JPS60121027A - ロ−ル鍛造機 - Google Patents

ロ−ル鍛造機

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JPS60121027A
JPS60121027A JP59223808A JP22380884A JPS60121027A JP S60121027 A JPS60121027 A JP S60121027A JP 59223808 A JP59223808 A JP 59223808A JP 22380884 A JP22380884 A JP 22380884A JP S60121027 A JPS60121027 A JP S60121027A
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JP
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roll
workpiece
rolls
forging
working
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JP59223808A
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バーノン アール フエンスル
ラスツロ ジヤポボリツク
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GUROTSUTONESU MACHINE WAAKUSU
GUROTSUTONESU MACHINE WAAKUSU Inc
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GUROTSUTONESU MACHINE WAAKUSU
GUROTSUTONESU MACHINE WAAKUSU Inc
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Publication date
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Publication of JPS60121027A publication Critical patent/JPS60121027A/ja
Publication of JPH0133262B2 publication Critical patent/JPH0133262B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H7/00Making articles not provided for in the preceding groups, e.g. agricultural tools, dinner forks, knives, spoons
    • B21H7/16Making articles not provided for in the preceding groups, e.g. agricultural tools, dinner forks, knives, spoons turbine blades; compressor blades; propeller blades

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般にロール鍛造機(roll f。
rging system)に、より詳細にいえば長さ
方向に沿って肉厚及び形状が変わるターヒン羽根等の物
品のロール鍛造に好適な機杭に関する。さらに言えば、
本発明は特に各物品のロール鍛造を作動ロールの1回未
満の回転によって行うロール鍛造機に関する。
本発明の主な目的は物品の長さに沿って肉厚及び形状が
比較的大きく変わるにもかかわらず、最終寸法の精度が
非常に高い物品を信顛性高く製造できるとともに、作動
ロールを支持する主フレームに必要な剛性を最小化する
ことができるとともに、鍛造製品の肉厚に必要な所望精
度に応じて鍛造機の製造コストを最小限に抑えることが
でき、さらには工作物の所定領域を転造(coinin
g)可能にして、比較的複雑な物品を高い均−性及び信
頼性をもって多数製造できる改良ロール鍛造機を提供す
ることにある。
本発明の上記以外の目的及び長所は以下に記載する詳細
な説明及び添付図面から明らかになるはずである。
以下、本発明をその実施態様に触れながら詳しく説明す
るが、本発明は説明する細部にはとられれないものであ
る。従って、特許請求の範囲に規定された本発明の精神
及び範囲に含まれるすべての変更等は本発明に包含され
るものである。
さて、添付図面、特に第1図及び第2図について説明す
ると、ロール鍛造機は一対の作動ロール10.11を有
するが、これらはそれぞれ一対の羽根形油圧回転アクチ
ュエータ12.13によって駆動される。2つの作動ロ
ール10.]、lは、いずれも基台17から」一方へ突
出する主フレーム16に滑動自在に取付られだ2つの別
々に調節てきるユニット14.15に支持される。より
詳しく説明すると、作動ロール10を支持する下部ユニ
ット14は二対の垂直スライ)”18.19間で滑動で
きるにうに取り伺ける(第2図)とともに、上部ユニッ
ト15も同しように二対の垂直スライ1”20.21間
に取り付ける。下部ユニット14を上下に調節する場合
には、ハンドル車22を回してねし23を回し、これに
よってユニソ1〜14の底部で。相補ランプ(c om
p 1 eme n t ary ramp)25に当
接する相補ランプ24を左右に移動させる。ランプ24
ばねし23るこねし込んだすy l・26に取り付げで
あるので、ハンドル車22の回転がねし23に伝わり、
ねし23の軸線に平行な通路に沿って相補ランプ24が
左右に移動する。ハンドル車22によるねし23の回動
に応じてユニット14の垂直位置を2つの相補ランプ2
4.25のカム作用によって1tll fiijする。
なお、ユニット14をこのように限られた範囲で上下に
調節するのは始動時のみであって、その後は必要に応じ
て通常の摩耗を補償するために使用すればよい。
一方、上部ユニット15は工作物Wを鍛造機に入れるた
びにその垂直スライド20.21に沿つ一?’ 上下す
る。ユニット15のこの上下移動は主フレーム16の上
部に取り付けた油圧シリンダ27によって行うが、その
ピストンロンドはユニ・ノド15の」一部に固定してお
く。又、上部ユニ・ノ1−15は主フレーム16に溶接
した一対のフランジ32.33にねし込んだ一対の垂下
ねし34.35に支持された一対の可動ランプ28.2
9 (第2図)によって、作動ロール10.11の軸線
に対して直交する水平方向に手動調節することも可能で
ある。第4図からよく理解できるように、ランプ28.
