JPS60126399A - 繊維状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシ−ト材の製法 - Google Patents
繊維状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシ−ト材の製法Info
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- JPS60126399A JPS60126399A JP22854183A JP22854183A JPS60126399A JP S60126399 A JPS60126399 A JP S60126399A JP 22854183 A JP22854183 A JP 22854183A JP 22854183 A JP22854183 A JP 22854183A JP S60126399 A JPS60126399 A JP S60126399A
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維状チタン酸アルカリ金属を有するシート材
の製法に関するものであり、詳しくはマイクロフィブリ
ル化セルロース(以下MFCと略す)を定着剤として用
いて抄造することを特徴とするシート材の製法に関する
ものである。
の製法に関するものであり、詳しくはマイクロフィブリ
ル化セルロース(以下MFCと略す)を定着剤として用
いて抄造することを特徴とするシート材の製法に関する
ものである。
従来、液体の精密il=”適用の1過拐としては、アス
ベストが抽促性能が高く、且つ11過抵抗が低いので賞
月されて来たが、労働衛生」−の問題のためにその使用
は好捷しくないとされている。そのため代替物の開発が
望丑れている。
ベストが抽促性能が高く、且つ11過抵抗が低いので賞
月されて来たが、労働衛生」−の問題のためにその使用
は好捷しくないとされている。そのため代替物の開発が
望丑れている。
繊維状チタン酸アルカリ金シーは、これを?I:1過材
として使用した場合、やはり′j1過性能が高く、且つ
1過抵抗も低いので、有力なアスベスト代替物である。
として使用した場合、やはり′j1過性能が高く、且つ
1過抵抗も低いので、有力なアスベスト代替物である。
しかしながら、アスベストの憾維長はかなり長いのに対
し、繊維状チタン酸アルカリ金属Cよ非宿に微細なもの
であり、取扱いが不便な欠点を有する。従って、r1過
工程において15過層からの繊維状チタン酸アルカリ金
属自体の1洩が起りやすい。この対策として繊維状チタ
ン酸アルカリ金属塩を含有するシート材として使用する
方法が考えられる。
し、繊維状チタン酸アルカリ金属Cよ非宿に微細なもの
であり、取扱いが不便な欠点を有する。従って、r1過
工程において15過層からの繊維状チタン酸アルカリ金
属自体の1洩が起りやすい。この対策として繊維状チタ
ン酸アルカリ金属塩を含有するシート材として使用する
方法が考えられる。
特開昭57−48000号公報にはポリアクリル酸ヒド
ラジドなどの酸ヒドラジドポリマーを定着剤として抄造
し、シート化する方法が示されている。しかしながら、
酸ヒドラジドポリマーは水溶性であるため、この方法で
シート化したものは食品などの水性液体のe過に使用す
ることは衛生上危険であり、又シートの耐久性、fi液
液中成分の選択吸着性などに問題がある。
ラジドなどの酸ヒドラジドポリマーを定着剤として抄造
し、シート化する方法が示されている。しかしながら、
酸ヒドラジドポリマーは水溶性であるため、この方法で
シート化したものは食品などの水性液体のe過に使用す
ることは衛生上危険であり、又シートの耐久性、fi液
液中成分の選択吸着性などに問題がある。
発明者らは、本質的に水不溶性であり、無毒、無害であ
って、繊維状チタン酸アルカリ金属塩の定着性があり、
シート形成能を有する物質について検討した結果、MF
Cがこれらの目的を充足するすぐれた累月であることを
みとめ、本発明に到達した。即ち、本発明は繊維状チタ
ン酸アルカリ金属塩およびMFCを必須成分として含有
するスラリーを用いて抄造することを特徴とする、繊イ
イ[状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシート材の製
法に関するものである。
って、繊維状チタン酸アルカリ金属塩の定着性があり、
シート形成能を有する物質について検討した結果、MF
Cがこれらの目的を充足するすぐれた累月であることを
みとめ、本発明に到達した。即ち、本発明は繊維状チタ
