JPS60115314A - 組替用ロ−ル押引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は圧延機のロール組替装置に係り、特に、人殺ミ
ルにおける作業ロール又は中間ロールの組替に好適なロ
ール押引装置に関する。

〔発明の背景〕

従来のロール組替装置の組替用押引装置は、規延機スタ
ンド内からオンライン待機位置に押引す機構として、駆
動側に設置した、ラック、ピニオン駆動によるもの、操
作側に設置した自走式台車に積載し、チェーン、スプロ
ケット駆動によるもの、および操作側に設置して油圧シ
リンダー駆動によるものがあるが、オンライン待機位置
がらオ（２） フライン待機位置までロールを移送するためには前述の
機構では１組替手順及び操作側床面の制限から、設置困
難であり、本発明の新規機構を満足し得ない欠点があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、オンライン待機位置からオフライン待
機位置にロールを押引析送する効果的なロール組替機構
を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、圧延機スタンド側面のロール軸方向の
延設床面の制限及び建屋の制限から、押引スＩ−ローク
もテ効果的に取るためには、複数個の親、子の油圧シリ
ンダーをもつ押引装置を設置し、バックロール組替時に
、組替テーブルが後退するために昇降フレームを設置し
、ロール押引装置の一方を昇降フレームに載置して、昇
降フレーｂに追従動作させることにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。第１
図に示すように、圧延終了後、圧延機ス（３） ランド３３内に挿入されている。下ワークロール組２９
．上ワークロール組３０および上・中間ロール組３１を
、下ワークロール組２９に装着している車軸３４により
レール３５上に載置し、圧延機スタンド３３の駆動側に
設置されているロール押引装置（図示されていない）に
より、圧延機スタンド１の（イ）位置より、圧延機スタ
ンド１のロール軸方向ら延設された組替テーブル４０に
取付けられるレール４３上の（ロ）位置に押し出す。

さらに、第３図、第４図、第５図に示すように、旧ロー
ル組２９．３０．３１がオフライン待機位置の昇降フレ
ーム４に取付けであるレール２５上の（ハ）位置に本発
明の押引装置（Ｉ）により引き出されて待機する。

次に、新ロールの下ワークロール組２９’、１ワークロ
ール組３０′、上・中間ロール３１′は下ワークロール
組２９′に装着している車軸３４′により昇降フレーム
４に取り付けであるレール２５−ヒに載置され、本発明
の押引装置（ＩＩ）により昇降フレーム４のレール２５
上の（ハ）位置に（４） より組替テーブル４０レール４３上の（ロ）位置に押し
出され、組替テーブル４０の回転又は横送（図示されて
いない）により、組替ライン上に移動し、圧延機スタン
ド３３の駆動側に設置される、ロール押引装置（図示さ
れていない）により（ロ）位置より（イ）位置に引き込
まれ、圧延機スタンド３３内に挿入され組替は完了する
。

次に、本発明の押引装置を詳細に説明する。押引装置の
駆動源である。親シリンダー９．子シリンダー１１をも
ち、親シリンダー９の一方は回転自在にサポート１７に
滑合しており、サポート１７はベース６に取付けられて
いるフレーム１０に固定されている。親シリンダー９の
他方は子シリンダー１１の一方を支持する。ブラケット
１９上に車軸１４により載置されている。親シリンダー
９のシリンダーロッド４４の先端には、連結ブロック１
８が装着され連結ブロック１８はブラケット１９に連結
され、親シリンダー９のピストンロッド４４の押引に追
従して、ブラケット１９に取付けられる四ヶの車軸２０
により、ガイド１内を（５） 誘導動作をする。ガイド１は一方は回転自在にピン５を
介してサポート８に滑合しており、サポート８はベース
６に固定されている。ガイド１の他方は車軸２により昇
降フレーム４のレール２５上に載置される。

