JPS60119102A - 電動伸縮アンテナ用クラツチ装置 - Google Patents

電動伸縮アンテナ用クラツチ装置

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JPS60119102A
JPS60119102A JP22664583A JP22664583A JPS60119102A JP S60119102 A JPS60119102 A JP S60119102A JP 22664583 A JP22664583 A JP 22664583A JP 22664583 A JP22664583 A JP 22664583A JP S60119102 A JPS60119102 A JP S60119102A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/20Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
    • F16D43/21Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure with friction members
    • F16D43/213Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure with friction members with axially applied torque-limiting friction surfaces
    • F16D43/215Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure with friction members with axially applied torque-limiting friction surfaces with flat friction surfaces, e.g. discs
    • F16D43/216Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure with friction members with axially applied torque-limiting friction surfaces with flat friction surfaces, e.g. discs with multiple lamellae

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の技術分野) 本発明は自動車等に装備される電動伸縮アンテナ用クラ
ッチ装置に関し、特に駆動力伝達手段の改良に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕従来のこの種の
電動伸縮アンテナ用クラッチ装置には種々のものがある
が、その代表的なものとしては、モータからの駆動力を
受けて回転する主動クラッチ板と負荷に結合された従動
クラッチ板とを圧接状態となし、アンテナ伸縮動作時に
おいては上記主動クラッチ板と従動クラッチ板との間の
クラッチ力すなわち摩擦伝達力により駆動力をアンテナ
側に加えてアンテナを伸縮動作させ、アンテナ伸縮動作
完了時に従動クラッチ板が停止状態となった場合におい
ては主動クラッチ板をスリップ状態となし、その後リミ
ットスイッチなどを作動させて主動クラッチ板の回転を
停止させる構成となっている。
なお主動クラッチ板と従動クラッチ板との圧接面には所
要のクラッチ力を得るために通常は凹凸部を多数形成し
たものとなっている。
上記構成の従来のクラッチ装置では、モータ側からアン
テナ側への駆動力の伝達は専ら主動クラッチ板と従動ク
ラッチ板との摩擦伝達に依存している。このため主動ク
ラッチ板と従動クラッチ板との間に十分大きな圧接力を
必要とする。たとえばアンテナ伸長に要する荷重が約7
.5Kyである場合、圧接面に凹凸を有するクラッチ板
では約20 Kgの圧接力を必要とし、圧接面に凹凸が
ないクラッチ板では約30〜50Kgの圧接力を必要と
している。その結果、上記圧接力を確保するために大形
で強力なスプリングを要し、装置が大型なものとならざ
るを得ないうえ、過負荷時すなわちアンテナ伸縮動作完
了時において両クラッチ板のスリップに伴う摺動音が大
きな騒音となる欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的はモータ側からアンテナ側への駆動力の伝
達を適確に行なえるのは勿論、クラッチ部の圧接力が僅
少でよく装置を小型に形成できるうえ、アンテナ伸縮動
作完了時におけるクラッチ部の摩擦を減少させることが
でき、モータの負荷軽減をはかれると共に摺動音が小さ
く騒音の極めて少ない電動伸縮アンテナ用クラッチ装置
を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴とする。すなわち、主軸に対し回転自在に嵌込
まれモータからの駆動力を受けて回転動作する主動回転
体の一側面上に、前記主軸とは軸心を異にして中間ギヤ
を回転自在に設ける。
そしてこの中間ギヤと噛合するギヤ部を一部に有すると