ン酸アルカリ金属塩およびMFCを必須成分として含有
するスラリーを用いて抄造することを特徴とする、繊イ
イ[状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシート材の製
法に関するものである。
本発明において、繊維状チタン酸アルカリ金属塩とは、
一般式M20・rL(Ti02)で表わされるものであ
り、具体的には、例えば4チタン酸カリウム、6チタン
酸カリウム、8チタン酸カリウムなどである。
一般式M20・rL(Ti02)で表わされるものであ
り、具体的には、例えば4チタン酸カリウム、6チタン
酸カリウム、8チタン酸カリウムなどである。
本発明に用いるMFCは、バルブやリンターなどのセル
ロース繊維を特開昭56−100801号明細書に示さ
れた方法で水中にて粘状叩解して得られるもので、同明
細看には「微小−゛繊−市状・セル1コース」として定
義されている。
ロース繊維を特開昭56−100801号明細書に示さ
れた方法で水中にて粘状叩解して得られるもので、同明
細看には「微小−゛繊−市状・セル1コース」として定
義されている。
MFCは、セルロース繊維が微細に分割され、径数μm
以下の多数のフィブリルの集合体となっているものであ
って、原料バルブの6倍程度の保水性があり、水中にセ
ルロース固形分04%以上の濃度で分散したものは安定
な懸濁液である。
以下の多数のフィブリルの集合体となっているものであ
って、原料バルブの6倍程度の保水性があり、水中にセ
ルロース固形分04%以上の濃度で分散したものは安定
な懸濁液である。
この懸濁液をキャスディグして乾燥するとフづルムが得
られる。
られる。
F#、雄状チタン酸アルカリ金属塩は、径0.1〜03
μm)長さ20〜30μ771程度の微細な繊維状結晶
であり、表面が平滑なので定着の困難なものであるが、
M’FCの懸濁液はこれを良く定着する。
μm)長さ20〜30μ771程度の微細な繊維状結晶
であり、表面が平滑なので定着の困難なものであるが、
M’FCの懸濁液はこれを良く定着する。
MFC,l!:繊維状チタン酸アルカリだけを含有する
スラリーを抄紙してもシートを得ると−とけ可能である
が、得られるシート材の強度に制限がある。
スラリーを抄紙してもシートを得ると−とけ可能である
が、得られるシート材の強度に制限がある。
MFCの一部を繊維長100μm以上の他の繊維でおき
かえたスラリーを抄紙したものは強度の高いものが得ら
れる。添加する繊維の拐質は特に制御板はなく、バルブ
、リンター、コノトン、絹などの天然繊維、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成繊維や再生
セルロース繊維のステーブルファイバー、アルミナ、ガ
ラス繊維などのステーブルファイバーなどを利用するこ
とができる。この場合、繊維長は長い方かシート強暦増
強効果は太きいが、抄造が困難になるので、5(′均繊
組長500μrn〜3000μtnが適当である。
かえたスラリーを抄紙したものは強度の高いものが得ら
れる。添加する繊維の拐質は特に制御板はなく、バルブ
、リンター、コノトン、絹などの天然繊維、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成繊維や再生
セルロース繊維のステーブルファイバー、アルミナ、ガ
ラス繊維などのステーブルファイバーなどを利用するこ
とができる。この場合、繊維長は長い方かシート強暦増
強効果は太きいが、抄造が困難になるので、5(′均繊
組長500μrn〜3000μtnが適当である。
また、その添加量は材質によっても好適な量が異なるが
、バルブの場合、MCFの10倍程II甘せ添加するこ
とができる。
、バルブの場合、MCFの10倍程II甘せ添加するこ
とができる。
MFCによる繊維状チタン酸カルカリ金属塩の定着能力
は非常に太きい。シート化に際しては、M CI”固形
分と繊維−状チタン酸アルカリ金属塩の重)荻比は2/
98以上あればよい。M F C量が多くなるほど繊維
状チタン酸アルカリ金属塩の定着率(歩留り)は良くな
るが、抄造時のP水速度がおそくなるので、15/85
以下が作業上好適である。
は非常に太きい。シート化に際しては、M CI”固形
分と繊維−状チタン酸アルカリ金属塩の重)荻比は2/
98以上あればよい。M F C量が多くなるほど繊維
状チタン酸アルカリ金属塩の定着率(歩留り)は良くな
るが、抄造時のP水速度がおそくなるので、15/85
以下が作業上好適である。
MFCに、さらに他の適当な繊維、例えばリンク−繊維
を添加した場合、シート化に適当な条件範囲に拡大され
