JPS60122060A - 磁性体の選別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、鉄等の磁性体の選別方法に関する。

（従来技術） 一般に、製造された製品は良・不良の検査が行われ、不
良品を製品群から除去することにより製品の品Ｔｊが確
保されている。

ところで、製品の艮・不良検査及び除去を行う一方法と
して、従来、製造された製品をベルトコノベアに連続的
に供給し、その搬送される製品を、ベルトコノベアの所
定個所に配置された検査機構により検査して良・不良の
識別を行わさせ、製品が不良品である場合には、前記検
査機構に連動する機械的除去手段、例えばエアシリンダ
等を利用してベルトコンベアからその不良品である製品
を除去している。

しかしながら、上記機械的除去手段では、検査機構の良
・不良選別動作に対する追従性が悪いため、製品をベル
トコンベアに供給するためには、所定の間隔をあけて供
給するか、もしくはコンベアのスピードを遅くする等の
配慮が必要であると共に、機械音による騒音が問題とな
っていた。　″ （発明の目的） 本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、特に、磁性体或いは部分的に磁性体を有する
被選別部材を対象として、選別動作に対して追従性がよ
く、且つ騒音の生じない選別方法を提供することにある
。

（考案の構成） かかる目的を達成するために本発明にあっては、磁性体
を少くとも構成部に有する被選別部材に電磁力を作用さ
せて、該被選別部材を一方向に吸引し、その吸引途中で
、前記市、磁力の作用を解除する構成としである。

このような構成とすることにより、選別動作に対して即
、電磁力が作用して被選別部材を吸引するため、追従性
がよくなると共に、被選別部材の吸引途中で電磁力を解
除するので、慣性力を利用して所定小成に簡単に被選別
部材を導くことができる。

また、被選別部材の選別の際に、機械音を発するもの示
なくなり、騒音による弊害がなくなる。

さらに、１１とんど消耗部品がでてとないので、メイン
テナンスが不要となる。

さらＫまた、本発明に係る方法を実施する装置゛を製作
するのに除しては、本発明が電磁力と被測定物の慣性力
とを鳴動に利用したものであることから、その装置をコ
ンパクトにでき、且つその製作コストを低く抑えること
ができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を、理解を容易にするために、
本発明を実施する装置について図面に基づいて説明する
。

第１図〜第５図において、１は本発明に係る方法を実施
する装置で、この装置１は電磁石構成体２と、電源回路
３と、制御回路４とから概略構成されている。

電磁石構成体２は、非磁性管５と、コイル６と、磁気誘
導板７とからなる。非磁性管５は真ちゅう等の非磁性体
がらなシ、その非磁性管５にはコイル６が巻回されてい
る。このコイル６は、非磁性管５の一端１（第２図中、
上端）からその軸線方向に若干距離をおいた位ＮＰ１と
非磁性管５の他端Ｐ２（第　図中、下端）との間におい
て該非磁性管５に巻回されておシ、そのコイル６には電
源回路３が接続されている。磁気誘導板７は、中央板部
７ａと、該中央板部、・７ａの両端から垂下する・一対
の側板部７ｂ、７ｂとがらなシ、これらは軟鉄等の磁性
体にょシ形成されている。

誘導板７には、その中央に前記非磁性管５の外径と略同
径の孔８が穿設されており、その孔８に前記非磁性管５
の一端側が嵌合されている。

このため、コイル６は、第１図、第２図に示すように、
（１）（気誘導板７によ＃）保持される。

前記電源内１路５には制御回路４が接続されている。こ
の制御回路４は、木製ｆｆ＆１を使用するに際して、図
示を略す外部機器、例えば被選別部利の良・不良を識別
する検査機構と接続され、その外部機器からの信号によ
シミ諒回路６のオン・オフタイミング制御を行われるよ
うになっている。すなわち、制御回路４が電源回路６を
オンとしたときには、コイル６への通電が許容され、非
磁性管５内には、第２図に示すように、該非磁性管５の
他端から一端に向う磁界Ｈが発生し、その磁界Ｈ（は第
３図に示すように、非磁性管５の軸線方向中央部０で最
も強くなる。このとき、各［１００板部７ｂ端部からで
る磁力線は非磁性管５内に向って集中する。制御回路４
が電源回路３をオフとしたときには、コイル６への通電
が阻止され、非磁性管５内には磁界Ｈは発生しない。こ
の制御回路４によるオン・オフタイミングは後述する。

