JPS6011796A - 複合２重鋼管 - Google Patents
複合２重鋼管Info
- Publication number
- JPS6011796A JPS6011796A JP58118269A JP11826983A JPS6011796A JP S6011796 A JPS6011796 A JP S6011796A JP 58118269 A JP58118269 A JP 58118269A JP 11826983 A JP11826983 A JP 11826983A JP S6011796 A JPS6011796 A JP S6011796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- noise
- composite double
- steel pipe
- double steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複合２重鋼管に係シ、特に自動車エンジンの
排気管等に用いて排気管の放散音の低減に有効な複合２
重鋼管に関するものでおる。
排気管等に用いて排気管の放散音の低減に有効な複合２
重鋼管に関するものでおる。
自動車のエンジンのマニホルドからマフラーに至る間を
結ぶ排気管は、エンジンの機械振動が直接伝達して管が
振動することおよび管内を高温の脈動圧力の排気ガス流
が管を振動させることによって管自身が騒音を発生する
。
結ぶ排気管は、エンジンの機械振動が直接伝達して管が
振動することおよび管内を高温の脈動圧力の排気ガス流
が管を振動させることによって管自身が騒音を発生する
。
自動車騒音はエンジン騒音、排気系騒音、駆動系騒音な
ど種々の騒音源から発生するが、排気系騒音の占める割
合は全騒Ｍ−の施程度あると考えられ、自動車の騒音対
策のうえで排気系騒音を低減させることはきわめて重要
視される。そこで低騒音の自動車を実現すべく放散音の
少ない排気管用鋼管の研究開発が進められている。
ど種々の騒音源から発生するが、排気系騒音の占める割
合は全騒Ｍ−の施程度あると考えられ、自動車の騒音対
策のうえで排気系騒音を低減させることはきわめて重要
視される。そこで低騒音の自動車を実現すべく放散音の
少ない排気管用鋼管の研究開発が進められている。
排気管の放散音を減少させる手段の１つとして排気管に
遮へいカバーを取付ける手段がある。遮へいカバーとし
て、例えば鋼板をプレス加工してモナカ型に排気管を被
うものや、鋼管の中間層にガラス繊維、七ラミック繊維
等の吸音材を充填することによって、騒音低減効果を高
めるいわゆるラギング法がある。
遮へいカバーを取付ける手段がある。遮へいカバーとし
て、例えば鋼板をプレス加工してモナカ型に排気管を被
うものや、鋼管の中間層にガラス繊維、七ラミック繊維
等の吸音材を充填することによって、騒音低減効果を高
めるいわゆるラギング法がある。
しかし、かかる手段は、多次元に曲がった排気管の場合
、細分化した多数のカバーを取付ける必要があシ、製造
工程が複雑になるほか耐久性に問題があシ、又多くのス
ペースを要するなど種々の問題がある。
、細分化した多数のカバーを取付ける必要があシ、製造
工程が複雑になるほか耐久性に問題があシ、又多くのス
ペースを要するなど種々の問題がある。
そのため各種の構造の複合２Ｍ管例えば特開昭５７−５
１０８１号、同５７−５１０８２号、同５７−５１０８
３号、同５７−５１０８４号、同５７−５１０８５号が
提案されてきた。
１０８１号、同５７−５１０８２号、同５７−５１０８
３号、同５７−５１０８４号、同５７−５１０８５号が
提案されてきた。
しかし、排気管の放散音は前に述べたように、エンジン
の機械振動が直接伝達して管が振動することによるもの
と、排気ガス流の脈動によって管が振動することによる
ものとによって生じ、前述の複合２重管は排気ガスの脈
動による放散音に対しては充分満足すべき騒音低減効果
があるものの、機械振動による管の振動についてはあま
り大きな効果が得られないのが現状である。
の機械振動が直接伝達して管が振動することによるもの
と、排気ガス流の脈動によって管が振動することによる
ものとによって生じ、前述の複合２重管は排気ガスの脈
動による放散音に対しては充分満足すべき騒音低減効果
があるものの、機械振動による管の振動についてはあま
り大きな効果が得られないのが現状である。
本発明はかかる現状に鑑みなされたものであって、その
要旨とする所は、外管、内管よりなる鋼製２重管におい
て、少くとも外管はフェライト結晶粒度番号２以下の粗
大粒のものを用いることを特徴とする複合２重鋼管にあ
る。
要旨とする所は、外管、内管よりなる鋼製２重管におい
て、少くとも外管はフェライト結晶粒度番号２以下の粗
大粒のものを用いることを特徴とする複合２重鋼管にあ
る。
このような構成とすることによって管の機械振動による
放散音と排ガスの脈動による放散音の両者の騒音低減に
有効となるものである。即ち本発明の複合２重管は管の
素材に機械振動を減少させる成分からなる鋼ｃｏｘ ｆ
