JPS601288Y2 - 家具類の脚 - Google Patents

家具類の脚

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JPS601288Y2
JPS601288Y2 JP5201779U JP5201779U JPS601288Y2 JP S601288 Y2 JPS601288 Y2 JP S601288Y2 JP 5201779 U JP5201779 U JP 5201779U JP 5201779 U JP5201779 U JP 5201779U JP S601288 Y2 JPS601288 Y2 JP S601288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive pin
hole
pin
chain
leg
Prior art date
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Expired
Application number
JP5201779U
Other languages
English (en)
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JPS55152809U (ja
Inventor
一視 平尾
睦雄 黒崎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
株式会社ニフコ
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社, 株式会社ニフコ filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP5201779U priority Critical patent/JPS601288Y2/ja
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  • Furniture Connections (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はテレビ、音響製品等の電気器機とか一般家具類(
以下これ等を抱括して家具類と記す)の脚に関し、殊に
取付けが確実、容易で、取付けに要する部分も紛失の虞
れがなく、流通機構上の取扱いの手軽さや現場での作業
性の向上を図った脚に関する。
従来、家具類の底板への脚の取付けは、古典的手法とし
てはボルト、ナツトによるものが代表的であるが、これ
は作業性が極めて悪く、部品点数も多くなり、コストも
高い欠点がある。
これに対し、陶土体の家具類への当接面から鎖体を突出
させ、この鎖体には長さ方向に切割を入れると共に脚の
底面に略々届く迄の貫通孔を穿ったものがある。
これは、家具類の取付部位に穿った取付孔内に鎖体を挿
入した後、脚の底面側に開口した貫通孔内にドライブピ
ンと呼ぶ桿状の部材を打ち込み、鎖体の先端を開かせて
取付孔縁に圧接させ、固着を図るようにしたものである
この脚は、固着力に関しては充分なものがあるが、尚作
業性の点で劣る点があった。
即ち、上記のドライブピンは、先づ鎖体貫通孔の入口に
正確に宛かった後、できるだけ垂直に打ち込まないと、
ピンが極端に傾いたり、撓って途中で曲がったり折れた
りして固着機能が失われることとなるにもかかわらず、
従来のこの種の脚ではドライブピンの位置決めと打ち込
みは作業者の熟練にのみ頼っていたために、誰でも能率
良く行えるという訳にはいかなかったし、例え熟練者で
あったにしても、神経を使い、特に大量生産のラインに
おいては滞りの原因となっていた。
また、脚とドライブピンという三部品であるために、流
通機構上の取扱いも厄介で、現場では一方を紛失する虞
れも少くなかった。
本案は以上に鑑でなされたもので、取付に関与する部分
を含めて一部品構成と腰更には、ドライブビンの位置決
めを予めなしておいて、作業者は単にドライブピンを叩
き込めば良いようにし、また、ドライブピンの周囲に軸
方向、半径方向の案内手段を設け、不具合が出る程にピ
ンが傾くことのないようにして、作業能率の向上、取付
の確実さを図った家具類の脚の提供を目的としたもので
ある。
以下、図示する実施例に就き詳記すると、陶土体1は、
支持面に当接する底面1aと支持すべき家具類の底部に
当接する上面1bとの間で長さを持ち、この場合、筒状
のものになっている。
この陶土体1の内部には、この場合中心軸線に沿って透
孔2が穿たれ、この透孔の周囲を画する部分3が形成さ
れている。
脚上体上面1bからは、更に上方に向かって鎖体4が延
び出していて、鎖体には軸方向に後述のドライブピン挿
入孔5が穿たれ、該孔5の脚上体上面側の入口開口5a
