JPS60127449A - 血液分析装置 - Google Patents

血液分析装置

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JPS60127449A
JPS60127449A JP23483083A JP23483083A JPS60127449A JP S60127449 A JPS60127449 A JP S60127449A JP 23483083 A JP23483083 A JP 23483083A JP 23483083 A JP23483083 A JP 23483083A JP S60127449 A JPS60127449 A JP S60127449A
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JP
Japan
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liquid
cell chamber
analysis cell
electrode
cleaning
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JP23483083A
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Inventor
Toshio Sato
利雄 佐藤
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/38Cleaning of electrodes

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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は血液ないしは該血液からの抽出液たとえば血清
中に含まれるナトリウム、カリウム、塩素などのイオン
濃度や炭酸ガス、酸素などの溶存ガス分、あるいは液の
水素イオン濃度を測定する血液分析装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
血液中の前述のような諸成分の分析は公知の各種のガラ
スイオン電極を用いて行なうことができるが、被検液と
しての血液や血清が分析対象成分のほかに多量のたん白
質等を含む複雑な組成をもつため、被検液中のたん白質
等が被検液に接触する測定電極の感応部に付着して測定
結果に誤差を生じたり、分析セルにつながる配管内に付
着して詰まらせたりするなどの問題がある。このため1
回の分析を終えたつどに分析セル内や関連する配管内を
よく洗浄する必要があるが、かなり慎重に洗浄作業を行
なっても分析作業を繰り返えす内に測定電極の表面が漸
次汚染されて応答特性の劣化を避けることが困難であっ
た。
第1図はかかる従来装置の例を示すもので、血液中の電
解質成分を分析する装置例の概要構成を示す。図示のよ
うに電解質を分析するための測定電極1a、lb、lc
および比較電極2は、′成極保持体3に取付けられてい
る。該保持体3には、その内部の分析セル室3aに連通
ずるように配管4および配v5が接続されている。配管
4は、三方弁8を介して一方は配管6を通り試料受け9
に接続され、他方は配管7を通り二方弁10a、10b
を介して測定電極1a、lb、lcを校正するための標
準液を保管する標準液容器11a、Ilbに接続されて
いる。
試料受け9には、被検液がシリンジ、ピペット等の注入
器により矢印12方向より供給される。試料受け9には
三方弁10cを介して試料受け9内や配管6.三方弁8
.配管42分析セル室3aを経て配管5に洗浄液を通す
ための洗浄液保管容器11Cが用意されている。配管5
からは使用済みの標準液、洗浄液および被検液を保管す
るための廃液容器13が接続され、さらに廃液容器13
を減圧してこれら流体を廃液容器13に導びくためのエ
アフィルタ14と真空ポンプ15が接続されている。
上記のような分析装置で血液や血清を測定するに際して
は、被検液は試料受け9に注入され、配管6.三方弁8
.配管4を経て真空ポンプ15による減圧下で分析セル
室3aに導びかれる。分析セル室3a内では、測定電極
1a、lb、lcおよび比較電極2により被検液中の電
解質成分が測定される。この測定精度を保つためには、
試料受け9から分析セル室3aに至る配管系1分析セル
室3aの内壁および測定電極1a、 lb、 lcと比
較電極20表面は、測定に先立って前回の測定の被検液
をきれいに洗浄しておく必要がある。このため、測定の
終了ごとに洗浄液保管容器11cから洗浄液を二方弁1
0cを介して試料受け9に供給し、前記洗浄を必要とす
る系に流してやる。しかし、測定電極1a+ tb、 
lcは洗浄中に含まれる界面活性剤により、その精度や
安定性が影響されやすい。例えば、被検液中のカリウム
成分を測定するカリウムイオン測定電極にはその選択膜
にパリノマイシンという環状化合物が使用されており、
本件発明者の実験によれば界面活性剤、アルカリ、酸等
を含む洗浄液を使用すると、パリノマイシンがこれによ
って影響を受け、イオン測定電極としての精度や安定性
を確保できないという結論を得た。この実験結果を第2
図および第3図に示す。
第2図は測定出力の較正に必要な2種の標準液A(1!
