JPS60120082A - インクプラテン式プリンタのインク含浸プラテン - Google Patents
インクプラテン式プリンタのインク含浸プラテンInfo
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- JPS60120082A JPS60120082A JP22700583A JP22700583A JPS60120082A JP S60120082 A JPS60120082 A JP S60120082A JP 22700583 A JP22700583 A JP 22700583A JP 22700583 A JP22700583 A JP 22700583A JP S60120082 A JPS60120082 A JP S60120082A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J27/00—Inking apparatus
- B41J27/20—Inking apparatus with ink supplied by capillary action, e.g. through porous type members, through porous platens
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(目的)
本発明はインクプラテン式プリンタのインク含浸プラテ
ンに関し、その目的は、機械的強度にすぐれると共に含
浸するインクに対する汚染性の無い黒色に着色した多孔
質体を基に形成したインク含浸プラテンを提供するにあ
る。
ンに関し、その目的は、機械的強度にすぐれると共に含
浸するインクに対する汚染性の無い黒色に着色した多孔
質体を基に形成したインク含浸プラテンを提供するにあ
る。
(従来技術)
現在データ通信用端末装置やコンピュータの出力装置な
どに使用されるプリンタとして、活字またはワイヤなど
の文字形成要素によりインクリボン及び印刷用紙を介し
てプラテンを選択的に叩打して印刷用紙に印字を行うい
わゆるインクリボン式インパクトプリンタが広く普及し
ている。
どに使用されるプリンタとして、活字またはワイヤなど
の文字形成要素によりインクリボン及び印刷用紙を介し
てプラテンを選択的に叩打して印刷用紙に印字を行うい
わゆるインクリボン式インパクトプリンタが広く普及し
ている。
特に文字形成要素としてワイヤを用いたドツトマトリッ
クスプリンタは、小型、廉価にして多くの文字、記号、
図形などを印字出来るプリンタとして広く普及している
。
クスプリンタは、小型、廉価にして多くの文字、記号、
図形などを印字出来るプリンタとして広く普及している
。
しかし、インクリボン式プリンタは、インクリボンカセ
ットの装着及びこの走行が必要で機構が複雑となり、特
に黒色印字のみでなく種々の色で印字を行う多色印字に
於てはこの傾向が強い。
ットの装着及びこの走行が必要で機構が複雑となり、特
に黒色印字のみでなく種々の色で印字を行う多色印字に
於てはこの傾向が強い。
すなわち、最近は、プリンタ利用の多様化にともなって
単に黒色印字を行うのみでなく、種々の色で印字を行う
多色印字に対する要望が強くなって来ており、この場合
は、リボンの色数に合わせて複数の印字ヘッドを配備す
る必要が生じたりして機構が一層複雑となる。
単に黒色印字を行うのみでなく、種々の色で印字を行う
多色印字に対する要望が強くなって来ており、この場合
は、リボンの色数に合わせて複数の印字ヘッドを配備す
る必要が生じたりして機構が一層複雑となる。
前記した如きインクリボン式プリンタの欠点を解消して
簡素な機構で容易に多色印字を行うことが出来るインパ
クトプリンタとして、第1図に示J如きインクプラテン
式プリンタが開発された。
簡素な機構で容易に多色印字を行うことが出来るインパ
クトプリンタとして、第1図に示J如きインクプラテン
式プリンタが開発された。
これは、文字形成要素としてワイヤ2を有する印字ヘッ