共に他部にクラッチ用円盤部を有するクラッチギヤを前
記主軸に対し回転自在に嵌込む。そして上記クラッチギ
ヤの円盤部に接触した状態で前記主動回転体と共に回転
する如くクラッチ板を前記主軸に嵌込む。そして上記ク
ラッチ板をスプリングなどの圧接手段により前記クラッ
チギヤの円盤部に圧接させる。そしてさらに前記中間ギ
ヤと噛合するギヤ部を内周面に有する従動回転体を、前
記主動回転体とは相対的に回転可能な如く前記主軸に嵌
込み、この従動回転体により主動回転体から伝達される
駆動力を伸縮アンテナに与えるようにする。また従動回
転体がアンテナ伸縮動作完了時に回転停止した際、前記
圧接手段による圧接力に抗して前記クラッチ板をクラッ
チギヤの円盤部から開離する方向へ偏位させる。
かくして従動回転体の内周面に設けたギヤ部と噛合して
いる中間ギヤと、この中間ギヤと噛合しているクラッチ
ギヤとでいわゆる増速機構を構成し、この増速機構の増
速端であるクラッチギヤの円盤部に、主動回転体と一体
的に回転するクラッチ板を圧接させてクラッチ力を得、
このクラッチ力によりアンテナ伸縮動作時においては中
間ギヤの自転を阻止し、主動回転体の駆動力が上記自転
を阻止された中間ギヤを介して従動回転体へ直接的に伝
達されるようにすると共に、アンテナ伸縮動作が完了し
た際にはクラッチ力を解除してクラッチギヤがフリーな
状態で回転するようにしたことを特徴としている。
〔発明の実施例〕
第1図〜第7図(a)(b)は本発明の一実施例を示す
図で、第1図はクラッチ装置の全体を示す外観斜視図、
第2図は縦断面図、第3図は分解斜視図、第4図は一部
を切欠して示した部分斜視図、第5図は各部回転力の関
係を示す図、第6図(a)(b)および第7図(a)(
b)はクラッチ力解除手段を示す図である。第1図〜第
4図において1はバイブ状をなす主軸であり、アンテナ
駆動装置のベースに植設される固定支柱(不図示)に対
し回転自在に嵌込まれる。上記主軸1には主動回転体2
が回転自在に嵌込まれている。この主動回転体2は全体
がほぼ円盤状をなし、その外周面にはモータ(不図示)
からの駆動力を受けるためのギヤ部3が形成されている
。4は小歯車からなる中間ギヤであり、上記主動回転体
2の一側面上に上記主軸1とは軸心を異にして回転自在
に設けられている。5はクラッチギヤであり、前記主軸
1に対し前記主動回転体2とは相対的に回転可能な如く
嵌込まれている。上記クラッチギヤ5の軸筒の外周には
前記中間ギヤと噛合するギヤ部5aが形成してあり、上
記軸筒の端部にはクラッチ用円盤部5bが軸筒と一体的
に形成されている。
6は第1のクラッチ板であり、7は第2のクラッチ板で
ある。これらの第1.第2のクラッチ板67は略リング
状をなしており、前記クラッチギヤ5の円盤部5bの両
面に対し環状部が接触した状態で前記主動回転体2と共
に回転するように取付けられている。すなわち、各クラ
ッチ板6,7のそれぞれの180°異なる位置にはくの
字状に折曲した突片6a、(3bおよび7a、7bがそ
れぞれ設けてあり、これらの突片は6aと7aおよび6
bと7bの間にそれぞれスペーサ8,9を介在させた状
態で主動回転体2の切込溝10.11内に係合されてい
る。スペーサ8.9は上記突片との当接面が浅いV字溝
をなしており、両端面が切込み溝10.11内で主軸1
の軸方向へ移動自在に滑動する如く上記切込み溝10.
11内に収容されている。
前記第1のクラッチ板6の背面には主動回転体2に基端
を支持されたコイルスプリング12a。
12b、12cの先端が圧接している。また第2のクラ
ッチ板7の背面には突起14a、14.b。
14cが形成してあり、その背面には従動回転体13の
内底面に形成した突起15a、15b、15Cが圧接し
ている。上記突起14a〜14C115a〜15Gはな
だらかな傾斜面を有しており、摺動時に著しい抵抗が生
じないようになっている。
従動回転体13は有底円筒状をなしており、前記主軸1
に対し前記主動回転体2とは相対的に回転可能な如く嵌
込まれている。そして上記従動回転体13の前記主動回
転体2の外周に嵌合している周壁の内周面には前記中間
ギヤ4と噛合するギヤ部が形成されている。また従動回
転体13の外周には伸縮アンテナ駆動用のドライブコー
ドを移送するためのギヤ部16が形成されている。
上記従動回転体13の中心孔を貫通突出している主軸1
の先端部にはブツシュナツト17がキャップ18により
押え付けられた状態で嵌込まれている。かくして従動回
転体13は上記ブツシュナラ1〜17により主軸1に対
する軸心方向の位置を規制されている。
次に上記の如く構成された本装置の動作を説明する。ア
ンテナを伸長動作または縮小動作させるべく図示しない
モータを正回転または逆回転させると、主動回転体2が
正回転または逆回転する。
そうすると、上記主動回転体2の回転力は主として中間
ギヤ4を介して従動回転体13に直接的に伝達され、そ
の結果、従動回転体13は主動回転体2と共に回転する
。すなわち従動回転体13にはアンテナ駆動用のドライ
ブコードの負荷が加わっているが、第1.第2のクラッ
チ板6,7がコイルスプリング12a〜12Gと従動回
転体13の突起15a〜15cどにより挟圧保持され、
クラッチギヤ5の円盤部5bに対し圧接状態となってい
るので、クラッチギヤ5は第1.第2のクラッチ板6.