I度4ミリモル/リットル)および標準液B(濃度2.
4ミリモル/リットル)とプール血清とを交互に測定し
た際の標準液に対する前述のカリウムイオン電極からの
測定出力(カウント値×1(6))を示すもので、両標
準液に対する測定出力は時間の経過とともに漸次落ちて
はいるが、両者の測定出力の差はほぼ一定に保たれてい
る。第3図は前述の標準液入、BKそれぞれ市販の電極
洗浄液を1%程度混合してpHを8程度にした洗浄液混
合標準液C,Dとプール血清とを用いて前と同条件で行
なった実験結果である。図かられかるように、測定出力
の経時変化が複雑な経過を示しているほか、C,D両標
準液に対する測定出力の差が変動して一定でなくなり、
かつその差の値も漸次小さくなっている。このように測
定出力が不安定になったり、応答性能が低下したりする
のでは、とうてい測定の精度を維持することはできない
もう一つの難点は配管系や卵類への血液や血清中のたん
白質、脂肪等の付着問題であって、実験によれば洗浄液
を含む液をまった(流さない場合、配管系や弁には約2
50回のプール血清を通過させると付着物の目視ができ
、500回ぐらいになると配管系の詰まりゃ卵類の誤動
作が発生して正規のL代休制御が行なわれなくなった。
もちろん、各測定′電極表面への付着問題もあり、各測
定電極の測定精度・安定性を確保することができなかっ
た。
以りの難点を克服するため、本件発明者は前出願(特願
昭58−47213 )において、6111定電極に影
響を与えやすい洗浄液を測定ずみの廃液系管路部のみ罠
流して分析セル室、従つて測定電極を洗浄液の影響から
隔離する手段を提案した。また、該、前出願では、試料
受けから分析セル室に至るまでの管路内に被検液中のた
ん白質等が付着する問題を解決するため、被検液を直接
分析セル室内に注入できるよう分析セル室を形成する配
慮も払われている。その後の使用結果によれば、電極の
洗浄液による劣化問題はほぼ完全に解決され測定値の安
定度が大幅に改善されたが、なお分析セル室内やその周
辺に被検液が若干残留し、あるいは長期間の使用後には
壁面や測定′成極面に付着して漸次僅かずつではあるが
汚染されて行く傾向なしとしない。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来技術のもつ難点を克服し、
測定電極面およびその付近が被検液により汚染されるこ
とがより少なく、かつ被検液中のたん白質等が分析装置
の管路内に付着したり詰らせたりするおそれのない測定
性能が安定した血液分析装置を得ることを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明によれば、上記目的は血液分析装置を被検液とし
て血液ないしは血清を受容し内部に該被検液を分析する
測定電極の感応部が位置される分析セル室と、該分析セ
ル室に第1の液を供給する第1の液供給路と、該第1の
液が分析セル室に満たさねた状態で該室内および前記測
定電極の感応部を洗浄する超音波洗浄手段と、分析セル
室内の敢を排出する廃液路と、該廃液路と分析セル室と
の間に介装され分析セル室から廃液路への方向にのみ液
の通過を許す廃液弁と、廃液路に対し洗浄効果を有する
第2の液を供給する第2の液供給路とにより構成するこ
とにより達成される。
〔発明の実施例〕
μ下に図面を参照しながら本発明の実施例を詳しく説明
する。第4図は本発明による面数分析装置の全体構成を
示す系統図であり、従来装置を示す第1図と同じ部分に
は同じ符号が付されている。