用い機械振動による管の長手方向に伝達される振動を減
少させ、又２重管とすることによって脈動波による管の
径方向の振動を低減せしめ、それらの相乗効果を利用す
ることによって放散音を低減させることを可能としたも
のである。
放散音と排ガスの脈動による放散音の両者の騒音低減に
有効となるものである。即ち本発明の複合２重管は管の
素材に機械振動を減少させる成分からなる鋼ｃｏｘ ｆ
用い機械振動による管の長手方向に伝達される振動を減
少させ、又２重管とすることによって脈動波による管の
径方向の振動を低減せしめ、それらの相乗効果を利用す
ることによって放散音を低減させることを可能としたも
のである。
以下に本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明に係る複合２重鋼管の一態様例を示すも
のであって、図中の１は外管、２は内管、３は後述する
中間層である。
のであって、図中の１は外管、２は内管、３は後述する
中間層である。
本発明においては少くとも外管１はフェライト結晶粒度
番号が２以下でなければならない。即ち本発明はフェラ
イト結晶粒度を粗大化することによシ磁歪による振動吸
収効果を高めるものであり、磁歪による振動吸収効果は
フェライト結晶粒径の粗大化とともに大きくなる。
番号が２以下でなければならない。即ち本発明はフェラ
イト結晶粒度を粗大化することによシ磁歪による振動吸
収効果を高めるものであり、磁歪による振動吸収効果は
フェライト結晶粒径の粗大化とともに大きくなる。
結晶粒度番号を２以下とするのは、２を超えた場合、騒
音低減効果に有効な機械振動の低減が得られないからで
ある。
音低減効果に有効な機械振動の低減が得られないからで
ある。
本発明の複合２重鋼管に用いられる素相はＪＩＳ規格Ｇ
３４４５−ｉ ９６６（略号としてＳＴＫＭｌｌＡ、１
２Ａ、１３Ａ、１４Ａ、１５Ａ等で一般に知られている
）に規定された一般構造用炭素鋼鋼管でよい。
３４４５−ｉ ９６６（略号としてＳＴＫＭｌｌＡ、１
２Ａ、１３Ａ、１４Ａ、１５Ａ等で一般に知られている
）に規定された一般構造用炭素鋼鋼管でよい。
又フェライト結晶粒度を２番以下とする手段は、例えば
造管後２〜２０％の塑性変形を縮径で加え、７００℃以
上で加熱することによって得られるものである。
造管後２〜２０％の塑性変形を縮径で加え、７００℃以
上で加熱することによって得られるものである。
この場合、本発明において、少くとも外管１をかかるフ
ェライト結晶粒度を有する鋼とするのは、放散音は最終
的には管の表面の振動によって生ずるものであシ、内管
２の振動を抑えても表面波は減少させられないからでち
る。
ェライト結晶粒度を有する鋼とするのは、放散音は最終
的には管の表面の振動によって生ずるものであシ、内管
２の振動を抑えても表面波は減少させられないからでち
る。
又本発明の複合２重鋼管の外管１と内管２の間には当然
乍ら犬なシ小ない隙間が存在するものであｐ、かかる隙
間が存在することにより、内管２と外管１が摩擦して振
動エネルギーを吸収して放散音の低減に有効となるもの
である。
乍ら犬なシ小ない隙間が存在するものであｐ、かかる隙
間が存在することにより、内管２と外管１が摩擦して振
動エネルギーを吸収して放散音の低減に有効となるもの
である。
この隙間は単なる隙間でもその効果は充分発揮するもの
であるが、さらにかかる隙間に第１図に示すように中間
層３を介装せしめてもよく、かかる構成とすれば摩擦に
よる振動吸収効果がさらに向上する。この場合、中間Ｒ
３としては厚さ０，１聴以上の充填物であることが有効
であり、０．１ ｍｌｔｔ未満では充填した効果が得ら
れないものである。
であるが、さらにかかる隙間に第１図に示すように中間
層３を介装せしめてもよく、かかる構成とすれば摩擦に
よる振動吸収効果がさらに向上する。この場合、中間Ｒ
３としては厚さ０，１聴以上の充填物であることが有効
であり、０．１ ｍｌｔｔ未満では充填した効果が得ら
れないものである。
なお充填物としてはガラス繊維やセラミック繊維。
金属繊維などを適宜１種以上必要に応じて組み合せて用
いることができる。
いることができる。
さらにまた、外ｖ１の化学成分中にクロームを含有させ
れば、放散音低減効果を一層向上させることができる。
れば、放散音低減効果を一層向上させることができる。
以下実施例によｐ本発明の効果をさらに具体的に示す。
機械振動による放散音の低減効果を調べる手段としては
、長さ１ｍの試験パイプを２氷量にして外部から打撃加
振しノｐイゾの機械振動音全測定する外部加振法を用い
、脈動波による放散音の低減効果を調べる手段としては
長さ１ｍの試験・々イゾの両端をチャックおよびピボッ
トからなる支持部相で抑え、管内に複数個の鋼球金入れ
、該支持部材で該パイプを回転させ管内面から複数個の
加振点で加振し、／ぐイブの脈動音を測定する内部加振
法を用いた。
、長さ１ｍの試験パイプを２氷量にして外部から打撃加
振しノｐイゾの機械振動音全測定する外部加振法を用い