したがって、電磁石構成体２を、非磁性管５の他端Ｐ２
側がベルトコンベアの搬送面に対向するように配置し、
制御回路４を、磁性体或いは部分的に磁性体を有する被
選別部材９（第２図参照）例えばワッシャ、ばね、磁性
体のキャブがついている抵抗器等の良・不良検査を行う
検査機構に接続すれば、検査後の被選別部材９の良・不
良選別に利用可能となる。すなわち、製造された被選別
部材９をベルトコンベアの搬送面に順次連続して供給し
、ベルトコンベアにより搬送される被選別部材９を検査
機構により検査させる。検査機構が、もし、被選別部材
９が不良もしくけ良品であることを検知したならば、検
査機構が制御回路４　ｔｉｃ信号を送るようにし、制御
回路４ＫＬＦ）、その被選別部埜９が電磁石構成体２の
略下方に搬送されてきたとき、電源回路３がオンとする
ようにタイミングをとる。

電源回路３がオンとされることにより、第２図に示すよ
うに、非磁性管５の他端から一端に向けて該非磁性管５
内に磁界Ｈが発生することになり、その磁界Ｈによシミ
磁力により被選別部拐９は非磁性管５内に向けてすぐに
吸引され始める。磁界Ｈに非磁性管５内中央部０で最も
太きいため、被選別部材９はしだいに加速され、さらに
被選別部材？が非磁性管５内中央部に近ずくにともない
減速し、そして被選別部材９が非磁性管５内中央部０に
至ったとき、被選別部拐９は非磁性管５内中央部０の壁
面に吸着し停止する（第２図、第４図（ロ）参照）。従
って被選別部材９が吸引され始めてから飛行を行い非磁
性管内中央部０に至って停止する間に最も速度が大きく
なった時点をもって、制御回路４によりｉ（ｒ、　ｆ１
６’−回路６をオフとすれば、磁界Ｈに発生しなくなり
、被選別部材９Ｖｉ、慣性力により非磁性９゛Ｉ５内を
通過し５て第２図中、非磁性管５の上方へと飛ひ続ける
（第２図、第４図（イ）（ロ）参照）。

ここで、制御回路４による電源回路３をオフとするタイ
ミングは、タイマ等を利用すればよいのであるが、その
タイマ等の値設定は被選別部材９の重量、コイル乙に流
れる雷、流によって決定される。

そして、非磁性管５内から飛び出した被選別部材の飛行
領域に１ダクト、案内板等を配しておけば、任意に被選
別部材９の飛行方向を変えることができ、所定場所に不
良品又は良品としての被選別部材９を導くことができる
。

上記方法を実施する一具体例を示せば、被選別部材９が
数１００ｇ以下のときにはコイル乙に流す電流は１．５
Ａ、電源回路４による電圧は４５Ｖ通電時間２０ｍｓ　
あれば足りる。被選別部材９０重量、大きさが変わった
場合には、上記６仙、装Ｎ１の大きさを、適宜変えれば
よいのは勿論のことである。

以上一実施例について述べたが本発明におっては、磁性
体と非磁性体とからなる混合材においての選別等、特許
請求の範囲から逸脱しない範囲で広く有効に利用できる
ものである。尚、「選別」の概念には、特定の磁性体に
ついて−の場所から他の場所へ移動させる広い概念が金
線れるものとする。

（発明の効果） 本発明は以上述べたように、１ｈ゛、磁力とその電磁力
作用によシ牛しる被測定物の飛行による慣性力とを利用
するだけなので、次のような効果を３（する。

■　被選別部材の選別動作に対して従来の選別機構によ
く見られるアーム、プランジャー等、機械的な負荷とな
る貫性モーメントがないのでスピードに対する追従性が
よくなると共に、被選別部材を所定場所に簡単に導くこ
とができる。

■　被選別部材の選別の際に、機檄音等を発するものが
なくなり、騒音による整置が除去される。

（ジ　はとんど消耗部品がでてこないので、メインテナ
ンスが不要となる。

（４）本発明に係る方法を実施する装置、は、コンパク
トに製作することができ、その製作コストを低く抑える
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る方法を実施する装ｆＲを示す概略
図、 第２図は第１図における装置の絆断面図、第６図は非磁
性管内に生じる磁界分布図、第４図（イ）はコイル管流
−変位を示すグラフ図、第４図回は飛行速度−変位を示
すグラフ図である。 ９・・・被選別部材　Ｈ・・・磁界 特許出願人　株式会社　シアツクエノジニアリノグ肴２
Ｌ囚 ノ糺 １１イー （ロ）＋１ 広

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁性体を少くとも構成部に有する被選別部材に電
   磁力を°作用させて、該被選別部利を一方向に吸引し、
   その吸引途中で、前記電磁力の作用を解除することを特
   徴とする磁性体の選別方法。