、繊維状チタン酸アルカリ金属塩30〜98重量%とM
FCを含む繊EiD、 2〜70重量%を含有するスラ
リーから抄紙することができる。
を添加した場合、シート化に適当な条件範囲に拡大され
、繊維状チタン酸アルカリ金属塩30〜98重量%とM
FCを含む繊EiD、 2〜70重量%を含有するスラ
リーから抄紙することができる。
本発明の方法によって得られる繊維状アルカリ金属塩を
含むシート拐はl″jj過材か、含浸用基イ4、セパレ
ーター、スピーカーコーンなどの累月として使用するこ
とがてきる。
含むシート拐はl″jj過材か、含浸用基イ4、セパレ
ーター、スピーカーコーンなどの累月として使用するこ
とがてきる。
本発明によりイ8られたシート材は、7ノー1過拐とし
て用いた場合、繊維状アルカリ金属塩の脱落がなく、倣
粒子の捕捉率が良好であり、水系で[吏用したとき、有
機物、金属などの溶出がないなど、食品、医薬品の処理
に用いても安全である。
て用いた場合、繊維状アルカリ金属塩の脱落がなく、倣
粒子の捕捉率が良好であり、水系で[吏用したとき、有
機物、金属などの溶出がないなど、食品、医薬品の処理
に用いても安全である。
以下に実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1
繊維状チタン酸カリ(大塚化学薬品製Tl5M、0゜組
成に20 ’ 6 T i 02平均繊維長20〜30
1ttn、 。
成に20 ’ 6 T i 02平均繊維長20〜30
1ttn、 。
繊釘1径01〜03μtn ) 100重量部、平均繊
維長1.67r1mのリンター繊維の125重量% 水
懸濁液400 工1i計部、IVl、F’Cの2重量%
水懸濁7fj 25o爪M部および水4.000重量部
を混合l〜、均一なスラリーを調整した。実験室用手す
き抄紙機を用いて抄造した。抄造時のj1水時間は2秒
であった。
維長1.67r1mのリンター繊維の125重量% 水
懸濁液400 工1i計部、IVl、F’Cの2重量%
水懸濁7fj 25o爪M部および水4.000重量部
を混合l〜、均一なスラリーを調整した。実験室用手す
き抄紙機を用いて抄造した。抄造時のj1水時間は2秒
であった。
得られたシートを150 ”Cで乾燥し、jγさ400
μm 、坪量55gのチタンffカリ含有シートを得た
。定着率は約92%であった。
μm 、坪量55gのチタンffカリ含有シートを得た
。定着率は約92%であった。
得られたシートの引張強度および1過性能を+ol−含
有するラテックス(ダウケミカル製、Diagono
5tics )を1遇面積1385cm2のシートで常
圧下に1遇したときの性能で示す。
有するラテックス(ダウケミカル製、Diagono
5tics )を1遇面積1385cm2のシートで常
圧下に1遇したときの性能で示す。
(第1表、第2表)
実施例2
繊維状チタン酸カリxooMz部、リンター繊維の12
5重辰%水懸濁液800重喰部、MFCの2重量%水懸
濁液500重縫部および水1500重量部のスラリーを
用いたほかは実施例1と同様にしてチタン酸カリ含有シ
ートを作製した。抄造時のP水時間は20秒、シートの
厚み550 μm、坪量160g、定着率約97%であ
った。
5重辰%水懸濁液800重喰部、MFCの2重量%水懸
濁液500重縫部および水1500重量部のスラリーを
用いたほかは実施例1と同様にしてチタン酸カリ含有シ
ートを作製した。抄造時のP水時間は20秒、シートの
厚み550 μm、坪量160g、定着率約97%であ
った。
実施例1と同様にシートの引張強度、f過性能を測定し
た。
た。
実施例3
繊維状チタン酸カリ100重量部、リンター繊維の12
5重量%水懸濁液400重量部、アルミナゾルの10重
量%水懸濁液および水500重量部のスラリーを用いた
ほかは実施例1と同様にして厚み400μmのチタン酸
カリ含有シートを作成した。シートの引張強度測定結果
は第1表に併せて示す。
5重量%水懸濁液400重量部、アルミナゾルの10重
量%水懸濁液および水500重量部のスラリーを用いた
ほかは実施例1と同様にして厚み400μmのチタン酸
カリ含有シートを作成した。シートの引張強度測定結果
は第1表に併せて示す。
実施例に用いたと同じ繊維状チタン酸カリをf布(新興
筋条ダイヤ100ONB布)上にプレコートし、P布上
にケーキを生成されたものをf4過材として同じポリス
チレンラテックスをf遇した。f過試倹結果を6B2表
に示す。
筋条ダイヤ100ONB布)上にプレコートし、P布上
にケーキを生成されたものをf4過材として同じポリス