は脚上体内部透孔2と上面1b付近で連通している。
但し、この場合、脚上体内部透孔2の内径は鎖体内のビ
ン挿入孔5のそれよりも大径となっている。
鎖体4は、脚上面付近を残して先端から複数の切割、こ
の場合四個の切割6が入れられ、根元の部分4aから独
立した口片の自由端部4bが形成されている。
また、自由端部4bの透孔(ピン挿入孔)5に向いた内
面には該孔径を狭めるようにテーバ面4b’が備えられ
ている。
もつとも、こうした鎖体自体は、既存のこの種のリベッ
ト装置の中、任意のものを援用して差仕えなく、自由端
部にしても少くとも一対あれば数は任意、形状も適宜な
もので良い。
本案にて特徴的な所は、鋲体内部の挿入孔5内に打ち込
まれるドライブピン7が、該挿入孔の入口開口端5aに
先端7aを軸心を整合して臨ませ乍ら鎖体根元部分4a
の一部位、この場合同じく挿入孔開口端部分に脆弱な連
結部8を介し予め一体に成形されていることと、この結
果、このドライブピン7は脚肉部透孔2を画する壁部分
3にて囲繞される恰好になっていることである。
このようにした効果は、第5図示のように家具類Fの底
板F I)に脚1を取付ける時に表れる。
第6.7図に即し説明すると、先づ底板F I)に開け
た取付孔Hp内に脚の鎖体を嵌入し、脚上面1bを底板
に当接させておく。
そうしておいて、ドライブピン7を鋲体内部の挿入孔5
に向かい打ち込む。
ドライブピンは、既述のように鎖体部分に連結部8によ
り一体化されているが、この連結部はこれも既述のよう
に脆弱であるため、ピンの打ち込みと共に潰れ、或いは
千切れてその打ち込みの支障となることはない。
斯くして、ピンが打ち込まれると、ピンの先端はやがて
鎖体の自由端部4bのテーパ状内面4b’に当たり、該
端部4bをして内側から半径方向外方に拡径させるよう
になり、その外面が取付孔内壁面に圧接して脚と底板の
固着力を生む。
尚、取付孔H))の径は、以上のことから鎖体の拡径度
を極力固着力の強化として利用するには、常態での鎖体
を丁度収める程度であることが望ましい。
以上の取付工程にあって本案の効果を考えると、先づ第
一に、ドライブピン7が予め鋲体内部の挿入孔と軸心を
整合した状態にあるため、従来のもののように別体のド
ライブピンを待ってきて位置決めし、これを押さえたま
まで空いた手で打ち込むという煩わしさがなく、片手で
打ち込み操作が行える。
そしてまた、構成上、ドライブピンは脚肉部透孔2を画
する部分3にて囲繞されているために、その内部3aは
ドライブピンの打ち込み進行の際の案内面手段として働
き、打ち込みが真直ぐに行えなかったとしても、ピンの
傾きは案内面にぶつかる所で留められるために、従来の
ように極端に傾いてピンや鎖体を破損したり、保合が不
完全となったりする虞れがない。
特に、図示のように鎖体の付は根を脚上面付近にして、
内部挿入孔と陶土体内部の透孔とがこの辺りで連通ずる
ようにすると、脚上体内部透孔の長さが充分採り得、従
って案内面手段もドライブピンの長さの大部分に沿うよ
うになり、当初から打ち込み完了時進度わることなく良
く案内し得るようになる。
この実施例では、案内面手段は陶土体の透孔2を画する
部分3の内面3aをそのまま用いているが、別個に、例
えば内面3aに沿って軸方向に長さを有し、半径方向内
方に突出したリブを周方向適宜間隔て複数個備え、その
ピンに向いた内面を案内面としても良いし、更に進んで
垂直にしか打ち込めないように、ピンに軸方向の溝を穿
ち、これに透孔内面3aから伸出してきたキーが嵌入す
るように、或いは逆に透孔内面に軸方向に溝を穿ち、こ
れにピンに備えた突起を挿入するようにしても良い。
ピンにキーとしての突起を備えた場合には、その突起を
ピンの打ち込みに伴って鎖体開口入口にて破壊される程
度の強さとしておけば、ピンの鋲体内への嵌入に支障と
はならない。
図示の場合、ピン体は常態では脚底面1aよりも突出し
ているが、勿論、取付くべき部材F1.の板厚に応じ、
鎖体の長さが変わるに連れ、もつと長くも短くもなる。
また、脚上体透孔2はこの実施例ではピンを打ち込む工
具の嵌入を予想して大径となっているが、用いる工具に
よってはもつと小径にして略々ピン体に沿う迄に狭める
こともできる。
但しその場合にも第4図に示されるように、当該透孔2
を画する部分3の内面3aはその縦断面を軸方向に見て
上記脚上体の底面に向かいテーパ状に広がっていくよう
に構成する。
これは、上記したように適当な工具を用いてドライブピ
ンの打込みを為す際にこの工具の導入を容易にし、目で
見える脚上体底面に傷を付ける虞れを回避する上で必要
だからである。
もし仮にこのようなテーバ構成がないとすると、既述の
ように適当な工具を用いてドライブピンの打込み作業を
為すに当たりピンの頭に当該工具を宛行う作業が極めて
