JPS60118171A - 除菌温蔵方法及び装置 - Google Patents

除菌温蔵方法及び装置

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JPS60118171A
JPS60118171A JP22316683A JP22316683A JPS60118171A JP S60118171 A JPS60118171 A JP S60118171A JP 22316683 A JP22316683 A JP 22316683A JP 22316683 A JP22316683 A JP 22316683A JP S60118171 A JPS60118171 A JP S60118171A
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JP
Japan
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cyclone
air
heated
temperature
food
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Application number
JP22316683A
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English (en)
Inventor
Masahiko Izumi
泉 正彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、調理食品、弁当等各種の物品をきわめて衛生
的に温蔵する方法及びそのための装置に関するものであ
シ、更に詳細には1、サイクロンを。
利用した点を特徴とする全く新規な温蔵技術に関するも
のである。
ホテル、レストラン、宴会場、工場や学校の給食センタ
ー、病院等では、加温した料理、又は高温に加熱した料
理を1時期に大量に食卓、テーブルその他に提供しなけ
ればカらない。そのためには、予じめ前もって調理して
おいた料理を温蔵庫内に貯蔵しておくことが必要である
。従来の温蔵庫は、電熱又はガスを用いて単に加熱する
だけであったので、中に収容した料理、弁当等が乾燥し
てしまうために風味が低下し、料理によっては食卓に提
供できなくなることすらある。とれを回避するために単
に蒸気等を吹込んで加湿したのでは、雑菌が繁殖し、腐
敗に到ることすらあるし、過湿現象によって料理の風味
や外観が低下して商品価値がむしろ下落してしまう。ま
た、電子レンジでは100食用、1000食用といった
超大型のものがないし、安全面、品質面からも問題があ
り、上記した用途には使用できない。
本発明は、このような技術の現状に鑑み、調理食品、弁
当、その他の料理を、長時間の間、品質、風味、外観を
損うことなく、その料理に最も適した温度で保存するこ
とを目的としてなされたものであり、更にまた、温蔵庫
にはつきものの雑菌の繁殖、腐敗を完全に防止し、しか
も家庭用の小規模のものから業務用の超大規模なものに
も自由に適用できる温蔵システムの開発を目的としてな
されたものである。
上記目的を達成するために研究を行なったところ、加温
と加湿を同時に行うことができるシステムの開発が必要
であシ、シかも、業務用としても使用できるよう大型化
するには、との加温加湿システムと温蔵すべき物品を収
容した温蔵庫とを分離するのが、好適であるとの結論に
到達した。そして、このように非常に実現化が困難々条
件を滴定する綜合システムの開発を目的として更に研究
を重ねた結果、気液接触形のサイクロンに着目するに到
り、この中に空気を吹込み、これを湯と接触させたとこ
ろ、空気は加温と同時に加湿され、この空気を温蔵庫に
導入してやれば、庫内が均一に加温、加湿されるという
全く新規な知見を発見した。そのうえ、サイクロンを利
用することによって、空気中の雑菌、塵埃等が除去され
、きわめて衛生的なりリーンな加温加湿空気が得られる
ので、温蔵庫において最も忌避すべき雑菌による汚染、
腐敗が完全に防止できることとなシ、との温蔵システム
自体を密閉系にすることも可能であるという新知見も併
せて発見し、これらの新しい知見を基礎として本発明は
完成されたのである。
すなわち、本発明は、サイクロンに加温した水を噴霧し
ておき、この中に温蔵庫から排出される気体を強制的に
送入して熱交換せしめ、得られた微細水滴含有加温加湿
気体を温蔵庫に送入してなる点を特徴とする除菌温蔵シ
ステムである。
本発明を添付の図面によシ説明すると、1は温蔵室で、
内部に多数の棚2を設けである。通常温蔵室1は鉄板、
