JPS6012635A - 真空ヒユ−ズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 するものであり９％に電極の径を大きくすることなく対
向する電極面積を増加させ、小形にして遮断性能の優れ
たものを提供することにある。

従来、この種真空ヒユーズに関しては９本出願人が特願
昭５２−１３１’８５において提案したように、対向し
た導体軸間に溶断可能なヒユーズエレメントを接続し、
中Ｊし部を開孔した円板状電極を対向配置してその裏面
に螺旋状導体板を設けてヒユーズエレメント溶断時にＭ
Ｍ１方向磁界を発生させ、遮断性能を向上させたものが
ある。

第１図は、前述した真空ヒユーズの例で、１はヒユーズ
エレメントで、中心を開孔した円板状の電極２ａ、２ｂ
を貫通して導体軸３ａ、３ｂに接続されている。４ａ　
、４ｂは螺旋状導体板で中心側端部は導体軸３ａ、３ｂ
に接続され、また外周側端部は電極２ａ、２ｂの外周部
に取り付けられた円筒状リング５ａ、５ｂに接続されて
、電極構成体ム、勧を形成している。さらにこの電極構
成体い、鈷を囲むように略円筒形のシールド７を配置し
。

容器内部を真空に保持している。この場合、螺旋状導体
板４ａ、４ｂの中間部分と電極２ａ　、　２ｂとは接触
することなく所定の間隙１０ａ　、１０ｂを有し、螺旋
状導体板４ａ　、４ｂの螺旋の巻き方向は電極表面より
みて互いに同一方向としている。

そして、事故電流によりヒユーズエレメント１が溶断し
て、アークが電極２ａ、２ｂ間に発生すると電流が螺旋
状導体板４ａ　、　４ｂを通流することにより軸方向磁
界が発生するようにしていた。

このように構成された真空ヒーーズにおいては、遮断限
界を向上させる場合、対向した電極２ａ及び２ｂの面積
を大きくする必要があり、このため電極２ａ及び２ｂの
径を大きくするのが一般的である。

ユーズでは、３個を並列して配設されることが多く、大
きな相聞間隙を取らねばならず、取付スペースが大きく
なる欠点があった。

本発明はこれらの欠点を除去するためになされたもので
、その特徴とするところは、電極の対向面を同軸対向面
とし、電極の径を犬きくすることなく、対向電極面積を
増加せしめ、遮断性能を向上させるようにしたもので、
以下に図面により詳細に説明する。

第２図は本発明による第一の実施例を示す縦断面図であ
り、１１はヒユーズエレメントで、その一端はカップ状
の外電極１２の底部中心に設けた開孔部１２ａを貫通し
て、導体軸１３に接続され。

ヒユーズエレメント１】の他端は該導体軸１３と同一軸
上に対向して配置された棒状の内電極１４に接続されて
いる。該内電極１４のほぼ中央の一部また。外電極１２
の上部外周端部１２ｂには金属シールド１５．ガラスま
たはセラミックからなる第１絶縁容器１６及び金属から
なるエンドカップ１７ａを順次弁して、前記内電極１４
に固着する。また外電極１２の底部１２ｃには金属フラ
ンジ１８．第２絶縁容器１９及び金属エンドカップ１７
ｂをそれぞれ固着して、密閉容器を形成し、内部を真空
に保持している。２０はコイルで一端は外電極１２の外
周端部１２ｂ近傍に、他端は導体軸１３に接続されてい
る。

このような本発明の構成において、短絡事故等により大
電流が流れ導体軸１３と内電極１４との間のヒユーズエ
レメント１】が溶断すると２発生したアークは直ちに外
電極１２と内電極１４間に移行し、これにより、ヒユー
ズエレメント】１が溶断する前には導体軸１３．ヒユー
ズエレメント】及び内電極１４にて一直線に形成されて
いた通電路が導体軸１３．コイル２０．外電極１２及び
内電極１４０通電路に替り、コイル２ｏにより、外電極
１２用により１両電極１２及び１４の同軸対向部位に移
行し、アークＢを形成する。このアークＢはコイル２０
が作る軸方向磁界とは方向が直交しているため１回転移
動する。

さらにアークが内電極１４の鍔部１４ａに移行してアー
クＣを形成した場合は、このアークＣと磁界の方向は平
行になりアークは閉じ込められ結局アークＢの方向へ戻
される。

このようにヒユーズエレメント１】の酊断後に発生した
アークは一個所に留まることはなく。

電極の同軸対向部位の壁間内を回動しながら。

電流零点にて消滅し、遮断を完了する。従ってアークの
停滞による電極の局部加熱を引き起すことがない利点が
ある。

遮断能力を向上させることができる。

以上説明した本発明の実施例において、コイル２００作
用は前述したように外電極１２及び内電極１４間にアー
クが発生したときに電流が流れるものであり、外電極１
２と導体軸１３とコイル２０との接続方法については、
ろう付やノ・ンダ付等による固着の外にネジ止めやベル
ト止め等２着脱自在に固定してもよい。またコイル２０
の巻線部分２０ａは機誠的保持及び絶縁を確保するため
１図では示していないが樹脂またはゴム等からなるモー
ルドにより充填固持してもよい。さらに。

第２絶縁容器１９は、必要な磁界を得るだけの電流がコ
イル２０に通流することが確保できるものであれば、ス
テンレス等の高抵抗物質に置き換えても２本発明から逸
脱するものではない。

第３図は本発明による他の実施例であってコ鍔部１４ａ
に対向して外電極鍔部２］ａを不する。

例と同様であるので説明を省略するが、゛電極２１及び
１４の鍔部対向部分１４ａと２１ａが広くなり、前記ア
ークＣが形成された場合、前記外電極２１の鍔部２１ａ
の大きな熱容量により、アークの冷却効果が増加し、よ
り大きな遮断能力を得ることができる利点がある。

以上説明したように本発明によれば、電極の対向面を同
軸対向面の構成をとる方法としたので、同軸対向部位の
長さｌを長くすれば良〈従来のように電極径を大きくす
ることなく対向する電極面積を増加させることができ、
小形にして遮断性能に優れた真空ヒーーズを実現できる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の真空ヒーーズを示す縦断面図。 第２図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第３、、図
は他の実施例を示す要部縦断面図である。 ＩＪ・・ヒユーズエレメント、１２，２Ｊ・・・外を杉
。 特許出願人　日本無線株式会社 爪２図 亮３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 真空容器内に対向配置した導体間に溶断可能なヒユーズ
   エレメントを接続し、該ヒユーズエレメントの溶断後に
   前記導体の軸方向に磁界を発生するようにした真空ヒユ
   ーズにおいて、カップ状の外電極または鍔部を備えたカ
   ップ状の外電極と棒状の一部に鍔部を有する内電極とを
   同軸対向面を形成するように配置し、ヒユーズエレメン
   トの一端を前記外電極の中心に設けた開孔部を貫通して
   導体軸に接続し前記ヒーーズエレメントの他端は前記内
   電極に接続し、外電極の外側にある両端部はシールド、
   絶縁容器。 及びエンドカップで包合してそれぞれ内電極及び導体軸
   に固着して真空容器を形成し、かつ外電極の周囲は前記
   真空容器の外側を形成して。 ここに磁界発生用のコイルを設はコイルの一端を外電極
   へ接続し、他端を導体軸へ接続し、前記ヒーーズエレメ
   ントの溶断後に発生するアークが、磁界により内、外電
   極の同軸対向面を回動するようにしたことを特徴とする
   真窒ヒー、−ズ。