ド1に対向して印刷用紙3を介して複数のインク含浸多
孔質体5を外周面に装着し印字面を形成した円筒状のイ
ンク含浸プラテン4を配備し、ワイヤ2により印字面を
叩打することにより印刷用紙3に所定色で印字を行うプ
リンタである。
ド1に対向して印刷用紙3を介して複数のインク含浸多
孔質体5を外周面に装着し印字面を形成した円筒状のイ
ンク含浸プラテン4を配備し、ワイヤ2により印字面を
叩打することにより印刷用紙3に所定色で印字を行うプ
リンタである。
前記プリンタに於けるインク含浸プラテン4は、第2図
に示す如く各色のインク含浸多孔質体5をプラテン基体
7に着脱自在に装着し印字面を形成したものであり、こ
れはインク含浸多孔質体5のインク切れや損傷に際して
の交換を容易に行うことが出来、さらに種々の色のイン
ク含浸多孔質体を別に用意し適宜交換することにより極
めて多色の印字を行うことが出来好都合である。
に示す如く各色のインク含浸多孔質体5をプラテン基体
7に着脱自在に装着し印字面を形成したものであり、こ
れはインク含浸多孔質体5のインク切れや損傷に際して
の交換を容易に行うことが出来、さらに種々の色のイン
ク含浸多孔質体を別に用意し適宜交換することにより極
めて多色の印字を行うことが出来好都合である。
尚第2図に示したインク含浸プラテン4は、インク含浸
多孔質体5のプラテン基体7に対する着脱機構として磁
力が利用されており、プラテン基体7のインク含浸多孔
置体取付面8に設けられた溝8−に磁石片9が嵌着され
、またインク含浸多孔質体5の底面には鉄板6が固着さ
れており、磁石片9の鉄板6に対する磁気吸引力にょリ
インク含浸多孔賛体5はプラテン基体7に装着される。
多孔質体5のプラテン基体7に対する着脱機構として磁
力が利用されており、プラテン基体7のインク含浸多孔
置体取付面8に設けられた溝8−に磁石片9が嵌着され
、またインク含浸多孔質体5の底面には鉄板6が固着さ
れており、磁石片9の鉄板6に対する磁気吸引力にょリ
インク含浸多孔賛体5はプラテン基体7に装着される。
インク含浸プラテンの印字面を形成するインク含浸多孔
質体は、印字性、耐久性、成形性°などがら一般に密度
0.70〜0.85程度のポリアミド系樹脂焼結体に各
色のインクを含浸して形成される。
質体は、印字性、耐久性、成形性°などがら一般に密度
0.70〜0.85程度のポリアミド系樹脂焼結体に各
色のインクを含浸して形成される。
黄、赤、水色などの比較的鮮明な色のインクが含浸され
たインク含浸多孔質体は、印字作業時に印刷用紙の既印
字面と接触した際や、交Mk時に他のインク含浸多孔質
体に接触した際に、黒、青、紫などの濃暗色のインクに
よって汚染され、これは印字品質に対する影響は全くな
いものの見苦しい状態となる。
たインク含浸多孔質体は、印字作業時に印刷用紙の既印
字面と接触した際や、交Mk時に他のインク含浸多孔質
体に接触した際に、黒、青、紫などの濃暗色のインクに
よって汚染され、これは印字品質に対する影響は全くな
いものの見苦しい状態となる。
したがってこの見苦しさの解消のためにはポリアミド樹
脂焼結体である多孔置体自体を黒色に着色することが好
ましいが、従来は着色を行うと焼結体の強度が低下した
り、着色剤がインク中に溶出したり、或は又十分な着色
が行えなかったりした。
脂焼結体である多孔置体自体を黒色に着色することが好
ましいが、従来は着色を行うと焼結体の強度が低下した
り、着色剤がインク中に溶出したり、或は又十分な着色
が行えなかったりした。
すなわち、従来、合成樹脂焼結体に着色する方法として
は着色用の顔料又は染料を所定量配合した原料樹脂粉末
を圧粉成形した後焼結を行う方法が採られていたが、こ
の場合、顔料を配合すると焼結体の機械的強度が低下し
、さらに顔料又は染料がインク中に溶出したり或は又イ
ンクとの化学反応を生じインクを変色させたりする問題
があった。
は着色用の顔料又は染料を所定量配合した原料樹脂粉末
を圧粉成形した後焼結を行う方法が採られていたが、こ
の場合、顔料を配合すると焼結体の機械的強度が低下し
、さらに顔料又は染料がインク中に溶出したり或は又イ
