JPS6011603B2 - 交換式踏面ベルトと覆帯ベルトの加硫装置 - Google Patents

交換式踏面ベルトと覆帯ベルトの加硫装置

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JPS6011603B2
JPS6011603B2 JP52077945A JP7794577A JPS6011603B2 JP S6011603 B2 JPS6011603 B2 JP S6011603B2 JP 52077945 A JP52077945 A JP 52077945A JP 7794577 A JP7794577 A JP 7794577A JP S6011603 B2 JPS6011603 B2 JP S6011603B2
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moving
mold surface
segment
cylinder
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Publication date
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Publication of JPS6011603B2 publication Critical patent/JPS6011603B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2030/00Pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29L2030/002Treads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、任意の所望の踏面の型を有する踏面ベルトと
履帯ベルトとを仕上成形して加硫する成形装置に関する
タイヤ踏面ベルトと、履帯ベルトとの製造と加硫では、
ゴムなどの様な未加硫弾性材料の1またはそれ以上の層
を金属ベルト、織物などの様な補強と共にまたは補強な
いこ円筒形芯の周囲に巻付けることが普通であった。
この円筒形芯は、この結果加硫されるベルトの所望の内
径に等しい直径を有する如く選定される。次に、弾性層
などをその周囲に取付けた円筒形芯は、大きい円筒を有
する円筒形型のほゞ中心に置かれ、この大きい円筒は、
その内面に所望の踏面の模様を有する型面を有してもよ
く、大きい円筒の直径は、内側芯の周囲に巻付けられた
材料に適当に接触するまで収縮され、全体の装置は、内
側芯の周囲に巻付けられた弾性材料を加硫するために加
熱される。この様な装置では、外側型面円筒は、勿論所
望により連続的に加熱することが可能であるが、ゴムを
周囲に巻付ける内側芯を加熱することは、過早の加硫を
生じ得るため不可能である。結果として得られるものは
、幾分不均等な加熱と、従って、タイヤ踏面ベルトまた
は履帯ルトの形状への弾性材料の不均等な加硫である。
特に、タイヤ踏面ベルトまたは履帯ベルト内の金属バン
ドは、タイヤ踏面ベルトまたは履帯ベルトを保持する内
側芯と、型面の外側円筒との間に比較的大きい温度勾配
を有する従来技術の型内の加硫の際、よくその所望の位
置から移動する。また、加硫時間は、少くとも内側芯が
、型内に設置された後に加熱せねばならないため、比較
的長い。更に、少くとも内側芯の反復される加熱と冷却
とは、ェネルギにおいて高くつく。ベルトが、その内、
外円周の両者から均一かつ比較的迅速に加硫されると共
に、加熱費用が低減され、タイヤ踏面ベルトと、履帯ベ
ルトとの内部の金属バンドなどが、その均一な加硫によ
り均等に分布されて保たれるタイヤ踏面ベルトと、履帯
ベルトとを加硫する装置と方法とが提供されることは極
めて望ましい。
本発明は、正にこの様な装置と方法とを提供する。本発
明は、その1つの意味で、タイヤ踏面ベルトと履帯ベル
トとを加硫する装置を包含する。
該装置は、内側円筒のほゞ円筒形の成形外面を形成する
如く一体に鼓合する複数の内側セグメントと、該セグメ
ントを前記内側円筒の軸心に向い後退させる装置と、該
セグメントを加熱する装置とを備えている。更に、この
