JPS6011807Y2 - 複合菓子類の製造装置 - Google Patents

複合菓子類の製造装置

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JPS6011807Y2
JPS6011807Y2 JP8626880U JP8626880U JPS6011807Y2 JP S6011807 Y2 JPS6011807 Y2 JP S6011807Y2 JP 8626880 U JP8626880 U JP 8626880U JP 8626880 U JP8626880 U JP 8626880U JP S6011807 Y2 JPS6011807 Y2 JP S6011807Y2
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JP
Japan
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composite
confectionery
extrusion
manufacturing
composite confectionery
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JP8626880U
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JPS579296U (ja
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鐘重 北村
利通 三浦
博 根本
繁雄 三好
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カネボウ食品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱により稍々粘稠性を有する菓子、食品等の
複数の生地を連続的に押出し、互に緊密に□接合して均
整な形状に一体戊型し得るものであり、得られた製品は
経日にも接合部分が剥離する事なく外観的に味覚的にも
優れたものとなる複合菓子類の製造装置に関する。
従来より複合菓子としては異なる物性を有する物、また
は同じような物性を有するものを接合し一体化したもの
があった。
異なる物性を有する物を接合する場合には割合固い物性
を有する生地によって柔軟な物性を有する生地を密包す
る方法が採用され例えば皮部にチューインガム及び/又
はキャンデーを使用し内部にゼリー、チョコレート、キ
ャラメル等が用いられた。
しかるに密包構造の複合菓子においては内部の菓子が見
えないため外観的に嗜食欲求に訴える効果が低い欠点が
あった。
そこで複合された複数の菓子を外部から見る事が出来る
ためには積層状、芯鞘状等の構造とする必要があり、例
えば複数のチューインガム生地を夫々シート状としたの
ち互に重ね合し積層化するか、又は夫々ロープ状に成形
したのち集束しサイジングロール等によって押圧して互
に接合させ分割型とするか、或はロープ状に成形したも
のを芯部としシート状に成形したものを皮部として用い
芯部を皮部によって巻く事により芯鞘構造とする等の複
合方法が行なわれいた。
しかるに上記複合方法は互に接合する菓子を別個に作製
したのち接合でいるため、温度、湿度等の影響を受は易
い菓子生地においては、夫々表面が乾燥状態または湿潤
状態となり易く共に相互接着性が著しく劣化するため、
接合が十分に行なわれ難く切断時および経田こより接合
箇所が剥離し易い欠点があった。
特に上記芯鞘構造のチューインガムの製造に関してはチ
ューインガムが外気の温度、湿度を受は易いため連続し
て製造する装置が現在無く、シート状の皮部によってロ
ープ状の芯部を巻く接合工程は手作業によって行なわれ
ており、為に接合が不完全で剥離し易く且つ皮部、芯部
の形状が均整でなく更に生産性の低い欠点があった。
本考案者等は上述の欠点を解消し均整な複合菓子を得る
為に鋭意研究を重ね本製造装置を開発したものである。
即ち本考案は複数対の連続押出機構と複数本の通路を有
する成型ケースとを連結し、前記各押出機構に別個に供
給した複数の菓子生地を前記成型ケースにおいて接合し
一体化する装置であって、前記各押出機構は接近して並
列し且つ同一吐出方向に向って配設されており、また前
記成型ケースは実質的に筒状をなす前記各通路の上流端
縁が前記各押出機構の吐出口周囲に密接して連通ずると
共に各通路の下流端が所定形状の吐出面を形成する様に
組合わされ複合ノズル部を構威し、更に該複合ノズル部
が先端外周を総括的に囲続し先細状をなす筒状の接合筒
を備えていることを特徴とする複合菓子類の製造装置を
