JPS60126325A - 炭素繊維シ−トの製造法 - Google Patents

炭素繊維シ−トの製造法

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JPS60126325A
JPS60126325A JP23063683A JP23063683A JPS60126325A JP S60126325 A JPS60126325 A JP S60126325A JP 23063683 A JP23063683 A JP 23063683A JP 23063683 A JP23063683 A JP 23063683A JP S60126325 A JPS60126325 A JP S60126325A
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JP
Japan
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sheet
paper
carbon fiber
fiber
fibers
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JP23063683A
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English (en)
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Yasuhei Awata
粟田 泰平
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、炭素繊維シートの新規な製造法に関するもの
である。更には、抄紙法顛よシ得られた有機繊維シート
から直接焼成することにょシ、耐薬品性、電気伝導性、
強度の優れた、傭“高なシートを得る製造法に関するも
のである。
(従来技術) 本発明者らは再生セルロース繊維、またはポリアクリロ
ニトリル繊維を抄紙して得られたシートを焼成して炭素
繊維シートを得る方法を発明した(特願昭57−226
494号)。
しかしながら再生セルロース繊維やポリアクリ四ニトリ
ル繊維を使用し念シートを焼成すると、寸法の縮みが大
きく、ヒビ割れが生じやすく、均一な炭素繊維シートが
得られにくかった。
(発明の目的) 本発明は上記の欠点を改良すると共に、安価な炭素繊維
シートの製造方法全提供すること金目曽とするものであ
る。
(発明の構放) 本発明は、ピッチ繊維を含む有機繊維70〜95重量部
、パルプおよびまたは抄紙用バインダー5〜30重t 
s vi−混合抄紙して得られるシートに有機高分子物
質の溶液全含浸し、必要に応じて不融化処理を行なった
後、不活性ガス雰囲気中で800℃以上の温度において
、好ましくは圧力2−50f/L:fAの荷重加圧下に
、加熱炭化させることからなる炭素繊維シートの製造法
である。
本発明の構成要素について以下に詳説する。
〈ピッチ繊維〉 ピッチ繊維としては、石油系ピッチ、石炭系ピッチ、等
、炭素繊維を製造する場合に普通に使用されるピッチ繊
細が適当であ、?、0.5〜15デニール、長さ2〜1
5朋、好ましくは抄紙性等の点から0.5〜8デニール
、長さ3〜10+uのもの全目的に応じて選択し、単独
であるいは、必要に応じ再生セルロース繊維、ポリアク
リロニトリル繊維、あるいは炭素繊維等全配合して使用
する。。
〈パルプ〉 この発明に用いられるパルプとしては、セルロース7e
ルプのほか、各種合成ノξルプが適しておシ、これらの
パルプは抄紙の際にピッチ繊維のつなぎとして作用する
く抄紙用/々イングー〉 右ト鉛田バインダー、1−1−ては、例IAはポリビニ
ルアルコール繊維、各種合成ノぞルゾ、抄紙用レーヨン
等の冷水中に溶解しないが熱水に溶解する繊維で、抄紙
用−々インダーとして一般に市販されているものを使用
することができる。
合成樹脂エマルジョンも抄紙用/々イングーとして使用
することができる。
ピッチを含む有機繊維とノξルゾおよびまたは抄紙用−
々インダーは、それぞれ70〜95重量部、5〜30重
量部(固形分として)の割合で混合して常法により抄紙
する。抄紙は湿式法でも乾式法の何れでもよいが、シー
ト密度が低い場合は乾式法が有利であシ、比較的高密度
の場合は湿式法が有利である。
有機繊維が70重置部以下になると、孔径、気孔率等の
コントロールがむずかしくなり、かつ強度も低くなって
良好なシートが得られなくなり、一方95重量部以上で
は抄紙の際に良好なシート形成がむずかしい。更に湿潤
強度を維持するためにも、ノぐルゾと抄紙用−々イング
ーとを合計で5重量部以上配合するのが好ましい。
〈含浸高分子物質〉 含浸に用いる有機高分子物質としては、例えばフェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリ
ジビニルベンゼンの如き熱硬化性樹脂、塩化ビニル樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、フッ化♂ニル樹脂、フッ化ビニ
リデン樹脂、アクリロニトリル樹脂等の熱可塑性樹脂、
さらにはリグニン、ピッチ又はタールの如きものも使用
される。
これらの高分子化合物の好ましい性質としては、何等か
の溶剤に溶解するか又は熱処理時の高温で融解すること
および炭素含有量が30重−3%以上あり炭化後、炭素
質・々イングーとして炭素繊維内の結合に役立つもので
ある、 〈含浸処理〉 前記の有機高分子物質の溶液または分散液により混抄紙
を含浸処理する。混抄紙に耐着する含浸量が少なすぎる
と、/々イングー効果、及び炭化の際の炭化収率が劣り
、あまり過剰になると目づまシのため気孔率の調整がむ
ずかしく、又もろくなる。好ましい含浸性Ntとしては
、混抄紙の重量の20〜200%、更に好ましくは30
〜120係である。
〈不融化〉 有機高分子物質が付着した上記混抄紙は必要によシネ融
化した後に焼成されて炭素繊維を形成するが、この不融
化処理は、有機高分子物質としてフェノール樹脂等の熱
硬化性樹脂を使用した場合に特に有効であり、炭化収率
、シート強度向上に顕著な効果がある。不融化の処理条
件は、特に特定しないが、例えば150〜350℃、数
10分〜10数時間、酸化雰囲気中、有機高分子物質の
付着した混抄紙を加熱することによシネ融化される。