装置は、外側円筒のはゞ円筒形の成形内面を形成するた
めに一体に競合する複数の外側セグメントを備え、該外
側円筒が、前記内側円筒と同心であると共にこれと等し
い長さをし、更に、前記複数の外側セグメントを前記円
筒の共通軸心から半径方向外方へ離隔して後退させる装
置と、前記複数の外側セグメントを加熱する装置とを備
えている。
この装置は、更に、前記内側円筒を前記外側円筒にその
織部でシールする一対のリングを備え、前記複数の内側
セグメントが、前記共通軸心へ向い後退すると共に、前
記複数の外側セグメントが、前記共通軸心から半径方向
外方へ離隔して後退するとき、未加硫タイヤ踏面ベルト
または履帯ベルトが、前記複数の内側セグメントと、前
記複数の外側セグメントとの間に設置可能なように前記
シール用リングの少くとも1つが可動である。
他の実施例によると、本発明はタイヤベルトを加硫する
方法を包含する。この方法は、円筒形に成形された未加
硫弾性タイヤ踏面ベルトまたは履帯ベルトを複数の内側
セグメントで形成される内側円筒のほゞ円筒形の外面と
、該内側円筒と同心であると共に等しい長さを有し外側
円筒の内側成形面を形成するため一体に鞍合する複数の
外側セグメントで形成される外側円筒との間に設置し、
前記複数の内側セグメントが、前記内側円筒の鞠心に向
い後退されていると共に、前記複数の外側セグメントが
、前記円筒の共通軸心から離隔して後退されており、前
記複数の内側セグメントと、前記複数の外側セグメント
との両者が子熱されており、前記複数の内側セグメント
を前記内側円筒の軸心から離隔して拡張すると共に、前
記複数の外側セグメントを前記円筒の共通軸心に向い収
縮し、前記複数のセグメントの両者を前記未加硫弾性ベ
ルトに接触させ、該未加硫弾性ベルトが加硫されるまで
、前記複数の内側セグメントと、前記複数の外側セグメ
ントとの間に該末加硫弾性ベルトを保持する手順を備え
ている。本発明は、添付図面を参照することにより一層
理解し得るが、該図面では、その全体を通じて同様の符
号は同様の部品を示す。タイヤ踏面ベルトと、履帯ベル
トとの加硫装置10は、第1図にその全体が示されてい
る。
第2図乃至第8図は、該装置10の構造の詳細を示す。
装置1川ま、複数の第1組の内側セグメント14でその
一部を形成された内側円筒12を有している。第1組の
内側セグメント14の各々は、内側円筒12を形成する
如く、第1,第5図に明瞭に示す様に相互に隣接して競
合している。内側円筒12は、更に、複数の第2組の内
側セグメント16から形成され、該セグメント16は、
下記において説明する態様で、第1組の内側セグメント
14が付勢されたとき、該セグメント14の運動で前方
へ搬送される従セグメントとして作用する。従って、第
1組のセグメント14と、第2組のセグメント16とは
、内側円筒12を形成するように交番する順序で一体に
鉄合する。第5図に示す如く、内側円筒12は、完全に
連続的であることが必要である。
即ち間隙は隣接する内側セグメント14,16間に残留
し得ず、適当な機械的配置は、容易かつ円滑な作動機構
を与えるように設けられねばならず、これにより、第1
組の複数の内側セグメント14と、第2組の複数の内側
セグメント16とは、下記に説明する態様で連続した内
側円筒12を形成するように容易に前進、後退し得る。
ダ1図は、混雑して判りにく)なるので、連続した内側
シリンダ12を形成する内側セグメント14,16の組
合わせを完全には示していない。第5図は、下記に説明
する如く、この態様を詳細に示す。第1組のセグメント
14の後退は、第1液圧シリンダ24の押圧力で上方ま
たは下方へ移動する昇降円筒22の押圧力により、複数
の第1リンク20の作用を介して行われる。
第1液圧シリング24は、フレーム26と昇降円筒22
との間に作用し、フレーム26の一部を形成する中心位
置決め用スライド28で案内されて昇降円筒22が上方
または下方へ移動する様になる。第2図に明瞭に示す如
く、1対1の関係で複数の第1リンク20の下に整合す
る複数の第2リンク30が設けられ、これにより、第1
組の内側セグメント14の上部と底部とに均等な牽引力
または押圧力が与えられ、下記に説明する如く、第2組
