JPS60112874A - 紙・フイルム貼り合わせ用接着剤 - Google Patents
紙・フイルム貼り合わせ用接着剤Info
- Publication number
- JPS60112874A JPS60112874A JP21936483A JP21936483A JPS60112874A JP S60112874 A JPS60112874 A JP S60112874A JP 21936483 A JP21936483 A JP 21936483A JP 21936483 A JP21936483 A JP 21936483A JP S60112874 A JPS60112874 A JP S60112874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- film
- water
- vinyl acetate
- high polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は接着剤に関するものであり、更に詳しくはLC
C(ラミネートアンドカッタークリーザ−)やサック貼
り機において紙あるいは板紙(以下単に紙という)とフ
ィルムとを貼り合わせるのに好適な接着剤に関するもの
である。
C(ラミネートアンドカッタークリーザ−)やサック貼
り機において紙あるいは板紙(以下単に紙という)とフ
ィルムとを貼り合わせるのに好適な接着剤に関するもの
である。
一般に紙とフィルムを接着剤を用いて貼り合わるに際し
て請求められる特性として、■貼り合わせ直後に最低必
要とされる接着強度(初期接着力)が得られること、■
接着剤が充分乾燥した後の接着強度(剪断強度)が犬で
あること■接着完了後加熱されても接着部が剥離しない
こと(耐熱クリープ時間が長いこと)、強制剥離率が少
ないこと等があげられる。
て請求められる特性として、■貼り合わせ直後に最低必
要とされる接着強度(初期接着力)が得られること、■
接着剤が充分乾燥した後の接着強度(剪断強度)が犬で
あること■接着完了後加熱されても接着部が剥離しない
こと(耐熱クリープ時間が長いこと)、強制剥離率が少
ないこと等があげられる。
従来水系接着剤を用いて、紙とフィルムを貼り合わせる
にはフィルムと接着剤との接着力を向上させるためフィ
ルム表面にイミン基又はアミン基を導入する方法等が提
案されている。しかしこのような方法では接着部がフィ
ルム面の一部であっても表面処理は全面に施す必要があ
り、極めて不経済であった。又耐熱性(特に耐熱クリー
プ時間)についても従来の接着剤では例え耐熱性を有す
るものを用いても耐熱性、接着性共1fCa足できるも
のでなかった。本発明者等は紙とフィルムを貼り合わせ
る際に用いられる接着剤に関し、上記諸問題を解消すべ
く鋭意研究を行なった結果主鎖に牙2級および/又は矛
3級アミンを含む水溶性高分子物質を接着剤に含まぜる
ことにより初期接着力が改善されるばかりでなく耐熱性
が一段と向上することを見出し本発明を完成するに至っ
た。
にはフィルムと接着剤との接着力を向上させるためフィ
ルム表面にイミン基又はアミン基を導入する方法等が提
案されている。しかしこのような方法では接着部がフィ
ルム面の一部であっても表面処理は全面に施す必要があ
り、極めて不経済であった。又耐熱性(特に耐熱クリー
プ時間)についても従来の接着剤では例え耐熱性を有す
るものを用いても耐熱性、接着性共1fCa足できるも
のでなかった。本発明者等は紙とフィルムを貼り合わせ
る際に用いられる接着剤に関し、上記諸問題を解消すべ
く鋭意研究を行なった結果主鎖に牙2級および/又は矛
3級アミンを含む水溶性高分子物質を接着剤に含まぜる
ことにより初期接着力が改善されるばかりでなく耐熱性
が一段と向上することを見出し本発明を完成するに至っ
た。
本発明に於ける接着剤としては一般に紙とフィルムの貼
り合わせ用に使用される接着剤であれば特に問題はない
が、中でもエチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン
−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体が好ましく
特に耐熱性を要求される場合は耐熱用として称されるも
のを用いても良い。主鎖に矛2級および/又は矛3級ア
ミンを含む水溶性高分子物質としてはポリエチレンイミ
ノ、ポリアミド・ポリアミン系樹脂が好ましく更にこれ
らは側鎖に牙2級、矛3級アミノ窒素を有するものであ
っても良い。
り合わせ用に使用される接着剤であれば特に問題はない
が、中でもエチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン
−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体が好ましく
特に耐熱性を要求される場合は耐熱用として称されるも
のを用いても良い。主鎖に矛2級および/又は矛3級ア
ミンを含む水溶性高分子物質としてはポリエチレンイミ
ノ、ポリアミド・ポリアミン系樹脂が好ましく更にこれ
らは側鎖に牙2級、矛3級アミノ窒素を有するものであ
っても良い。
これらの水溶性高分子物質の製造方法によってはツ・4
級アミンを含む場合もあるが、少量であれば差しつかえ
ない。
級アミンを含む場合もあるが、少量であれば差しつかえ
ない。
以下実施例により詳しく説明する。
実施例1
エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体(
旭高分子社製アサヒニール3027)100重1部にポ
リエチレンイミン(日本触媒化学社製PAZ−33)
1重遍部添加し実施例1の接着剤を得た。この接着剤を
塗工白板紙(本州製紙製MCボール300〜600fi
’/m’:の障工面に塗布厚16μに塗布してフィルム
(東し製PPフィルムS−645)に貼り合わせ20℃
、65% J(l−1で24時間放置し、積層シートを
作成した。
旭高分子社製アサヒニール3027)100重1部にポ
リエチレンイミン(日本触媒化学社製PAZ−33)
1重遍部添加し実施例1の接着剤を得た。この接着剤を
塗工白板紙(本州製紙製MCボール300〜600fi
’/m’:の障工面に塗布厚16μに塗布してフィルム
(東し製PPフィルムS−645)に貼り合わせ20℃
、65% J(l−1で24時間放置し、積層シートを
作成した。
この積層シートを用いて耐熱クリープ試験、初期接着ツ
バ剪断強度、強制剥離率を測定した。
バ剪断強度、強制剥離率を測定した。
その結果を1・1表に示す。
実施例2
実施例1におけるポリエチレンイミンをポリアミドポリ
アミン系樹脂(デイツクノ・−キュレス社製、カイメン
S−25)におきかえた以外は全く同様にして実施例2
の接着剤を得た。この接着剤を実施例1と同様の方法で
積層シートを作成し、諸特性を測定した。その結果を矛
1表に示す。
アミン系樹脂(デイツクノ・−キュレス社製、カイメン
S−25)におきかえた以外は全く同様にして実施例2
の接着剤を得た。この接着剤を実施例1と同様の方法で
積層シートを作成し、諸特性を測定した。その結果を矛
1表に示す。
比較例1
実施例に用いたエチレン−酢酸ビニル−アクリル共重合
体のみを用いて積層シートを作成したこと以外は実施例
と同様にして諸特性を測定した。
体のみを用いて積層シートを作成したこと以外は実施例
と同様にして諸特性を測定した。
これらの結果から明らかなように本発明の接着剤は耐熱
クリープ時間、初期接着力、剪断強度、強制剥離イ′共