提供するものである。
本考案の製造装置によって製造される複合菓子に関し説
明する。
本考案の製造装置に使用される菓子、食品生地としては
、加熱したとき粘稠性、弾力性などを有する菓子類とし
て例えばチューインガム、キャラメル、ゼリー等が挙げ
られ、又食品類として例えばチーズ、餅、かまぼこ等が
挙げられ、その他同様な物性を有するものに適用される
上記各菓子、食品生地において最も物性が特殊なチュー
インガムにおいては、その物性は温度依存性の高いもの
であり、またその表面は外気の温度や湿度によって著し
く相互接着性が変化するものであり、更に該相互接着性
は原料の配合組成によっても著しく変化するものである
従って斯様に特殊な物性を有する複合チューインガムの
製造に際しては、チューインガムの配合組成に応じて外
気環境の調節を厳密に行ない、押出機から吐出pされた
ま)の表面状態で互に緊密に接合する必要があった。
そこでチューインガムの複合が十分に出来るならば他の
菓子、食品生地の接合は容易である。
本考案の製造装置は温度管理を十分行ない、四夫々威形
された生地が最適な相互接着性を有する状態で緊密に接
合し得るよう開発されたものである。
本考案による複合菓子類の製造装置に関し図面に示す実
施例に基いて詳細に説明する。
第1図に示す複合菓子類の製造装置1は、複数本のスク
リューが対をなす押出機構2を複数機構同一の装置内に
収納した押出機3と、該押出機3の吐出側に連設され複
数本の通路4を有する成型ケース5とからなる。
前記押出機3は同一の周壁6の内側に複数の押出機構2
が吐出ロアの方向を同一とし接近して並列的に収納され
、該各押出機構2の間には夫々隔壁8が設けられ、且つ
該隔壁8の内部は隔板(図示せず)によって仕切られて
いる。
斯る各押出機構2は夫々別個に温度調節可能であると共
に駆動機構(図示せず)も別個に設けられており使用さ
れる生地に応じて夫々吐出量を細かく調節出来る。
成型ケース5は第2図に示す如く上流側が幅広状を下流
側が狭幅状をなし、且つその全周は上流端9及び下流端
10を除いてカバー11で包被され、又、その内部は上
流端9から下流端10にかけて複数本の仕切壁12によ
って夫々区分され実質的に筒状をなす複数本の通路4が
形成されており、更に前記カバー11及び仕切壁12の
内面には夫々温度調節機構13が付設され、前記各通路
4は夫々別個に温度調節可能となっている。
斯る構造の成型ケース5は通路4が上流端9の周縁を前
記押出機3の各押出機構2の吐出ロア周囲に密接して連
通ずると共に、下流側となるに従って次第に狭小となり
所定の接合形状に集束し下流端10を所定形状の吐出面
とする複合ノズル部14を形威し、更に該複合ノズル部
14がその先端外周のみを筒状に突出するか、又は先端
外周を総括的に囲繞し先細状をなす筒状の接合筒15を
備えている。
本実施例の製造装置1は押出機3がコンパクトに作製さ
れているため設備面から及び作業上から見て非常に優れ
ており、又各押出機構2の投入口16から成型ケース5
の接合筒15先端迄の区間が最短距離で且つ互に稍々等
距離に構成され、しかも前記区間内は外気の影響を受け
る事がなく必要な温度条件が維持される。
このため該区間を押出され走行する複数の連続する柱状
、帯状の菓子生地は互に最適な温度条件下即ち相互接着
性をもって接合する事が出来、得られた製品は均整な形
状のもので繰出こ対しても剥離する事がないものとなる
又第3図に示す製造装置1は、l対のスクリューよりな
る押出機構2を具えた押出機3が複数台同一吐出方向に
向って互に接近して並列的に配設されており、また各押
出機3の吐出ロアを各上流端9の周縁によって包囲し下
流端10を一体化した成型ケース5が連設されている。
前記押出機3及び成型ケース5は第1図に示した製造装
置1と同様に夫々温度調節機構(図示せず)が設けられ
、生地の練捏から接合迄厳密に温度管理可能となってい
る。
本製造装置1は既存の押出機3を使用する事が出来るに
も拘らず外気の影響を受ける事なく複合菓子を連続して
製造する事が出来る。
更に第4〜6図に成型ケース5の複合ノズル部14の吐
出面の例を示す。
第4図は外形が円形をなし内部が複数に分割されており
分割状の複合菓子に用いられ、又、第5図は同心円状に
区画されたもので芯鞘状の複合菓子に用いられ、第6図
は並列状に仕切られており並列状の複合菓子に用いられ
る。
複合ノズル部14の構造は上記石側に限定されるもので
はなく、種々の形状を組合せる事により展示効果の高い
複合菓子類を製造し得る。
本考案の製造装置を用いて複合菓子を製造する方法を説
明する。
例として複合が最も困難な芯鞘構造の複合チューインガ
ムに関して述べる。
