JPS60125240A - 無漏洩撹拌機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ファイン・ケミカルプラント、バイオ・イン
ダストリーに使用して好適な無漏洩攪拌機に関するもの
である。

攪拌機において、完全無漏洩状態にて流体を撹拌できれ
ば、 （１）有害流体の排出がなく、対生物上、防火上有利と
なる、 （１１）公害対策設備が不要となる、 （１１Ｄ　無漏洩即効率が上シ省エネルギーとなる、（
ＩＶ）　生化学分野では、外部から一切の菌類侵入を防
止できる、 等、棟々の利点がある。

そのため従来よシ、種々の無漏洩攪拌機が提案されてい
る。第１図はその代表例を示すもので、攪拌槽（α）の
上部にモータ台（６）が設置され、モータ台（ｂ）上に
設置されたモータ（１）の軸（ｄ）と攪拌軸（＃）とが
モータ台（ｂ）部にてカップリングび）によシ一体連結
され、且つ攪拌軸（１）の回シにグランドパツキン或い
はメカニカルシール等がシールボックス（ｇ）として設
けられ、ノズル管（ｈ）にてシール剤が供給されること
によシ攪拌槽（α）がシールされるようにしたものであ
る。尚、（ｉ）は攪拌翼である。

しかしながら、斯かる従来の無漏洩攪拌機においては、
グランドパツキン或いはメカニカルシールが長期の無漏
洩を保証できず、困−なメンテナンスが要求された。

本発明は、前記した問題点を解消し、完全無漏洩である
無漏洩攪拌機を提供するためになしたものである。

以下１図面を参照し、て本発明の詳細な説明する。

第２図に示す如く、攪拌槽（１）の上部に、非磁性体に
よる薄板構造で球形ヘッド部を有する筒状ケーシング（
２）を下向きに連設して、攪拌槽（１）を完全密閉構造
とする。又攪拌槽（１）上には、筒状ケーシング（２）
と同軸心上に筒状のモータ台（３）を立設すると共に、
該モータ台（３）にモータ（４）を設置し、該モータ（
４）の軸には、モータ台（３）内に位置するよう中間軸
（５）を、又筒状ケーシング（２）内に位置するよう先
端軸（６）を順次連結して、該先端軸（６）を軸受（力
によって攪拌槽（１）上部に支持せしめる。先端軸（６
）には、筒状ケーシング（２）内面に沿う形状とした永
久磁石内筒（８）を取付けると共に、該内筒（８）の外
面に、筒状の永久磁石（９）と截頭半球状の永久磁石α
Ｏｊとを、夫々筒状ケーシング（２）内面との間に所要
のクリアランスが形成されるよう取付ける。史に、筒状
ケーシング（２）の外周部には、筒状ケーシング（２）
外面に沿う形状とした永久磁石外筒αυを配設すると共
に、該外筒ａ］）の内面には、前記永久磁石（９）α旬
と対応した位置に、筒状ケーシング（２）と所要のクリ
アランスが形成されるよう永久磁石ａ２０階を設け、且
つ、前記外筒ａυの軸心位置には、図示しない攪拌翼を
備えた攪拌軸Ｉの上端を固定する。又、攪拌軸Ｉの外筒
αυ直下部位置には、永久磁石、セラミック、テフロン
、モリブデン系焼結材等で構成されるスラストベアリン
グＱ５１及びラジアルベアリング（１１９を有する無潤
滑軸受箱（１ηを装着し、且つ該無潤滑軸受箱（Ｉ７）
を攪拌槽（１）内壁に固定する。尚、ｔｔＳは外筒αυ
の下面に設けたスラスト軸受であシ、スラスト軸受ａ９
と同様に構成されたものである。

斯かる構成において、モータ（４）側゛の先端軸（６）
と攪拌軸Ｉとは、内、外筒（８）αυの永久磁石（９）
ａαと（１２１（１３１とによシ、所謂マグネットカッ
プリングによ多連結された状態になっている。従って、
モータ（４）を駆動し、中間軸（５）、先端軸（６）ヲ
介し内筒（８）を回転すると、内筒（８）の永久磁石（
９）ＱＯＩと外筒αυの永久磁石（１２１ｕｎｉとの吸
着または反撥作用によシ外筒０υが回転′シ、而して攪
拌軸ｕ４１が回転。

して攪拌翼によシ攪拌槽（１）内で撹拌作業が行われる
。

上記において、攪拌槽（１）は筒状ケーシング（２）に
よって冨閉されているので、完全無漏洩状態を得る。更
に、攪拌軸（１４）を支承するラジアルベアリングμ６
）やスラストベアリング（１５１Ｑ８１は無潤滑方式と
しであるので、メンテナンスフリーが可能となる。また
、メンテナンスを行うとしても、中間軸（５）全取外す
ことによシ回転部の取出しが容易である。