なお、以下においては便宜上血液ないしは血清中の電解
質の分析装置について説明するが1本発明は冒頭記載の
ように血液中の炭酸ガスや酸素などの溶存ガス成分、あ
るいはその水素イオン濃度pHの測定にも、測定電極の
taを変えるだけでその−1:マ適用することができる
図の中央に略示された電極保持体加には、第6図た詳細
を示すように、測定電極1a〜1cと比較電極2とがそ
の先端の感応部を分析セル室21に臨ませるように放射
状に外11(すから取り付けられており、該保持体20
は分析セル室の汚染状況が目視できるように透明なアク
リル樹脂またはガラス材料により構成される。8611
1定電極は分析すべき電解質ごとに設けられ、例虻ば1
aがナトリウムイオン測定電極、11)がカリウムイオ
ンdlll 定N 極、 1 cが塩素イオン測定は極
であって、それぞれ比較電極2と対をなして被検体中の
各電解質成分の濃度を測定する。これらの0111定電
極はふつう公知のガラスイオン′電極でありてよく、対
象とする電解質の種類によっては前述のようなパリノマ
イシンな含む選択膜つきの電極が用いられる。測定電極
や比較電極の電極保持体20への取り付けは、第5゜6
図に示すように保持体20の外囲から設けられたねじ孔
20aに0リング2obを入れた上でこれらの電極を該
ねじ孔20aK螺合させて、該電極の先端感応部を分析
セル室21内に僅かに突出させるようにして行なう。
分析セル室21は第5図に示すように電極保持体200
図の上面から設けられた凹みであり、該凹みの底から図
の下方に向けて測定ずみ検体を下方に排出するための廃
液孔20cが設けられる。該分析セル室の上面には超音
波振動子22の下端が接合される。該振動子22はこの
実施例においては円筒状に形成されており、その側面に
標準液Sあるいは界面活性剤等の測定電極に影響を及ぼ
しやすい成分を含まない洗浄用の液(標準液と合わせて
以下第1の液という)を導入する第1の液導入口22a
を備え、その上端は第1の液溝出口23aを側…1に備
えた検体注入管部の下端に接合されている。該検体注入
管nの上部周面には雄ねじ23bが切られており、締め
付はナラ)24とキャップナツト25とが開示のように
該雄ねじ23bに螺合されろ。該両ナッ)24.25は
その間に分析装置のケース60を挾み、これによって検
体外、振動子22.電極保持体20がケース60内に支
持される。ケース外のキャップブーット25の中央部開
口は検体注入口25aであって、その上方から蓋2fi
lCよって開閉自在に覆われている。i26はヒンジ2
6aを中心に開閉でき、閉じたとぎには0リング26b
により検体注入口25aを気密に閉鎖するよう構成され
ている。
電極保持体20の下面には、前プホの廃液口20cに連
通ずるように廃液弁路が取付けないしは接合され、その
弁体28aは分析セル室21から欲が図下方に向けて流
れるのを肝しその逆の方向の流れを阻止する逆止弁体と
して構成されている。またこの1g液弁玉の図の下方の
出口側の側面には、界面活性剤を含み強力な洗浄効果を
有する洗浄液としての第2の液が導入される第20液導
入口28bが図示のように設けられる。
前述の測定電極1a、 lb、 lcからの分析測定出
力には較正が必要なので、ふつうは2種の標準液Sa。
sbが較正のために用いられる。公知のようK、これら
の標準液は測定すべき電解質成分をそれぞれ測定範囲に
近くかつ互いに異なる濃度で含む緩衝溶液が用いられ、
それぞれ第4図の右下部に示す標準液容器11a、1.
