JPS6011952B2 - コ−クス及び他の原料の乾式冷却設備 - Google Patents

コ−クス及び他の原料の乾式冷却設備

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JPS6011952B2
JPS6011952B2 JP9625977A JP9625977A JPS6011952B2 JP S6011952 B2 JPS6011952 B2 JP S6011952B2 JP 9625977 A JP9625977 A JP 9625977A JP 9625977 A JP9625977 A JP 9625977A JP S6011952 B2 JPS6011952 B2 JP S6011952B2
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JP
Japan
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cooling
coke
equipment
dry
chamber
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JP9625977A
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JPS5430202A (en
Inventor
隆之 宇津
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコークス及び他の原料の乾式冷却設備に関する
もので、特にこれまで採用されていた最高処理能力の設
備を数基有効的に組み込んで大型化させた原料の乾式冷
却設備に関するものである。
例えば、コークスの頭熱を回収する設備としてコークス
乾式冷却設備(CDQ)が熱回収の点で近年注目されて
いるが、現在実用されているものは、1基で701′日
のコークス処理能力を有するものが最高である。
ところが、近年コークス炉の大型化に伴い、コークス乾
式冷却設備もより効率化を求めて大型化(150T/日
程度)が要求されている。
しかし、コークス乾式冷却設備が大型になると、冷却室
内で高温粒体を均一に冷却することが困難であるため、
150T′日の処理能力をもつように大型化するには、
7の/日の処理能力をもつコークス冷却設備を2基、又
50T′日を3基設置することが必要となって来る。こ
のように50〜7M/HI基のものを数基設置すること
は、設置スペースが大きくなり、設置スペースに制限が
ある場合は設置不可能であり、又設備費も大きくなる欠
点がある。即ち、従来のコークス乾式冷却設備では、第
1図の如く、冷却塔a内の冷却ゾーンbの下側に、冷却
ガス吹込口cを設けると共に、上側に、円周方向に多数
のガス出口dを閉口させて、該ガス出口を環状通路eを
通してボイラーへと導くようにし、且つ冷却ゾーンの上
下に円周上にほぼ均等に温度検知装置fを配置した例の
ものや、第2図の如く、冷却塔a内の冷却ゾーンbの下
側に、冷却ガス吹込口cを設けると共に、貯留ゾーンg
の上部にガス出口dを関口させ、且つ冷却ゾーンb上下
に円周上にほぼ均等に温度検知器fを配置した例のもの
があるが、いずれも冷却塔aの内径が約6〜7机であり
、内部コークス塊の分布状態と相換って温度差が発生し
た場合にはガス吹込口やガス出口の閉口を変化させて調
節できるようにする等、冷却ガスの分布に各種の工夫が
なされているが、一度温度差が発生すると、高温部は通
気抵抗が増加するため、温度差を解消して内部の或るレ
ベルの温度を揃えることは非常に困難であり、上述の如
く高温粒体を均一に冷却することが困難である。又冷却
塔内に温度差があると、冷却という目的から最も高い部
分の温度が許容温度以下になるまで冷却を続ける必要が
あり、低温部は必要以上に冷却されることになり、更に
冷却層内に粒度分布の不均一がある場合には温度差解消
は不可能に近く高能率の冷却を実行することができなく
なる。そのため設備能力が制限されて来ることになる。
このようなコークス乾式冷却設備を大型化するためには
、冷却塔径を更に大きくしなければならないが、冷却塔
径を大きくすれば冷却塔内に温度差がつく傾向がますま
す大きくなるため、大型化のためには上述のように数基
設置せざるを得ず、上述の如き設置スペース上、設備費
上の問題がある。そのため、かかる問題がなく大型化で
きるようにすることが望まれている。
本発明は、上記要望に応えるためになしたもので、1基
の大型冷却塔内の冷却ゾーン部に、現在までの最高又は
最高に近い処理能力をもつ乾式冷却設備における冷却室
を、仕切壁にて区分することによって複数組独立させて
配設し、各冷却室が独立に原料を冷却できるよう該独立
した各冷却室の上部にガス出口を夫々閉口させると共に
下部に冷却ガスの入口を夫々備え、且つ各冷却室に別個
に作動する切出し装置を夫々備えたことを特徴とするも
のである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
本発明の乾式冷却設備は、1つの大径断面とした冷却塔
内に、現在実用されている例えば処理能力が70T′日
のコークス乾式冷却設備における底部に切出し装置を有
し且つ冷却ガスの供給、排出機構を備えた冷却室を数基
分独立して配設して数基の乾式冷却設備をコンパクトに
まとめた構成としたものである。
詳述するに、第3図、第4図に示す如く、大蓬断面とし
た冷却塔1内の冷却ゾーン部に、これまで最高又は最高
に近い処理能力を有している乾式冷却設備の冷却塔の冷
却室部を数基分(図面では4基)まとめる型で仕切壁2
にて各個独立に区分し、各冷却室3には、乾式冷却設備
として機能できるよう上部に円周方向に沿いガス出口4
を関口ごせると共に下部に冷却ガスの入口5を備え且つ
底部に切出し装置6を独立に作動可能に備え、冷却塔1
の下側外周部に配した冷ガス環状管7と各冷却室3のガ
ス入口5とを、ダンパー9を途中に有する連絡管8にて
連絡し、又冷却塔1の上側外周部に配した熱ガス環状管
10と各冷却室3のガス出口4とを、ダンパー12を途
中に有する連絡管11にて連絡し、該熱ガス環状管10
は除塵器13を介して1基又は複数基のボィラ14に接
続させる。
又上記数基分の冷却室部の境界壁としての仕切壁2は、
冷却塔1の中間までの高さとし、仕切壁2の上部の集合
室を、赤熱コークスの貯留室15として利用するように