のセグメント16へも与えられる。各リンク2川よ、昇
降円筒22に複数の第1枢軸32で枢着される。図示の
実施例では、昇降円筒22は、ほ)完全に後退した液圧
シリンダ24の押圧力の下にその最低位置にあり、この
位置では、複数の第1リンク20と、複数の第2リンク
30との各々は、ほゞ水平にあり、従って、付勢された
第1組のセグメント14は、連続した内側シリンダ12
を形成するべく外方へ膨脹した位置に保持される。特に
第2図を参照すると、第2液圧シリング36は、フレー
ム26とりンク装置38との間を連結し、下側シールリ
ング40を上下に移動する能力を有することが認められ
る、下側シールリング40は、内側円筒12と、上側シ
ールリング42と、外側円筒44と共に、本発明の装置
10の基本的な構造部分を形成する。
第2液圧シリンダ36が膨脹すると、即ち、該シリンダ
のロッド46が伸延すると、水平ブロック48は、下方
へ押圧され、これにより、複数のリンク52を複数の枢
軸50において下方へ引叢り、リンク52が、複数のク
ランク56を複数の枢軸54において下方へ引張り、ク
ランク56は、フレーム26から下方へ延びると共にフ
レームの一部を形成する複数の静止腕6川こ複数の枢軸
58により中央で枢着されていることが明瞭である。枢
軸54に加わる下方への力は、複数の枢軸4において複
数のリンク62に上方への力を生じることになる。これ
は、複数の枢軸66と、中間の下側シールリングのサポ
ート68とを介し、下側シールリング40に上方への力
が加わることになる。特に、第1,第2図を参照すると
、上述の上側シールリング42と、該リングを上方へ内
側円筒12と、外側円筒44とから離隔する如く上昇し
た後、ほゞ垂直位置に傾ける装置とが示されている。
簡単に言うと、上側シールリング42は、リフト装置7
6にブリッジ72とりンク74とを介して連結するりフ
ト固定部70で保持され、譲りフト装置76は、第3液
圧シリンダ78と、クランク80とを有している。第3
液圧シリンダ78は、外側円筒44の半径方向外方のフ
レーム26の一部に取付けられている。第3液圧シリン
ダ78は、フレ−ム26に枢軸82で全体が取付けられ
る。第3液圧シリング78は、通常の態様でその一部を
形成するロッド84は、クランク80‘こ枢軸86で枢
着されている。クランク80は、枢軸88でフレーム2
6に枢着されると共に枢軸90でリフト固定部701こ
枢着されている。液圧シリンダ78が伸延すると、ロッ
ド84は、外方へ移動し、クランク80は、枢軸88を
中心に旋回し、これによって、枢軸90への上方力と、
リフト固定部70への全体的リフト力とを生じる。これ
と同時に、補助液圧シリング92は、外方へ延びるロッ
ド94を有し、枢軸96を介しリフト固定部70の全体
的垂直上方運動を与える如く作用する。このときに生じ
るのは、リフト固定部70の直接の垂直上方運動であり
、リンク74は、フレーム26に取付けられた枢軸98
を中心に回転すると共に、リフト固定部701こ取付け
られた枢軸100を中心に回転する。リフト固定部70
と、これと共に上側シールリング42とが、如何なる障
害からも妨害を受けないように充分な距離を上方へ直接
移動した後、リフト固定部は、第3液圧シリンダ78と
、補助液圧シリンダ92との後退で回転し、装置10の
上部から離隔して垂直位置へ旋回運動する。本発明の実
施、特に、履帯ベルト102を加硫する場合には、第3
図に最も明瞭に示す如く、上例シールリング42が、そ
のアンカ板104から妨害を受けないように直接上方へ
上昇し得ることが重要である。リンク74は、クランク
80と共に、第3液圧シリソダ78で付勢される不等平
行腕リンク装置を形成することが認められる。従って、
このリンク装置は、第3液圧シリンダ78の最初の伸延
の際に、リフト固定部70が、上側シールリング42を
ほゞ真直に上昇するように構成されている。第1,第2
,第3,第4図を参照すると更に認められる如く、複数
の保持板105は、複数の第1組内側セグメント14か
ら半径方向外方へ延び、上側シールリング42が降下(
シール)位置にあるとき、譲りング42上に休止してこ
れを保持する。これは、ベルトの加碗の際に、全体構造
