JPS601278Y2 - カツタ付ポンプ - Google Patents

カツタ付ポンプ

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Publication number
JPS601278Y2
JPS601278Y2 JP1979040665U JP4066579U JPS601278Y2 JP S601278 Y2 JPS601278 Y2 JP S601278Y2 JP 1979040665 U JP1979040665 U JP 1979040665U JP 4066579 U JP4066579 U JP 4066579U JP S601278 Y2 JPS601278 Y2 JP S601278Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
impeller
blade
blades
casing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979040665U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55140786U (ja
Inventor
久範 水野
博美 村川
俊樹 田辺
Original Assignee
株式会社川本製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社川本製作所 filed Critical 株式会社川本製作所
Priority to JP1979040665U priority Critical patent/JPS601278Y2/ja
Publication of JPS55140786U publication Critical patent/JPS55140786U/ja
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Publication of JPS601278Y2 publication Critical patent/JPS601278Y2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、吸込んだ液体中に混在す禾異物を破断可能な
、改良されたカッタ付ポンプに関する。
異物が混在する液体を対象とする場合には一般にオープ
ンインペラを有する遠心ポンプが用いられ、異物を破断
ず名手晧としては、上記インペラの羽根前縁部と小間隙
を存して対向するカッタをケーシング前壁部に立設する
場合がある。
その種のカッタ付ポンプにおいては、インペラの回転に
伴ない吸込まれる液体も渦流状をなしてケーシング内に
流入するため、液体中に混在する異物、特にタオル、ヒ
モなどのような布状物は、カッタの内端部にひっかかり
、破断されないばかりでなく液体の流動を阻害すること
にもなる。
このようなことから、従来、たとえば1実開昭53−9
4306号公報ヨに見られるようなポンプが開発されて
いる。
このものはインペラの羽根を、回転中心部においてカッ
タからの対向間隔を大きくし、外周に近づくにつれてカ
ッタとの間隔を小さくするようにしたものであり、羽根
における回転中心部に大きな間隔が形成されるので異物
をこの大きな間隔内に導びくことかできる。
しかしながら上記公報のものは、複数の羽根の全てが同
一形状をなしており、全ての羽根において回転中心部の
カッタとの間隔が大きくかつ外周に近づくに応じてこの
間隔が小さく形成されている。
このため、上記大きな間隔内に異物を導入しても、次の
羽根が回転してきたときにごの異物は依然として大きな
間隔内に滞留したままとなり、つまり異物は間断なく去
来する羽根によって切断に有効な対向間隔の小さい箇所
に進められず、きたがって切断効率が低い不具合がある
本考案は上記事情のもとになされたもので、その目的と
するところは、布状物等を内部に係留することなく破断
し得るカッタ付ポンプを提供することにある。
すなわち、本考案は、ケーシング側に突設されたカッタ
に対して、このカッタとの対向間隔が相異なる2種類の
羽根を有し、対向間隔の大きな第2の羽根において異物
をこの大きな対向間隔に導入するようにするとともに、
対向間隔の小さな第1の羽根が回転してきた場合に上記
異物をこの第1の羽根とカッタとで破断するようにした
ものである。
以下、本考案を図示の実施例について説明する。
第1図においてケーシング1内には適宜の駆動部(図示
略)によって駆動されるオープンインペラ2が配されて
いる。
このインペラ2は放射状に配された複数の羽根3・・・
を備え、吸込口4から吸込んだ液体を遠心力によって周
縁部から放出し、吐出口(図示略)を経て外部に送り出
すように構成されている。
カッタ5は上記インペラ2の羽根3・・・の前縁部6と
間隔的に対向してケーシング1の前壁部7に立設され、
内端部は上記吸込口4に臨んでいる。
上記複数の羽根3・・・のうちの一部のものつまり第1
の羽根3aは、カッタ5の先端部8と羽根3aの前縁部
6との対向間隔が比較的小さい値tに形成されるととも
に、他のものつまり第2の羽根3・bは羽根3bの前縁
部6′がより大きい対向間隔の値t′に形成されている
このように、カッタ5との対向間隔を異にする2種類の
羽根は周方向に交互に配設することが望ましい。
上記構成によれば、吸込まれた液体中に混在する異物は
羽根3a、3bの前縁部6・・・、6′・・・とカッタ
5の先端物8とに挟み切1られてより細かく破断される
この際、異物中に例えばヒモのような比較的疎い布状物
があるとカッタ5の内端部にひづかかることがあるが、
液体p流れによって内端部から先端部8の方へ移動させ
られる。
このような場合、従来のポンプにおいてはカッタ5と羽