難かしくなり、そのため、ついうつかり脚上体の底面に
傷を付けてしまわないとも限らない。
そして一旦、傷を付けてしまうと、当該脚だけでなく、
この脚を用いた家具類そのものまでもの商品価値を損っ
てしまう。
従って、機能物品であると同時に意匠物品でもあるこの
種家具類の脚では上記テーバ構成は極めて重要な意義を
持つ。
また図面上、脚上体1は透孔2を画する部分3と外周面
部との間が半径方向の補強リブ9が介在する中空となっ
ているが、これは材料の節約を図る意味で他意はない。
更に謂えば、鎖体とドライブピンとを予め連結している
脆弱な連結部8は、図示の場合120°間隔で三本の小
片状のリブとなっているが、勿論、数は任意であるし、
このようにリブ状のものでなくとも、例えば、ピンの全
周に亘る肉薄状の環としても良い。
ともかくも、本案は以上詳記のように、鎖体の備えられ
た脚においてこれを取付けるドライブピンが鋲体内の所
定の挿入孔に軸心を整合して予め取付けられ、しかもピ
ンが脚上体内に嵌入している部分で案内面手段により軸
方向、半径方向に案内されているため、取扱いや取付作
業性が富に優れ、また、従来のように脚上体とドライブ
ピンとの夫々に鋳型を要せず一つで済むため、製作上も
有利、低廉なものである。
尚、脚上体の形状を変えれば、家具類の把手等としても
用い得ることを付言しておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例の斜視図、第2図は同じく底面
側から見た斜視図、第3図は平面図、第4図は第3図I
V−IV線に沿う断面図、第5図は同実施例の使用取付
部位の説明図、第6図は取付過程当初の側面図、第7図
は取付完了後の縦断面図、である。 図中、1は脚上体、2は脚上体内部透孔、3は該透孔2
を画する部分、3aは案内面手段としての部分3の内面
、4は鎖体、5は鋲体内のドライブピン挿入孔、7はド
ライブピン、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底面と上面との間で長さを持ち、内部に透孔を画する陶
    土体と;該陶土体の上記上面近傍に付は根部分が固定さ
    れ、先端自由端を上記陶土体上面より突出させた鎖体と
    ;該鎖体内部に軸方向に穿たれている挿入孔内に打ち込
    まれて該鎖体の上記先端自由端を半径方向に拡径させる
    ドライブピンと;から戊る家具類の脚であって、 上記鎖体と上記ドライブピンとは軸心を整合して脆弱な
    連結部により予め一体化されていると共に; 該ドライブピンを囲繞する上記陶土体内部の上記透孔を
    画する部分には該ドライブピンに向いた案内面手段が沿
    設され; 該案内面手段はその縦断面を軸方向に見て上記陶土体の
    底面に向かいテーパ状に広がっていることを特徴とする
    家具類の脚。
JP5201779U 1979-04-20 1979-04-20 家具類の脚 Expired JPS601288Y2 (ja)

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JP5201779U JPS601288Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 家具類の脚

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JP5201779U JPS601288Y2 (ja) 1979-04-20 1979-04-20 家具類の脚

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Publication Number Publication Date
JPS55152809U JPS55152809U (ja) 1980-11-04
JPS601288Y2 true JPS601288Y2 (ja) 1985-01-16

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ID=28942444

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JP2011196395A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Uchihama Kasei Kk 樹脂部品

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JPS55152809U (ja) 1980-11-04

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