JPS60126112A - スチ−ム送出ドライヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なスチーム送出ドライヤに関する。さらに
詳しくは、スチームを伴なう熱風または冷風を送り出す
ことができるスチーム送出ドライヤに関する。

従来のドライヤは、たとえば洗髪後などに熱風や冷風を
吹き出して頭髪を乾燥させながら整髪するために使用し
たり、あるいはものを乾かすために使用するものである
。ところがもともと乾燥している頭髪を整髪するばあい
には蒸しタオルで頭髪を覆ったり、霧吹きで頭髪を湿ら
せるなどの煩雑な前処理が必要である。また整髪してい
る途中に頭髪に湿り気を与えたいばあいには整髪作業を
中断しなければならないなど、使用者にとってきわめて
めんどうであるという問題がある。

そこで本発明者は、値上の問題を解消すべく鋭意研究を
重ねた結果、 先端に送風口を有する送Ｓ、筒と、該送風筒内に収容さ
れているヒータとを有する送風部と、スチームタンクと
、該スチームタンク内にスチームを発生させるためのス
チーム発生器と、前記スチームタンク内に外部から空気
を吸入するためのファンとを有するスチーム発生装置と
、Ｍ記スチームタンクに一端が接続されると共に、他端
が前記送風筒内に開口するホースとからなるスチーム送
出ドライヤ を使用するときは、前記頭髪を湿らせる前処理をきわめ
て簡単に行なうことができ、しかも整髪の途中において
も自由に頭髪を湿らせたり乾燥させたりすることができ
るという新規な事実分見出し、本発明を完成するにいた
った。

なお特許請求の範囲にいうホースとは、空気およびスチ
ームを含有する空気を搬送することができるホースまた
はそれに類似するものを含む概念である。またスチーム
とは、完全に気化している水蒸気のほか、過飽和水蒸気
や霧状の細かい水滴およびそれらの混在しているものを
も含む概念である。

つぎに図面を参照しながら本発明のスチーム送出ドライ
ヤ（以下、単にドライヤという）について説明する。

第１図は本発明のドライヤの一実施例を示す概略断面図
、第２図は本発明における送風部の他の実施例を示す概
略斜視図である。

第１図に示されるように本発明のドライヤは送風部（１
）と、スチーム発生装置（２）と、それらをたがいに接
続するホース（８）とからなる。

送風部（１）は先端に開口部（４）を有する送風筒（５
）と、送風筒（５）内に収容されているヒータ（６）と
を有している。ヒータ（８）としてはたとえばニクばム
線やシーズ線などに、セラミックやマイカなどの耐熱性
を有し、熱伝導性に富む絶縁材を被覆したものがあげら
れる。

スチーム発生器ｆ　（２）はスチームタンク（７）と、
スチームタンク（７）内に設けられている超音波振動板
（８）を有する超音波発生器（ロ）と、前記スチームタ
ンク（７）内に空気を吸入するためのファン（９）とを
有している。スチーム発生器としては室内用加湿器など
に使用されている超音波発生器（ロ）が安全性などの点
で好ましいが、電熱ヒータを使用するものなど、スチー
ムタンク（γ）内にスチームを発生させるものであれば
従来公知のスチーム発生器のいずれをも採用しつる。ま
たファン（９）はスチームタンク（γ）の壁面に穿設さ
れた吸入孔（１０）に直接設けるほか、ホース（３）内
や送風部（１）するいはスチームタンク（７）の外部な
どに設けてもよい。

第１図に示されるスチーム発生装置（８）においては、
スチームタンク（γ）が水タンクを兼ねており、水補給
口Ｑｌ）を有している０そのばあいスチームタンク（γ
）を超音波発生器（ロ）の本体（３）から分離可能に構
成しておくのが好ましい。なおスチームタンク（７）と
水タンクとを別体に設けてもよく、採用するスチーム発
生器の種類に応じて種々の形態を選択しうる。

