JPS60119946A - 保温器 - Google Patents

保温器

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JPS60119946A
JPS60119946A JP22946383A JP22946383A JPS60119946A JP S60119946 A JPS60119946 A JP S60119946A JP 22946383 A JP22946383 A JP 22946383A JP 22946383 A JP22946383 A JP 22946383A JP S60119946 A JPS60119946 A JP S60119946A
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JP
Japan
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outer bag
heating element
water
properties
bag
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JP22946383A
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JPH0454464B2 (ja
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阿部 勝次
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KEMITSUKU KK
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KEMITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野の説明〕 本発明は人体の肌に直接密着させて使用する保温器に関
するものである。
〔従来技術〕
水および空気との接触により発熱する組成物は従来より
いわゆる化学かいろとして各種の目的に広く用いられて
いる。この組成物を化学かいろとして用いる場合には通
常、通気性の包材内に、水を含ませたおがくず等ととも
に封入して気密性の袋内に収納しておき、使用時に袋よ
り取出して包材をもむことによって含水おがくずを分散
させ、包材を通して空気を取り込むことにより発熱を開
始させるもの力Sある。
発熱体を外袋内に収容して使用する化学かいろによれば
、外袋の外面に粘着剤、接着剤を塗布することにより他
の物体に付着させてその物体の保温器として利用できる
。例えば人体の皮膚に直接貼付ければ温湿布、温灸器な
どとし7て利用できる。
しかしながら、人体に貼付けるために粘着剤や接着剤を
用いたのでは皮膚にかぶれや湿しんが生じて不都合であ
る。
〔発明の目的〕
そこで本発明は粘着剤や接着剤を一切使用することなく
人体に直接貼付けて使用できる保温器を提供するもので
ある。
〔発明の構成〕
本発明は発熱体を収容する外袋を、拐料の性質又は材料
中に含まれる添加物の性質による接着性を有する平滑な
シート状物で構成するとともにその一面に発熱体の温度
調節孔を開口し7、さらに外袋に開口し7た発熱体挿入
口を覆って表面に密着させるカバーシートを外袋に付設
し7たことを特徴とする使用時に水を添加し7て発熱さ
せる保温器である。
〔実施例の説明〕
以下に本発明の実施例を図によって説明する。
第1図において、本発明の保温器1は、鉄粉と金属の酸
塩とを主体とする混合物2を通水性、通気性を有する内
袋3内に封入し7てなる発熱体4と、該発熱体4に水を
添加する吸水性の水担体5と、発熱体4および水担体5
を収容する外袋6とからなるもの−Cある。
発熱体4 ItCiE用する鉄粉とし7ては従来の化学
かいろに用いられている純粋な還元鉄は勿論、さらりこ
鉄中に炭素分を含む鋳鉄、銑鉄等の削りくず等を充分り
こ粉砕し2だものを用いる。純鉄の場合には炭末を添加
する必要があるが、鉄中に炭素分が含まれていれば、改
めて炭末を加える必要がない。
しかも銑鉄粉は炭素との固溶体系であり、鉄の利用の点
で有利である。鉄粉に炭末を添加し7たものは、鉄の酸
化反応が表面のみに止まり、内部が未反応のまま終了す
ることが多い。粉末の粒径は特に限定されるものではな
いが、100〜400メツ7ユであれば十分である。鉄
と混合して使用する塩類とし7てはアルカリ金属、アル
カリ土金属、アルミニウム、鉄の鉱酸塩が適し、特にア
ルカリ金属の塩酸塩、硝酸塩が好ましく、また、希鉱酸
類や有機酸も有効である。これらの金属酸塩を単独ある
いは複合し7て使用する割合いは鉄粉に対し、はぼ1〜
10%の範囲である。金属の酸塩の具体例としては塩化
カリ、塩化ナトリウム、硝酸カリ、硝酸ナトリウム、塩
化カルシウム、塩化マグネ/ラム、塩化バリウム、硝酸
マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸第二鉄、塩化ア
ルミニウム、クエン酸、リンゴ酸等を挙げることができ
る。内袋3とし7ては通気性ノートと、吸水性シートと
を組み合わせたものであればその素材は限定されるもの
てはないがヒートシール可能なものが作業上有利である
。例えば紙に樹脂を含浸させたもの、不織布、紙、織布
にポリエチレン等のヒートシール性のあるフィルムに多
敬の孔をあけたものをラミネートし7たシートに、前記
混合物2の定量をはさんで二つ折りに17、重合縁をヒ
ートシールして薄型の袋に加工する。
水担体5は発熱持続時間を制御するもので、海綿、2紙
(セルロース)、ゴム、合成樹脂発泡体などの含水性素
材を用いる。水担体5に含浸させて内袋3内の混合物2
に添加する水の量は混合物に添加する水の量は混合物2
の20チ以内とするのが必要である。なお、水担体は可
及的薄型のシート状物を用いることが望捷しい。
外袋6は、発熱体4および水担体5を収納するケースで
あるが、本発明では人体に貼着する機能をもあわせて有
するものである。
外袋6の拐質には拐料の性質又は材料に含まれる添加物
の性質による接着性を有する平滑な/−ト状物を用い、
このシート状物を袋状に加工し7、その−縁に開口した
挿入ロアを覆うカバーシート8を外袋6の一部に付設す
る。このカバーシート8には外袋6と同一の材料を用い
、材料自体又は材料に含まれる添加物の性質による接着
性を利用し7てそのシート面を外袋6の表面に密着させ
るものである。
材料自体が接着性を有するものとし7ては例えば酢酸ビ
ニル・ポリエチレン共重合物(EVA)がある。
これを平滑なシートに加工したものはシート同士又は人