29はスライド20.21の一部として構成した一対の
相補ランプ24.25に支えられているので、ランプ2
8.29が上下に動くと、スライド20.21の水平位
置が変わる。ここでも同じように、上部ユニット15の
水平位置をこのように手動調節するのは通常は始動時の
みであって、その後は必要に応じて摩耗等を補償するた
めに使用すればよい。
タービン羽根に加工する代表的な工作物Wの鍛造前の状
態及び鍛造後の状態はそれぞれ第51図及び第6図に示
しである。工作物Wのヘッド31は加工しないが、羽根
部分31の基部に一体化されるヘッド30の部分は別で
ある。この角部領域は工作物の羽根部分31を圧延する
前に、転造(Coining)してこの角部領域の曲率
半径を小さくすると同時に、羽根部分の基部肉厚を薄く
する。
上部ユニット15を上昇させて2つの作iJ31:l 
−ルIQ、11間にギャップを開けた状態で、鍛造機に
工作物Wを送り込む。第3図からよく判るように、工作
物Wは保持装置40の端部に置き、中心孔41を真空吸
引することによって保持する。
この保持装置40は油圧シリンダ43内のピストン42
に固定されている。この油圧シリンダ43は工作物Wの
出し入れを行・うのみではなく、工作物Wのタービン羽
根の基部を形成する部分の転造中この工作物Wを水平に
押圧するものでもある。
これについては後でより詳しく説明する。油圧シリンダ
27に寄って転造に必要な垂直力を付与するが、このシ
リンダ27は又、油圧アクチュエータ12.13によっ
て引き続き作動ローラ10゜11を回動させる間、工作
物Wの羽根部分31を鍛造する力をイ」与するものであ
る。
工作物Wの被鍛造部分の形状は各作動ロール10.11
によって支持した一対の互いに協働する鍛造型50.5
1によって正確に定めることができる。鍛造型50.5
1は鍛造される工作物Wの性質に応じて任意の形状にす
ることができるが、図示の実施態様における鍛造型50
.51は基本的には空気力学的翼形の輪郭をもつ代表的
なタービン羽根の所望横断面形状を取るようになってい
る。
本発明のひとつの重要な特徴によれば、二対の支持レー
ルを鍛造型の両側で作動ロール10.1■に取り付けて
いるので、作動ロール10.11に支持フレームのばね
定数(spring; c。
n5tant)よりかなり大きいはね定数をイ」与でき
る。これら支持レール52,53,54.55ば相互に
係合して、鍛造型50.51を工作物Wに押圧したとき
に、作動ロール10.11にプレストレス(prest
ress)を力■ンLる。1追って、第7〜10図に示
した実施態様では、一対の支持レール52.53を鍛造
型50の両側で作動ロール10に取り付けるとともに、
同様な一対の支持レール54.55を鍛造型51の両側
で作動ロール11に取り付ける。(作動ロール10゜1
1の軸線方向において、支持レール54.55の幅を鍛
造型51の幅よりも広くしている。)各ロール10.1
1の2つの支持レール52.53゜54.55は相互に
整合されるとともに、同IJ−ル10,11の表面に沿
って長手方向に同ロール10.11の鍛造型50.51
にも整合させている。第1図及び第7図からよく理解で
きるように、上部ユニット15を下げて鍛造型51を工
作物Wに保合させると、二対の対向レール52.54及
び53.55が相互に当接支持され、そして作動ロール
10.11の回動によって行われるロール鍛造作業の間
中これら支持レール52.54及び53.55が相互に
当接したままになっている。
このように、各鍛造型50.51の両側に支持レール5
2.53及び54.55を設けると、作動ロール10.
