JPS60126573A - 間接加熱管付回転乾燥機 - Google Patents

間接加熱管付回転乾燥機

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Publication number
JPS60126573A
JPS60126573A JP23554183A JP23554183A JPS60126573A JP S60126573 A JPS60126573 A JP S60126573A JP 23554183 A JP23554183 A JP 23554183A JP 23554183 A JP23554183 A JP 23554183A JP S60126573 A JPS60126573 A JP S60126573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating tube
dryer
inert gas
heating
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP23554183A
Other languages
English (en)
Inventor
正康 伊藤
山村 隆則
直樹 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP23554183A priority Critical patent/JPS60126573A/ja
Publication of JPS60126573A publication Critical patent/JPS60126573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、回転筒内に多数の加熱管を軸心と平行的に設
けた間接加熱管付回転乾燥機に関し、さらに詳細には、
大気圧以下の蒸気を熱媒として使用する間接加熱管付回
転乾燥機に関する。本発明の間接加熱管付回転乾燥機は
、80〜too ’c以下の低温排水、低温排蒸気を有
する食品工業、製鉄工業等において好適に適用される。
これらの工業において、直接または間接に低温蒸気を負
圧下で発生させ、これを乾燥用に利用するものである。
(発明の技術的背景とその問題点) 通常スチームドライヤーと呼ばれるこの種の乾燥機は、
容積当りの加熱面積が大きく、したがって乾燥能力が大
きく、伝熱速度が高い特徴がある。さらに、排気ガスの
処理設備を必要とせず、また運転操作が容易である等の
利点を有し、広く用いられている。
この間接加熱管付回転乾燥機は、一般に、10〜30m
の長さを有し、回転筒内において、湿潤粉体または粒状
体を、熱媒によって加熱された加熱管と接触させ、回転
筒の回転につれて順次排出口に移動させながら連続的に
乾燥させるものである。
加熱管を加熱させるための熱媒(蒸気)は、通常、第1
図に示すように、回転筒の製品出口側から回転継手を介
して加熱管内に供給され、加熱管を通して湿潤粉体に熱
を供給し湿潤粉体を乾燥させると同時に、熱媒自体は加
熱管内において凝縮し、乾燥機に勾配に沿って供給蒸気
と向流的に流下して回転筒の一端に設けたドレーン室に
流入し、回転継手から排出される。
ところで、上記のような乾燥機において、加熱管の熱媒
として負圧(大気圧以下)の蒸気を使用すると、蒸気中
には、イナートガス脱気蒸気の場合であっても約0.0
03$程度、脱気をしない蒸気の場合には約0.3z程
度のイナートガスが含有されており、このイナートガス
が加熱管上部に滞留することになる。従来の大気圧操作
の場合には、バイメタル方式のエアトラップにより、加
熱管内のイナートガスを大気中に放出し、熱交換率の低
下を防止していたが、負圧(大気圧以下)の蒸気を使用
する場合には、イナートガスは負圧下のため大気中に放
出できない。
これについて、第1図〜第3図を参照しながらさらに詳
細に説明する。
第1図〜第3図に示す従来の間接加熱管付回転乾燥機に
おいて、1は回転筒、2は加熱管で、回転筒1の一端に
被乾燥物投入口を有し内部にスクリューコンベア4が内
装された投入部5が配され、ここから供給された被乾燥
物には多数の加熱6から排出される。
この時、加熱v2内に供給される熱媒として負圧蒸気S
が使用されていると、負圧蒸気S中に含イ1されるイナ
ートガスエは、第2図に示すように、加熱管2の、回転
筒投入部5側に滞留し、ドレーンDに混和される以外に
は加熱管2の内部から排出されず、そのまま徐々に加熱
管2の回転筒投入部側に蓄積滞留することとなる。なお
、83図はイナートガスエの滞留のない状況を示すもの
である。
ところで、この種の乾燥機では、一般に、加熱管2の内
部蒸気の凝縮熱による加熱管外湿潤物との熱交換率すな
わち伝熱係数によって伝熱面積を決定し、大きさを決定
して連続運転に適応せしめている。しかしながら、加熱
管2内のイナートガスIが加熱管2外に排出されず管内
に滞留するような73態が生じると、加熱管2内の蒸気
密度は減少し、加熱管2内では熱媒不足となり、乾燥機
としての有効な伝熱面積を構成し得なくなる。また、連
続運転の後では、多量のイナートガスエが加熱管2内に
滞留し、蒸気で満たされた加熱管部分の容積が減少し、
連続的な乾燥操作が不可能となってしまう。
」−記のような問題を、従来の構造の乾燥機により解決
しようとすれば、熱媒蒸気を供給側にて十分に脱気する
とともに、蒸気供給ライン配管を全溶接構造とするほか
、必要に応じて乾燥機を停止して真空ポンプにより吸気
操作を実施するか、加熱管2内を大気圧以上の圧力に上
げてイナートガスIを大気中に放出させるようにせざる
を得す、効率が極めて悪いものとなってしまう。
(発明の目的) そこで、本発明は上記のような従来技術における問題を
解決するために成されたもので、本発明の目的は、回転
筒加熱管内におけるイナートガスの滞留を防止し、所定
の熱交換率を確保し、大気圧以下の蒸気を熱媒として連
続的な乾燥処理を可能ならしめる間接加熱管付回転乾燥
機を提供することにある。
(発明の構J&) 上記目的を達成するために、本発明は、回転筒内にその
軸心と平行的に多数の加熱管を内臓し、かつ回転筒の一
