JPS60114347A - 精穀機の精穀ロ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、精穀機における精穀ロールに関する０ 精穀ロール（１）の外周に配設される突条体（２）は、
精穀室内では特に大きい精穀抵抗を受けて摩耗し易く、
その交換を必要とするが、このとき、この突条体（２）
がロール本体部と一体構造であると、なお使用継続可能
々ロール本体共に交換を要するため不経済となる欠点が
ある。

コノ発明は、この欠点全解消するため次のような技術的
手段を講じた。即ち、精穀室に回転自在に軸着した精穀
ロール（１）の外周に、この軸方向に沿う突条体（２）
全着脱自在に設けてなる精穀ロールの構成とした。

この発明は、このような構成により、次のようか技術的
効果を有する。即ち、精穀室内に供給される穀粒中で回
転する精穀ロール（１）は、この外周に突出した突条体
（２）が大きい抵抗を受けて摩耗し、この摩耗が進むと
精穀作用が低下するため、この突条体（２）が所定以上
摩耗すると、ロール（１）本体外周部から外して新たな
突条体（２）と付は替えることによって、良好な精穀作
用を維持でき、又この精穀ロール（１）本体は突条体（
２）のため長期間使用するも摩耗が少ないため取り替る
ことなくそのまま使用し得て経済的である。

なお、図例において、軸（３）は精穀室内に水平状に軸
承され、この基部側には、ラセン（４）全嵌合して一体
回転すべく設け、精穀ロール（１）はこのラセン（４）
に連接すべく、該軸（３）に嵌合し一体回転するものと
し、先端には押金（５）及びカラー（６）全軸装し、精
穀室出口に至らしめている。該精穀ロール（１）の外周
はほぼ円筒形状とし、軸芯線方向と平行状のスリット孔
（７）全形成すると共に、軸芯側底面（８）より外周側
開口部（９）全小幅にしたいわゆるアリ溝状の嵌合溝０
０）を形成し、この嵌合溝Ｑｃｔｌの押金（５）側端の
開口端からこの嵌合溝０υに嵌合し合う断面台形状の突
条体（２）ヲ差し込み嵌合することにより、突条体（２
）全精穀ロール（１）外周面より突出させて一体的回転
すべく設ける。軸（３）と精穀ロール（１）内周との間
隙部には軸方向に沿うスリット孔（７）から通風できる
ものとしている。

精穀作用は、ラセン（４）の回転により精穀室内に送ら
れる穀粒が、精穀ロール（１）の回転によって精穀され
るものであるが、％にこの精穀ロール（１）外周面に突
出する突条体（２）が圧力抵抗を受けることになり、穀
粒を精穀室内で掻き混ぜながら精穀するもので、精穀粒
はカラー（６）側の出口へ移送されなから精穀作用を受
ける。スリット孔（７）から送られる風は送風孔（１］
）から精穀室内へ噴風されて穀粒の摩擦発熱を冷却する
。突条体（２）がある程度摩耗して交換するときは、軸
（３）の前端からカラー（６）、押金（５）等を外して
から精穀ロール（１）ヲ外し、突条体（２）をこの押金
（５）側から抜き外して新しい突条体（２）ヲ差し込み
、元のように軸装すねばよい。々お、突条体（２）全精
穀ロールと材質を変え、例えば、突条体（２）ヲロール
（１）より硬い、又は軟かい硬度のものを使用する場合
に便利である。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は要部の
側断面図、第２図は要部の正断面図である。 図中、符号（１）は精穀ロール、（２）は突条体である
。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　晶　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 精穀室に回転自在に軸着した精穀ロール（１）の外周に
   、この軸方向に沿う突条体（２）全着脱自在に設けてな
   る精穀機の精穀ロール。