の一体性を増大する。特に、第1,第2図を再度参照す
ると、外側円筒44の構造と作用とのある詳細が示され
ている。
簡単に述べると、外側円筒44は、複数の外側セグメン
ト106を有し、各セグメント106は、複数の外側液
圧シリンダ108の夫々の1つの押圧力の下で外方へ後
退可能であり、複数の外側セグメント106の各々は、
外側液圧シリンダ108の夫々の1つのロッド1101
こ全体が装着され、複数の外側セグメント106の各セ
グメントは、フレーム26で支持された夫々の案内11
2間に摺動自在に保持されると共に位置決めされている
。従って、複数の外側ないし第3セグメント106の各
々は、水平方向に移動するように拘束される。各外側液
圧シリンダ108は、フレーム26の外側リング部11
4で保持されている。第6,第7図を参照すると、夫々
履帯ベルトと踏面ベルトとを形成するように構成された
複数の外側セグソト106の実施例が図示されている。
これ等の2つの実施例の各々において、通路116は、
外側セグメント106内に設けられ、所望の加硫温度に
該セグメントを保ち得る様にしている。従って、外側セ
グメント106は、装置10内で加稀しようとするベル
トの所望の加硫温度に予熱される。下記において説明す
る如く、ある場合には踏面の型を限定し得る複数の表面
部村117は各外側セグメント106に1つ宛ボルトを
介して着脱可能に固定される。第6図の実施例は、履帯
ベルトに関するものであり、従って履帯ベルトに止めさ
れるトラックシューに適合する型以外は、全〈踏面の型
がない。
その代りに、履帯ベルトの各アンカ板104の各中心ボ
ス120に当接する栓として作用する補強高温弾性カッ
プ118が一般に設けられる。カップ118は、内方へ
榛むように弾性材料で作られているので、アンカ板10
4の中心ボス120の周囲のシールと、清浄な外面の保
証とが得られる。これは、加硫した後、トラックシュー
をベルトに後で取付けるのを容易にする。特に、第7図
を参照すると、踏面ベルト用表面部材117の1つの断
面が示されている。
踏面ベルトでは、各表面部材117は、一般に踏面の型
を限定する一連の直立した突出部122を有している。
第6図の実施例の如く、通路116は、蒸気通路として
の役目をなし、これによって、表面部材117は、一定
の加流温度に保持される。内側円筒12は、第1組の内
側セグメント14の内部、特に第2図に示す該セグメン
トの複数の蒸気チャンバ124内に蒸気などを通すこと
により、全体が同様に加熱さっれる。同様の蒸気チャン
バは、第2組の内側セグメント16内にも設け得る。第
5図を参照すると、複数の第1、第2リンク20,30
で押圧されたときの第1組の内側セグメント14と、第
2組の内側セグメント16との間の相互作用が示されて
いる。
上側シールリング42は、第5図に部分的に破断された
形状に示されこれによって、完全な円筒としての内側円
筒12を形成する如く、第1組の内側セグメント14が
第2組の内側セグメント16に一体に接合されているの
が明瞭に示されている。第5図に示す尿く、第2組ない
し従の内側セグメント16の各々は、第1組の内側セグ
メント14の端縁126で所定の位置に固定され、機縁
126は、第2組の各内側セグメント16の棚部128
と係合して接合部129を形成する。従って、第2組の
1つまたはそれ以上の内側セグメント16に内方へ加わ
る任意の力は、棚部128を機縁126に対して押圧し
、機縁126が、複数の第1、第2リンク20,30と
、昇降円筒22の作用により所定の位置に押圧されて保
持されているので、第2組の各内側セグメント16も、
同一の態様で所定の位置に保持される。第1液圧シリン
グ24が伸延し、これによって第1、第2リンク20,
30が、複数の第1枢軸32と、複数の第2枢軸34と
で上方へ引張られ、従って、第1組の内側セグメント1
4が、複数の第3枢軸130と、複数の第4枢軸132
とで夫々昇降円筒22へ向い牽引されるときの様な第1
組の内側セグメント14の昇降円筒へ向う後退の際、第
1組の内側セグメント14は、複数のスロットのある主
/従リンク134で第2組の内側セグメント16にリン