〈焼成〉 有機高分子物質溶液が付着せられた土肥混抄紙は必要に
応じて不融化せられた後、不活性ガス界囲気中で800
℃以上の温度下で熱処理焼成せられて、−病素質/々イ
ングー全含む炭素繊維紙を形成する。熱処理温度を変え
ることによシ最終製品の炭素繊維紙の電気抵抗値の制御
が可能である。また、上記の熱処理焼成を2〜50f/
c−Jの圧力で荷重加圧しながら行なうと、非常に強度
が大きくかつ均一な厚みを有する炭素繊維シート上沓る
ことができる。
(発明の効果) 本発明は、ピッチ繊維−から抄紙法によりシートを得て
1一般の炭化工程で炭素繊維シートラ得る方法であり、
ポリアクリロニトリル繊維を抄紙して?4Jiシート’
を用いる方法に比べて、ピッチ繊維はポリアクリロニト
リル繊細等に比べ炭化収率が高いため、該シートラ焼成
する際の寸法変化が少なくなり、その為焼成収率が良好
で、しかもヒビ割れ、ソリ等が生じに<<、均一平坦な
炭化繊維シートが得られ、しかも安価なシート金得るこ
とができるようになった。
また、炭化工程の際に荷重加圧を併用することにより、
従来方式に比べ、機械的強度並びに厚み精度が非常に向
上したシートが得られ、炭素繊維のシートからの脱落も
全く生ぜず、均一なシートが容易に得られるようになっ
た。更には、原料繊維の太さ、長さの適当な選択及び、
パルプ抄紙用/々イングーの配合により、燃料電池用の
電極基材として使用する場合に特に問題になるシートの
孔径や、気孔率を自由にかつ容易にコントロールするこ
とも可能になった。
(実施例) 水元開音いっそう理解しやすくするために、以下に実施
例を示すが、下記の実施例は本発明を制限するものでは
ない。
なお、実施例中、部および%とあるのはそれぞれ重量部
および重量部である。
実施例1〜2 太さ3デニール及び8デニールのピッチ繊維、カナディ
アンフリーネス500−のパルプ(T、UKF)、ポリ
−ニルアルコール繊維(クランi、VPBl 05−2
X3 )を第1表の割合で水を加えてスラリー金得、丸
網式抄紙機で常法により坪量終て′1000r/b 全フェノール樹脂(住友デュレズ製PF1.−5140
4)30%水溶液に含浸しくフェノール樹脂付着量10
0重量%/混抄紙)、105℃の温度で乾燥し密度Q、
13 ? / cm” 、寸法200X 200+II
JI のシート をイn fc 。
次いで、空気中で、250℃で、5時間加熱不融化処理
を行なった後、更に1000℃のチッ素雰囲気炉で1時
間72/−の荷重加圧下で加熱焼成全行ない良好な炭素
繊維シートを得た。
ピッチ繊維抄紙シートを直接焼成する本発明の方法によ
り比較例のポリアクリロニトリル繊維に比べ焼成後の寸
法変化も少なく炭化収率も良好で、ヒビ割れ、ソリの虫
取が少なく均一な炭素繊維シートが容易に刊)られた。
第1表 1)孔径、気孔率は、水銀圧入法によシ測定2)抵抗は
ホイートストンブリッジ法によシ測定比較例1 比較のため、実施例1のピッチ繊維の代シにポリアクリ
ロニトリル繊維(8dl−5ms)k使用して同様の処
理を行った。得られた結果を第−表に示す。
ピッチ繊維を使用した場合に比べ、シートの寸法変化が
大きく、ヒビ割れ、ノリの生成が多かった。
出 願 人 王子展紙株式会社 代理人 弁理士 井 坂 實 夫 手続補正書′ 昭和58年12月26日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年12月8日提出の特許出願(1)−21発明
の名称 炭素繊維シートの製造法 3袖正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 王子製紙株式会社 4代理人 住 所 東京都港区西11r橋1丁目21番11号小野
ビル内 自発的補正 6補正により増加する発明の数 。
7補正の対象 (Ll 明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 8補正の自答 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のとおり補
正する。
(2)明細書第4頁第8行目の「70」を「60」と補
正する。
(3)同書同頁第9行目の「30」を「40」と補正す
る。
(4)同書同頁第14行目の「70」を「60」と補正
する。
特許請求の範囲 (1) ピッチ繊維を含む有機繊維60〜95重量部、
ノξルゾおよびまたは抄紙用バインター5〜40重量部
を混合抄紙して得られるシートに有機高分子物質の溶液
を含浸し、必要に応じて不融化処理を行なった後、不活
性ガス雰囲気中で800℃以上の温度で加熱炭化させる
ことを特徴とする炭素繊維シートの製造法。
(2)加熱炭化を圧力2〜50 f/fflの荷亜加圧
下で行う特許請求の範囲第1項に記載の炭素繊維シート
の製造法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ピッチ繊維を含む有機繊維70−95重量部、
    パルプおよびまたは抄紙用−々インダー5〜30重量部
    を混合抄紙して得られるシートに有機高分子物質の溶液
    を含浸し、必要に応じて不融化処理を行なった後、不活
    性ガス雰囲気中で800℃以上の温度で加熱炭化させる
    ことを特徴とする炭素繊維シートの製造法。
  2. (2)加熱炭化を圧力2〜509/adの荷重加圧下で
    行う特許請求の範囲第1項に記載の炭素繊維シートの製
    造法。
JP23063683A 1983-12-08 1983-12-08 炭素繊維シ−トの製造法 Pending JPS60126325A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025808A (ja) * 1973-07-10 1975-03-18
JPS50121505A (ja) * 1974-03-13 1975-09-23
JPS5160774A (ja) * 1974-09-27 1976-05-26 Union Carbide Corp
JPS5417046A (en) * 1977-07-07 1979-02-08 Agency Of Ind Science & Technol Random phase plate for horogram recording

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