板等によシ作られ好ましくは外側に断熱材等を張シ内側
に水滴等が付着しない様にする。又、その大きさは人間
が食品容器3を出し入れするのに適した程度に設計する
のがよい。棚2は金網等の空気を流通させるのに便利な
構造を持ち、温蔵室1の内壁に固定しても良く、或は棚
車となし、移動可能な棚としても良い。棚2の上には、
食品容器3を併動させるが食品容器3は調理直後の食品
を充填したものでもよく食品容器3に洗米等を入れ水を
加えて炊飯したものであってもよい。通常食品容器3内
の食品品温は例えば90〜100℃の高温を保持するも
のである。温蔵室1の下方には加温空気吹入管4を開口
させ、開口部上方には空気分散板5を設けである。又、
温蔵室1の上方には空気排出管6を設け、該排出管乙の
開口部下方にはドレイン受器7を設けである。従って、
加温空気は吹入管4よシ吹き入れられ分散板5によシ分
散し、棚2に開けた開口部を通って上昇し、食品容器3
及び内蔵する食品を加温しながら上昇し、排出管6よシ
流出する。排出管6よシ落下するドレインはドレイン受
器7に受け止められ、それ以上落下することはない。
上記温蔵室1に供給する空気は排出管6よシ熱交換器を
介して吹入管4に循環するもので、このだめ排出管6の
途中に7アンFを設け、サイクロン8に吹入する。サイ
クロンは空気を食品容器3内の食品の加温温度に対応し
て食品温度よシ常時約2〜20℃高い飽和湿度の空気を
調製するもので、サイクロン内に湯を噴霧するものであ
る。
サイクロン8には、調温を行うため、10〜100℃に
調温できる水槽9が付設されており、水槽9よシボンプ
10、水管11を介して調温水を圧送し、サイク四ン式
調温室8の側壁及び円心部の送気管12の周囲に設けた
多数のノズル15.15・・・よシ噴霧する。水槽9の
調温水の温度調節は温蔵室1内に載置した食品容器3内
に温度計14を挿入し、その検出温度よシ常に2〜20
℃高温とするもので、このため水槽9に蒸気を吹込んで
加熱したシ、ガスや電気バーナーで加熱してもよい。
然し好ましくは水管11に流量調節計15を付設し、該
流量調節計15には、冷水管16を接続し、流入する温
水と冷水の比を制御しながら加温調温するとよい。この
制御は温度計14を読みながらマニュアル操作によって
調節しても良いが、ソレノイドパルプを含む種々の制御
機構を介し、温度計の温度変化を流量調節に変えて制御
すると自動的に行うことができる。ファンFの効果によ
シサイクロン8に吹入された空気は、ノズル13よシの
噴水と接し、加温されてほぼ加温水の温度となる。又、
空気中のゴミ等は噴水により除去され排水管17より流
出する。洗滌され所定の温度に加温され、飽和湿度とな
った空気はミストを同伴しながら送気管12に向けて圧
送される。送気管12の末端には除滴サイクロン18が
設けてあり、過剰の水滴は除去され、該サイクロン18
の円心部に設けた吹入管4に入る。吹入管4の空気は大
量のミストを含み、食品容器3内の温度よシ常に2〜2
0℃高い温度であり、これが前記したように分散板5に
よシ分散し、温蔵室1内に拡散する。
このため食品及び食品容器3は外側より加温されるが、
ミストにより加温されるため食品は乾燥することはない
除滴サイクロン18は、必らずしも設置する必要はなく
、場合によってはこれを取り外して送気管12を吹入管
4に直接連結することも可能である。
また、本発明においては、湯を噴霧するタイプのサイク
ロンを使用するために、水槽9の湯温を変えることによ
って、温蔵する食品類に応じてそれに最も適した温度の
空気を自由に温蔵室1内に供給することができ、食品類
を加温〜加熱することができる。このようなサイクロン
を用いることによって、水分が飽和した加温空気が温蔵
室内に均一に分散、供給され、その結果、その内部に収
容された食品類は加温〜加熱されると同時に水分蒸散が
ないので目減シすることなく、その上、味及び香シが調
理された状態に保持されるので品質のよい食品となる。
又、加温用空気は温蔵室とサイクロンを循環するから外
界からの空気は侵入せず異物を混入する危険はなく、雑
菌はサイクロンで分離されてしまうので極めて衛生的な
加温システムとなる。
第2図は、温蔵室1の他の実施例を図示したものであり
、温蔵室1の外側に加温装置を付したものである。本実
施例においては、温蔵室1の外周に蛇管20を囲撓し、
この中を加温源(図示せず)によって加温した水その他
の液体を入口21から導入し出口22から排出循環せし
める。
温蔵室1内に吹入管4から導入した加温空気の温度より
も高い温度の水を蛇管に供給することによって、温蔵庫
1の内壁に付着する結露を完全に防止することができる
。そのために庫内の清潔度が更に維持され、非常に衛生