ク結合し、リンク134は、第1組の内側セグメント1
4に複数の第5枢軸136で回転自在に取付けられると
共に、第2組の内側セグメント16に複数の第6枢軸1
38を介して回転自在に取付けられている。
リンク134は、可能性のある機械加工の変動に対して
補正を行うために複数の第5枢軸136においてスロッ
トが設けらている。複数の第5枢軸136は第1組の内
側セグメント141こ複数の腕140で取付けられ、腕
140は、複数の第1リンク20と、複数の第2リンク
30の中間において昇降円筒22へ向い延びている。
特に第2,第5図を参照すると明瞭な如く、複数の第1
リンク20と、複数の第2リンク30とが、枢軸32,
34で夫々上方へ移動する昇降円筒22の押圧力の下に
上方へ移動するとき、第1組の内側セグメント14は、
複数の第1リンク20が、複数の第3枢軸130を中心
として旋回し、複数の第2リンク30が、複数の第4枢
軸132を中心に旋回するとき‘こ、内方に移動するよ
うに押圧される。これは、複数の主/従リンク134を
複数の第5枢軸136のまわり‘こ旋回し、このため、
複数の主/従リンク134で付勢された複数の第6枢軸
138が第2組の内側セグメント16を内方へ引張るこ
とになる。従って、初めに、第1組の内側セグメント1
4が内側円筒12を形成している状態から引離され、次
に、第2組の内側セグメント16が、第1組の内側セグ
メント14に従って内側円筒12の形成から引離される
。実際の構造では、ンク134と、第1組、第2組の内
側セグメント14,16へのその接合は、一般に、第1
組の内側セグメント14が、第2組の内側セグメント1
6の内側円筒12から離隔して移動する距離の約2倍の
距離内側円筒12から離隔して移動するように選定され
る。この構造の目的は、下側シールリング40が上昇す
るのに充分な間隙を与えるため内側円筒12が充分遠く
まで後退する様にすることである。2:1の移動は、そ
の結果によるものである。
第8図を参照すると、1またはそれ以上の液圧シリンダ
108が、総ての他のシリンダ108の作動するのと正
確に同一の速度で作動しなくても、各外側セグメント1
6がほゞ等しい速度で外側円筒44を形成する状態から
外方へ離隔して移動するのを保証する装置が図示されて
いる。
特に、第8図は、1つのセグメント106内の第1ボア
146と、隣接する次のセグメント106内の第2ボア
148とを有するセグメント整合機構144を示す。軸
152は、第1ボア146に圧入隊合し、第2ボア14
Mこ緩く鼓合する。また、第2ボア148内には、球面
軸受154が設けられていて、該軸受に軸152が擢敷
鉄合する。従って、第8図に示す2つの隣接するセグメ
ント106の1つが、夫々の液圧シリンダ108により
他のセグメント106とは異なる速度で移動しようとす
ると、これから延びる軸152は、より遅く移動する隣
接セグメント106に圧力を加え、これにより、これ等
のセグメントは、同一速度で移動するように強制される
。球面軸受154は、この場合に変動を許容すると共に
、噛付きなどを防止する役目をする。第3図を再度参照
すると、特定の上側シールリング42と、アンカ板10
4を有する履帯ベルト102が本発明の装置10に固定
されるときに有用な上側シールリングの配置とが示され
ている。
アンカ板104を有する履帯ベルト102が、本発明の
装置に固定されるとき、アンカ板104のまわりに良好
なシールが得られ、その良好なシールを履帯ベルト10
2の固定に際に維持する特別な問題を生じる。これを達
成する1つの有利な装置は、第3図に示されている。こ
の装置では、その場合により、また例えば第5図に示す
如く第1組の内側セグメントを第2組の内側セグントに
接合するときに、第1組の内側セグメント14または第
2組の内側セグメント16は、内側円筒12を形成する
ように際会する。このとき、アンカ板104に隣接する
上側シールリング42は、ばね158で付勢されたピン
156を有するのが好ましくピン156は、その内端1
62に加圧パッド160が接触してぼね158の力に抗
してピン156を充分に押圧するまで昇降円筒22に向
い内方へ突出しているので、その外端164は、アンカ