ンクとの化学反応を生じインクを変色させたりする問題
があった。
本発明は前記した如き現状に鑑み、インク含浸多孔質体
として利用することの出来る黒色に着色したポリアミド
系樹脂焼結体を1ηるため鋭意検討した結果創案された
ものである。
として利用することの出来る黒色に着色したポリアミド
系樹脂焼結体を1ηるため鋭意検討した結果創案された
ものである。
(構成)
すなわち本発明は、インク含浸多孔質体にて印字面を形
成したインク含浸プラテンを印刷用紙を介して活字、ワ
イヤなどの文字形成要素によって叩打することにより印
刷用紙に印字を行うインクプラテン式プリンタにおいて
、前記インク含浸プラテンが、粒径0.01〜0.1μ
mのチャンネルブラック及び又はオイルファーネスによ
り着色し且つ化学粉砕法により得られた黒色ポリアミド
樹脂粉末を基にした焼結体にインクを含浸したインク含
浸多孔質体をプラテン基体に装着して成ることを特徴と
するインクプラテン式プリンタのインク含浸プラテンで
あり、更に詳しくは実施例に基く以下の説明の如くであ
る。
成したインク含浸プラテンを印刷用紙を介して活字、ワ
イヤなどの文字形成要素によって叩打することにより印
刷用紙に印字を行うインクプラテン式プリンタにおいて
、前記インク含浸プラテンが、粒径0.01〜0.1μ
mのチャンネルブラック及び又はオイルファーネスによ
り着色し且つ化学粉砕法により得られた黒色ポリアミド
樹脂粉末を基にした焼結体にインクを含浸したインク含
浸多孔質体をプラテン基体に装着して成ることを特徴と
するインクプラテン式プリンタのインク含浸プラテンで
あり、更に詳しくは実施例に基く以下の説明の如くであ
る。
実施例1
分子量15.000〜45.000のナイロン66樹脂
を粒径0.01〜0.1μ−のオイルファーネス1重量
%により着色した常法による着色ベレットを先ず形成し
、該着色ベレットをエチレングリコールに加熱溶解した
後冷却する化学粉砕法により粒径10〜60μ署の黒色
ナイロン66樹脂粉末を得た。
を粒径0.01〜0.1μ−のオイルファーネス1重量
%により着色した常法による着色ベレットを先ず形成し
、該着色ベレットをエチレングリコールに加熱溶解した
後冷却する化学粉砕法により粒径10〜60μ署の黒色
ナイロン66樹脂粉末を得た。
続いて前記黒色ナイロン66樹脂粉末を圧粉成形後非酸
化性雰囲気中で焼結を行い空隙率20〜40%程度の黒
色の焼結体を得て、これに所定色のインクを含浸すると
共に所定の機械加工等を行いインク含浸多孔質体を得た
。
化性雰囲気中で焼結を行い空隙率20〜40%程度の黒
色の焼結体を得て、これに所定色のインクを含浸すると
共に所定の機械加工等を行いインク含浸多孔質体を得た
。
実施例2
無着色のナイロン66樹脂ベレットをエチレングリコー
ルに加熱溶解し、該溶液中にナイロン66樹脂に対して
1重量%の粒径0.01〜0.1μ−のオイルファーネ
スを添加し良く攪拌混合した後冷却し、化学粉砕法によ
る粒径10〜60μ−の黒色ナイロン66樹脂粉末を得
た。
ルに加熱溶解し、該溶液中にナイロン66樹脂に対して
1重量%の粒径0.01〜0.1μ−のオイルファーネ
スを添加し良く攪拌混合した後冷却し、化学粉砕法によ
る粒径10〜60μ−の黒色ナイロン66樹脂粉末を得
た。
以下は実施例1と同一である。
実施例3
着色顔料として粒径0.01〜0.1μ−のオイルファ
ーネスに代って粒径0.01〜0.05μ−のチャンネ
ルブラックを用い、他は実施例1と同一である。
ーネスに代って粒径0.01〜0.05μ−のチャンネ
ルブラックを用い、他は実施例1と同一である。
実施例4
着色顔料として粒径0.01〜0.1μmのオイルファ
ーネスに代って粒径0.01〜0.05μ−のチャンネ
ルブラックを用い、他は実施例2と同一である。
ーネスに代って粒径0.01〜0.05μ−のチャンネ
ルブラックを用い、他は実施例2と同一である。
比較例1
分子量15.000〜45,000の化学粉砕法により
得た無着色ナイロン66樹脂粉末に1重量%の粒径0.
