JPS60128793A - 交換処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１１発明の技術分野 本発明は交換処理方式に係り、特に推論機能。

学習機能、交換知識データベースを用いて、交換処理の
手続を自動的に生成する交換処理システムに関するもの
である。

（２）　従来技術と問題点 従来の交換処理方式として蓄積プログラム制御方式があ
るが、その方式では提供するサービス全てのプログラム
とそれを制御する制御プログラムが必要であり、新サー
ビスの追加に対しては随時。

サービスプログラムの作成とシステムへの組込みが必要
となる。

第１図に代表的な交換機システムの一例を示す。

交換機本体は交換ネットワーク１．制御装置２゜メモリ
３等からなり、交換ネットワークｌには各種端末装置６
とインタフェースをとるインタフェース装置４や、各種
トランクが接続されている。

−この種交換システムは制御系の集積化、電子化等の技
術により全電子化かは図れディジクル交換機を生みだす
に至っている。

この様な交換システムの性能面での向上は特にディジタ
ル交換機に至り著しいものがあるが、システムを使う側
から見ると入力手順（システムへのアクセス手順）は依
然と繁雑な面があり、従来簡単な操作として交換手へ口
頭により種々の作業を依頼することにより通信を行うこ
とができたのが、新サービスが増えるにつれ、使用者側
へ操作の負担が増でいく傾向にある。例えば１桁数の多
いダイヤル番号の管理（記憶）１発信時のダイヤル操作
をはしめ、正確なアクセス手順（例えばフッキング操作
等）の強要など、サービスの複雑化に伴って使用者側へ
の負担は増々大きくなる。

第２図は従来の自動交換システムの蓄積プログラム制御
方式を説明する構成図である。図において、交換機制御
部２の機能としては、使用者が希望する交換サービスを
実行するに当り１番号、コード等の受付や操作手順の指
示を出す入力処理部（イベント受付部）２１．該入力処
理部２１から所定の処理２例えば王者通話サービス、会
議通話サービス等を選択するための制御手順選択部２２
．該制御手順選択部２２から選択され起動されるサービ
ス毎の制御手順プログラムモジュール詔、該制御手順プ
ログラムモジュール詔の実行部２４等の機能部を備えて
いる。かかる構成ではサービスが追加される毎にプログ
ラムモジュールが追加となるばかりでなく、インタフェ
ース等既存のプログラムへの変更追加も余儀無くされる
。

このような交換制御下にあっては、使用者は電話帳に代
表されるサービスアクセス手順マニュアルを参照し１番
号あるいは決められたコマンドでシステムにサービスを
要求する必要があり、端末装置の高機能化、関連ソフト
ウェアの充実によりある程度は向上させることが可能で
ある。

しかし、それなりのハードウェアの開発はもとより、ソ
フトウェアの開発、保守に関しても今後膨大な作業が予
測され根本的解決からは程遠いものである。

（３）発明の目的 本発明の目的は上記従来システムにおける問題点を解決
するために、全く新しい考え方に基づく交換処理システ
ムの技術に関し、Ｒなる交換機の自動化ではなく、交換
手に代表されるような交換処理手順の自動生成を行う知
的レベルの高い交換システムを提供することにある。

（４）　発明の構成 上記目的を達成するために１本発明の交換処理システム
は、端末装置との入出力情報のインタフェースをとる手
段と、前記端末装置からの要求を分析する要求分析手段
と、前記要求分析手段により分析の結果に基づいて前記
要求を満足する制御手順を生成する交換手順生成手段と
、生成された制御手順に基づいて呼処理を行う呼処理手
段と。

交換処理上必要となる情報を生み出す知識データベース
とを備え、端末装置から入力される要求情報によって前
記知識データベースに基づいて具体的な交換手続を生成
しながら交換ネットワークを駆動し、交換接続処理を行
うことを特徴とする。

（５）発明の実施例 本発明は、知識データベースを用いることに着目したも
ので、交換制御のための各サービスに対応した制御・手
順プログラムを有せず、使用者からのサービス等の指示
入力により、該指示入力情報を理解し、それらを満足す
るための制御手順を自ら生成するようにしたシステムで
ある。

従来交換機における各種サービスは使用者からのサービ
ス要求に基づき予めオフラインでプログラム設計、蓄積
され、そのプログラムで与えられる範囲で使用者はサー
ビスを選択できものであった。そのサービスの選択は端
末等の状態に応じて適宜行われるが、一般には、各状態
で既存のサービスの新たな組合せによるサービスも必要
となる。