又、上記において、モータ台（３）によシ形成された室
内に、漏出しても支障のない例えば空気等の気体を入れ
て攪拌槽（１）内と均一にし、これによって、筒状ケー
シング（２）の肉厚を薄くして永久磁石（９）ａＯ）と
α２１Ｕａとの間のクリアランスを少なくすることによ
シ、動力伝達の効率を上げることもできる。

第３図は本発明の他の実施例を示すものである・この方
式の場合、筒状ケーシング（２）を長目に形成して攪拌
槽（１）上に立設し、攪拌軸Ｉを吊下げた内側フレーム
（８）を筒状ケーシング（２）内の上部に位置させて、
該内側フレーム（８）の外面に永久磁石（９１（１１を
取付け、一方、回状ケーシング（２）の上部外周には、
永久磁石（１■□□□を一有する外側−タ台（３）に設
けた軸受任９にて回転可能に支持し、且つ該モータ台（
３）に設置したモータ（４）のシープＱυと前記外側フ
レームαυのシープ（２）との間にベルト（又はチェー
ン−）ｔＡを掛巡らい更に攪拌軸α荀の内側フレーム品
直下位置には無潤滑軸受箱（Ｉ７）を、又攪拌槽（１）
の境界部にはラビランスシールを有する無潤滑軸受箱ａ
ηを夫々装着ｆる。

（ハ）は攪拌槽（１）内が高温の時に使用する冷却装置
である。

斯かる方式としても、前記実施例と同等の作用効果を奏
し得るＯ 尚、第６図の実施例の場合には、モータ（４）と外側フ
レームα６とをギヤによシ直結駆動してもよい。

第４図は本発明の更に他の実施例を示すものである。こ
の方式の場合、第３図の場合と同様に、筒状ケーシング
（２）を攪拌槽（１）の上部に立設し、攪拌軸側を帛下
げた内側フレーム（８）を筒状ケーシング（２）内に位
置させて、該内側フレーム（８）の外面に永久磁石（Ｉ
ｔ）を取付け、−力筒状ケーシング（２）の外周には永
久磁石（１３１を有する外側フレーム１１１）を配置し
て、該外側フレームαＩＪを筒状ケーシング（２）に対
し軸受叫ヲ介し回転可能に支持せしめ、攪拌槽（１１側
にモータ台（３）を介し設置したモータ（４）のシープ
（２＋）と外側フレームαυのシーブＩｌ！りとの間に
ベル）　ＣＩ！ｔＪ）を掛巡らし、更に攪拌軸Ｉの内側
フレーム（８）直下位置には冷却ジャケット（至）を配
置したものである。尚、第４図において、第２図及び第
６図と同一符号は同一部分を示す。

斯かる方式としても、前記実施例と同等の作用効果を奏
し得る。

尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば各ベアリングにはボール、プレーン両方式で永
久磁石や耐摩耗性を高めるドライフィルム処理等を採用
し得ること、筒状ケーシング（２）は必ずしも半球状ヘ
ッド部を有していなくてもよいこと、この場合永久磁石
は円板型のものを筒状ケーシング（２）内外の上下部に
配置してもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない
限月１変更を加え得ること、等は勿論である。

以上説明したように本発明の無漏洩攪拌機によれば、 （１）　マグネットカップリングの採用によシ完全無漏
洩運転を行うことができる。

（ｎ）　無潤滑状態で連続運転できるのゼ、製品に対し
て悪影響なく、広範囲の利用が期待できる。

（ト）有害流体を使用しても、対生物上、防火上安全で
ある。

（財）公害対策設備を不要とできる０ （Ｖ）効率が上シ、省エネルギー化を図シ得る。

（■　メンテナン、スフリーが可能となる。

（ＳＩＤ　温度、圧力、腐蝕環境、規模、低騒音等の温
度化に対し充分対応できる。

（至）衝撃を緩和できるので、躯動モータその他に対し
効果が大きい。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の概略図、第２図は本発明の無漏洩攪拌
機の説明図、第３図、第４図は夫々本発明の他の実施例
の説明図である。 （１）は攪拌槽、（２）は筒状ケーシング、（４）はモ
ータ、（８）　ｕ　内筒、（９１ＱＱＩ　ｋｌ　永久磁
石、ｕは外筒、（１２＋Ｑ３）は永久磁石、■）は無潤
滑軸受箱を示す。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）攪拌槽の上部に該攪拌槽を密閉する如く筒状ケーシ
   ングを鉛直方向に連設し、該筒状ケーシングの内外に永
   久磁石を対向配置し、且つ該一方の永久磁石に駆動装置
   を連結し、他方の永久磁石に攪拌翼の軸を支持せしめて
   成ることを特徴とする無漏洩攪拌機。