板104に接触して適当な半径方向位置に該アンカ板を
保持する。装置10が履帯ベルトまたは踏面ベルトのい
づれかを処理するのに容易に変更可能な如く維持される
ため、各外側セグメント106の端部166,167は
、該セグメントに着脱可能に作られる。
従って、第3図に示す形状から第4図に示す形状へ、上
側シールリング42を変更し、各外側セグメント106
の端部166,167を変更することによって変換しう
る。履帯ベルト102に有用な磯部167は、第3図に
示す圧入隊合のピン176でアンカ板104にピン止め
され、2つのピン176の各々は、各アンカ板104の
上部と下部とに使用される。ピン176は、加稀の際に
アンカ板104を適当な整合状態に保持する如く、装着
孔内で案内する。上側シールリンク42の変換は、第1
組の内側セグメント14およびノまたは第2組の内側セ
グメント16に対して必要であり、この目的のため、該
セグメントの端部168,169は、同様に着脱脱可能
に作られている。尚、交換を示す第3,第4図の各構造
は、上側シールリング42にのみ行われるものではなく
、これに対称的な下側シールリング40にも行なわれる
ものである。
シール部材170は、アンカ板104の右轡曲部に当接
して設けられている。シール部材170‘ま、端部16
7の下に続付けられている。他のシール部材171は、
上側シールリング42に保持され、アンカ板104の左
轡曲部に当俵する。板104の端縁で2つのシール部材
170,171は相互に際会する。シール部材171は
、複数の第3セグメント106の表面部材に当綾する如
く、アンカ板104の間に延びる。シール部材170,
171は、アンカ板104の端縁において×で示す角度
で接触する。これは、ベルト102の流動する未加硫ゴ
ムの圧力が、シール部材170,171間の継目をシー
ルするのに役立つのを許容する。同一の構造は、下側シ
ールリング40‘こも必要である。尚、第4図を参照す
ると、上例シールリング42と、これに対して対称的な
下側シールリング40とは、内部の蒸気チャンバ172
を流通する蒸気によって加熱される。運転の際、第1組
、第2組の内側セグメント14,16は、複数の外側セ
グメント106と共に、夫々の内側円筒12と、外側円
筒44とを形成しないように後退し、リンク装置38は
、第2液圧シリンダ36で作動され、下側シールリング
40を上方へ移動する。
このとき、未加硫ベルト11は、下側シールリング40
の上に漬かれ、第2液圧シリンダ36の収縮と、ンク装
置38の同時運動とによって、所定の位置へ降下される
。次に、上側シールリング42は、液圧シリンダ78,
92の押圧力の下に、垂直から水平へ回転して所定の位
置に降下する。このとき、踏面ベルトの場合のベルト1
74または綾帯ベルトの場合のベルト102のいづれか
ゞ、下側シールリング40と上側シールリング42との
間に保持される。次に、第1組の内側セグメント14は
、外方へ移動を開始し、これと共に第2組の内側セグメ
ント16を外方へ搬送する。内側内筒12は、外側セグ
メント106が内方へ移動を開始する前に完全に形成さ
れる。次に、外側セグメント106は、未加硫ゴムの抵
抗を受けるまで内方へ移動する。液圧シリンダ108は
、内、外側円筒12,44間の未加硫ゴムの全体に少く
とも14k9′地、好ましくは約24.5k9/塊の圧
力を生じるのに充分な大きさのものである。これは、良
好なべルトを製造するのに重要な点である。この全体の
運転の際、第1、第2組の内側セグメント14,16と
、複数の外側セグメント106とは、ベルト102また
は174を加硫するのに適当な温度に遍路116,12
4を流通する蒸気によって予熱されて保持される。
次に、この装置は、ベルト102または174が加硫さ
れるまで閉鎖状態に保持される。次に、複数の外側セグ
メント106は、後退し、第2組の内側セグメント16
を随伴する第1組の内側セグメント14が後退し、上側
シールリング42は、ベルト102または174から上
昇し、下側シールリング40は、第2液圧シリンダ36
と、リンク装置38との作用を介して上昇し、このとき
加硫されたベルト102または174は、上方へ押出さ
れて除去する所定の位置に置かれ、従って、他の未加硫