例えば： ・相手話中の場合２話中終了後呼びだして欲しい。

・その相手が話中終了する迄の間、他からの着信は拒否
したい。

・話中終了後の通話中に第三者を呼びだしたい。

・さらに、第三者を保留して、第四者と通話したい。

これらは公知のキャンプオン、着信拒否、保留第三者呼
び出し、王者通話等のサービスの組合せであり、既存の
システムにおいてもサービス間を結合することにより実
現できる。しかし、サービスの組合せは無限に存在し、
総ての組合せを予め実現することはソフトウェアの構造
を複雑なものとし、且つその保守、信頼性の面でも困難
となる。

本発明では、交換機の基本制御、サービス等の基本操作
単位を個々独立な単位（知的データベース）として設け
、使用者の要求に従ってそれらの単位を適宜組合せてゆ
くための推論９判断機能を備えことにより、融通性にも
富んだ交換処理システムを実現できた。

以下２本発明を実施例により詳細に説明する。

第３図は本発明の一実施例構成図である。

図において、３１は使用者、端末装置等を示し、３２は
端末装置等３１の入出力情報のインタフェースをとるイ
ンタフェース部であり１例えば端末装置３１のキーボー
ドから入力されるコマンドコードを受付る信号受信装置
、あるいは音声による指示を認識、理解するための音声
認ｍ／合成装置等から構成される。３３は端末装置等３
１からの要求を分析する要求分析部であり、入力コード
、音声入力の場合には音声の構文解析、意味解析を行い
必要な交換処理を理解する部分、３３１は要求分析部３
３の要求分析に必要となる要求理解用知識データベース
である。３４は要求分析部３３により分析の結果に基づ
いて前記要求を満足する制御手順を生成する交換手順生
成部であり、３４１は交換手順生成部３４において必要
とする交換手順データベースである。

この交換手順データベース３４１は要求分析部３３から
の情報に基づき新しい手順として登録すること（学習）
も可能とするものである。この交換手順データベース３
４１には例えば呼出し、接続、保留、転送といった基本
的な手順が： ・もし相手端末が空きであれば呼出音を鳴らす。

・もし相手端末が空きでなければ発呼者にその旨を伝え
る。

・もし緊急であれば被呼者に割込みをかける。

・もし近くに空き端末があればそちらへ呼出音を鳴らす
。

等並列に蓄積されている。

３５は交換手順生成部３４にて生成された制御手順に基
づいて呼処理を行う呼処理部であり、３５１は上記の制
御手順によりその都度必要となる交換処理等の単位を格
納している交換処理制御用知識データベースである。３
６は交換ネットワーク荀を駆動して交換動作等を行わせ
る処理実行部である本発明は９以上の構成のもと端末装
置から入力される要求情報によって前記知識データベー
スに基づいて具体的な交換手続を生成しながら交換ネッ
トワークを駆動し、交換動作を行うものであるが、以下
各部をさらに具体的に説明する。

第４図は第３図の要求分析部３３および要求理解用知識
データベース３３１との制御を説明する図である。端末
装置等３１からインタフェース部３２を介して入力レジ
スタＲＩに入力された要求（コマンド等）４１はキー情
報として要求理解用知識データベース３３１のテーブル
４２の検索等に用いられ、該当するキー情報４２１が見
つかると、要求情報に対応する交換処理情報４２２．　
（４３）をレジスタＲＯに出力する。尚、端末装置等３
１からの情報として発側端末情報環４４１着側端末情報
等４５はレジスタＡ。

Ｂに格納され必要に応じて次の処理、制御に使用される
。

また、第５図に示すように、端末装置等３１からの要求
情報として例えば接続要求と相手が話中であれば別の相
手に転送せよといった要求が入力されると、要求分析部
３３では各要求を分解してレジスタＲ１１，ＲＩ２にそ
れぞれ要求５１．５２を格納し、要求理解用知識データ
ベース３３１のテーブル４２を検索し、それぞれの要求
に対応するキー情報４２１．４２３を見つけ、各交換処
理情報４２２　（５３）　。

４２４　（５４）をレジスタＲＯＩ　、ＲＯ２へ出力し
。

その各情報５３．５４を演算器５５にて加算して次の処
理への出力情報５６として出力する。なおこの出力情報
５６（例えば、接続＋転送）は交換手順用データベース
３４１．への付加（学習）情報ａ（第３図参照）となる
こともある。