、脈動波による放散音の低減効果を調べる手段としては
長さ１ｍの試験・々イゾの両端をチャックおよびピボッ
トからなる支持部相で抑え、管内に複数個の鋼球金入れ
、該支持部材で該パイプを回転させ管内面から複数個の
加振点で加振し、／ぐイブの脈動音を測定する内部加振
法を用いた。
第１表に示した管の素材のフェライト結晶粒度中間層構
成を有する２重管全便って、外部加振および内部加振の
試験結果を表わす。使用鋼管はＪＩＳのＳＴＫＭｌｌＡ
とし、外部加振および内部加振の試験結果は前記ＳＴＫ
Ｍ１１Ａの単管に比較した音圧レベルを示したものであ
る。
成を有する２重管全便って、外部加振および内部加振の
試験結果を表わす。使用鋼管はＪＩＳのＳＴＫＭｌｌＡ
とし、外部加振および内部加振の試験結果は前記ＳＴＫ
Ｍ１１Ａの単管に比較した音圧レベルを示したものであ
る。
同表から明らかなように２重管にしたものは内部加振で
は音圧レベルの低下が著しいが、外部加振では通常の軟
鋼（Ｎｌ１９ ）では１〜２ｄＢ程度の低減効果しか得
られない。一方、本発明の複合２重管は内部加振法で試
験して１０ｄＢ以上の減音効果が得られ、又外部加振で
も５ｄＢ以上の減音効果が得られる。
は音圧レベルの低下が著しいが、外部加振では通常の軟
鋼（Ｎｌ１９ ）では１〜２ｄＢ程度の低減効果しか得
られない。一方、本発明の複合２重管は内部加振法で試
験して１０ｄＢ以上の減音効果が得られ、又外部加振で
も５ｄＢ以上の減音効果が得られる。
以上述べたように、本発明によれば、簡単な手段によっ
て排気管の放散音を有効に低減させることができる。
て排気管の放散音を有効に低減させることができる。
第１図は本発明の実施例に係る複合２重鋼管の断面図で
ある。 図において、１は外管、２は内管、６は中間層である。
ある。 図において、１は外管、２は内管、６は中間層である。
Claims (2)
- （１） 外管、内管よりなる鋼製２重管において、少く
とも外管はフェライト結晶粒度番号２以下の粗大粒のも
のを用いることを特徴とする複合２重鋼管。 - （２）外管と内管の間に中間層として厚さ０．１岨以上
の充填物が介在されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の複合２重鋼管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58118269A JPS6011796A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 複合２重鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58118269A JPS6011796A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 複合２重鋼管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6011796A true JPS6011796A (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=14732452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58118269A Pending JPS6011796A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 複合２重鋼管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002023019A1 (de) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Drafas Gmbh | Einrichtung zum behandeln von abgasen aus technischen verbrennungsprozessen |
-
1983
- 1983-07-01 JP JP58118269A patent/JPS6011796A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002023019A1 (de) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Drafas Gmbh | Einrichtung zum behandeln von abgasen aus technischen verbrennungsprozessen |
| US7404934B2 (en) | 2000-09-14 | 2008-07-29 | Drafas Gmbh | Device for treating waste gases resulting from technical combustion processes |
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