スチームタンク（７）に一端が接続されているホース（
８）は可撓性を有するものが好ましい。ホース（３）の
他端側は、たとえば送風部（１）の握り部に）などから
送風部（１）内に導かれており、送風筒（５）の入口側
（送風口（４）に対して反対側）にその開口端に）が配
置されている。なおホース（８）全体または一部をヒー
タなどで保温または加熱しつるように構成するときは、
ホース（８）内でスチームが水滴に戻るのを防ぐことが
できる。

値上のごとく構成されるドライヤを操作するためのスイ
ッチは、ヒータ用操作スイッチ（たとえば０Ｎ−０１Ｆ
？スイツチまたは温度調節ダイヤルなど、以下同じ）、
ファン（９）用操作スイッチおよびスチーム発生器用操
作スイッチの６種類であるが、たとえばそれぞれのコー
ド（第２＠の（１７）　）をホース（Ｓ））と束ねて配
線することにより、スチーム発生装置（２）の集中スイ
ッチ０優あるいは送風部（１）の手元スイッチに）で集
中操作することができるように構成するのが好ましい。

本発明のドライヤにおいて、第２図に示されるように送
風部（１）にも７アンＣ１つを内蔵せしめると共に、送
風部（１）とスチーム発生装置（２）とを接続している
コード０Ｉ７）およびホース（８）をそれぞれ送風部（
１）に対して脱着自在に構成するときは、送風部（１）
単独で従来のドライヤと同様に使用することができる。

つぎに値上のごとく構成される本発明のドライヤの使用
方法および作用を説明する。

ファン（９）だけを作動させるときは、送風口（４）か
ら冷風が吹き出し、たとえば頭髪などの対象物を乾燥さ
せることができる。

ファン（９）とヒータ（６）とを作動させるときは、送
風口（４）から熱風が吹き出し、たとえば湿っている対
象物などを強力に乾燥させることができるＯ ファン（９）とスチーム発生器とを作動させるときは、
スチームを伴なう冷風が送風口（４）から吹き出し、た
とえば対象物に湿気を与えることができる。

ファン（９）　、ヒータ（６）およびスチーム発生器を
すべて同時に作動させるときは、スチームを伴なう熱風
を送風口（４）から送り出すことができ、対象物に湿気
を充分に与えることができる。

値上のごとく本発明のドライヤは、単に対象物を乾燥さ
せる以外に、湿気を与えたり、また湿気を与えた後に乾
燥させたりすることができるため、対象物の状態、たと
えば洗髪後か、乾燥状態かなどに応じて種々の温度、湿
度の送風を行ないつるというすぐれた効果を奏する。

さらに送風部とスチーム発生装置とが別体であるから、
送風部の軽量化がきわめて容易であり、ドライヤの操作
性を大幅に向上させることができる。またスチーム発生
器と送風部が一体のものと−は異なり、誤って熱湯が送
風口から吹き出すおそれがまったくないため安全である
〇値上のごとく本発明のスチーム送出ドライヤは多くの
効果を奏するものであり、その実用価値はきわめて大で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のドライヤの一実施例を示す概略断面図
、第２図は本発明における送風部の他の実施例を示す概
略斜視図である。 （図面の主要符号） （１）：送風部 （２）ニスチーム発生装置 （８）：ホ　−　ス （４）：送　風　口 （５）：送風筒 （６）　：　ヒ　−　タ （７）ニスチームタンク （８）：超音波振動板 （９）、０→：ファン （ロ）；超音波発生器 第１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　先端に送風口を有する送風筒と、該送風筒内に収容
   されているヒータとを有する送風部と、 スチームタンクと、該スチームタンク内にスチームを発
   生させるためのスチーム発生器と、前記スチームタンク
   内に外部から空気を吸入するためのファンとを有するス
   チーム発生装置と、 前記スチームタンクに一端が接続されると共に、他端が
   前記送風筒内に開口するホースとからなるスチーム送出
   ドライヤ。 ２　前記スチーム発生器が前記スチームタンク内に設け
   られている超音波振動板を備えている超音波発生器であ
   る特許請求の範囲第１項記載のスチーム送出ドライヤ。