1bに納められている。この標準液を分析セル室21に
導入するには、検体注入口25aを図示のように蓋26
で閉じかつ廃液弁28の出口側の排出弁41を閉じた状
態で真空ポンプ15を付勢してまず廃液容器13を減圧
する。ついでその下方に示された標準液導出弁34を開
き流量調整弁謁を適度の開度にして分析セル室21内を
適度の負圧にした七で標準′ti、4人弁10aまたは
1.0 bを開いて標準液容器11aまたはllbから
標準液Saまたはsbを配管31.第1の液導入口22
aを介して分析セル室21内に導入し、さらに第1の液
導出ロ23a、配管32.流量調整弁33.標準液導出
弁34を介して廃液容器13に流す。新しい標準液が分
析セル室21を満たした状態で標準液導入弁tOaまた
は]Obと標準液導出弁34とを閉じ、一方の標準液に
対する測定電極1a、 lb、 lcの測定出力を記録
して第1の較正データを得る。第2の較正データをとる
前には排出弁41を開いて分析セル呈内の標準液を廃液
弁路を介して廃液容器13に排出するとともに、標準液
導出弁34を開いて配管32内の標準液も排出する。
その後は、前述と同様の弁操作で他方の標準液を分析セ
ル室21内に導入して、同様に第2の較正データな取る
。なお公知のように、この第1および第2の較正データ
から各電解質成分に対する検量線が引かれ、その後の被
検体に対する測定値と該検量線とから被渡体に含1れる
各電解質成分が分析値として次定されるが、実用的な面
数分析装置ではすべての+till定出力はディジタル
化された後自動的に計算機に入力され、検量線も計算機
内で計算され、被検体の測定データから直もに被検体の
各電解質J戎分が表示装置にディスプレイされあるいは
6己録装置紅にプリントアウトされる。
以上により6111定準備が終わったので、検体注入口
25aを閉ざしCいた媛冗を鎖線で示される位置に開い
て、矢印Bで示されるように上方D・ら被検体としての
血液ないしは血清をシリンジ、注射針、ピペット等から
分析セル室21に直接注入する。この際には、もちろん
前述の標準液導入弁10a、10bと標準液導出弁34
は閉じられており、排出弁41も閉じられている。本発
明装置においては、分析セル室およびその上方の空間は
極めて単純な形状に構成されており、かつ従来装置のよ
うに被検体を分析セル室21に導くための余分な配管類
もないので、分析セル室近傍の表面が被検体により汚染
されろことが少なく、後の洗浄工程を簡単にすることが
できる。以上のように1−で分析セル室に注入された被
検体により直ちに測定電極1a、’1b+1cからは測
定出力がでるので、これを読み取って検量線と比較して
分析値を得ることができ、あるいは前述のように計算機
を介して分析値を計算させ、表示ないしはプリントアウ
トさせることができる。
これで1回の測定作業自体は終了する。
次の測定のためには分析セル寥z1内をよく洗浄して新
しい被検体を受け入れられるようにしておく必要がある
ので、まず排出9T−41を開いて分析セル室21から
被検体を廃液口20C1廃液弁nおよび排出弁41を介
して廃液容器131C排出する。つぎに分析セル室21
を洗浄するためには、前述の標準液SaまたはSbを用
いてもよいが、別に準υmした洗浄液L1を用いること
ができる。この洗浄液は液自体が洗浄効果を持たせるよ
うに界面活性剤等を混入させない方がよく、例えば純水
や生理的食塩水がむしろ好適である。界面活性剤等は被
検体中に多量に含まれるたん白質や脂肪等の成分と結合
して分析セル室の壁面に付着して分析データに誤差を生
じさせる原因となったり、測定電極の感応面に影響を与
えて長期間中には徐々にその応答性能を劣化させやすい
からである。この意味で標準液や前述の生理的食塩水は
かかる余分な成分を含ます、かつ被検体に近い電解質成
分のみを含んでいるので、測定電極の感応面に与える影
響は全くなく、最も望ましい洗浄媒体といえる。
上述の分析セル室の洗浄用の第1の液を導入するには、
標準液導出弁あを開いて分析セル室内を適度の減圧下に
置いた後、本発明における第1の液供給路(資)中のた
とえば第1の液導入弁35を開いて第1の液L1を分析
セル室21に吸入する。分析セル室21への該第1の液
導入後は少時排出弁41を開いたままにしておき、第l
のiLlにより廃液弁別とくにその弁体28aを抗った
後に排出弁41を閉じる。これによって第1の液I・1