根3・・、・εの間に異物を挟み切るのに最も効果的な
小さい間隔(tにほぼ相当する)が形成されているだヲ
才なので、異物は間断なく去来する羽根によって先端部
8の方への移動が抑止される。
これに対し上記のものにおいては前縁部6,6′とカッ
タ5との対向間隔を異にする羽根を配したので、第2図
Aに例示するように間隔が大きいt′の羽根3bが回転
して来たときに異物aがカッタ5の先端部8外周側に移
動され、羽根との間に挟まれて切断される。
もし、間隔の大きい羽根3bとの噛合では切断されなく
ても、同図Bに示すように間隔の狭い羽根3aが回転し
て来たときに確実に切断することができる。
したがって、カッタ5には布状物等の異物がひっかかっ
て滞留するようなことがなく、破断されてケーシング内
に吸込まれ、やがて吐出されるから、液体流路の閉塞や
インペラロック等の事故の発生を効果的に防止すること
ができる。
第3図に例示するインペラ10においては、上記インペ
ラ2における第2の羽根3bの代りに、カッタ5との対
向間隔が外周部側が小さな値tで内周部側が大きな値t
′を有するような第2の羽根11を備えている。
また、第4図に例示するインペラ12においては同じく
上記第2の羽根3bの代りに、カッタ5との対向間隔が
外周部側がほぼ一定な小さな値tで、内周部側は中心に
近ずくほど大きな値t′を有するテーパ状をなす第2の
羽根13を備えている。
その他は第1図におけると実質的に同等に構成されてお
り、特に第1の羽根は第3図および第4図とも第1図の
場合と同様の構造であるので相対応する部分に同一記号
を付して示し、説明を省略する。
これら第3図および第4図に示すものにおいても第1図
に示すものにおけると実質的に同等な作用効果を奏する
ことができる。
なお、本考案は上張実施例のみに限定されるものではな
い。
たとえば、複数の羽根からなる各群ごとに3種類以上の
相互に異なる対向間隔を有するように適宜に組合すて配
設するようにしてもよい。
本考案は、上述したようにインペラに、カッタとの対向
間隔を相異にする第1および第2の羽根を設けるように
したので、カンタにひっかかるような布状物は対向間隔
の広い第2の羽根が回転して来たときにカッタと羽根と
の間に引込まれ、対向間隔の狭い第1の羽根が回転して
きたときにこの第1の羽根とカッタとにより破断される
したがって、布状物等がポンプ内に滞留するようなこと
がなく、確実に破断されて流出されるから、ポンプ効率
の低下、閉塞、インペラロック等の事故の発生を効果的
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図A、
Bは同側の動作説明図、第3図および第4図は要部の相
異なる変形例を示す説明図である。 1・・・・・・ポンプケーシング、2,10,12・・
・・・・インペラ、3a・・・・・・第1の羽根、3b
、11,13・・・・・・第2の羽根、4・・・・・・
吸込口、5・・・・・・カッタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に回転自在に設けられケーシング中央部の
    吸込口から軸方向に吸込んだ液体を遠心力により周縁部
    から放出するオープンインペラと、ケーシング内に突設
    され上記インペラと間隔的に対向するカッタとを有する
    ものにおいて、上記インペラには、上記カッタとの対向
    間隔が小さくて進入してきた異物を上記カッタとで破断
    する第1の羽根と少なくとも回転中央部位における上記
    カッタとの対向間隔が上記第1の羽根の対向間隔よりも
    大きくて二の大きな対向間隔内に異物を導びく第2の羽
    根とを設けたことを特徴とする・カッタ付ポンプ。
JP1979040665U 1979-03-30 1979-03-30 カツタ付ポンプ Expired JPS601278Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979040665U JPS601278Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 カツタ付ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979040665U JPS601278Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 カツタ付ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55140786U JPS55140786U (ja) 1980-10-07
JPS601278Y2 true JPS601278Y2 (ja) 1985-01-14

Family

ID=28909817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979040665U Expired JPS601278Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 カツタ付ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS601278Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569116Y2 (ja) * 1976-12-30 1981-02-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55140786U (ja) 1980-10-07

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