ベルト102または174と交換し得る。本発明は、そ
の特定の実施例に関して記述したが、更に変更し得るこ
とは明瞭であり、本特許出願は、一般に、本発明の原理
に従う本発明の任意の変更、使用または適用を包含する
と共に、本発明の関連する技術において公知または通常
の方法であり前述の主要な特徴が適用され、本発明の範
囲と本特許請求の範囲に属する様な本開示からの逸脱を
包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるタイヤ踏面ベルトと
履帯ベルトの加硫装置の平面図、第2図は同上の0ーロ
線に沿う断面図、第3図は加流装置内の履帯ベルトを示
す第1図のm−m線に沿う拡大部分断面図、第4図は加
硫装置内のタイヤ踏面ベルトを示す第3図と同様な図、
第5図は第1図のVの領域の拡大図、第6図は履帯ベル
ト用外側型シュ−の表面部材の拡大断面図、第7図は踏
面ベルト用外側型シューの表面部材の拡大断面図、第8
図は外側型シューの整合運動に関する詳細拡大図で、図
中、10は加流装置、12は円側円筒、14,16は内
側セグメント、20,30は第1、第2リンク、22は
昇降円筒、24は第1液圧シリンダ、36は第2液圧シ
IJンダ、38は下側シールリング作動用リンク装置、
40は下側シールリンク、42は上側シールリンク、4
4は外側円筒、76は上側シールリンク作動用リフト装
置、78は第3液圧シリンダ、92は補助液圧シリンダ
、104はアンカ板、106は外側セグメント、108
は外側液圧シリンダ、116は外側セグメントの通路、
118はカップ、120はアンカ板の中心ボス、122
は踏面の型の突出部、124は内側セグメントの蒸気チ
ャンバ、134は主/従リンク、144はセグメント整
合機構、152は整合機構の軸、154は球面軸受、1
56はアンカ板押え用ピン、172はシールリングの蒸
気チャンバを示す。 土己‐1‐ 」ロロ‐=− 」「ェq‐31 ヒエq−4− 」ニ−エロ−5 ト工q−白一 上エローヱ 」」」工q‐8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれが複数個からなりかつ個々に交互に配した
    第1組および第2組の内側セグメントを、該内側セグメ
    ントの各々が嵌合してほゞ円筒形の内側型面を形成する
    第1位置と、該内側型面の長手方向軸心に向けて半径方
    向内側の第2位置との間を移動可能とした踏面又は履帯
    ベルトの加硫装置において、 前記内側セグメントの第
    1組を第1位置と第2位置との間で移動する装置と、
    該内側セグメントの第1組の移動に応じて前記内側セグ
    メントの第2組を第1位置と第2位置との間で移動する
    装置と、 複数個からなり、かつ、互いに嵌合して第2
    型面を形成する第1位置と、半径方向外側の第2位置と
    の間を可動な外側セグメントと、 該外側セグメントを
    第1位置と第2位置との間で移動する装置と、 前記内
    側および外側セグメントがそれぞれ第1位置にあるとき
    に該内側および外側セグメントの端部にシール係合する
    第1位置と、前記内側および外側セグメントが第2位置
    にあるときに該内側および外側セグメントの中間の第2
    位置との間を可動な下側シールリングと、 該下側シー
    ルリングを第1位置と第2位置との間で移動する装置と
    、を備えることを特徴とする加硫装置。 2 それぞれが複数個からなりかつ個々に交互に配した
    第1組および第2組の内側セグメントを該内側セグメン
    トの各々が嵌合してほゞ連続した円筒形の内側型面を形
    成する第1位置と、該内側型面の長手方向軸心に向けて
    半径方向内側の第2位置との間を移動可能とした踏面又
    は履帯ベルトの加硫装置において、 前記内側セグメン
    トの第1組を第1位置と第2位置との間で移動する装置
    と、 該内側セグメントの第1組の移動に応じて前記内
    側セグメントの第2組を第1位置と第2位置との間で移
    動する装置と、 複数個からなり、かつ、互いに嵌合し