体の皮膚に容易に接着できる。まだ、利料中に含まれる
添加剤(可塑剤)の性質により接着性を有するものの例
としては1例えば塩化ビニル樹脂がある。これらの材料
をもって表面平滑に加工されたシートを用い、第2図に
示すように挿入ロアを1いに向き合せて2組以上の外袋
6を連設して2列状に一体成形するとともに両列間にそ
わ−ぞれの外袋6における挿入ロアを封止するカバーシ
ート8を付設し7、あるいは第3図に示すように両列の
外袋6,6′の位置をずらせて同様に2列状に成形する
。なお、外袋6の内面側は接着を防止するため、粗面と
し7ておくのが望ましい。この外袋6の一面には複数個
の発熱温度調整孔9を全面に分散させて開口し2、全開
口面積を調整できるように該孔9を第1図に示すように
粘着テープ等1oで着脱可能に閉止する。
外袋6は第1図に示すように単独で用いることも勿論で
きるが、第2図中実線で示すように一対とし7て、又は
第3図中実線で示すように2個と1個とを向き合せに連
投し7だ状態で切取って使用するのが好都合である。
実施例において、水担体5に水を含浸させ、これを発熱
体4に重ね合せて各外袋6内に挿入し、挿入ロアをカバ
ーシート8で封止し、外袋6の無孔の面を第4図のよう
に人体の患部の皮膚Bに直接密着させる。外袋6は拐質
の有する性質のため、そのまま密着状態を保つが、貼着
場所によって外れ易いときには貼着面を濡らすことによ
って密着は容易となる。外袋6を2以上連設したものは
接触面積が大きいだめ、密着力は増大する。また、肩部
に取付けるときには前後Kまたがらせればよい。粘着テ
ープ等10を取外し7て発熱温度調整孔9を開口するが
発熱温度は最大5ぎ〜60℃に達するため、適温となる
ように調整孔9の総開口面積を調整する必要がある。
外袋6内では水担体5に含浸させた水が発熱体4の内袋
3内に浸透し、この水と、発熱温度調整孔9を通し7て
流入する空気の供給を受けて内袋3内の鉄粉が酸化発熱
し、この熱力;皮膚Bを通して患部に伝えられ、温湿布
効果あるいは温灸効果が得られる。使用中に発熱が停止
し7たときには、再び水担体5により水を補給すれば、
未酸化の鉄粉が残存する限り繰返し発熱を再開できる。
発熱により皮膚力;加温されると発汗し、皮膚に接する
外袋6の表面に濡れ面が形成されて密着性が向上する。
また、外袋6内に供給された水は発熱によって水蒸気と
なり、その水蒸気の一部がカバーシート8と外袋6との
接触面に廻り込んで密着力を高め、挿入ロアを完全に封
止できる。これによって発熱体4は発熱温度調整孔9の
総開口面積によって規定された空気量によって発熱し、
発熱温度は発熱期間中はぼ一定に保たれる。
以トのように本発明は発熱体を収納する外袋の累月に酢
酸ビニル・ポリエチレン共重合物あるいは塩化ビニル樹
脂などの拐料の性質又は添加物の性質による接着性を有
する平滑な薄膜シート状物を用いたため、接着剤や粘着
剤を一切用いることなく皮膚に容易に貼着けることがで
き、また皮膚からの発汗作用を利用し2て皮膚に対する
密着性をより増大させることができる。し7たがって本
発明によるときには皮膚のかゆみ、かぶれかなく、優れ
た使用感が得られる。また挿入口を封止するカバー 7
− トに外袋と同質のノートを用いることにより挿入口
を完全に封止し7て温度管理を容易に行うことができる
従来より接着性を有する塩化ビニリデンのシートがザラ
ンラソプ(曲品名)などと17で包装材料に用いられて
いる。本発明はこのようなシートの有するtI賞の!時
性を発熱体の袋に利用し7たものであるが、本光明の保
温器に、使用時に外部から水を供給する発熱体を用いれ
ば内袋の充填物は最小限度鉄粉と金属の酸塩のみでよく
、したがって小型、軽量薄型化が可能となる。し2かし
、かならずしも使用時に外部から水を添加して発熱体を
用いる場合に限らず1重量を考慮して従来の予じめ水を
含んだ発熱体を用いることも勿論できる。本発明によれ
ば接着剤などを用いることなく身体各部に無理なく貼付
けて定着できる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明保温器の一実施例を示す一部断面斜視図
、第2図、第3図はそれぞれ外袋の実施例を示す平面図
、第4図は使用状態を示す側面図である。 1・保温器、2・・混合物、3・内袋、4・発熱体。 5・・・水担体、6・・外袋、7・・・挿入口、8・カ
バーシート、9・・・発熱温度調整孔 第1図 斗 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (4)少くとも鉄粉と金属の酸塩とを主体とす−る混合
    物を通水性、通気性を有する内袋内に封入してなる発熱
    体と、発熱体を収容する外袋とからなり、該外袋を、材
    料の性質又は材料に含まれた添加物の性質による接着性
    を有する平滑なシート状物で構成するとともにその一面
    に発熱体の温度調節孔を開口し7、さらに外袋に開口し
    7た発熱体の挿入口を覆って表面に密着させるカバーシ
    ートラ外袋に刺殺し7たことを特徴とする保温器。
JP22946383A 1983-12-05 1983-12-05 保温器 Granted JPS60119946A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22946383A JPS60119946A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 保温器

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JP22946383A JPS60119946A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 保温器

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JPS60119946A true JPS60119946A (ja) 1985-06-27
JPH0454464B2 JPH0454464B2 (ja) 1992-08-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020001488T5 (de) 2019-11-21 2021-12-23 Eppendorf Himac Technologies Co., Ltd. Rotor für eine Zentrifuge und Zentrifuge

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