的な温蔵ができる。
例えば、庫内の温度が85℃の場合、周囲に設けたパイ
プ内を流す液体の温度は90℃程度にするのが好適であ
る。蛇管20を設ける代りに、外套部を設け、その中に
湯を貯留ないし循環せしめてもよいし、電熱線を囲撓し
て加温することも可能である。
本実施例においては、系内を循環せしめる加湿加温気体
としては空気を使用したが、庫内に収容する物品によっ
ては、必要あれば、窒素、炭酸ガス、−酸化炭素、ヘリ
ウム、アルゴン等不活性ガス等も自由に使用することが
できる。
本システムによれば、各種の料理、調理食品、菓子類、
弁当類を調製直後の状態と全く同一の状態に長時間保持
することができ、注文、需要に応じて直ちに何人前でも
供給することができる。そのうえ、本発明のシステムは
、独特な構成を採用しているため、乾燥することがない
ので、スープ、コーヒー、紅茶類も自由に温蔵するとと
ができる。
また、温蔵庫を複数配置し、1つのサイクロンからこれ
らに配管して複数の温蔵庫を操作することもできる。
本システムは、上記したように食品類の温蔵だけでなく
、輸液、輸血用血液その他の血液製剤のように体温に保
存して使用するような医薬品を温蔵するのに、非常に衛
生的であるので、特に好適である。また、ワクチン等の
微生物製剤、微生物の保存にも非常に有効である。
以下実施例によシ説明する。
実施例 400 cc容折シ箱に炊飯した米飯とおかずを詰め、
これを多数図面に示す棚2の上に載置した。
最上段の棚の折シ箱に社熱電対温度計を挿入し、財源し
た結果的80℃であった。次いで図面に示す装置の水槽
9の温度を85℃となし装置を稼動し空気を循環させた
空気を循環しはじめると、一旦温度は78℃に低下する
が8分後には温度計は80℃になるので、水槽9の温度
は85℃に維持しながら、空気を循環せしめて温蔵した
12時間後に折箱を取シ出したが、たきたての風味、外
観と全く変わるところがなく、極めて美味であり、目減
シもなかった。24時間後においても、この状態には変
化がなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステムの説明図であシ、第2図は温
蔵庫の別の実施例を図示したものである。 1・・・温蔵庫、2・・・棚、4・・・吹入管、6・・
・排出管、8・・・サイクロン、9・・・水槽、13・
・・ノズル、18・・・除滴サイクロン、20・・・蛇
管。 代理人 弁理士 戸 1)親 男

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイクロンに湯を噴霧しておき、この中に温蔵庫
    から排出される気体倉強制的に送入して気体を熱交換し
    且つ浄化するとともに微細水滴を含有せしめ、このよう
    にして得られた微細水滴含有高温気体を温蔵〜庫に送入
    することを特徴とすゐ除菌温蔵方法。
  2. (2)内部に湯を噴霧する装置を設けたサイクロンと、
    温蔵すべき物品を収納する温蔵庫とをバイブで連結し、
    この系内を気体が循環するようにしてなることを特徴と
    する温蔵装置。
  3. (3)温蔵庫周囲が加温されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は同第2項に記載の方法又は装置。
JP22316683A 1983-11-29 1983-11-29 除菌温蔵方法及び装置 Pending JPS60118171A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5860359A (en) * 1995-03-16 1999-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gas-permselective gas pump and warmer for using same
JP2018162891A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社タイヨー製作所 食品乾燥装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53117854A (en) * 1977-03-24 1978-10-14 Masahiko Izumi Means for producing aseptic temperaturee and moistureecontrolled air

Patent Citations (1)

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