する。尚、16は赤熱コークスの菱入口部、17は各独
立した切出し装置6から切り出されるコークスを排出す
る排出コンベアである。本発明の乾式冷却設備は、上記
のように現在実用されている冷却塔よりも大蚤断面を有
する冷却塔1内の冷却室部に、各冷却室3を配設して、
冷却室部を仕切壁2にて複数個に分割した構成としてあ
るため、菱入口部16より冷却塔1内に袋入された赤熱
コークスは、各冷却室3で個別に冷却される。
この際、冷却塔1内の貯留室15は大径として大型化し
てあるが、冷却室部は複数個に分割して各冷却室3自体
を大径としておらず、しかも各冷却室3は独立して冷却
ガスの入口5、熱ガスの出口4を有しているため、在来
の独立した乾式冷却設備と同様に各冷却室3ではコーク
スの冷却が行われ、冷却ガスの出口温度、即ち、冷却室
3出口の温度が所定の温度(例えば約800qo)に保
持されるよう各冷却室3の底部の切出し装置6より独立
に切出しが行われ1基の冷却塔として大処理能力が発揮
でき、大型にできる。各冷却室3のガス出口4から環状
管10を通り排出される熱ガスは、除塵器13を経てボ
ィラ14に供給され、ポィラ14にて蒸気を発生させる
ことにより、コークス冷却時に発生した熱量の回収が行
われる。尚、本発明の原料の乾式冷却設備は、上記実施
例にのみ限定されるものではなく、例えば、コ−クス乾
式冷却設備以外に、高温状態で製造される物体(固体)
で従来大気で又水による冷却によって蒸気として放出さ
れていた熱の有効利用に広く応用できるものであり、又
第2図に示す如くガスを貯留室15の上部より抜くよう
にした型式のものにも適用できること、冷却塔1の断面
は円形に限らず角形であっても適用できること、等は勿
論である。
以上述べた如く本発明の原料の乾式冷却設備によれば、
1基の大型冷却塔内の冷却ゾーン部を、仕切壁にて複数
に区画して、該冷却ゾーン部に、現在までの最高又は最
高に近い処理能力をもつ乾式冷却設備における冷却室を
、独立して複数組配設し、且つ各冷却室が独立して原料
を冷却処理できるようガス出口とガス入口を各冷却室に
夫々備えると共に各冷却室に別個に作動する切出し装置
を夫々備えた構成を有しているので、1基の冷却塔内に
設けられた各冷却室が独立に機能し得て冷却室の径を大
径にしないで大型にでき、且つ乾式冷却設備として原料
の冷却、切出しを独立して別個に行うものが1基の冷却
塔内に構成されていて、数基の冷却塔内の冷却室をコン
パクトにまとめたようにしてあることから、設置スペー
スを小さくでき且つ設備費も節減できて大処理能力を発
揮できるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はいずれも従来のコークス乾式冷却設
備の例を示す断面図、第3図は本発明の乾式冷却設備の
一例を示す断面図、第4図は第3図のA−A断面図であ
る。 1・・・・・・冷却塔、2・・・・・・仕切壁、3・・
・・・・冷却室、6・・・・・・切出し装置、7・・・
・・・冷ガス環状管、10・・・.・・熱ガス環状管、
14・・・・・・ボィラ。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1基の大型冷却塔内の冷却ゾーン部に、現在までの
    最高又は最高に近い処理能力をもつ乾式冷却設備におけ
    る冷却室を、仕切壁にて区分することによって複数組独
    立させて配設し、各冷却室が独立に原料を冷却できるよ
    う該独立した各冷却室の上部にガス出口を夫々開口させ
    ると共に下部に冷却ガスの入口を夫々備え、且つ各冷却
    室に別個に作動する切出し装置を夫々備えたことを特徴
    とするコークス及び他の原料の乾式冷却設備。
JP9625977A 1977-08-11 1977-08-11 コ−クス及び他の原料の乾式冷却設備 Expired JPS6011952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9625977A JPS6011952B2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11 コ−クス及び他の原料の乾式冷却設備

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JP9625977A JPS6011952B2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11 コ−クス及び他の原料の乾式冷却設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5430202A JPS5430202A (en) 1979-03-06
JPS6011952B2 true JPS6011952B2 (ja) 1985-03-29

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ID=14160182

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JP9625977A Expired JPS6011952B2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11 コ−クス及び他の原料の乾式冷却設備

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3018814C2 (de) * 1980-05-16 1986-10-09 Dr. C. Otto & Co Gmbh, 4630 Bochum Schachtförmiger Trockenkühler für Koks
FR2634805B1 (fr) * 1988-07-26 1992-04-10 Soletanche Dispositif d'evacuation des deblais pour la realisation de tranchees de grande profondeur

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5430202A (en) 1979-03-06

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