01〜0.1μlのAイルファーネスを混合し、該顔料
混合粉末を圧粉成形した後非酸化性雰囲気中で焼結を行
い黒色の焼結体を得た。
得た無着色ナイロン66樹脂粉末に1重量%の粒径0.
01〜0.1μlのAイルファーネスを混合し、該顔料
混合粉末を圧粉成形した後非酸化性雰囲気中で焼結を行
い黒色の焼結体を得た。
以下は実施例1と同一である。
比較例2
着色顔料として粒径0.01〜0.05μ−のチャンネ
ルブラックを用い他は比較例1と同一である。
ルブラックを用い他は比較例1と同一である。
比較例3
着色顔料として粒径1〜10μ■のグラファイトを用い
他は比較例1と同一である。
他は比較例1と同一である。
比較例4
着色顔料として粒径0.1〜1.0μ論の黒色酸化鉄を
用い他は比較例1と同一である。
用い他は比較例1と同一である。
比較例5
着色顔料として粒径1〜10μ−の二硫化モリブデンを
用い他は比較例1と同一である。
用い他は比較例1と同一である。
比較例6
着色剤としてオイルブラックを用い他は比較例1と同一
である。
である。
比較例7
着色顔料として粒径1〜10μ−のグラファイトを用い
他は実施例1と同一である。
他は実施例1と同一である。
比較例8
着色顔料として粒径0.1〜1.0μ−の黒色酸化鉄を
用い他は実施例1と同一である。
用い他は実施例1と同一である。
比較例9
着色顔料として粒径1〜10μ−の二硫化モリブデンを
用い他は実開1と同一である。
用い他は実開1と同一である。
比較例10
着色剤としてオイルブラックを用い他は実施例1と同一
である。
である。
比較W411
着色を全く行うことなく他は実施例1と同一。
前記した実施例及び比較例のインク含浸プラテンの特性
について検討した結果は後頁に示す表の如くである。
について検討した結果は後頁に示す表の如くである。
この表から判る如く、ナイロン66樹脂粉末と着色剤と
の単なる混合粉末を用いて得た焼結体である比較例の1
〜6は、着色が不均一であり、焼結体にインクを含浸す
るとこの含浸したインク中に着色剤が混入しインクの色
を変化させ、ざらに圧環強度が低下して6)るので印字
耐久性が劣るといったような欠点があり、また着色剤と
して黒色酸化鉄や二硫化モリブデンを用いるとこれらが
インク中の酸成分と反応しインクを変色させる欠点があ
る。
の単なる混合粉末を用いて得た焼結体である比較例の1
〜6は、着色が不均一であり、焼結体にインクを含浸す
るとこの含浸したインク中に着色剤が混入しインクの色
を変化させ、ざらに圧環強度が低下して6)るので印字
耐久性が劣るといったような欠点があり、また着色剤と
して黒色酸化鉄や二硫化モリブデンを用いるとこれらが
インク中の酸成分と反応しインクを変色させる欠点があ
る。
次に各種着色剤で予め黒色に着色したナイロン樹脂ベレ
ットをエチレングリコールに加熱溶解し、これを冷却す
るいわゆる化学粉砕法により得た粉末を用いて形成した
焼結体の特性が実施例1〜2及び比較例7〜9に示され
、これらより製法は同一でも用いる着色剤によって特性
が異なることが判る。
ットをエチレングリコールに加熱溶解し、これを冷却す
るいわゆる化学粉砕法により得た粉末を用いて形成した
焼結体の特性が実施例1〜2及び比較例7〜9に示され
、これらより製法は同一でも用いる着色剤によって特性
が異なることが判る。
すなわち、着色剤としてチャンネルブラック又はオイル
ファーネスを用いた実施例1〜2は極めて良好な特性を
示したのに対して、他の着色剤を用いた比較例7〜10
は何らかの問題が生じた。
ファーネスを用いた実施例1〜2は極めて良好な特性を
示したのに対して、他の着色剤を用いた比較例7〜10
は何らかの問題が生じた。
比較例7〜9はペレットをエチレングリコールに加熱溶
解した際に着色剤が沈澱し、特に比重5.18の黒色酸
化鉄を用いた比較例7及び比重4.8の二硫化モリブデ
ンを用いた比較例8の場合はこの傾向が強かった。
解した際に着色剤が沈澱し、特に比重5.18の黒色酸
化鉄を用いた比較例7及び比重4.8の二硫化モリブデ
ンを用いた比較例8の場合はこの傾向が強かった。
ベレットをエチレングリコールに加熱溶解した際に着色
剤が沈澱すると、着色性が低下することは勿論のこと、