先づ公知の方法により芯部および鞘部となる三者のチュ
ーインガム生地を調製して準備し、又各押出機構内およ
び成型ケース内を夫々所定温度に調整しておく。
各押出機構を始動させ各チューインガム生地を供給する
と、各チューインガム生地は夫々最適温度条件下(例え
ば36℃)で効果的に混捏され圧送されて、各吐出口か
ら夫々連続する丸棒状および板状の三者となって吐出さ
れる。
これら三者は続いて成型ケースの上流端から各通路内に
別々に入り下流側に向って走行し、該通路内において成
型および相互接着性に最適な温度(例えば40’O)に
調整され、複合ノズル部に達する迄に芯部の通路を鞘部
の通路で囲繞した同心円構造の各通路内を満たし、夫々
丸棒状および輪状に成型される。
斯る三者は複合ノズル部から吐出されるとき互に徐々に
接合し空気を抱込む事がない。
又三者は接合後接合筒内を走行する間に鞘部が先細状の
内面によって押圧され、三者の接合面は全周にわたって
圧着され且つ最良な相互接着性により剥離する事がない
、均整な芯鞘構造の複合チューインガムを得た。
叙上の如く本考案は従来特に困難であった例えば複数種
のチューインガム生地であっても極めて容易に且つ連続
して強固に一体化する事が出来たものであり、得られた
複合菓子類はどの位置を切断しても複数の菓子が所定の
厚さ、形状を保って整然と配され、且つ互に緊密に接合
しているので後日剥離する事がないので展示効果に優れ
、嗜食欲求感を促進する事が出来るものであり、又その
操業性は極めて良く、更に応用範囲の広い優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1,3図は本考案の複合菓子類の製造装置の構造を示
す一部破断斜視図、第2図は成型ケースの構造を示す一
部破断斜視図、第4〜6図は成型ケースの複合ノズルの
吐出面の例を示す平面図である。 1・・・・・・製造装置、2・・・・・・押出機構、4
・・・・・・通路、5・・・・・・成型ケース、7・・
・・・・吐出口、9・・・・・・上流端、10・・・・
・・下流端、11・・・・・・カバー 12・・・・・
・仕切壁、13・・・・・・温度調節機構 14・・・
・・・複合ノズル部、15・・・・・・接合筒。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)複数対の連続押出機構と複数本の通路を有する成
    型ケースとを連結し、前記各押出機構に別個に供給した
    複数の菓子生地を前記成型ケースにおいて接合し一体化
    する装置であって、前記各押出機構は接近して並列し且
    つ同一吐出方向に向って配設されており、また前記成型
    ケースは実質的に筒状をなす前記各通路の上流端縁が前
    記各押出機構の吐出口周囲に密接して連通ずると共に各
    通路の下流端が所定形状の吐出面を形成する様に組合わ
    され複合ノズル部を構成し、更に該複合ノズル部が先端
    外周を総括的に囲続し先細状をなす筒状の接合筒を備え
    ていることを特徴とする複合菓子類の製造装置。
  2. (2)押出機構が複数のスクリューで構成されるエキス
    トルーダ−である実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    複合菓子類の製造装置。
  3. (3)複数の押出機構が同一押出装置内に設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の複合菓子類の製
    造装置。
  4. (4)押出機構が温度調節可能である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の複合菓子類の製造装置。
  5. (5)成型ケースが温度調節可能である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の複合菓子類の製造装置。
  6. (6)複合ノズル部の複合面が同心円状である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の複合菓子類の製造装置。
JP8626880U 1980-06-18 1980-06-18 複合菓子類の製造装置 Expired JPS6011807Y2 (ja)

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JPS579296U JPS579296U (ja) 1982-01-18
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