子シリンダー１１の一方はピン１２を介して、サポート
１３に滑合しており、サポート１３はブラケット１９に
固定される。子シリンダー１１の他方には車軸２２が取
付けられ、子シリンダー１１の走行時にレール２６に載
置される。子シリンダー１１のシリンダー１１のシリン
ダロッド４５の先端には金具枠２２が装置されており、
金具枠２２の両側には一対のフック１５がピン２３を介
して滑合し、フック１５の開閉はシリンダー２４により
行なわれる。フック１５は下ワークロール組２９′のメ
タルチョックに取付けている３６′と係合する。金具枠
２２は車輪３により昇降フレーム４のレール２５に載置
されており、子シリンダ１１の他方を支持する役目もす
る。尚、ブラケツ１−１９はローラー２１により、子シ
リン（６） ダー１１に載置される。

次に、下補強ロール組２７、上補強ロール組３２を組替
える場合は、下中間ロール組２８、下ワークロール組２
９．上ワークロール組３０、上中間ロール組３１を圧延
機スタンド３３より抜き出し、さらに、組替テーブル４
０、昇降フレーム４からも撤去（撤去方法はライン方向
へ横送する方法、クレーンによる方法等あるが図示して
いない）し、第２図に示すように補強ロール組２７゜３
２の間にスツール４２を入れて図示位置までシリンダー
３９により抜き出す。シリンダー３９のリンダ−ロッド
３８の先端にはスライダー３７が取付けてあり、レール
４１上を滑動する。スライダー３７には補強ロール組２
７．’３２がスツール４２と共に載置される。スライダ
ー３７と組替テーブル４０は連結されており、スライダ
ー３７と同時にレール４１上を滑動する。補強ロール組
２７．３２の抜き出し時は昇降フレーム４をシリンダー
７により上昇させ、組替テーブル４ｏが後退出来るスペ
ースを確保する。昇降フレーム４の（７） 上昇に追従して、ロール押引装置（１）、（ＩＩ）は一
方を回転軸に他方が上昇する様になっている。

本実施例によればオフライン待機位置を設けることによ
り、特に人殺ミルの組替作業を短時間で効率よくでき、
オフライン待機位置へのロール移送は床面及び建屋スペ
ースの制限にも、充分対処し得る装置となる。

なお、回通３，１６は車輪である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、床面及び建屋スペースに制限があって
も昇降フレームと押引装置を設置することにより、組替
作業が短時間で効率よく出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はロール組替装置の正面図、第２図は補強ロール
組替装置の正面図、第３図は本発明のロール押引装置の
正面図、第４図は第３図の平面図、第５図、は本発明の
ロール押時の平面図、第６図は第５図の正面図である。 １・・・ガイド、４・・・昇降フレーム、９・・・族シ
リンダー、１９・・ブラケット、２２・・・金具枠。 代理人　弁理士　高橋明夫 （８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧延機スタンド側面からロールの軸方向へ延設され
   た組替テーブルと、延設された昇降フレームに前記ロー
   ルを移送して、前記ロールの組替を行なう装置に於いて
   、 前記組替テーブルから前記昇降フレームに前記ロールを
   移送し、複数個の親、子の押引油圧シリンダーを備え、
   前記親御引用油圧シリンダーは一方を回転自在に固定し
   、他方はシリンダーロッドに連結された、前記子の押引
   用油圧シリンダーの一方を支持するブラケットに載置さ
   れ、ブラケットは四個の車軸で両側のガイドに誘導され
   、前記ガイドは一方を回転自在に固定し、他方は前記昇
   降フレーム上に載置されており、さらに前記子の押引用
   油圧シリンダーの他方も前記昇降フレーム上に載置され
   ており、前記子の押引用油圧シリンダーの前記シリンダ
   ーロッドの先端には、前記ロール側のフックと係合する
   金具枠の両側に一対の（１） フック金具を枢着し、前記金具枠は前記昇降フレーム上
   に載置する様に構成したことを特徴とする組替用ロール
   押引装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記組替ロール押
   引装置は複数個で配置構成され、前記昇降フレームの昇
   降に追従せしめるように構成したことを特徴とする組替
   用ロール押引装置。