7との相対的回転を阻止されている。
このため、クラッチギヤ5と噛合している中間ギヤ4は
主動回転体2に対するいわゆる自転を阻止された状態と
なっており、主動回転体2と一体的に公転動作のみを行
なう。したがって結果的には主動回転体2と、中間ギヤ
4と、クラッチギヤ5と、第1.第2のクラッチ板6,
7と、従動回転体13とは全て一体的に回転することに
なる。かくしてドライブコードは従動回転体13の回転
に伴ってギヤ部16により移送され、アンテナは伸長ま
たは縮小動作する。
アンテナが伸長または縮小動作を完了すると、従動回転
体13はその回転を停止し過負荷状態を呈する。こうな
ると、中間ギヤ4は回転をつづけている主動回転体2と
静止状態となった従動回転体13との相対的な回転に応
じて自転を開始しようとする。このとき中間ギヤ4から
クラッチギヤ5に伝達される回転力は強大なものとなる
ので、クラッチギヤ5の円盤部5bに対する第1.第2
のクラッチ板6.7の圧接力ではその回転力に抗し切れ
ず、クラッチギヤ5は高速回転をはじめる。
またこのとき第1.第2のクラッチ板6,7はクラッチ
ギヤ5に伴って第6図(a)(b)の状態から第7図(
a)(b)の状態に移行する。すなわち第1.第2のク
ラッチ板6.7の突片6aと7a、6bと7bはスペー
サ8,9のV字溝に沿ってそれぞれスライドし、クラッ
チ板6.7の環状部がクラッチギヤ5の円盤部5bから
開離する方向へ偏位する。なお、第7図−(b )には
説明の都合上、クラッチ板6.7の環状部がクラッチギ
ヤ5の円盤部5bから完全に開離した状態を示したが、
実際にはクラッチ力が減少するだけで開離状態とはなら
ない。かくしていわゆるクラッチが外れた状態を呈しモ
ータロックが回避される。一方、第1.第2のクラッチ
板6.7は主動回転体2と共に回転を〆つづけるので、
第2のクラッチ板7と従動回転体13との圧接部に摺動
が起こるが、上記圧接部の圧接力は従来の装置に比べて
著しく小さいので震動に伴う騒音は僅がである。
なお第2のクラッチ板7には突起148〜14Cが設け
てあり、従動回転体13には突起15a〜15cが設け
であるため、上記圧接部の摺動時においてコイルスプリ
ング128〜12Gの撓み量が間欠的に変化する。その
結果、クラッチギヤ5に対する第1.第2のクラッチ板
6,7の圧接力は脈動的に変化する。したがってクラッ
チギヤ5と第1.第2のクラッチ板6.7との間の連続
的摺動摩擦が回避される。その結果、前記スペーサ8,
9の作用によるクラッチ圧力の低減と相俟ってクラッチ
部の上記摩擦による焼付き等を防止できると共に、従来
8〜9V要した最低動作電圧を6v以下に低減できる。
アンテナの伸縮動作完了に伴って図示しないリミットス
イッチなどが作動すればモータが回転を停止するので主
動回転体2.中間ギヤ4.クラッチギヤ5.第1.第2
のクラッチ板6,7の回転も停止する。
このように本装置においてiよ、従動回転体13の内周
面に設けたギヤ部と噛合している中間ギヤ4と、この中
間ギヤ4と噛合しているクラッチギヤ5とがギヤ比の関
係でいわゆる増速機構を構成しており、その増速端であ
るクラッチギヤ5の円盤部に主動回転体2と一体的に回
転する第1.第2のクラッチ板6,7を圧接させてクラ
ッチ力を得、このクラッチ力によりアンテナ伸縮動作時
においては中間ギヤ4の自転を阻止し、主動回転体2の
駆動力が上記自転を阻止された中間ギヤ4を介して従動
回転(413へ直接的に伝達されるようになっている。
したがって上記クラッチ力は従来の装置に比べて著しく
小さなものでよい。つまり従来の装置では増速機構を有
していないために、たとえば本装置の第2のクラッチ板
7と従動回転体13との圧接部に相当する部分において
摩擦伝達を行なっている。このため、上記圧接部におい
て負荷に耐え得るクラッチ力を得る必要があり、極めて
大きな圧接力を必要としている。しかるに本装置では、
前述したように主動回転体2の駆動力の大部分は中間ギ
ヤ4を介して従動回転体13に伝達されるものであり、
第2のクラッチ板7と従動回転体13との圧接部での摩
擦伝達はほとんど行なわれない。上記圧接部はコイルス
プリング12a〜12Cの押圧力が第1.第2のクラッ
チ板6,7をクラッチギヤ5に圧接させる力として動く
ように、第2のクララ板7の背面を支えているだけのも