11に直接取り付けた鍛造型50゜51を強固に支持で
きるので、作動ロール10゜11のばね定数を大きくで
きるとともに、作動ロール10,11を支持する外側フ
レームに必要名聞性を軽減することができる。なお、工
作物Wの羽根部分の最初のインクレメント(incre
ment)を加工して所望の横断面にした後は、ただら
に二対の支持レール52.54及び53,55を互いに
係合させる。従って、垂直シリンダ27によって作動ロ
ール10.1.1に加えられる荷重は鍛造型50.51
が工作物Wに係合する狭い中心領域だけではなく、支持
レール52〜55鍛造型50.51が占める全長を横断
しても加わる。
このシリンダ27によって作動ロール10.11に加え
られる垂直力は工作物Wを鍛造するのに必要な力よりは
るかに大きい。
このように構成した結果、作動ロール10,11にプレ
ストレスが加わり、作動ロール10.11のばね定数が
非常に大きくなるとともに、支持フレームのばね定数が
それ程重要でなくなる。すなわち、工作物力が作動ロー
ル10.11に加える分離力がたとえ工作物Wの肉厚に
応じて変化しても、この変化は作動ロール10.11に
加わる全荷重からみれば僅かであるから、支持フレーム
の撓み変化は全く問題にならない。比較的小さなばね定
数のため、支持フレームが撓んでも、鍛造型50.51
が互いに撓むことばほとんど、あるいは全(ない。とい
うのは、作動ロール10,11のばね定数が比較的大き
いからである。これを適切な技術用語で説明すれば、二
対の支持レール52.54及び53.55のヘルツ圧!
1ii(Herzian compression)が
、主に工作物Wが鍛造型に加える分離力による同鍛造型
50.51の撓みの原因である。従って、支持フレーム
に必要な剛性を鍛造物の肉厚に必要な精度に応じて最小
化できる。換言すれば、鍛造機の製造コストを最低限に
抑えることができる。
第7図及び第9図からよく理解できるように、鍛造型5
0.51及び二対の支持レール52.53及び54.5
5は各作動ロール10.11に形成した四部56.57
に設けられる。鍛造型50゜51及び支持レール52,
53,54.55に孔を作るa・要件をなくすためには
、これらの部材をすべて二対の締イ」け棒70,71及
び72.73によって各凹部に締付けるが、各締伺は棒
70゜71.72.73は第9図に示すように、一対の
ねし59a、59b等によって対応する作動ロールに対
し確実に固着しである。第7図から理解できるように、
締付は棒70〜73の底部角部は鍛造型50.51及び
支持レール52〜55の隣接面の底部に形成した傾斜角
と互いに補い合う角度で内向きにテーパを付けであるの
で、締付は棒70〜73が作動ロール10.11の凹部
56,57内の所定位置に鍛造型50.51と支持レー
ル52〜55を強固に締付は固定する。
本発明の別な特徴によれば、鍛造型50.51及び支持
レール52〜55が作動ロール10.11外周の一部の
円弧のみを占めるとともに、作動ロール1.0.11よ
りかなり直径が大きい一対のハックアップロール60.
61及び62.63か鍛造型50.51及び支持レール
52〜55か占めていない円周部分で作動ロール10,
1.1に当接する。支持レール52〜55が作動ロール
10゜11にさらに剛性を付与するので、転造(coi
ning)作業及び鍛造作業中作動ロールに加わる荷重
による撓みに作動ロール10.11が耐えることができ
るようになる。従って、図示の実施態様では、鍛造型5
0.51は作動ロール10゜11の全円周の比較的小さ
い部分を占めるに過ぎない。より詳しく言うと、鍛造型
50.51は作動ロール10,11円周の約100°の
円弧部分を占めるだけであるから、タービン羽根のロー
ル鍛造を行うためには、作動ロール10.11を100
°からそれ以下の角度だけ回動すればよい。
ハックアップロール60. 61力下部ロール10を支
持し、そしてバックアップロール62,63が上部作動
ロール11を支持する。後で詳しく説明するが、これら
二対のバックアップロール60゜61及び62.63は
転造及び鍛造の両作業中において作動ロール1’0.1
1を強固に指示できるように配置する。下部作動ロール
10及びそのバックアップロール60.61はすべて下