この沈澱した着色剤と、溶液の冷却により再沈澱した樹
脂との分離が難しく化学粉砕樹脂粉末を製造する上でも
問題が生ずる。
剤が沈澱すると、着色性が低下することは勿論のこと、
この沈澱した着色剤と、溶液の冷却により再沈澱した樹
脂との分離が難しく化学粉砕樹脂粉末を製造する上でも
問題が生ずる。
また比較例7〜9は圧環強度が低下しており、したがっ
て印字耐久性も劣る結果が示されており、着色剤として
黒色酸化鉄及び二硫化モリブデンを用いた場合はインク
の酸成分と反応してインクを変色させる結果が示されて
いる。
て印字耐久性も劣る結果が示されており、着色剤として
黒色酸化鉄及び二硫化モリブデンを用いた場合はインク
の酸成分と反応してインクを変色させる結果が示されて
いる。
着色剤として油性染料であるオイルブラックを用いた比
較例10の場合は、比較的良好な結果が示されたが、イ
ンク中への着色剤の溶出が生じインクを変色させる欠点
があった。
較例10の場合は、比較的良好な結果が示されたが、イ
ンク中への着色剤の溶出が生じインクを変色させる欠点
があった。
前記した如く種々の着色剤を用い、また着色方法も変え
て検討した結果、良好な結果が示されたのはオイルファ
ーネス又はチャンネルブラックで着色したベレットを化
学粉砕した粉末を用いて得た焼結体である実施例1〜2
の場合であった。
て検討した結果、良好な結果が示されたのはオイルファ
ーネス又はチャンネルブラックで着色したベレットを化
学粉砕した粉末を用いて得た焼結体である実施例1〜2
の場合であった。
次にオイルファーネス又はチャンネルブラックを用いて
の別の着色法として、無着色の樹脂ペレットをエチレン
グリコールに熱溶解した段階で着色を行った後樹脂を再
沈澱させる方法を採ったのが実施例3〜4である。
の別の着色法として、無着色の樹脂ペレットをエチレン
グリコールに熱溶解した段階で着色を行った後樹脂を再
沈澱させる方法を採ったのが実施例3〜4である。
この焼結体は表からも判る如〈実施例1〜2と同様に極
めて良好な特性を示し無着色の比較例11と比べ劣る点
は無い。
めて良好な特性を示し無着色の比較例11と比べ劣る点
は無い。
尚実施例1〜4に於ける着色剤としてのオイルファーネ
ス及びチャンネルブラックの粒径及び添加量についても
検討したが、粒径は0.01〜0.1μm程度が好まし
く、これ以上の粒径となると、圧環強度が低下して印字
耐久性が劣ったり、或いは着色が不均一になったり種々
の問題が生じ、また添加量は着色に必要な最小限度とす
ることが好ましく、これは樹脂に対して1重量%程度で
ある。
ス及びチャンネルブラックの粒径及び添加量についても
検討したが、粒径は0.01〜0.1μm程度が好まし
く、これ以上の粒径となると、圧環強度が低下して印字
耐久性が劣ったり、或いは着色が不均一になったり種々
の問題が生じ、また添加量は着色に必要な最小限度とす
ることが好ましく、これは樹脂に対して1重量%程度で
ある。
(効果)
前記した如く、本発明は、−黒色に着色され且つ印字耐
久性にすぐれると共にインクに対する汚染や化学反応性
の全く無いポリアミド樹脂焼結体を基にして形成したイ
ンクプラテン式プリンタのインク含浸プラテンを提供す
るものであり、これにより自然色のポリアミド樹脂を基
に形成したインク含浸プラテンに見られた、黄、赤、水
色などの鮮明な色を含浸した場合に、黒、青、紫などの
濃暗色のインクによって表面が汚染され見苦しくなる現
象を防ぐことが可能となった。
久性にすぐれると共にインクに対する汚染や化学反応性
の全く無いポリアミド樹脂焼結体を基にして形成したイ
ンクプラテン式プリンタのインク含浸プラテンを提供す
るものであり、これにより自然色のポリアミド樹脂を基
に形成したインク含浸プラテンに見られた、黄、赤、水
色などの鮮明な色を含浸した場合に、黒、青、紫などの
濃暗色のインクによって表面が汚染され見苦しくなる現
象を防ぐことが可能となった。
第1図はインクプラテン式プリンタの概要を示す斜視図
、第2図はインク含浸プラテンを示す斜視図である。 1・・・印字ヘッド、2・・・印字ワイヤ、3・・・印
刷用紙、4・・・インク含浸プラテン、5・・・インク
含浸多孔質体、7・・・プラテン基体。