に著しい効果が認められる。
クリープ時間、初期接着力、剪断強度、強制剥離イ′共
に著しい効果が認められる。
(1)llllIlll−プ試験
実施例1,2、比較例1で作成した積層/−トなl’1
25 mmに切り、実施例1,2及び比較例1の接着剤
を用いてそれぞれ2枚の積層シートのフィルム面と紙の
面を巾25M×たテl Ommの面積だけ貼り合わせ2
0℃、65 % ll−1の室内に24時間放置したr
& 1 kgの錘を吊り下げ、60℃の恒温室中でJX
X郡部完全に離脱する迄の時間を測定した。
25 mmに切り、実施例1,2及び比較例1の接着剤
を用いてそれぞれ2枚の積層シートのフィルム面と紙の
面を巾25M×たテl Ommの面積だけ貼り合わせ2
0℃、65 % ll−1の室内に24時間放置したr
& 1 kgの錘を吊り下げ、60℃の恒温室中でJX
X郡部完全に離脱する迄の時間を測定した。
(2)初期接着力
各積層シートのフィルム側に積層/−トの作成に用いた
ものと同じ接着剤をアプリケーターを用いてIl]5
mm、厚さ50μに塗布し、白板紙の非塗工面に貼り合
わせ、一定時間間隔でフィルムと白板紙を引き剥がし、
白板紙の基材破壊を起こす迄の時間(秒)を測定した。
ものと同じ接着剤をアプリケーターを用いてIl]5
mm、厚さ50μに塗布し、白板紙の非塗工面に貼り合
わせ、一定時間間隔でフィルムと白板紙を引き剥がし、
白板紙の基材破壊を起こす迄の時間(秒)を測定した。
(3)剪断強度試験
耐熱クリープ試験のサンプルと全く同じものを作成し、
片方の積層シートを固定し、もう一方の積層シートに錘
をつける代りに引張り試験機で10mm/分の速度で引
張り、接着部が破壊する強度(kr 725 mm )
を測定した。
片方の積層シートを固定し、もう一方の積層シートに錘
をつける代りに引張り試験機で10mm/分の速度で引
張り、接着部が破壊する強度(kr 725 mm )
を測定した。
(4)強制剥離率
剪断強度を測定した後、接着剤とフィルムとの界面で剥
離した部分の面積を測定し、接着剤糸イli面積K 7
」する比率を妬で示した。
離した部分の面積を測定し、接着剤糸イli面積K 7
」する比率を妬で示した。
Claims (2)
- (1) エチレンe酢酸ビニル共重合体又はエチレン・
酢酸ビニル・アクリル酸エステル共重合体と主鎖に2級
及び/又は3級アミンを含む水溶性高分子物質とから成
る紙・フィルム貼9合わせ用接着剤 - (2)主鎖に2級および、/又は3級アミンを含む水溶
性高分子物質の少なくとも一つがポリエチレンイミン樹
脂又はポリアミドポリアミン系樹脂である特許請求の範
囲1・1項に記載の接着剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21936483A JPS60112874A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 紙・フイルム貼り合わせ用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21936483A JPS60112874A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 紙・フイルム貼り合わせ用接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112874A true JPS60112874A (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=16734267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21936483A Pending JPS60112874A (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 紙・フイルム貼り合わせ用接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004050358A1 (ja) * | 2002-12-03 | 2004-06-17 | Tokyo Paper Mfg. Co., Ltd. | 積層体およびこれを用いた紙容器並びに包装体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686975A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-15 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Adhesive resin composition |
JPS5686976A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-15 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Adhesive composition |
JPS5686978A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-15 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Aqueous adhesive composition |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP21936483A patent/JPS60112874A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686975A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-15 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Adhesive resin composition |
JPS5686976A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-15 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Adhesive composition |
JPS5686978A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-15 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Aqueous adhesive composition |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004050358A1 (ja) * | 2002-12-03 | 2004-06-17 | Tokyo Paper Mfg. Co., Ltd. | 積層体およびこれを用いた紙容器並びに包装体 |
US8512831B2 (en) | 2002-12-03 | 2013-08-20 | Tokyo Paper Mfg. Co., Ltd. | Laminate and, paper container and package using the same |
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