部ユニット14の共通な側板に取り付けられるので、こ
れら3つのロールすべては共通な一体的な支持体を有す
ることになるが、同じことは上部ユニット15の作動ロ
ール11とそのバックアップロール62.63について
も言える。
ロール鍛造加工を開始する前に、2つの鍛造型50.5
1の前縁を使用して羽根31の基部領域を転造する。第
11図及び第13図からよく理解できるように、各鍛造
型50.51の進み側ラジアル面64.65に隣接して
作動ロール10,11の一部を切欠いて(たとえば66
.67)、工作物W及びその保持装置40の前縁とを干
渉しないように開口68を形成する。第11図は上部ロ
ール11がまだ上部位置、すなわち下降途中にある状態
で、この開口68内を進む工作物W及び保持値W40を
示す図である。第12図において、工作物Wが鍛造型5
0.51に当接しながら完全に進むと、ヘッド30の羽
根31側部分が鍛造型50.51のラジアル面64.6
5に当接する。
工作物Wがこの位置に進むと、上部作動ロール11が下
降し、2つの鍛造型50,51の前縁間で羽根31の基
部領域を締めつける。引き続き、油圧シリンダ27によ
って、上部作動ロール11に圧力を加えると、ヘッド3
0と羽根31が一体化する角部領域を含む羽根31の基
部領域が転造される。
この転造作業の間、シリンダ43が保持装置40に大き
な圧力を加えるので、工作物Wを鍛造型50.51のラ
ジアル面64.65に対して強固に保持することができ
る。この水平に作用する力が必要な理由は、図示(第1
3図)の工作物Wの転造によって羽根31の基部領域の
横断面を薄く成形しなりればならないうえに、羽根31
とヘット30か一体化する角部領域の曲率半径をRから
rへと小さくしなければならない点にもとめられる。こ
のためには、工作物Wの水平面(horizontal
 plane)x−xに対して約45°の角度で工作物
Wに動作圧力FW、FW’を作用させる必要がある。
この発明の特に望ましい特徴は各作動ロール10.11
の2つのバックアップロール60,61゜62.63を
両作動ロール10.11の中心軸を通る平面に対して非
対称的に設けるとともに、作動ロール10.11の供給
側にあるバックアップロール61.63が工作物Wの平
面から、作動ロール10.11の他の側にあるバンクア
ップロール60.62よりも離して設ける点にある。従
って、図示した鍛造機ではバンクアップロール60゜6
3の場合よりも工作物Wの平面に対して接近させて設け
ることによって、転造作業時に作動ロール10.11に
加わる力を強力に支持することができる。これらの力は
油圧シリンダ27が与える垂直力FVと油圧シリンダ4
3が与える水平力FHの合力である。
第12図及び第13図に示ずベクトル図がら理解できる
ように、転造時に工作物Wに加わる動作合力FW及びF
W’は工作物Wの水平面に対して鋭角a及びa′で作用
する。これらの動作合力p゛W及びFW’に対する工作
物Wの反力(r e a ction)はバックアップ
ロール60,62によって有効に相殺されるが、これは
これらのバックアップロール60,62が他の2つのハ
ックアップロール61..63の場合よりも工作物Wの
水平面に対してより接近した位置に設けられて要るから
である。
工作物Wの羽根31を圧延形成する時には、作動ロール
10.11に対して垂直油圧シリンダ27のみがその動
作力を作用させる。垂直な動作力は主として上部ハック
アップロール63を介して作用するため、等しいが向き
は逆の反力が下部ハックアップロール61から生じる。
水平な力成分はハックアップロール60.62によって
支えられる。
上述したように、2つの作動ロール10.11の中心を
通る線の両側にある点で各作動ロール10.11に対し
て保合する二対のハックアップロール60,61及び6
2.63を非対称的に配置すると、転造及び鍛造の両作
業時に作動ロールl0111を有効に支持できることが
理解できるはずである。
この発明の別な特徴によれば、転造作業時に工作物Wに
加わる垂直力及び水平力は一定の比に保たれるので、垂
直成分FV及び水平成分F Hの結果、工作物Wに加わ
る合成転造力が一定の角度aで常に工作物Wに対して作
用する。これは第13図におけるベクトル図に示しであ