第６図は第３図の交換手順生成部３４および交換手順用
データベース３４１との制御を説明する図である。図に
おいて、入力情報４３（第４図の出力情報）により交換
手順用データベース３４１のテーブル６１を検索し１例
えば接続という処理情報をもとに接続の手順：■発側情
報設定、■着側情報設定。

■通話トランク捕捉、■通話バス捕捉、■バス接続：を
生成し出力情報６３として（■＋■十■＋■＋■）を出
力するとともに９発側情報として入力情報４４の発信者
番号１着側情報として入力情報４５の着信者番号より加
入者情報テーブル６２により発側９着側の収容位置情報
６２１．６２２を抽出し、出力情報６４．６５とする。

第７図は第３図の呼処理手続生成部３５および呼処理制
御用知識データベース３５１との制御を説明する図であ
る。図において、処理制御用知識データベース３５１内
には例えばテーブル７１に示すように交換機で必要とす
る呼処理基本単位のプログラムモジュール群が独立して
格納され、それらは通話路接続／切断、タイマ起動／停
止２等対応づけられている。交換処理手続の生成はこれ
らの呼処理基本単位を適当に組合せることによりおこな
われる。入力情報６３として交換手順生成部３４からの
出力情報６３（■＋■＋■＋■＋■）を例にすれば。

各■〜■に対応したΦ発側情報設定モジエール７１１、
■着側情報設定モジュール７１２．■通話トランク捕捉
モジュール７１３．０通話パス捕捉モジュール７１４．
■パス接続モジユール７１５が取り出され１発側、着側
の収容位置情報６．６５とともに処理実行部７２へ入力
され交換ネットワークを駆動制御する。

上述の要求理解用の知識や制御手順の知識としては交換
手が行う処理を知識データとして登録したものにほかな
らず、システムの稼働後は要求に基づく処理とその学習
機能により随時、新しい手順を知識として生成登録する
ことも可能とする。

かかる本発明の交換処理システムの適用としては第１図
図示の中央制御型のシステムのみならず第８図に示すよ
うな分散型のシステムにおいても極めて有効となるもの
である。第８図において。

端末装置８１に交換処理サービスの実行部分を分散化し
、その端末装置内に制御装置８１１．プログラム、デー
タ等を格納したメモリ８１】、音声／データの受信′ａ
８１３．音声／データの送信器８１４．各種サービスト
ーンを出す音源装置８１５．交換機（局）とのインクフ
ェースをとるインタフェース装置８１６等が備えられて
いる。一方交換局としては交換ネットワーク８２を制御
する制御装置間、メモリ８４等からなり、端末からの相
手情報に従って単に接続動作をするだけとする。かかる
構成のシステムに於て、各端末装置に本発明の知識デー
タベースにもとすく交換処理機能を設けることにより使
用者側固有の各交換データベースも構築されることにな
る。

（６）　発明の詳細 な説明したように９本発明によれば、交換に関する知識
を知識データベースに登録しておくだけで、サービスプ
ログラム開発の削減はもとより。

さらにソフトウェアの保守等も簡単化でき、各使用状況
に応じた交換処理システムの構築がはかられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は代表的な交換機システムの一構成例としての図
、第２図は従来の自動交換システムの蓄積プログラム制
御方式を説明する構成図、第３図は本発明の一実施例構
成図、第４図は第３図の要求分析部および要求理解用知
識データベースとの制御を説明する図、第５図は第４図
の別実施例図。 第６図は第３図の交換手順生成部および交換手順用デー
タベースとの制御を説明する図、第７図は第３図の呼処
理手続生成部および呼処理制御用知識データベースとの
制御を説明する図、第８図は分散型システムの構成例を
示す図である。 図において。 ３１は使用者、端末装置等を示し。 ３２はインタフェース部。 ３３は要求分析部。 ３３１は要求理解用知識データベース。 ３４は交換手順生成部。 ３４１は交換手順データベース。 ３５は呼処理部。 ３５１は交換処理制御用知識データベース。 ３６は処理実行部 である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 端末装置との入出力情報のインタフェースをとる手段と
   、前記端末装置からの要求を分析する要求分析手段と、
   前記要求分析手段により分析の結果に基づいて前記要求
   を満足する制御手順を生成する交換手順生成手段と、生
   成された制御手順に基づいて呼処理を行う呼処理手段と
   、交換処理上必要となる情報を生み出す知識データベー
   スとを備え、端末装置から入力される要求情報によって
   前記知識データベースに基づいて交換手続を生成しなが
   ら交換ネットワークを駆動し、交換接続処理を行うこと
   を特徴とする交換処理システム。