端部に被乾燥物供給部を、他端部に乾燥物積出部を備え
た乾燥機において、上記加熱管内のイナートガスを連続
的かつ強制的に抜き出す手段を設けたことを特徴とする
ものである。
(発明の具体例) つぎに、本発明を第4図〜第8図に示す具体例に基いて
説明する。
第4図および第5図は本発明の第一の具体例を示す。本
具体例によれば、回転筒1の被乾燥物投入部5側の加熱
管端面に設置された集合用リング管7から回転筒lの外
面に沿ってイナートガス抜き管8を延在させ、さらにこ
のイナートガス抜き管8を被乾燥物供給用スクリューコ
ンベア4のシャフト8内を貫通して延在させ、スクリュ
ーコンベア・シャフト8の端面から取り出して回転継手
IOで接続後真空ポンプ11等の吸気系に接続する。ス
クリューコンベア・シャフト9とイナートカス抜き管8
との合わせ面は、第5図に示すようにグランドシール1
2によりシールされる。
第6図および第7図は、本発明の第二の具体例を示す。
本具体例では、回転筒lに設けた加熱管2の集合用リン
グ管7から回転筒1の外面に沿ってイナートガス抜き管
8を延在させ、さらにこのイナートガス抜き管8を回転
筒1の乾燥物排出口6側の回転継手14まで延在させ、
真空ポンプ11等の吸気系に接続するように構成されて
いる。第8図におけるA部分を拡大して示すと第7図の
通りである。蒸気供給/ドレーン排出用回転継手13内
にイナートガス抜き管8が貫通して設けられ、イナート
ガス抜き管8は回転継手14を介して吸気系に接続され
る。
なお、第4図および第5図に示す具体例におけるイナー
トガス抜き手段は、第8図に示すように、スクリューコ
ンベア4の代わりに電磁フィーダ15等を設置した乾燥
機にも適用することができる。
(発明の効果) −」二記のように構成された乾燥機では、回転筒l内の
加熱管2から連続的にガス抜きを行なうことが可能とな
るため、熱媒が負圧蒸気の場合であっても蒸気供給系に
過剰ガス混入防止装置を設ける必要がなくなる。また、
加熱管内にカスが滞留しなくなるので、加熱管と被乾燥
物の熱交換がよくなり、乾燥効率が向上するとともに、
真空熱媒系での連続運転が可能となる。
(実施例) 第4図および第6図に示すイナートガス抜き手段を設置
した乾燥機を用いて、コークス炉用石炭(水分13%)
を80℃、355mmHgの負圧空気により乾燥処理し
た。使用した乾燥機の円筒直径は450mmφ、加熱管
サイズは13qB 、加熱管数は12木、イナートガス
抜き管サイズは34Bであった。以上の条件での乾燥処
理において、約24時間以」二に亘って処理量Q、7T
/Hr、出口水分5zを保持することができた。
(比較例) イナートガス抜き手段を設けないほかは実施例と全く同
じ条件で乾燥処理を行なったところ、加熱管にイナート
ガスが滞留し、運転開始後約1時間で加熱管表面温度が
70℃に低下し、2時間後には50°Cに低下して乾燥
能力を保持することができなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の間接加熱管付回転乾燥機の概略図、第2
図および第3図は従来の乾燥機におけるイナートガスの
滞留状況を示す説明図、第4図は本発明の第一具体例に
よる乾燥機の概要図、第5図はその一部拡大図、第6図
は本発明の第二具体例による乾燥機の概要図、第7図は
その一部拡大図、第8図は本発明の他の具体例を示す概
要図である。 1 ・拳回転筒 2・・加熱管 3・・被乾燥物投入口 4−・スクリューコンベア 5 ・・被乾燥物投入部 6・・乾燥物排出ロア ・・
集合リング管 8 ・・イナートガス抜き管 9・・シャフト10・・
回転継手 11・・真空ポンプ1211・グランドシー
ル 13争・回転継手14・φ回転継手 15・・電磁
フィーダ特許出願人 月島機械株式会社 第5図 M 第6 図 「

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転筒内にその軸心と平行的に多数の加熱管を内
    蔵し、かつ回転筒の一端部の被乾燥物供給部を、他端部
    に乾燥物排出部を備えた乾燥機において、上記加熱管内
    のイナートガスを連続的かつ強制的に抜き出す手段を設
    けたことを特徴とする間接加熱管付回転乾燥機。
JP23554183A 1983-12-14 1983-12-14 間接加熱管付回転乾燥機 Pending JPS60126573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23554183A JPS60126573A (ja) 1983-12-14 1983-12-14 間接加熱管付回転乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23554183A JPS60126573A (ja) 1983-12-14 1983-12-14 間接加熱管付回転乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60126573A true JPS60126573A (ja) 1985-07-06

Family

ID=16987505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23554183A Pending JPS60126573A (ja) 1983-12-14 1983-12-14 間接加熱管付回転乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60126573A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013387A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 回転乾燥機及びその制御方法
EP4311992A1 (en) * 2022-07-26 2024-01-31 Proman AG Rotary type dryer for drying wet melamine

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