るが、図中ベクトルFV及びFV’は油圧シリンダ27
によって工作物Wに加わる垂直力、F H/ 2は工作
物Wを介して油圧シリンダ43によって各鍛造型50゜
51に加わる水平力、そしてFW及びFW’は垂直力及
び水平力FV、FV’及びFHの合計ベクトルとして工
作物Wに加わる合成力(FVは常につねにFV’に等し
く、そしてFWは常にFW’に等しい)を表すものであ
る。FV及びF’ Hは大きさが転造作業中に変化する
が、これらは常に正比例しているために、合成力FW及
びFW’の角度a及びa′は常に一定で、好ましくは4
5°である。これらは適切な角部半径を作るために重要
であるが、これらは転造作業全体にわたってハ・ツクア
ップロール60.62で強固に作動ロール10.11を
支持することによって可能になるものである。
転造作業が完了すると、工作物Wに加わる水平な圧力は
油圧シリンダ43の油圧を解除することによって除去で
きるので、ロール鍛造時に作動ロール10.11を回動
させると、工作物Wを後退させることができるが、同工
作物Wには垂直ノJF■及びFV’が依然として作用し
続ける。これは、油圧アクチュエータ12.13によっ
て2つの作動ロール10.11が回動するからである。
この結果、鍛造型50.51が工作物Wの羽根部分31
の上下面に沿って圧延(role)して、羽根部分31
の横断面を所望の形状にすることができる。2つの鍛造
型50.51は同期して回動するので、工作物Wが2つ
の鍛造型50.51から徐々に後退するとともに、工作
物Wの羽根部分31の肉厚が鍛造型50.51及びこれ
らに作用する大きな圧力によって薄くなるに従って前記
羽根部分31が延伸する。
鍛造作業中に工作物Wが鍛造動作に対して抵抗力を発揮
するため、作動ロール10.11が大きな分離力の作用
を受ける。ところが、この大きな分離力は作動ロール1
0.11及び支持レール52.54及び53.55の剛
性のみでなく、ハックアップロール60.61及び62
.63によっても強固に支持される。
第16図は2つの油圧シリンダ27.43を制御する油
圧回路の一例を示す概略図である。加圧流体は2つのポ
ンプ80.81によってシステムに供給されるが、これ
らのポンプ80.81の排出管は一対の切り替え弁83
.84に続く共通の供給管82に接続しである。ポンプ
80の排出管は比較的低圧〔例えば35. 2kg/c
J (!i 00ポンド/平方インチ<psi>))に
設定する圧力制限弁80aに接続されているが、ポンプ
81の排出管は比較的高圧〔例えば、175 、 8 
kg/cm(2500psi))に設定する圧ノj制限
弁81aに接続されている。
工作物Wを作動ロール10.11に送り始めるには、弁
83をその交差流れ位置83aへ(すなわち、第16図
において右側へ動かず)切り替えたのち、比較的低圧〔
例えば35. 2kg/cIll(500psi))に
て流体をピストン43aの正面側に位置する区画室85
へと送る。この結果、ピストン43a及びこれに取付け
た工作物Wの保持装置40が進み、ピストン43aの後
側にある区画室85から油が配管87及び逆止弁87a
を通って供給管82に戻るので、再生作用が生じること
はない。
前記工作物Wが鍛造型50.51に当接して、その元の
位置に達すると、ビスI・ン43’aの進行に対する抵
抗が大きくなるので、供給管82の圧力が大きくなる。
このように、供給管82の圧力が大きくなると、逃がし
弁88が開いて、前記逆止弁88aを介して区画室86
が油溜めに連通ずる。
同時に、供給管82の圧力が大きくなり逃がし弁88が
開いて、感圧電気スイッチ(図示せず)が動作し、切り
替え弁84がその交差流れ位M84aへ(第16図にお
いて右側へ移動する)切り替えられる。その結果、配管
90を介して供給管82から流体が油圧シリンダ27の
ピストン27aの正面側に位置する区画室91に流れ、
従って上部作動ロール11が下降する。油圧シリンダ2
7の区画室92から排出された流体は、区画室92の圧
力の増加によって開かれる弁93及び切り替え弁84を
通り、配管94を介して油溜めへと流れる。作動ロール
10.11の接触によってラム動作(ram acti
on)が停止すると、供給管82及び区画室85.91
の圧力が増加し、そして逆止弁89が閉じて、35. 