チレンラテックスをf遇した。f過試倹結果を6B2表
に示す。
尚、粒子阻子率は原液および1過〆よの濁1νからめた
。
。
比較例プレコーティング■は1遇層にピンホールがあり
、粒子が大量に洩れたため測定しなかった。
、粒子が大量に洩れたため測定しなかった。
繊維状チタン酸カリは濾過材として優れた捕捉能ヲ有し
ているが、プレコート層は不安定であシ、扱いにくい。
ているが、プレコート層は不安定であシ、扱いにくい。
一方、これをシート化したものはハンドリングが容易で
あり、安定したr過性能が得られる。
あり、安定したr過性能が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 fil 繊維状チタン酸アルカリ金属塩およびマイクロ
フィブリル化セルロースを必須成分として含有するスラ
リーを用いて抄造することを特徴とする繊維状チタン醒
アルカリ金属塩を含有するシーl−利の一製法。 (2) 固形分に占める重量%が繊維状チタン酸アルカ
リ金属塩30〜98%、マイクロフィブリル化セルロー
スを含む繊維質が70〜2%であるスラリーを用いるこ
とを!1寺徴とする特許請求範囲第1項記載の繊維状チ
タン咽アルカリ金属塩を含むシート拐の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22854183A JPS60126399A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 繊維状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシ−ト材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22854183A JPS60126399A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 繊維状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシ−ト材の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126399A true JPS60126399A (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=16878005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22854183A Pending JPS60126399A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 繊維状チタン酸アルカリ金属塩を含有するシ−ト材の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126399A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60134100A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-17 | ダイセル化学工業株式会社 | 無機繊維シ−ト材の製造方法 |
JPS61127680A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-14 | 三菱製紙株式会社 | ウイスカ−シ−トの製造方法 |
JPS63319016A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Nippon Rokaki Kk | 濾紙 |
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JPS6081399A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-09 | 三菱電機株式会社 | アルミナペーパーおよびボロンナイトライドペーパー |
JPS6088199A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-17 | 三菱電機株式会社 | 複合ペ−パ− |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP22854183A patent/JPS60126399A/ja active Pending
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