JPS60123127A - 同調機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えば音響機器に好適する同調機構に関する
。

〔発明の技術的背景〕

従来より音響機器及び無線機器等において、同調機構を
設ける場合、第１図に示すように構成される。

すなわち、操作面１０の前面部にはチューニング操作用
同調軸１ノ及び表示用ダイヤル案内機構１２が設けられ
、その背面部には調整用ダイヤルドラム１３を取着して
なる印刷配線板１４が略直交するように設けられる。そ
して、上記同調軸１１はダイヤル糸１５を介して上記ダ
イヤルドラム１３及びダイヤル案内機構１２に連結され
、その操作に応じてダイヤルドラム１３を介して図示し
々いバリコンを調整しその調整状態がダイヤル案内機構
１２によって表示される。

〔背景技術の問題点〕

ところで、上記のように取着構成される同訓機構では同
調軸１１に対してダイヤルドラム１３を所定の間隔を有
するように設置してダイヤル糸１５で動力伝達可能に連
結していた。そのため、操作面１０に対し７て略直交す
る方向に印刷配線板取付部１６を形成して、上記ダイヤ
ルドラム１３を取着してなる印刷配線板１４を操作面１
０と略直交するように設置していた。これは、組立て作
業が非常に煩雑であると共Ｋ、ダイヤル糸１５がダイキ
ルドラム１３から離脱する虞れがあるもので、デザイン
的において、第２図に示すように各種操作子１７を略直
接的に設けなければならない等の規制を受けるものであ
った。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、しかも取付は作業性を効果的に向上化し得るよ
うにした極めて良好な同調機構を提供することを目的と
する。

〔発明の概要〕

−すなわち、この発明は操作面に対して操作自在に設け
た同調軸と、この同調軸に対して同軸的に設けた夕゛イ
ヤルドラムと、前記操作面に対向するように支持された
印刷配線板に設けたバリコンと、このバリコンを前記ダ
イヤルドラムに対して動力伝達可能に接続する接続部材
とを具備することを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。

第３図において、２０は例えば音響機器の操作ノ４ネル
で、この操作パネル２０にはチューニング操作用の同調
軸２１が回転自在に支持される。この同調軸２１は第４
図に示すようにその一端部には操作摘み２２が嵌着され
、その他端部には糸掛は用のプーリ部２３が設けられる
。

また、上記同調軸２１の中間部にはダ・イヤルドラム２
４が同軸的に嵌着される。このダイヤルドラム２４０周
縁部にはループ状のダイヤル糸２５がスプリング２６を
介して所定の状態に巻掛けられ、その一方の面には第１
及び第２嵌合孔２７．２Ｂが形成される。

上記ダイヤルドラム２４に巻掛けられたダイヤル糸２６
の一方部は第１の中間プーリ２９を介して、上記同調軸
２１のプーリ部２３に複数回巻掛けられ、その他方部は
第２の中間ゾーリ３０に巻掛けられた後、ダイヤル案内
機構３１の指針３２が取付けられて上記プーリ部３０に
導びかれる。そこで、この指針３２は上記同調軸２１の
回転操作に連動してダイヤル糸２６を介してダイヤル案
内機構３ノ上を矢印（４）、Φ）方向に案内されて所望
の周波数を表示する。

捷だ、上記操作・母ネル２ｏにはその背面部に複数の印
刷配線板取付部３３が上記ダイヤルドラム２４に対応し
て突設され、これら複数の印刷配線板取付部３３には印
刷配線板３４が例えば螺子等を介して上記操作パネル２
ｏに対して略平行に取着される。この印刷配線板３４に
は調整用バリコン３５が上記ダイヤルドラム３４に対応
して搭載され、このバリコン３５の調整部３５ノには接
続部材３６が調整自在に取着される。この接続部材３６
には第１及び第２の嵌合部３７　、．９８が上記ダイヤ
ルドラム２４の第１及び第２の嵌合孔２７．２Ｂに対応
して形成される。

すなわち、上記同調機構を取着構成する場合、まず同調
軸２１をダイヤルドラム２４に対して同軸的に嵌着した
状態で、操作パネル２ｏに回転操作自在に支持させる。

そこで、上記ダイヤルドラム２４は上述したようにダイ
ヤル糸２６を介してダイヤル案内機構３ノの指針３−２
に対して連動可能に連結される。

次に、上記操作パネル２θの複数の印刷配線板取付部３
３には印刷配線板３４がパネル面に対して略平行に取着
される。この際、この印刷配線板３４のバリコン３５は
その調整部３５１に連結された接続部材３６の第１及び
第２の嵌合部３７．３８を上記ダイヤルドラム２４の第
１及び第２の嵌合孔２７，２Ｂに嵌着させ、ここに取着
構成を完了する。

この場合、上記バリコン３５は同調軸２１の操作に連動
して、ダイヤルドラム２４及び接続部材３６を介して直
接的に所定の状態に調整され、この調整状態がダイヤル
糸２６を介して指針３２によって表示される。

このように、上記同調機構では同調軸２１に対してダイ
ヤルドラム２４を同軸的に支持させ、しかも印刷配線板
３４を操作パネル２０に対して略平行に設けて、該印刷
配線板３４に搭載したバリコン３５を接続部材３６を介
して上記ダイヤルドラム３４に連結した。そのため、ダ
イヤルドラム取付用の取付部材等の部品点数が少なくな
って構成が簡単化され、しかも組立ての際に、操作パネ
ル２０に対する取着構成を独立して行い得る。これは操
作パネル２０に対して印刷配線板３４を含む同調機構を
取着構成した状態で極めて容易に調整作業を行ない得る
もので、作業性を効果的に向上化し得る。

なお、この発明は上記実施例に限ることなくこの発明の
要旨を逸脱しない範囲で揮々の変形を実施し得ることは
云う迄も彦い。

〔発明の効果〕

以上詳述したようにとの発明によれば簡易な構成で、し
かも取付作業性を効果的に向上化し得るようにした極め
て良好な同調機構を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の同調機構を示す斜視図、第２図は第１図
の操作面を示す斜視図、菓３図はこの発明の一実施例に
係る同調機構を示す分解斜視図、第４図は第３図のダイ
ヤルドラムの取付状態の詳細を示す構成図である。 ２０・・・操作ノぞネル、２１・・・同調軸、２２・・
・操作摘み、２３・・・プーリ部、２４・・・ダイヤル
ドラム、２５・・・ダイヤル糸、２６・・・スプリング
、２７・・・第１の嵌合孔、２８・・・第２の嵌合孔、
２９・・・第１の中間プーリ、３０・・・第２の中間ブ
ー＋）、３１・・・ダイヤル案内機構、３２・・・指針
、３３・・・印刷配線板取付部、３４・・・印刷配線板
、３５・・・バリコン、３６・・・接続部材、３７・・
・第１の嵌合部、３８・・・第２の嵌合部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 操作面に対して操作自在に設けた同調軸と、この同調軸
   に対して同軸的に設けたダイヤルドラムと、前記操作面
   に対向するように支持された印刷配線板に設けたバリコ
   ンと、このバリコンを前記ダイヤルドラムに対して動力
   伝達可能に接続する接続部材とを具備することを特徴と
   する同調機構。