2kg/cnl (500psi)の制限弁80aを供
給管82から遮断する。
制限弁80aを供給管82から遮断すると、高圧ポンプ
81及びその逃がし弁81aが動作し、油圧シリンダ4
3の供給管82及び区画室85及び油圧シリンダ27の
区画室91に175.3kg/cJ(2500psi)
で流体を送るが、逃がし弁88が開いたままになってい
るので、再生作用が起こらず、従って作動力が増大する
。この高大きな圧力は工作物Wが転造加工される間中、
ピストン27a、43aに対して保たれ、従って工作物
Wに対して保たれる。このため、水平力F Hと垂直力
FVとの比を調節することができる。高圧は所定の時間
中、ピストン27a、43aに保たれるが、その最後で
切り替え弁83をそのニュートラル位置83bに切り替
えて工作物Wから大きな水平力FHを取り去る。
切り替え弁83をニュートラル位置に設定すると、作動
ロール10.11が回動して工作物Wを鍛造するときに
、これらの作動ロール10.11によって工作物Wに後
退力が作用する。そして、この後退力を相殺することが
できる比較的小さな圧力を受けて、油圧シリンダ43が
工作物Wをその進み位置へと押圧する。工作物Wとピス
トン43aが後退運動をしている間は、区画室85から
排出される流体がソレノイド弁96によって開かれる弁
95を通り、逆止弁88aを介して油溜めへと流れる。
ロール鍛造作業を行うためには、油圧アクチュエータ1
2.13を作動させ、175.8kg/己(2500p
s+)の圧力を通じて大きな垂直力をピストン27aに
維持しながら、作動ロール10.11を回動する。制限
スイッチ(図示せず)によって圧延作業が完了したこと
を検知したならば、切り替え弁84をその平行流れ位置
84Cへ(すなわち、第16図における左側へ)切り替
えて、油圧シリンダ27の区画室91を油溜めに接続し
、これによって、工作物Wから垂直力FVを取り去る。
この場合には、加圧流体が供給管82から区画室92に
流入して、ピストン27aを後退させるので、上部作動
ロール11が上昇し、この結果、工作物Wが取り出され
る。同工作物Wを実際に回収する場合には、逃がし弁8
8を閉じ、切り替え弁83をそ9平行流れ位置83cへ
(ずなわぢ、第16図の左側へ)切り替え、供給管82
から加圧流体を区画室86へと流入させて、ピストン4
3aと一緒に工作物Wの保持装置及び工作物Wを後退さ
せればよい。
従来、ロール部材を使用した圧延機としては米国特許3
,229,494号に開示されるものがあった。この圧
延機は本願第17図に示すように、上下に配置した一対
のダイ144,145をそれぞれワークロール155,
170にて回動可能に支持し、同ワークロール155,
170の回動に伴うダイ144,145の回動によって
、ダイ144.145間に配置した工作物を圧延加工す
るものである。
しかし、ワークロール155,170のリム155a、
170aはワークロール155,170に当接するダイ
144.145よりも幅狭に形成されている。前記ワー
クロール155,170のばね定数はワークロール15
5,170を支持する支持フレームのばね定数よりも小
さなものとなる。このため、圧延加工中に工作物の肉厚
の変化によって、両ワークロール155,170に加わ
る分離力は支持フレームに作用することはなく、ダイ1
44.14.5に働いてこれらを撓ませる。
従って、本発明と比較した場合、支持フレームは大きな
剛性を必要とし、圧延機の製造コストが高くなる。
さらに、前記米国特許は第1041IIIの第43〜4
6行に記載されるように、フレームにゴム製の緩衝部月
を取付しり、運動エネルギーの吸収を図って、ワークロ
ール155,170のリム155a、170aが損傷す
ることを防止しており、本発明とは構成を異にしている
発明の効果 以上詳述したように、この発明は工作物の一方の側から
作動ロールを押圧すると同時に、作動ロールをその間に
工作物を保持したまま相互に押圧する装置と、そして2
つの作動ロールの中心を通る線の両側で各作動ロールに
、各一対のバックアップロールが当接するように設けた
二対のバックアンプロールとからなり、そして両作動ロ
ールの中心を通る平面に対して非対称的に各作動ロール
用の2つのバンクアンプロールを設け、同作動ロールの
供給側にあるバックアンプロールを他のハックアップロ
ールよりも工作物の平面から大きく離して設けたことに
より、物品の長さに沿ってその肉厚及び形状が比較的大
きく変化するにもかかわらず、最終寸法の精度が非常に
高くなる物品を製造でき、さらに高い均一性と信頬性を
存する上記のような物品を比較的多数作ることができる
とともに、工作物の所定領域を転造できるものである。
また、この発明のロール鍛造機を鍛造だけに適用する場
合も、転造及び鍛造の両者に適用する場合も作動ロール
に設けられた支持レール及び非対称的に設けられたバッ
クアップロールがその構造上の特徴によって、優れた剛
性を保つため、作動ロールを支持する主フレームの剛性