のである。そしてクラッチギヤ5と第1、第2のクラッ
チ板6.7との間に必要なりラッチ力は、アンテナ伸縮
動作時において、中間ギヤ4を従動回転体13の内周面
のギヤ部から加わる回転力t′−抗して静止状態に保持
できる大きさがあればよい。そしてこの場合、前述した
ように増速端である円盤部5bにおいて上記クラッチ力
を得ればよいので、従来の装置に比べると、はるかに小
さなりラッチ力で十分なものとなる。
本発明者らの試験研究したところによれば、従来の平板
クラッチでは30〜50Kg必要であった圧接力が本装
置の場合は僅か13Kg程度であれば十分であることが
確認された。
第5図は試験的に製作した本装置の各部回転カの関係を
示す図である。第5図中A点は従動回転体13のドライ
ブコード移送用ギヤ部16、B点は従動回転体13の内
周面のギヤ部、0点はクラッチギヤ5のギヤ部5a、D
点はクラッチキャ5と第1.第2のクラッチ板6.7の
圧接部、をそれぞれ示している。A点〜D点の各半径は
、A点=27a、B点−22,8mm、0点−6mm、
D点−13,5mである。今、A点に必要な回転力が7
.5Kgであれば、B点〜C点の各所要回転力は、B点
が8.8/(y、0点が同じく8゜BKg、D点が3.
95Kgとなる。このD点の回転力3.951Cgを確
保するのに必要なりラッチ圧力つまり圧接力は前述のよ
うに13Kgあれば十分であることが判った。
一方、本装置においては、アンテナ伸縮動作完了時に従
動回転体13が回転を停止した際、第1゜第2のクラッ
チ板6.7の環状部がクラッチギヤ5の円盤部5bから
開離する方向へ偏位し、クラッチ力を解除するので、ア
ンテナ伸縮動作完了後モータの回転が停止するまでの期
間におけるモータの負荷が著しく軽減されたものとなる
。しかもクラッチ部の圧接力が減少するためクラッチ部
の摩擦層が少なくなり、騒音が一層減少すると共に摩擦
熱の発生も抑制できる利点がある。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではない。た
とえば前記実施例ではクラッチギヤに圧接するクラッチ
板として第1.第2のクラッチ板6.7を設けた場合を
示したが、クラッチ板の枚数は2枚に限られるものでは
なく、3枚以上でもよいし、1枚〈片側)だけでもよい
。また前記実施例では第2のクラッチ板7と従動月転体
13との圧接部に突起14a〜14Cおよび15a〜1
5Cを設けるようにしたが、これらの突起は必ずしも必
要ではなく省略してもよい。またクラッチ力解除手段と
しては、第8図(a)(b)に示すようにクラッチ板6
.7の突片6a、6bおよび7a、7bの形状をへの字
状になすと共に、スペーサ8.9の突片と当接する部位
の形状を山形にしてもよいし、第9図に示すようにクラ
ッチ板6゜7の突片6a、6bおよび7a、7bに孔を
あけ、その孔をスチールボールあるいはローラからなる
可動子1つの外周面に係合させるようにしてもよい。こ
のほか本発明の要旨を変えない範囲で種々変形実施でき
るのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従動回転体の内周面に設けたギヤ部と
噛合している中間ギヤと、この中間ギヤと噛合している
クラッチキャとでいわゆる増速機構を構成し、この増速
機構の増速端であるクラッチギヤの円盤部に主動回転体
ど一体的に回転するクラッチ板を圧接させてクラッチ力
を得、このクラッチ力によりアンテナ伸縮動作時におい
ては中間ギヤの自転を阻止し、主動回転体の駆動力が上
記自転を阻止された中間ギヤを介して従動回転体へ直接
的に伝達されるようにすると共に、アンテナ伸縮動作が
完了した際にはクラッチ力を解除するようにしたので、
モータ側からアンテナ側への駆動力の伝達が適確に行な
われるのは勿論、クラッチ部の圧接力が僅少でよく装置
を小型に形成できるうえ、アンテナ伸縮動作完了時にお
けるクラッチ部の摩擦を減少させることができ、モータ
の負荷軽減をはかることができると共に摺動音が小さく
騒音の極めて少ない電動伸縮アンテナ用クラッチ装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図(a)(b)は本発明の一実施例を示す
図で、第1図はクラッチ装置全体を示す外観斜視図、第