は分析セル室21とその上方の超音波振動子nの内孔部
を満たした」=第1の液導出ロ23a、流*+調整弁3
3.標準液導出弁別を順次経て廃液容器13に流れる。
また、振動子22の内孔部が第1の液L1によって満た
された後に高周波発振器50を付勢して第5図に示すリ
ード22b、22cを介して振動子nに高周波両力を注
入して分析セル室21内を超音波洗浄する。振動子nは
公知のP Z T等の電歪材料ないしは磁歪材料で構成
され、数MHzから数十MHz程度の高周波電力を受け
て、この実施例のように筒状に形成された場合には径方
向内外に振動して第1の液L1を介して分析セル室21
に強力な洗浄効果を及ぼす。
これによって分析セル宰21の壁面、測定電極1a〜1
cの感応面および比較電極2の電極面は相互間の隅部に
至るまで短時間内によく洗浄される。
この超音波洗浄作業は前述の弁操作によって分析セル室
内の第1の液を複数回入れ換えて行なうことができ、通
常は2〜3回の繰返しにより完全な洗浄効果が得られる
。またmlの液Llを流通させながら超音波洗浄を行な
ってもよく、さらには排出弁41を適度に開いて廃液弁
別にも少量の第1の7g L 1を流通させながら行な
ってもよい。いずれにせよ、超音波洗浄を用いない従来
装置に比べて分析セル室21の洗浄時間を数分の−に短
縮でき、かつより完全な洗浄効果が得られ、これによっ
て分析サイクルを短縮し、測定゛電極の機能劣化を防止
することができる。洗浄作業終了後は第1の液導入弁3
5と標準液導出弁34を閉じC1次の分析サイクルに入
る。なお、前述の説明では第1の液は標準液とは別の液
としたが、第1の液が標準液Sa7たはsbであっても
よいのはもちろんである。
廃液弁別、排出弁41とその周辺の配管を含む廃M路4
0は前述のように測定ずみの被検液に直接的に接するの
で、被検液に含まれるたん白質や脂肪が付着して短期間
内に閉塞を起こしやすいので強い洗浄力を有する洗浄液
をMf、 L/てやる必要がある。
廃液弁路に設けられた第2の液導入口28bはこのため
のもので、該導入口28bは第2の液導入弁42を介し
て洗浄液保管容器11cに接続されている。
この第2の液L2としての洗浄液は界面活性剤等を含む
化学的洗浄力の強いものを用いる必要がある。第2の液
L2で廃液路40を洗浄するには、分析セル室21から
被検体を該廃液路を介して排出した後、標準液導出弁あ
が閉じられた状態で排出弁41と第2の液導入弁42と
を開いて、洗浄液保管容器11cからの第2の液L2を
第2の液導入弁42゜廃液弁別、排出弁41を介して真
空ポンプ15により廃液容器13に吸入させる。従って
この第2の液による廃液路の化学的洗浄は第1の液L1
による分析セル室の超音波洗浄の直後あるいは場合によ
りその直前に行なうことができ、第2の液の化学的洗浄
力により短時間内に廃液路の洗浄を終えることができる
。また、第2の液に化学的洗浄力の大きな液を用いても
、前述のように廃液弁別は分析セル室から廃液路への方
向のみに液を通過させるよう構成されているので、第2
の液が分析セル室に侵入して測定電極の感応面に影響を
及ぼすおそれは全くない。なお、以上の第2の液による
廃液路の洗浄は被検体の分析終了後lこ定期的に行なう
のがふつうであるが、第1の液による分析セル室の超音
波洗浄作業とfff I’、jらない限り随時性なって
も差支えない。
以上説明した本発明装置は上述の実施例に限らず種々の
連打で実施をすることができる。例えば11【述のヲP
操作にはかなり火雑なシーケンヌが必要となるので、卵
類の主なものまたはその全部を電磁弁としてシークンス
制御器によりプログラム制9mlするのがむしろふつう
であり、また計算機によるプログラム側路を採用するこ
ともでさる。才た実施例では超音波洗紗のための低動子
を・油状としたが、なにもこの形状にとられれる要はな
く、検体注入管23を長「1に形成して電極保持体ム〕
に直接に取り伺け、その円部に適宜の形状の据貸ノ子を
収納するようにしてもよい。この低動子は前述のセラミ
ック材料に限らず他の公知の材料を採用することができ
、またその液に接する面にはぶつ累樹脂等のコーテング
を施すことにより微量金属イオンの溶出に基づく測定電
極の感応面の劣化を未然に防止する等の配慮もむしろ考
慮すべきことである。第1の液導入口22aの導入位置
も振動子の側面に限らず、電極保持体加の側面に取り付