を最小にでき、さらにはその際に機械の製造コストを最
小限に抑え、機械の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したロール鍛造機を示す一部
破断側面図であり; 第2図は第1図の2−2線における一部破断側面図であ
り; 第2旨は同しく第1図の2−2線における断面図であり
; 第5図は第1図〜第4図の鍛造機でタービン羽根を作る
のに使用する加工前の工作物を示す斜視図であり; 第6図は第5図に示した工作物を第1図〜第4図に示し
た鍛造機にて加工してタービン羽根にした状態を示す斜
視図であり; 第7図は第1図〜第4図に示した鍛造機における作動ロ
ールの一部破断拡大側面図であり;第8図は第7図の8
−8線における拡大断面図であり; 第9図は第7図の9−9線における拡大断面図であり; 第10図は第7図〜第9図の下部作動ロールに取付けた
転造型の1つ及び支持レールの1つを示す拡大斜視図で
あり; 第11図は第1図〜第4図に示した鍛造機における2つ
の作動ロールの鍛造型をハックアップロールの一部とと
もに示す拡大断面図であり;第12図は第11図と比較
してハック)2ツブロールのより多(の部分を示すとと
もに、上部作動ロールが下降して工作物に当接した状態
を示す断面図であり; 第13図は第12図に示した構造の中心部分、すなわち
工作物の基部領域を示す拡大断面図であり; 第14図は上部作動ロールが下降位置にあり、そして両
作動ロールが鍛造作業の最後近くの位置で回動する状態
を示す断面図であり; 第15図は第14図の15−15線における拡大断面図
であり; 第16図は第1図〜第15図の鍛造機における2つの油
圧シリンダを制御する油圧回路を示す概略図であり; 第17図は従来例を示す正面図である。 作動ロール10,11、鍛造型50,51、支持フレー
ム52.53,54.55、主フレーム1G、油圧シリ
ンダ27.43、保持装置40、ハックアップロール6
1,62,63,64、工作物W0 特許出願人 グロートンズ マシン ワークスインコー
ボレイテイソド 代理人 弁理士 恩 1)博 宣 第2図 第3図 第4図 1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、間に位置させた工作物を鍛造する協働鍛造型を支持
    する一対の対向する作動ロールと、作動ロールを回動さ
    せる駆動装置と、そして同ロールを回動させて工作物を
    鍛造しながら、作動ロールを相互に押圧する装置とから
    なるロール鍛造機において、 工作物の一方の側から作動ロールを押圧すると同時に、
    作動ロールをその間に工作物を保持したまま相互に押圧
    する装置と、そして2つの作動ロールの中心を通る綿の
    両側で各作動ロールに、各一対のバンクアンプロールが
    当接するように設けた二対のハックアップロールとから
    なり、そして両作動ロールの中心を通る平面に対して非
    対称的に各作動ロール用の2つのバックアンプロールを
    設け、同作動ロールの供給側にあるバ・ノクア・ノブロ
    ールを他のバックアップロールよりも工作物のから大き
    く離して設けたロール鍛造機。 2、前記鍛造型が作動ロール外周の一部の円弧部分のみ
    を占め、前記ハックアップロールが鍛造型によって占め
    られていない外周の円弧部分に係合している特許請求の
    範囲第1項に記載のロール鍛造機。 3、各作動ロール及びこれに対応する一対のハックアッ
    プロールを共通な一体的な支持体に設&Jた特許請求の
    範囲第1項に記載のロール鍛造機。
JP59223808A 1979-11-23 1984-10-24 ロ−ル鍛造機 Granted JPS60121027A (ja)

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US06/096,818 US4316377A (en) 1979-11-23 1979-11-23 Roll forging machine
US96818 1979-11-23

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JPS60121027A true JPS60121027A (ja) 1985-06-28
JPH0133262B2 JPH0133262B2 (ja) 1989-07-12

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JP55165230A Expired JPS6039449B2 (ja) 1979-11-23 1980-11-22 ロ−ル鍛造機
JP59223808A Granted JPS60121027A (ja) 1979-11-23 1984-10-24 ロ−ル鍛造機

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