2は縦断面図、第3図は分解斜視図、第4図は一部切欠
して示す部分斜視図、第5図は各部回転力の関係を示す
図、第6図(a)(b)および第7図(a>(b)はク
ラッチ力解除手段を示す図、第8図(a)(b)および
第9図は本発明の他の実施例のクラッチ力解除手段を示
す図である。 1・・・主軸、2・・・主動回転体、3・・・ギヤ部、
4・・・中間ギヤ、5・・・クラッチギヤ、6.7・・
・第1.第2のクラッチ板、8.9・・・スペーサ、1
0.11・・・切込溝、1.2a〜12G・・・コイル
スプリング、13・・・従動回転体、14a〜14cお
よび15a〜15c・・・突起、16・・・ギヤ部、1
7・・・プッシュナラ]・、18・・・キャップ、19
・・・可動子。 出願代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 (a) (a) (b) (a) (b) 第8図 第9図 手続補正書(方却 昭和5グ、3刀−7”日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 特願昭58 226645号 2・ 発明の名称 電動伸縮アンテナ用クラッチ装置 3、補正をする渚 事件との関係 特許出願人 原F)I工業株式会社 4、代理人 昭和59年2月28日 6、補1Fの対象 明細廿) 7、補正の内容 (1) 明細書第18頁第8行の「第2は縦断面図、」
を「第2図は縦断面図、」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主軸と、この主軸に対し嵌込まれモータからの駆動力を
    受けて回転動作する主動回転体と、この主動回転体の一
    側面上に前記主軸とは軸心を異にして回転自在に設けら
    れた中間ギヤと、この中間ギヤと噛合するギヤ部を一部
    に有すると共に他部にクラッチ用円盤部を有し前記主動
    回転体とは相対的に回転可能な如く前記主軸に嵌込まれ
    たクラッチギヤと、このクラッチギヤの円盤部に接触し
    た状態で前記主動回転体と共に回転する如く前記主軸に
    嵌込まれたクラッチ板と、このクラッチ板を前記クラッ
    チギヤの円盤部に所定圧力で圧接させる圧接手段と、内
    周面に前記中間ギヤに噛合するギヤ部を有し前記主動回
    転体とは相対的に回転可能な゛如く前記主軸に嵌込まれ
    前記主動回転体から伝達される駆動力を伸縮アンテナに
    与える如く設けられた従動回転体と、この従動回転体が
    アンテナ伸縮動作完了時に回転停止した際前記圧接手段
    による圧接力′に抗して前記クラッチ板を前記クラッチ
    ギヤの円盤部から開離する方向へ偏位させクラッチ力を
    解除させる手段とを具備したことを特徴とする電動伸縮
    アンテナ用クラッチ装置。
JP22664583A 1983-11-30 1983-11-30 電動伸縮アンテナ用クラツチ装置 Granted JPS60119102A (ja)

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JP22664583A JPS60119102A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 電動伸縮アンテナ用クラツチ装置
US06/674,080 US4606443A (en) 1983-11-30 1984-11-23 Planetary drive with overload clutch release means for an antenna

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JP22664583A JPS60119102A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 電動伸縮アンテナ用クラツチ装置

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JPH0120562B2 JPH0120562B2 (ja) 1989-04-17

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