けて分析セル室21に直接第1の液を導入するようにし
てもよい。
〔発明の効果〕
本発明装置においては以上説明のとおり、化学薬品類に
よって感応性能が影響を受けないしは劣化されやすい測
定電極の感応面が位置する分析セル室周辺には、かかる
薬品類を全く含まない第1の液のみを接触させて超音波
洗浄により洗浄効果を上げ、被検体中に多量に含まれる
たんLl質や脂肪類が付着蓄積して閉塞されやすい廃液
路系に対しては化学的洗浄力に富む第2の液により洗浄
効果を上げるようにしたので、測定電極の感応面とその
周辺が残存被検液により漸次汚染されることが従来装置
に比べて少なくなり、被検液中のたん白質や脂肪成分等
の付着により分析装置Q)管路を詰らせるおそれがなく
なる。これによって、測定電極の劣化が少なく、測定性
能の低下がない安定した血液分析装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による血液分析装置の概要構成を示す
系統図、第2図および第3図は該従来装置における洗浄
故による測定電極の感応性能の変化を測定した実験結果
を示すグラフ図、第4図以降は本発明による血液分析装
置の実施例を示し、内第゛4図は該本発明装置の全体構
成を説明するための系統構成図、第5図は該装置内の分
析セル室を中心とする測定主要部の一部切欠き縦断面図
、第6図はその一部切欠き横断面図である。 図において、1a、1b、1c :測定電極、 10a
 、10b :第1の液供給路の構成要素としての標準
液導入弁、21:分析セル室、22:超音波洗浄手段と
しての超音波振動子、22a:第1の液供給路を構成す
る第1の液導入口、23a二第1の液供給路を構成する
第1の液溝出口、28:廃液弁、28b:第2の液供給
路を構成する第2の液導入口、3O:第1の液供給路、
31.32:第1の液供給路を構成する配管、33:第
1の液供給路をill成する流′jJt:調節弁、34
:第1の液供給路の構成要素としての標準液導出弁、3
5二glの液供給路を構成する第1の液導入弁、40:
廃i路、41:廃液路を構成する排出弁、42:第2の
液供給路を構成する第2の液導入弁・50:超音波洗浄
手段としての高周波発振器、B:被検体としての血液ま
たは血清、Ll:第1の液、L2:i2の液、Sa、S
b : f、 1の液の構成要素としての標準液、であ
る。 1′2 (ト) オ 4−12E+ 5S TS 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)被検液として血液ないしは血清を受容し内部に該被
    検液を分析する測定電極の感応部が位置される分析セル
    室と、該分析セル室1(第1の液を供給する第1の液供
    給路と、該第1の液が分析セル室に満たされた状態で該
    室内および前記測定電極の感応部を洗浄する超音波洗浄
    手段と、分析セル室内の液を排出す−る廃液路と、該廃
    液路と分析セル室との間に介装され分析セル室から廃液
    路への方向にのみ液の通過を許す廃液弁と、廃液路に対
    し洗浄効果を有する第2の液を供給する第2の液供給路
    とを備えてなる血液分析装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、第1の
    液が測定電極の較正用の標準液であることを特徴とする
    血液分析装置。 3)特許請求の範囲第1項記載の装置において、分析セ
    ル室が測定電極を保持する電極保持体の上面から設けら
    れた鉛直な筒状の凹みとして形成され、超音波洗浄手段
    の超音波振動子が該凹みの側壁に連続する内壁を有する
    筒状体として形成されたことを特徴とする血液分析装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102527663A (zh) * 2011-12-29 2012-07-04 苏州浩欧博生物医药有限公司 一种免疫分析过程中的清洗方法
US20220308006A1 (en) * 2019-06-07 2022-09-29 Hach Company Sensor cleaning and calibration devices and systems

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