心部には流体通路を敗け、吸入・
   吐出ポートにつらならない圧カポケントは流体切換板の
   端面に開口させた連絡穴に連通させ、ロータのシリンダ
   穴をロータに設けた流体通路を介して流体切換板の吸入
   ・吐出ポートおよび連絡穴に連通させ ように構成した
   ことを特徴とするラヒオルピス、ン形流体機械。