    て第2型面を形成する第1位置と、半径方向外側の第2
    位置との間を可動な外側セグメントと、 該外側セグメ
    ントを第1位置と第2位置との間で移動する装置と、
    前記外側セグメントの隣り合う個々のセグメントを互い
    に連結し、第1位置と第2位置との間で外側セグメント
    をほゞ同一速度で移動する装置と、を備えることを特徴
    とする加硫装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の加硫装置において、
    前記外側セグメントの隣り合う個々のセグメントを互い
    に連結する装置は、外側セグメントの一方のセグメント
    内の第1ボアと、これに隣り合うセグメント内の第2ボ
    アと、前記第1ボア内に嵌合しかつ第2ボア内に緩く延
    長する軸と、を備える加硫装置。 4 それぞれが複数個からなりかつ個々に交互に配した
    第1組および第2組の内側セグメントを、該内側セグメ
    ントの各々が嵌合してほゞ連続した円筒形の内側型面を
    形成する第1位置と、該内側型面の長手方向軸心に向け
    て半径方向内側の第2位置との間を移動可能とした踏面
    又は履帯ベルトの加硫装置において、 前記内側セグメ
    ントの第1組を第1位置と第2位置との間で移動する装
    置と、 該内側セグメントの第1組の移動に応じて前記
    内側セグメントの第2組を第1位置と第2位置との間で
    移動する装置と、 複数個からなり、かつ、互いに嵌合
    して第2型面を形成する第1位置と、半径方向外側の第
    2位置との間を可動な外側セグメントと、 該外側セグ
    メントを第1位置と第2位置との間で移動する装置と、
    前記内側および外側セグメントが第1位置にあるとき
    に該内側および外側セグメントにシール係合する第1位
    置と、該第1位置から離れかつ前記内側および外側セグ
    メントに対して傾斜した第2位置との間を可動な上側シ
    ールリングと、 該上側シールリングを第1位置と第2
    位置との間で移動する装置と、を備え、前記上側シール
    リングは第1位置から第2位置に移動するときに始めに
    ほゞ長手方向軸心に沿って所定距離移動することを特徴
    とする加硫装置。
JP52077945A 1976-07-16 1977-07-01 交換式踏面ベルトと覆帯ベルトの加硫装置 Expired JPS6011603B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US70584376A 1976-07-16 1976-07-16
US705843 1976-07-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5311978A JPS5311978A (en) 1978-02-02
JPS6011603B2 true JPS6011603B2 (ja) 1985-03-27

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JP52077945A Expired JPS6011603B2 (ja) 1976-07-16 1977-07-01 交換式踏面ベルトと覆帯ベルトの加硫装置

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CA (1) CA1086464A (ja)
FR (1) FR2358263A1 (ja)
GB (1) GB1555880A (ja)

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FR2358263A1 (fr) 1978-02-10
JPS5311978A (en) 1978-02-02
FR2358263B1 (ja) 1983-11-18
CA1086464A (en) 1980-09-30
GB1555880A (en) 1979-11-14

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