、第2図はインク含浸プラテンを示す斜視図である。 1・・・印字ヘッド、2・・・印字ワイヤ、3・・・印
刷用紙、4・・・インク含浸プラテン、5・・・インク
含浸多孔質体、7・・・プラテン基体。
Claims (1)
- インク含浸多孔質体にて印字面を形成したインク含浸プ
ラテンを印刷用紙を介して活字、ワイヤなどの文字形成
要素によって叩打することにより印刷用紙に印字を行う
インクプラテン式プリンタにおいで、前記インク含浸プ
ラテンが、粒径0.01〜0.1μmのチャンネルブラ
ック及び又はオイルファーネスにより着色し且つ化学粉
砕法により得られた黒色ポリアミド樹脂粉末を基にした
焼結体にインクを含浸したインク含浸多孔質体をプラテ
ン基体に装着して成ることを特徴とするインクプラテン
式プリンタのインク含浸プラテン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22700583A JPS60120082A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | インクプラテン式プリンタのインク含浸プラテン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22700583A JPS60120082A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | インクプラテン式プリンタのインク含浸プラテン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60120082A true JPS60120082A (ja) | 1985-06-27 |
Family
ID=16854013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22700583A Pending JPS60120082A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | インクプラテン式プリンタのインク含浸プラテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60120082A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007285113A (ja) * | 2006-09-15 | 2007-11-01 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
JP2007321442A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
JP2007321441A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
JP2008121305A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Inax Corp | 局部洗浄装置 |
-
1983
- 1983-12-02 JP JP22700583A patent/JPS60120082A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321442A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
JP2007321441A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
JP2007285113A (ja) * | 2006-09-15 | 2007-11-01 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置及びトイレ装置 |
JP2008121305A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Inax Corp | 局部洗浄装置 |
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